監督:ラジャ・ゴズネル 出演:サラ・ミシェル・ゲラー フレディ・プリンゼ・Jr. ローワン・アトキンソン、他 オススメ度:☆☆+
【あらすじ】 怪奇事件専門探偵社「ミステリー社」のメンバー、美人のダフネ、ハンサムでナルシストのフレッド、天才だけどちょっと冴えない女の子ベルマ、そして臆病者のシャギーと彼の親友?犬のスクービー。小さな言葉の行き違いが元でミステリー社は解散状態になってしまう。 それから2年後、若者に人気のリゾート・アイランド「スプーキー島」で謎の怪奇現象が起こり、スプーキー島のオーナーによってバラバラになったミステリー社のメンバー全員が集められた。
【感想】 元々はアメリカで1967年から22年間放映され、今も尚再放送され続けているという大人気アニメ番組を実写版で映画化したんだそーです(邦題は「弱虫クルッパー」) もちろん日本でも放送されていたそーですが、ぴよはぜーんぜん知りません(最近このパターン多め。苦笑)
アメリカで大人から子供まで夢中になって齧り付くくらいだから、当然大人が見ても子供が見ても判り易い話の展開になってるし、かつてアニメの実写版と言うとどうもピンと来ない、アニメだからこそ出来る事が実写では制限されてしまう・・そーいう無理難題部分を最新のCG技術が上手にカバーしているな、という感じはあります。要するに、アニメ知らなくても充分楽しめるだけの見せ場はちゃんとある。 万国共通の笑いのツボ?ゲップだったりおならだったり、ちょっとおゲレツでストレートな笑いをかましてくれるのも元ネタがアニメならではだなって感じもするし、展開もスピード感あってなかなかなんだけど・・・
なーんかツボに入らなかったのよね(苦笑)
結構笑っちゃったりしてたんだけど、なんだろ?言葉では説明出来ない違和感のよーな、決してつまらない訳じゃないんだけど・・・たぶん笑わせるツボが話の展開にまるで絡んでない部分だけにしかなかったってのもその要因なのかもしれない、と今ふと思ったぞ(単なる思い付きかも。あうぅぅ〜) アメリカン・ギャグって言うと日本人の中でバカバカしくて何が面白いんだか?みたいなちょっと揶揄っぽく使われる部分ありませんか?根本的に笑いのツボがキミ達とは違うんだよねぇ〜、みたいな。そんな違和感を持ってしまいました。
スプーキー島のオーナー役であの「Mr.ビーン」のローワン・アトキンソンが出てるのですが、彼なかなかいい味出してましたよ。ビーンちっくなキャラはかなり押さえ込みながらも(それでも冒頭でちょっとビーンを彷彿とさせるトコロありますが)シリアスな場面にも絶妙な表情で思わず「クスリ」とさせてしまう妙技。 彼ってもしかして「ビーン」以外の役出来ないんぢゃ?なーんて思ってたけど、ちょっと見直したね♪
それから犬のスクービーは全編CGなんだそーで。これはスゴイね。スゴイ技術ですけど・・映画見に行く目的はCG技術を楽しむ為だけな訳じゃないっすから(苦笑)
日本では知名度低いからなぁ・・・どうだろ、この映画。(^_^;) かなりよく出来た映画だとは思うけど、果たして日本人にどこまでウケるのかな? この映画に5つ☆付けられるのが日本人の国際化を計るものさしだとしたら、ぴよはあまりにイケてないっすね(笑)
|