self-satisfaction
DiaryINDEXpastwill


2002年03月17日(日) 帰ってくる場所

ダンナはもう寝てしまった。今日は鼻炎の薬を飲んだとかで、
眠いっていってたけど、晩御飯を食べたらすぐ眠ってしまった。
まあ、最近いろいろと忙しそうだったからな。

ダンナが眠ってしまった後の夜は、
なんだかちょっとした秘密の時間みたいで好きだな。
ダンナも日記に書いていたけど、夜に部屋でひとりきりで
ひとりの時間を過ごすのは、なんだか落ち着く。
なんていうんだろう、この空間を独り占めにしてるみたいなカンジ。

夜、こうやって日記を書くときに、私は私に帰ることが出来る。
私はたぶん器用なのだ。知らない人とも誰とでもとりあえず無難な話が出来たり、
その場の流れにうまくとけこむことができる。と、思う。
でもそんなふうに器用に他人に合わせているうちに、自分がどこかにいってしまう。
魂が抜けてしまうのじゃないかな。小心者だし自分に自信がないので
(自信を持とうとすると、どこかで必ずしっぺ返しがくる。人生はその繰り返し)
とりあえず、流れには逆らわない。昼間の私はニコニコしながら果てしなく流されていく。
だからこうやって、日記を書きながら、ああ私はやっぱり私なのだ、って
確認しているんだと思う。だからなんだか毎日日記を書いているんだと思う。
誰か知らない人も読んでくれてるのかもしれないけど、読んでいてくれてると思うと嬉しいけど、
でもたぶんここは、自分のために書いているんだろうと思う。
その夜を過ごすことで、また明日も私は流されてしまうんだろうけれど
この空間がある限り、まともに帰ってこられるんだな、なんて、
ちょっぴり救われるんだろうと思う。

ちょっとね、
何故毎日、飽きもせずに日記を書いているのか、
すこし、考えてみました。

日記の私は、ちょっとおすまししてるけれど、私の中の私です。

おやすみ。
  
  


日記リンク
naruko |HomePage2001年の日記

My追加