監督:スティーブン・ソダーバーグ 出演:ジョージ・クルーニー ブラッド・ピット ジュリア・ロバーツ、他 オススメ度:☆☆☆
【あらすじ】 保釈されたスゴ腕泥棒オーシャンはラスベガス随一の、ミサイル基地をもしのぐ警備の大金庫からの大金強奪を計画。相棒ラスティと共に「その道のプロ」達を集めてラスベガスに乗り込む・・・
【感想】 前評判がスゴイのよね・・・まあこのキャストなら当たり前っちゃー当たり前なんだけど。 てな訳で封切り初日に頑張って見に行っちゃったりして♪
正直言うけど、キャストが良過ぎるのよね・・・ 余りに豪華な俳優揃えちゃって、各々の見せ場が希薄になっちゃってもったいない!! オイシイ料理も重なると味が相殺されちゃって有り難味がなくなるっつーか(笑) 特にジュリア・ロバーツはどーしてこの映画の出演をOKしたのか全然わかんない! 彼女の魅力が全く出てないっつーか、他の誰がやってもいい役だったと思うのよね。 「オスカー女優のアンタがどーしてこんな魅力のないちょい役で出ちゃう訳!?」ってツッコミ入れたくなる。
あと話の流れっつーか、テンポがイマイチな気がするのよ・・・。 メンバー集めるトコロはエピソードを交えつつも淡々と、でも強奪シーンになったらめくるめくスピード感!・・・こーいうのを期待してたんだけど、一番の見せ場の強奪シーンもキャラのエピソードをコマメに入れ過ぎちゃって(まぁ、これだけの俳優集めてるんだから何がしか見せ場作ってやんないとマズいって気持ちはわからなくもない)どーも失速気味。 これはぴよ的にはかなり痛い減点ですなぁ。 強奪シーンだけを比べればニコラス・ケイジ主演の「60セカンズ」の方がぴよはよかった。 つーか、この話ってかなり「60セカンズ」とイメージが被る感じしたわ。
脚本もちょっとご都合主義に走り過ぎてるっつーか、オチが途中で見えるのが痛い。 決して面白くない訳じゃないんだけど(どちらかと言えば面白い映画の方に入ると思う)これだけのキャスト集めて監督はスティーブン・ソダーバーグなだけにどうしても厳しい目で見ちゃうんだな。
このキャスト(特にジョージ・クルーニーのシブさはステキだ♪)見る為に映画館に足運ぶのは○ でも期待し過ぎて行くと「あれれれぇ?」って事になりかねないかなぁ〜!?
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