監督:バリー・レビンソン 出演:ブルース・ウィリス ビリー・ボブ・ソーントン ケイト・ブランシェット、他 オススメ度:☆☆☆
【あらすじ】 監獄を脱獄したキレ易いが行動派のジョーと冷静な頭脳プレーに長けた神経症のテリー。 退屈な日常に飽き飽きした人妻ケイトとひょんな事で知り合い、成り行きで行動を共にしながら銀行強盗を繰り返すハメに。 いつしかケイトを愛するようになったジョーとテリー、そして2人を同時に愛してしまったケイト。 奇妙な三角関係に陥ってしまった3人の行方は?
【感想】 すんごいハードボイルドな映画を想像してたんだけど・・・これはコメディだったのねん(^_^;) いや、会話もなかなかウィットに富んでてコ洒落てます。 話の展開がまあ・・よくある最後の結末から入って、過去にさかのぼる形式。 ところがどーして!ただ過去の説明では終わってないです。 ちゃんとコメディな大どんでん返しがある。 これは予想してなかったので楽しませてもらったわ♪ んんー。でも正直言って「明日に向かって撃て」のコメディ・リメイク。 「明日に〜」があまりに素晴らしい映画だっただけに、この映画比べちゃうとどうしても「イマドキのアメリカンな映画なのねーん」という感想で落ち着いてしまいがちな所が痛いかも。
「お泊り強盗」という銀行強盗界での新境地?を開いたジョーとテリーのあまりにも痛い変装がまたこの映画をコメディに仕立てあげてると思う。 そして挿入歌がみごとなまでのナツメロ!! 誰もが知ってるあの曲、この曲・・・やっぱこの選曲はコメディならでわだな(苦笑)
でも正直言って、途中の三角関係のくだりはダレたわ。 ちょーっと眠たくなってしまった・・・。 もっと話の展開にスピード感があってもよかったと思う。 救いはビリー・ボブ・ソーントンの演技。 ブルースってばほら・・・どんな役やらせても一緒じゃない? やっぱこの映画でもブルースはブルース(笑) それだけに相棒役のビリーの演技は光ったねー!
これも「隣のヒットマン」同様、レンタルでビール片手に・・が一番気持ちよく見られて裏切られない類の映画だったかしらね。
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