監督:アレン・ヒューズ、アルバート・ヒューズ 出演:ジョニー・デップ ヘザー・グラハム イアン・ホルム、他 オススメ度:☆☆☆+
【あらすじ】 1888年のイギリス・ロンドンで娼婦が次々と惨殺される。 不思議な予知能力をもつアヘン中毒のアバーライン警部は娼婦メアリの協力を得て捜査に臨むが、彼の前には上流階級の人々が集う謎の秘密結社と強大な大英帝国が立ちふさがっていた・・・ 19世紀末ロンドンを震撼させた未解決事件「切り裂きジャック」の真相に迫るサスペンス・スリラー
【感想】 まず、ジョニー・デップはこういう「時代物」に本当にハマっている!! セクシーなのよ!もうめちゃくちゃセクシーでカッコいい! ジョニー・デップファンなら決して見逃してはいけない一本ですっ!(力説)
19世紀末ロンドンの娼婦街が全編通して暗い色調ながらも美しくて叙情的に表現されていて、美術性も高いとぴよは評価しましたが。 R−15指定になってるグロい部分も、想像していた程のモノではなかった。 むしろ惨殺された娼婦のむごたらしい姿がこの映画に華を添えると言ってもいいくらい。
この映画はかなり好みに左右されると言っていいでしょうなぁ。 少なくともぴよは好みです♪
ストーリー的にはちょっとご都合主義っぽい感はあるものの、スピード感もあり退屈させる部分もなく2時間の上映時間があっと言う間だったという感じ。 ちょっと残念なのはネタ的に「切り裂きジャック」は余りに語り尽くされ過ぎたネタだったので、犯人の目星はかなり早い段階で付いちゃう。 ただ、どうして秘密結社と絡んで来るのか・・ここの部分は「ほほぉ〜」と思ったけどね。 最初からうまい具合に伏線張ってるな、って感じ。
ただ・・どうしてでしょう? A級映画になりきれない何かがある。(笑) 映像美も申し分ないと思うし、ジョニー・デップは超ハマってる。ストーリーもテンポがいい。 それなにの、どうしてもB級臭い安っぽさが漂う・・・。 この「何か」が突き抜けた映画だけが後世まで語り継がれるA級映画たらしめるんだろうなぁ・・ そういう意味ではやっぱりこの映画はB級+止まりなのかな、と。(^_^;)
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