監督:イーサン・ホーク 出演:ユア・マーサン クリス・クリストファーソン ロバート・ショーン・レナード、他 オススメ度:☆☆☆+
【あらすじ】 ニューヨーク、マンハッタン西23丁目に建つ「チェルシーホテル」ここは20世紀のニューヨークカルチャー発信地として知られ、作家、詩人、俳優、歌手・・数々のアーティスト達に愛され続けた聖地だ。そして今も尚そのままの姿で建ち続けるチェルシーホテルには様々な夢を追い求める「都会の孤独」を生きるアーティスト達が息づいている。
【感想】 イーサン・ホークってね、去年のオスカー助演男優賞にノミネートされた若手でしかもかなりぴよのツボにハマったキュートでステキな俳優さんなの!その彼の初監督作品だって言われたら見に行かない訳にいかないぢゃなぁ〜い?(はあと)
大体さ、予告編見たトコロで思ったのよ・・・「何だか訳わかんねー映画臭いなぁ」(をい)
それがさ、映画が予告編のまんまなのね(笑) ま、最近予告編に踊らされて「をい待て、コラァ!」って内容の映画多いからさ、そういう意味では期待を面白くない程裏切らない等身大の映画だったとも言えるんだけどさ(苦笑)
映像にかなりのこだわりがあると見たね。うん。 全体的にやや赤っぽい映像が多めなんだけど、まるで誰かがチェルシーホテルの中にビデオカメラを持ち込んでリアルタイムにあちこちの部屋の様子を撮って回ったかのよーな・・・ 「実録!アーティストの聖地・チェルシーホテルの今」みたいな映像なんだけど、こういう混沌とした映像とかホテル内の誰も気に止めないよーな細工やオブジェ、各々の住人達の部屋の落書きや装飾、そういうモノに異常にこだわってる感じはすごーくぴよのツボにハマったわね。
でもね、この映画の何が訳わかんないって・・・そりゃーね・・・
1.話の筋がない 2.何も展開しない 3.主役がいない
そして
オチもない
きゃー!すごい大きい字、いっぱい書いちゃったー♪(こらこら)
なのに↑上の「おすすめ度」の☆の数が結構多いじゃない?って思ったでしょ。 なんでだろー?(をい)いやね・・・何故だかわかんないんだけど、どーにもこーにも惹き付けられるシュールな映像と内容だったなーって。ホントにそれだけなんだけど。(^_^;)
一応ね、最後にはこのホテルに住む様々な人達やそれに関わってる人が色んな意味で納得したり再生の足掛かりを見つけたりしているようにも思えるんだけど・・それにしてもあまりに混沌とした映画なので本当に訳わかんなかったんすよ(笑)
でも何か後ろ髪引かれるよーな映画なんだよねぇ〜・・・ この映画に対してはっきりした答えを見つけられた人はご一報頂きたい!是非にっ!!(爆)
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