ぴよの映画めった斬りコーナー
ぴよが見た新作映画・ビデオ・DVDを個人的趣味でぶった斬るコーナー
ぴよと意見が合わないからっていじめないでぇ〜ん!(^_^;)
【ネタバレも含んでますので注意してねん♪】

2002年09月19日(木) 人妻

監督:ポール・シュレイダー
出演:ジョセフ・ファインズ
    グレッチェン・モル
    レイ・リオッタ、他
オススメ度:☆☆☆


【あらすじ】
マイアミ・ビーチのホテルで働く青年「アラン」と、やり手実業家の夫と共にバカンスに来ていた美貌の人妻「エラ」はお互い一目見た瞬間から激しい恋に落ちて結ばれる。バカンスも終わり、エラはアランを諦めNYに帰って行くが、アランはエラが諦め切れずに全てを捨ててエラを追いNYまでやって来た。
激しくお互いを求め合う2人だったが、エラは良心の呵責に苛まれ夫に不倫の事実を告白してしまった。激情化で嫉妬深いエラの夫「マーク」はアランに殺意を抱き、殺し屋を雇ってアランを亡き者にしようとするが・・・


【感想】
まず映画のタイトルがスゴイよね・・・予告編見て散々笑わせてもらったんだけどさ、映画自体は割とまともなサスペンス仕立てになってて、予告編で「いかにも3流ポルノちっくなベタな恋愛モノかぁ?」というぴよの予想をいい意味で裏切ってくれましたわ♪

現在の話と、過去(13年前)のアランとエラの出会いから悲しい別れ?までの部分の2つの話をクロスさせて話が進んで行くんだけど、過去の話部分は赤っぽい・・・いかにもフィルム焼けしたような「時代懸かった」映像に作ってあります。

アランとエラが恋に落ちるくだりがさ、ちょーっと唐突過ぎる感じしなくもなかったんだけどね。アランも最初エラを口説く時は「一夏のバカンスの恋だと思って・・」みたいな事言ってる割には、ほんの数日一緒にいただけでここまで入れ込める程愛し合ってたかぁ?と思わずにいられなかったんすけど、それにしても・・・
人妻「エラ」役のグレッチェン・モルが・・・オトコ好きする体してますわぁ〜♪(笑)
ちょっと「むっちり」した感じでおっぱいなんてまん丸でメロンみたいだよ!(うひー♪)表情やちょっとした仕草も妙に色っぽくってさー、こーいうオンナになりたいもんだぜっ!!(爆)

アランは復讐?の為に自分の顔形や素性まで変えて・・・という展開なんだけど、どー見てもそんなに変わったように見えなくて、何故あれ程愛し合ったハズのエラがアランと再会しても彼だと気付かなかったのか不思議なくらい(^_^;)
ま、役者を変える訳にもいかないだろーから仕方ないんだろうけどサ。ちょっと弱い感じするね。
オチも大体想像通りのところに落ち着いて・・・よく纏まっててなかなか面白い話ではあったけど、驚く程の展開もないしはっきり言ってしまえば「2時間ドラマにありがちな話」程度の・・(をい)


ぴよが笑わせてもらったのは、アラン(と気付かずに)再会したエラはボランティアで養老院のお年よりに本を朗読してあげてるんだけどね、アランがエラに「どんな本を読んであげてるの?」って聞いた時にエラが言った答え。

『ボヴァリー夫人』 ・・・しかも「愛読書なの♪」ってをいをい(爆笑)

ま、ぴよも愛読書だったんすけどね(笑)それにしても養老院で爺さん婆さんに聞かせるよーな話じゃないだろー!
つーか、ボヴァリー夫人を読んだ事ある人だったら、このシーンは相当ウケたと思うわ♪


そうさねー・・・ぴよがエラの立場だったらさしずめ『マノン・レスコー』辺りでも朗読して差し上げようかと(わはは!)





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