2002年10月02日(水) |
明日があるさ THE MOVIE |
監督:岩本仁志 出演:浜田雅功(他、吉本興業の面々) 中村嘉葎雄 柳葉敏郎、他 オススメ度:☆
【あらすじ】 中堅総合商社「トアール・コーポレーション」営業13課は、課長の「浜田」以下人情溢れる前向きメンバーが揃っているが、実態は体のいいリストラ候補集団。トアール・コーポレーションが次に狙いを定めたビッグビジネスは、日本初の官民共同ロケットの開発プロジェクト。それを手掛けるのは浜田と同期の「望月課長」率いるエリート集団「営業1課」だ。 そんなある日、浜田は営業先で胡散臭い老人「野口」に出会い、野口の途方もない夢物語を聞く内に、いつの間にか自分も惹き込まれていたのだ・・・それは、浜田が幼い頃描いた夢「自分でロケットをつくって宇宙へ行く」という事だった。
【感想】 これってTVドラマ(?)化されてるの?一緒に試写会言った人に聞いて初めて知ったんだけど(苦笑) 吉本好きだけど、ぴよは「新喜劇」しか見ないからぁ〜、ジョージアのCMがドラマ仕立てになってるから、それがベースで映画企画化されただけなんだと思ってたわよ。 ちなみに試写会の会場に「中川家」が舞台挨拶に来てた。つーか、たぶんたまたま今日名古屋でロケがあったから、訳わかんない内に舞台挨拶に連れて来られちゃったって感じだったけど(^_^;) (だって、映画に出てるには出てるけど・・・中川家の2人出番って10秒くらいだったよ?笑)
さて、吉本総出演だからすんごい爆笑ネタの渦なのかと思ったら全然そーじゃない。話の筋自体は至極真っ当な普通(でもないか?笑)の内容で、ただそれを吉本集団が演じているというだけの事。
だから・・・めまいするほど演技がヘタ(爆)
もちろんドラマ慣れしてる面々は(主役の浜ちゃんなんか特にね)役者として及第点は付けられると思うけど、他のメンツはいかんですな。どーにもこーにも演技と言うよりも「コント」の延長でしかないのはスクリーンで見る限り痛過ぎる。 少なくとも最低「金の取れる演技」はしてもらわないと劇場まで足を運んだ人は納得いかんでしょう!
ま、話の筋自体に難癖つけるのはこの映画の場合タブーでしょう。だって「吉本映画」だもんね(笑)
それにしても「まっちゃん」のシーン、あれはいささか強引過ぎやしませんかぁ?(^_^;) 一緒に見に行った人とも話してたんだけど、あのシーンは本編じゃなくてラストのスタッフテロップが終わった後のおまけ映像として流した方がよかったんじゃないかと思う。余りにも「松本人志」という個性的キャラがこの映画から浮き過ぎて、逆にあのシーンを入れた事で映画の流れを止めてしまっているんじゃないかとすら思ったよ。 その割にまっちゃんが出演してるシーンが一番笑えたっのが、それこそ「笑うに笑えない」状態だけどね(苦笑)
決して見て気分悪くなる映画じゃないし、ミエミエでベタベタなオチも吉本っぽい。 それにしても「金を払って見る映画」として評価はとても出来るシロモノぢゃ〜ないなというのが正直な感想だね。
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