2002年10月25日(金) |
チェンジング・レーン |
監督:ロジャー・ミッチェル 出演:ベン・アフレック サミュエル・L・ジャクソン シドニー・ポラック、他 オススメ度:☆☆☆−
【あらすじ】 若手敏腕弁護士「ギャビン」は担当している財団に関する裁判に、決定的証拠の書類を出すためハイウェイを飛ばしていた。一方妻子と別居中のギプソンは、妻と子供を失うまいと裁判に遅れないよう、同じく車を走らせていた。焦ったギャビンが強引な車線変更をしたためにギプソンの車と接触事故を起こしてしまうが、ギャビンは白紙の小切手をギプソンに押付け、その場を立ち去ってしまったのだ。怒りに震えるギプソン・・・ だが、この事故がギャビンとギプソンの人生を大きく変えてしまう事になるのだった。
【感想】 予告編見てもあんまり興味が湧かなくてねぇ〜・・・試写会当たらなかったらたぶん見なかったな、コレ(苦笑)
話の筋は予告編見れば一目瞭然、それ以上もそれ以下もなく。 大体からして、事故の加害者「ギャビン」は弁護士なのにも関わらず、いくら急いでいたとはいえこんな「当て逃げ」まがいの事して後々相手に訴えられたら・・とか考えないんでしょうか?(^_^;) その後のギプソンに対する仕打ちも余りに常軌を逸しているとしか思えないんだけど、アメリカではこーいう弁護士が当たり前なんですかねぇ?ちょっと話が進むまでが納得いかないんすけど。
まあ、この映画が言いたいのは小さな事故がきっかけでお互いを恨み、報復を続ける事で自己を見失い、ひょんなきっかけで己の心の醜さに対峙して、そして・・・という事なんでしょうが、それにしてもあまりにもご都合主義な展開も程々にしておかないとぴよは暴れちゃうぞぉ〜!って感じしちゃいましたがね。(笑)
妻子との関係を何とか修復したい男「ギプソン」をサミュエル・L・ジャクソンが好演してます。 ギプソンに関してはかなり映画中木目細やかに人物背景を説明してて、どうして妻子と別居する事になったのかとかを説教臭くなくうまく見せてるんだけどぉ〜・・・
相対する弁護士「ギャビン」がやっぱりぴよにはダメだったなぁ。彼のキャラも弱ければ彼をとりまく環境の見せ方も納得がいかないっつーか。ギャビンの不倫相手「ミシェル」との絡みも空回りしてると言うか、それほどの関係だと思わせる程の説得力もなく(あぁ、今日も言いたい邦題さ!笑)
細かいエピソードは割としっかり見せてくれてるんだけど、なんだろうなぁ〜?(←またコレだよ。苦笑) 要するに、見ても「ふーん」としか思えなかった・・・(をい) ハラハラドキドキ度もなかったしサスペンスとしても弱い、オチも割と平凡な着地点に収まってるし、感動もなければ映画を見終わった後に友達と感想や論争を戦わせるだけの要素もない・・・
あう。滅茶苦茶酷評してるぅ? でもね・・・サミュエル・L・ジャクソンは本当にいい味出してたんだけどなぁ。 んー。でもこの人ね、個人的にぴよの好みじゃないのね(爆) あまり「華」を感じさせない俳優さんなんだけど・・・って、ファンが見たら袋叩き決定ですかね?(^_^;)
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