監督:デミアン・リヒテンスタイン 出演:ケヴィン・コスナー カート・ラッセル コートニー・コックス、他 オススメ度:☆☆
【あらすじ】 「インターナショナル・エルビス・ウィーク(エルビス・プレスリーファンの祭典」に沸き返るラスベガスのカジノにエルビスに扮装した5人の悪党が潜入。大胆不敵にもカジノの売上金320万ドルを激しい銃撃戦の末に強奪成功する。 ところが現金の取り分で仲間割れした5人はお互いを殺し合い、320万ドルを巡り凄まじい強奪戦となるのだ。 果たして320万ドルを手にするのは一体どの悪党なのか?
【感想】 またまた試写会。今回の試写会、すごい大盛況!立ち見までいましたわ・・・ 立ち見出るくらいだからきっとすっごく話題になってる映画なのね♪ぴよは全然この映画知らなかったのにぃ〜・・と思ってたんすけど、後で調べてみたらこの映画ラジー賞にノミネートされまくってんぢゃん!(^_^;)
それもその筈、この映画さぁ〜・・・今回も言っちゃうぞ(ぼそ)
イケてなさ過ぎ!!(爆)
だって全然面白くなかったんだもん(もう言いたい放題だぜ。笑)
確かにね、「アメリカの良心」を演じ続ける俳優、とまで言われるケヴィン・コスナーがここまで徹底的にワルの役をやるのってすっごく勇気がいる事だったに違いないし、ある意味そのチャレンジ精神は買ってあげるべきなんだと思うのよ。 でも・・・なんなんでしょう?何かが間違ってる(笑)・・つーか、やっぱケヴィンはこの役をやるべきではなかったのではないかとぴよは思うのです。
だってケヴィンったら・・・八名信夫みたいなモミアゲ、似合ってないんだもん(爆)・・・ぢゃなくて(いや、それもそーなんだけど。苦笑)あの役をわざわざケヴィンがやる必要があったのか?と思わざるを得なかったのです。
そしても1つぴよがこの映画が「むむむぅ〜」と思ってしまったのはカート・ラッセル扮するマイケルと恋に落ちる(?)子持ち女シビルのキャラクター。なんかね、すっごくご都合主義のオンナなのよっ!見ててムカつくのよっ!!(苦笑) 映画中でもマイケルがシビルに対して「信じたいけど信じられないんだ」って言うんだけど、ぴよも「そりゃそーだろう!こんなご都合主義の居直り強盗みたいなオンナの言う事ぴよだって信じられねーぜっ」って心の中でつぶやいちゃったわよっ! この映画の唯一の「ヒロイン」が魅力のないキャラクターというのはどーでしょう? これってばすっごく問題だと思うんですけど・・・
救いは子役のこしゃまっくれた演技とカート・ラッセル。敢えても1つ加えるならクライマックスの派手な銃撃戦ってとこね。 キャストのクレジットでは当然だけど格上俳優のケヴィンが先に来ますが、この映画はカート・ラッセル仕様に出来上がってると言っていいでしょう。彼は悪くなかったと思う。
でもね、たぶん一番イケないのは脚本ね。(笑) 逆にこの脚本で映画作るならケヴィンを使わない方がよかったと思うの。だって超B級な脚本なのに超Aランクの俳優使っちゃうとどーしてもみんな評価が厳しくなっちゃうじゃない?(^_^;)
・・・ケヴィン、ちゃんと脚本読んでからオファーにGOサイン出そうよ(ぼそ) ここんとこケヴィンったらイケてないわよ・・ホント。
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