監督:ジェームズ・ウォン 出演:ジェット・リー ジェイスン・ステイサム カーラ・グジーノ、他 オススメ度:☆☆☆☆
【あらすじ】 宇宙の中に125も存在しているパラレル・ワールド、それぞれの世界にいる自分をすべて抹殺し、たった一人になることが出来れば、生き残った者は<ザ・ワン>=全能の存在になることが出来る! 多次元宇宙捜査局(MVA)の元捜査官ユーロウはひょんな事でパラレルワールドの別宇宙にいる自分を殺してしまう。すると別宇宙の自分が死んだ事によってエネルギーがユーロウに流れ込み、超人的力を得たのだ。このまま全ての宇宙の自分を殺してユーロウ1人になった時、自分は全知全能の力を得る・・・!次々と別宇宙の自分を殺し続け、ついに後1人「ゲイブ」と名乗りロサンゼルス郡保安官を勤める「自分」を殺すのみとなった・・・
【感想】 最初に宣言しておこう。 ぴよはジェット・リーが大・大・大好きだ!だからこの映画評は他の人に比べて相当甘いと思う。(笑) いいのです・・・これはぴよの映画コーナーなのです。だから好きな俳優に肩入れするのはトーゼンなのです♪
さて。ジェット・リーはカッコいい♪(←いきなりカマす。笑) こんなにカッコよくて素晴らしいアクション俳優なのに、どーしてもジャッキー・チェン程メジャーにはなれない。ぴよはそれがとっても残念なのです・・・って、たぶんそれってジェット・リーの演技の幅が狭いって事なんだと思うんだけどさ(ぶつぶつ) いいのよ・・・ジェット・リー様はストイックなキャラがお似合いなの♪だから今のままでもいいのよ♪
で、この映画では悪役といいもん役の2役やってる・・って、映画の予告ではまるでジェット・リーが125役やってるみたいな言い方してるけどさー、実際125人も一編にリー様出したら映画にならんっちゅーの!(爆) でもね、笑えるよ。ユーロウが既に殺した「自分」のデータファイルが出て来るシーンがあるんだけどね・・・ とにかく見てやってよ!もう爆笑モノだからっ!! この「123人」のファイルを覗き見するだけでリー様ファンはこの映画見る価値あるかも!?(^◇^;)
話の内容的には先が読める展開なので敢えて語らず(苦笑) アクション映画はアクション楽しめればそれで万事OK的なところありますから。(^_^;) それにしてもいささか不満に思うのはCGの使い方が・・・ちょっとベタ過ぎるっつーか・・ちゃちい(ひいぃぃ!) リー様のアクションにCG合成など必要ない!っていうのがぴよの持論なんだけど♪ま、迫力出そうと思ったらあれくらいのわざとらしいCG演出もアリって事なんでしょうか・・・いやぁ・・・リー様のアクションはホント素晴らしいからぁ〜♪CGいらないと思うんだけどなぁ〜(ぶつぶつ)
ま、でもね、リー様の敵がリー様ってのはナイス・アイディアだったと思う!だってあれだけのアクションスターが思う存分自分のアクション能力引き出せる相手役って・・やっぱ自分しかいないよねぇ♪とにかく「リー様対決」のシーンはアクションファン必見!すんごい迫力ですからぁ〜♪
ジェット・リーの一番弱いトコロ、それは男女間の心の機微を出す事だと思うの。 今回夫婦役だから待望のキス・シーンがあるか!?と期待したんだけど、やっぱりハグ止まりね(苦笑) でもね、奥さんが撃たれて追われて逃げて来た時のリー様のあの切なそうな悔しそうな顔・・・ただのアクションバカな俳優(大好きなのにこの言いようってどーでしょう?笑)からの脱皮を今正に始めているのではないか、という期待を充分もたせてくれます♪
個人的にはいいもんの「ゲイブ」よりも何故かうーんと悪役だった「ユーロウ」の方がカッコいいと思ってしまったぴよですが。だってユーロウの方がアクションが派手で元気いいんだもーん♪ それにあまり得意じゃない恋愛絡みの役やらせるよりも思いっきりストイックな悪役の方が堂に入ってて素敵だわ♪ ・・・全然映画感想じゃないって?(^_^;) ま、いいじゃん。とにかくジェット・リーはカッコいいっつー事でさ♪(こらこら)
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