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■ セミの話。
アルバイトの帰り、タクシーの中で 運転手さんと世間話をしていた。 彼は会社にリストラを宣告され、 タクシーの運転手に転向。 しかし、ここでも待ち受けていた現実は 相当厳しいようだった。 「今は、個人の出費削減だけでなく 会社全体の経費削減を行っているので タクシーのようなサービス業者への 出費はまず一番最初に削減されるものだ。 ここめっきり、乗車するお客さんは減ってしまったよ。」
ワールドコムの破綻はどのように 日本へ影響を及ぼしてくるのだろうか。
本当に日本の景気は底入れしたのか。 なんどもそれは聞いてきたけども 実際いつもあがってきていないじゃないか。
ちなみに私は有事法制は反対です。 日本、やっぱりアメリカの言いなりなのか・・・。
セミの話。 今日、タクシーを降りた後、電車を待っていたら ぽとりと上からセミが落ちてきた。 仰向けになって足をじたばた動かしているのを 私がずっと見ていたら、 背中に小さな子を負ぶったお母さんが セミに気付いて仰向けになっている状態から 起こそうとつま先でちょろっと蹴ってみたけど セミは、足をじたばた、羽をぶるぶるさせるだけで やはり仰向けに戻ってしまう。 起き上がる元気はもうないようだ。
この子が(セミ)この外の世界を初めて見たのが 1週間前だとしたら、その頃は私はテスト前で かなり時間に追われて今以上に必死だった。 そしてテストを終え、レポートに追われながらも 夏休みに一応入った状態が私の一週間だった。 その間、この子には、どんな風に広い世界での生活を 送っていたんだろうか・・・。 思いは、果たせたのだろうか。
晩夏になるとあちらこちらでセミの死骸を見つける。 きっとみんな、この子のように 最後は飛ぶ元気もなくなって 地面へ零れ落ちるのだろう。
花火のように、一瞬の、夢。
でも、きっと、今日もまた、 どこかでたくさんのこの子たちが一瞬の夢をかけて 外の世界へ飛んでいったことだろうと思う。
2002年07月27日(土)
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