監督:フローラン=エミリオ・シリ 出演:ナディア・ファレス ブノワ・マジメル パスカル・グレゴリー、他 オススメ度:☆☆☆−
【あらすじ】 7月14日パリ祭の夜、ドイツで逮捕されたアルバニアの大物マフィアのボスの護送警備についていたフランス特殊警察。時同じくして配達便を装ってトラックでとある工場の倉庫に乗り込んだ窃盗グループ。そして悪夢が始まるとも知らずに出勤する倉庫警備員。マフィアのボスを奪還しようと武装集団が護送装甲車を襲った。奇襲攻撃を受けた護送車は近くの倉庫に逃げ込んだが、そこには窃盗グループがいたのだ・・・ やむなくタッグを組む事となった特殊警察と窃盗グループ、そして警備員。果たして彼らの運命は!?
【感想】 フランス映画ってね、何か相性悪いのかもしんない(いきなりコレだ。笑) あー、でもこの映画よく出来てると思ったよー。全然ダレるトコロもないし、迫力あるしね。うん。
最初の内ね、何がどーなってんだかぜーんぜんわかんなくって、頭の中は「???」の連続。でも心配しなくても話が展開してくると「あぁ、そーいう事ね」と納得出来るから問題ないね。 要するに全然違う立場の「特殊警察」側の人間模様と「窃盗グループ」の人間模様を同時進行で見せてて、事件が動いて来た所でようやく双方が絡み合うというパターン。だから各々の立場のキャラを上手に見せてくれているとは思ったわ。
この映画の見所は何と言っても「派手な銃撃シーン」だと思うんだけど、ただバンバン撃ち合ってるだけじゃなくて、窃盗グループの一員で気が弱くてリーダーにいつもへばりついている「サンティノ」が、瀕死の重傷を負ったリーダーを守るために銃撃戦に自らを投じる事で強く成長していく・・・という話の「筋」を用意している。リーダーとサンティノの強い信頼関係を、お互いの手に入れた刺青で表現してたりする所はなかなか見せてくれます♪
けどなー。なんだろー?(←またこういう謎の書き方しちゃうぴよってば、ちょっと卑怯?苦笑) うまく言えないんだけど、本当に単に「ツボに入らなかった」という事なんだなぁ(をい) 映画見てて、全然「入り込めなかった」と言うのか・・・ふ〜ん、って思いながら見てる自分がいてね(^_^;) まるでゲームの画面を見ているような気分になっちゃったんだよねぇ。うん。
でもプロットもしっかりしてるし見所も多いしダレる事もない。申し分ないハズなんだよね。 要するにぴよが見て「でも面白くなーい」って思っちゃったってだけの事なんだけど(こらこら) きっと市井の評価は高い映画だと思うね。 本当にぴよの好みの映画じゃなかっただけなのよ。うん。ホントにそれだけ・・・あはははは♪
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