2002年03月25日(月) |
プルーフ・オブ・ライフ |
監督:テイラー・ハックフォード 出演:メグ・ライアン ラッセル・クロウ デイビッド・モース オススメ度:☆☆☆
【あらすじ】 南米某国で石油会社に勤め現地でダム建設の技師をしていたアメリカ人技師ピーターが反政府ゲリラに誘拐された。 国際的な人質事件を専門に扱うプロの交渉人テリーが会社の要請で現地に飛ぶが、実は石油会社が経営不振で保険を解約していた事が発覚。テリーは夫の救出を懇願する妻のアリスを残し後ろ髪を引かれる思いで現場から立ち去って行く・・・が、責任を感じたテリーは再びアリスの元へ戻って行くのだった。 果たして身代金交渉をうまくリードし、ピーターを無事救出する事は出来るのか!?
【感想】 この映画よぉ〜・・・ラッセル・クロウとメグ・ライアンがラブラブになった挙句メグちゃん離婚までしちゃうしぃ。 2人のゴシップだけは話題になったものの、映画自体はそんなに話題にならなかったわよね(苦笑) ぴよもようやくレンタルで見ましたわ。
最近このセリフが多くて恐縮なんだけどぉ〜
脚本が弱過ぎなのよぅっ!!
話のネタとしてはすっごく面白くなってもいいと思うの!今って世界的に情勢不安でこういう誘拐事件って実際に多い訳だしさー、いい題材だと思うのよ!ホントに。なのにどーして上手に料理してくれないのかしら(ぶつぶつ)
まずね、ラッセル・クロウ演じるテリーの仕事振りを冒頭で流してるんだけど・・長すぎるっちゅーねん! 早くさっさと誘拐されんかい!って思っちゃったじゃないの!(笑) それにどーしてテリーがアリスの所に舞い戻って来たのか全然説明がないのね。 アリスに涙ながらに頼まれたから?それだけ?・・・そんなお人良しの交渉人いるわけねーだろ!(苦笑) 会社からはギャラも出ないのにどーすんだよ!みたいなツッコミどころ満載。
それに、映画の宣伝だと交渉人と夫の身を案じる妻が長きに渡って交渉して行く内にお互いどんどん惹かれ合って・・みたいな部分が随分クローズアップされてたと思うんだけどね、全然そーいう感じしないのよ。 要するに、交渉段階でのテリーとアリスの心理状態の描写がすごく希薄なんだよね。 冒頭に長々と交渉人の仕事振りの説明に時間かけるくらいだったら、もっと主役2人の心理描写に時間を割いてもらった方が面白かったと思うのよ。一応キスシーンはあるにはあるけど・・いきなり振って湧いたよーな感じだし。
んじゃ全く面白くないのか?って言われるとそれなりに面白い見せ場はあるのよね。 クライマックスの救出劇はスピード感もあって迫力満点!銃撃戦って見るとワクワクしちゃうしぃ♪ それにキャストがいいから(個人的にぴよはラッセル・クロウは好きじゃなけど)演技面では申し分なかったと思うわ。この映画は本当にキャストに助けられてるって感じよ。
ぴよが一番いいなぁ〜と思ったのは、最後のスタッフテロップのバックに流れるロケ地の風景ね(こらこら) 何でもエクアドルで撮影したらしいけど・・・この風景は素晴らしい! エクアドル、行ってみたくなるねぇ〜♪ってこんなの映画の感想でも何でもないじゃんか!(自爆)
いや・・でもメグ・ライアンはホント可愛い♪ ラッセル・クロウとメグ・ライアンの演技見るだけでこの映画は良しとしようって感じですな。うん。
|