食物日記
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2004年06月21日(月) 東京成田晴れのち曇のち雨、NY晴れ

前日4時頃までF1をテレビ観戦。10時起床。シャワー浴びてパッキング。チェックアウトして野菜ジュースとヨーグルト。タクシーで赤坂。赤とんぼというラーメン屋で普通のラーメン。魚介ダシ。なると、のり、半卵、シナチク、チャーシューが乗っている。au電話一時休止手続きし、器屋で粉引の皿とお椀を買い、ホテル戻って荷物ピックアップして信濃町からJR。東京駅で成田エクスプレス乗り換え。3時成田着。チェックインして第二ターミナルでおみやげのお茶をもらい、再び第一ターミナルに戻り、ボーディングへ。待合所付近のドトールでアイスロイヤルミルクティ−とレタスドック、買っておいたネギトロ巻き。5時55分離陸。外は雨。1食目、柿の種、かつ丼ほとんど食べず、レタスとラディッシュとキュウリ、モンブラン、芋焼酎お湯割り。少し寝て起きたり。2食目パス、3食目みかんとキウイ、コーンフレークに牛乳、バッテラ2つ。6時着陸。すぐ帰宅。片付けなどしてそばを茹でる。そば湯も飲む。ビール少し。枝豆。自民党内の憲法改正議論がいよいよやばいことになっている。特に「4、見直すべき規定」の憲法第24条に関する言及は見過ごせない。第24条は婚姻・家族における男女の平等を規定しているものだが、これを「家族や共同体の価値を重視する観点から見直すべき」としてる。あきれると同時に落ち込む。こんなばかな改悪をされたら、両性の合意にのみ基づく婚姻も、家庭内での男女平等も許されず、それどころか夫婦別姓への民法改正も不可能になる。また、その下の「5、今後の議論の方向性」では、以下のように結論づけられている。「この分野における本プロジェクトチーム内の議論の根底にある考え方は、近代憲法が立脚する「個人主義」が戦後のわが国においては正確に理解されず、「利己主義」に変質させられた結果、家族や共同体の破壊につながってしまったのではないか、ということへの懸念である。権利が義務を伴い、自由が責任を伴うことは自明の理であり、われわれとしては、家族・共同体における責務を明確にする方向で、新憲法における規定ぶりを考えていくべきではないか。」
この結論は、個人主義が戦後日本で正確に理解されなかった、と断言している。ならば、まず国民に正確な理解を促すことが先決ではないのか。また、そもそも憲法24条は「個人主義」ではなく「個人の尊厳」を保証するものであり、この結論では2つを意図的にすりかえている。個人の尊厳を重視することがなぜ家庭の破壊へとつながるのか理解に苦しむ。逆に言えば、個人の尊厳が無い社会では、どんな家庭も共同体も破滅する。今の日本で起こっていることは、まさにこれ。


宇壽山貴久子 |MAILHomePage