マンション名は田園調布。されどそこは…


2004年10月27日(水)
学校から帰ってきて読んだ、日経の夕刊に面白い記事を発見。
記事のタイトルは「『田園調布』の誘い」。

7月になくなられた漫才師・星セントさんが、
星セント・ルイスとして活躍していた頃、
彼らの定番ギャグの一つに「田園調布に家が建つ!」があった。
それが示すように、田園調布は今も昔も高級住宅地のステータスだと思う。

ところが、その「田園調布」を冠した不動産物件が、
鵜の木・雪谷大塚・尾山台・奥沢といった、
地名に田園調布を冠しない近隣地域でも使われていて、
それが年々拡大傾向にあると、記事は伝えていた。

東京近郊に住まれている方以外だとわからないと思うので、
話が分かりやすいよう、地図を作ってみました。
(別ウィンドウで開きます)

地図を見ていただくと分かると思うのですが、
先にあげたどの駅も、田園調布の地名に見事に入ってない。
自分は以前、親類が雪谷大塚と御嶽山にいて、
親戚がいなくなった今でも、ふと懐かしく思って散歩にいったりしている。
なので近辺の街並はよく知っているのだけど、いわゆる下町で普通の住宅街。
世間一般が「田園調布」に抱くイメージとは、かなり違うと思う。
鵜の木もこれに同じ。まして、田園調布から3駅・約3km離れているのに…

確かに「田園調布」と物件に冠をつければ、
「おー、田園調布かぁ」といいイメージをもたれると思うけど、
実際に地域を知る人間からすれば、なんか、しっくりこない。
あまり誇張というか、拡大解釈はすべきじゃない気がする。
不動産売りたいのは分かるけど…一歩間違えたら不当表示じゃないかなぁ。

一方、奥沢は田園調布と同格程度の高級住宅街で、
別に田園調布と冠しなくても、奥沢で十分ステータスと自分は思っていた。
なので、この点では記事はちょっと意外だった。
やっぱり、全国的な知名度を考えると田園調布になるんだなぁ…と。


ここまで書いて思ったけど、この話は田園調布に限った事でないのかも。
よくよく考えたら、自分の近所にもこれに似た物件があったような…

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ちなみに今日は、特段といって凄い出来事もなく、平々凡々に終了。
昨夜2時まで起きていた後遺症で、一日眠くて大変だったけど。

「天使の梯子」、今日から読み始める。
昨日の日記で書いた「明日、更に書く事」は、正しくは明後日だった。
なんか、ボケてるなぁ…

BGM : 面影モダン / 一青窈♪



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