監督:マティアス・ルドゥー 出演:ジャン=ユーグ・アングラード クロチルド・クロー クリスティーヌ・ボワッソン、他 オススメ度:☆☆☆+
【あらすじ】 小説家の「ジャン」と花屋に勤める「ミシェル」は貧乏だけれどラブラブな結婚7年目の夫婦。ある日ジャン達が住むアパートの向かいの豪邸に住む富豪のギメ氏が亡くなり、何故かギメ氏の遺言により全ての遺産と豪邸をこの若く美しい夫婦が相続する事になったのだが・・・
【感想】 確か先週土曜日に封切りになったハズ(名古屋)なんだけどなぁ〜・・・仕事帰りに見に行ったら観客はぴよを含めて10人もいない。いいのか?こんなんで。(^_^;)
この映画の主題は「変わらない愛は存在するのか?」 謎の富豪「ギメ氏」から遺産を相続した愛し合う夫婦。なかなか筆が進まないジャンはギメ氏に興味を持ち、ギメ氏をモチーフに新しい小説を書こうと生前の彼を追うのだが・・・と、あまり内容を書くとネタバレになりそうだからこの辺でやめるとして(笑)
ギメ氏の遺産相続の条件は2つあって、1つは「10年間は豪邸を譲渡しない事」もう1つが「自分の生前使用人だったクレマンスを引き続き雇い続ける事」・・・で、使用人の「クレマンス」がどーにもこーにも怪しいキャラで(笑) クレマンス女史のあまりに怪しい様子にかなり振り回されたぴよですが、彼女のキャラがイマイチ理解出来ずにかなり消化不良な感じはしなくもなかった・・・かなりムリムリな設定ですが、たぶんこの映画の「サスペンス度」をより演出したいという事だったんでしょうかね?
夫のジャンが今は亡きギメ氏に翻弄されて妻・ミシェルの貞節と愛を疑うくだりはよく描けてたと思う。 要所要所で真相のヒントは散りばめられてあるから、察しのいい人ならオチが見えちゃうかもしれないけど、結構緻密にヒントを見せてると思ったなぁ。映画見終わってから「なるほどね〜」と思う小さなセリフのやりとりとかシーンがいくつかあって、見てる時よりも見終わって頭の中で反芻してる時の方が面白かったりして。
古い豪邸内部の映像はかなりぴよのお好み♪それからジャン夫婦が飼ってる犬の「ソクラテス」 このワンちゃん、ぴよ的に滅茶苦茶ポイント高いっす!こんなラブ♪なワンコ欲しーい!!
って、全然感想じゃないなぁ(てへ♪)
ラストシーンは目ん玉ひんむいてよーく映像見てね! じゃないとこの映画の「主題」に対する回答が何だったのか訳わかんなくなっちゃうからさ♪(笑)
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