監督:M・ナイト・シャマラン 出演:メル・ギブソン ホアキン・フェニックス ローリー・カルキン、他 オススメ度:☆☆☆
【あらすじ】 「グラハム・ヘス」は痛ましい交通事故で最愛の妻を失った事がきっかけで信仰を捨ててしまった元牧師。妻なき現在はヘスの弟「メリル」と重度の喘息持ちの息子「モーガン」そして『水』に異常な執着を持つ娘「ボー」と共に静かにとうもろこし農場を営んでいた。 そんなある日ヘス家の前のとうもろこし畑に巨大なミステリー・サークルが出現する。最初は誰かのいたずらだと思っていたグラハムだが、時同じくして世界中に同様のミステリー・サークルが無数に作られていたのだ。 数々起こる怪奇現象がグラハム達を襲う・・・この「サイン」はグラハムに何を示そうと言うのか!?
【感想】 この映画、公開前にネタがバレるのを嫌って一切試写会しなかったのね。だから先行上映をすんごーく楽しみにしてわくわくしながら見に行ったんすよ!!何しろあの「シックス・センス」のシャマラン監督の新作だもんねっ!一体どんなどんでん返しでぴよを驚かせてくれるのかな〜♪
・・ってね、この映画の感想書くと全部ネタバレになりそーで怖いんすけど(苦笑) 一言で言うと(←最近コレも多用してますな)
ミスリードし過ぎやろ!!
あ、予告編がね。(^_^;)
だってね、(以下、やっぱりネタバレになりそーなので文字隠しましたわ。未見の人はドラッグしない方がいいかと) 【あの予告編見たら大抵の人が「ミステリー・サークル出現と未知の物体(宇宙人)の謎」がこの映画の主題になってて、あのミステリー・サークル絡みで一体どんなどんでん返しのオチが付くんだろ?って思うに決まってるぢゃん!?全然違うんだもん・・・絶対にあの予告編ってば卑怯だってば!!】
何もかもがネタバレの危険をはらんでますので(苦笑)今回ほとんど内容に触れれないんですけど、ミステリー・サークルが出現してからいよいよ映画が大きく動くまでに、話の筋に肉付けとして(とぴよが思い込んでいた)エピソードがかなり細かく入って来るんですけどね、ま・・ぴよが勝手に誤解してたから仕方ないんだけど、多少ダレた感じがしたわね。 映画を見終わってみてよくよく考えると「よく出来た脚本だなぁ」と思うんだけど。
ま、重要なキーワード?がこの映画の公式HPにも書いてありますのでそれだけ書いておきましょうか・・ 『人には2つのタイプがある。ひとつは、この世には偶然などなく、奇跡が存在すると信じているタイプ。 もうひとつは、すべては単なる偶然で、未来は自分次第なのだと思うタイプ。お前はどちらのタイプだ?』
これは主人公グラハムが弟メリルに向けて語るセリフなんだけど、実はこの言葉は自分に向けられている、と。
子役2人、特に娘役のアビゲイル・ブレスリンちゃん、めちゃ可愛い&演技ウマい!彼女若干5歳児のお子ちゃまだそーですが、今後人気出ちゃうかもねー♪どーかハリウッドの「大人の世界」に毒されてしまいませんよーに(^_^;)
この映画、きっと欧米では非常にウケがいいとは思うんだけど、この「日本」という特殊な宗教感?の国でどれだけ受け入れられるんでしょうか・・・実は非常に格調高い映画だと思ったんだけど、なかなか日本人には受け入れにくい題材だったんじゃないだろーか。
そう思うと、あの予告編の作りにしてしまった映画会社の気持ちは判らなくもないかな、と(笑)
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