ウェブ日記
2006年11月29日(水) ビザ説明会
ビザ説明会

午後シティへ。 大学で移民局(?、Department of Immigration and Multicultural Affairs、 DIMA)のスタッフによる 卒業後のビザ(主に永住権)についての説明会に出席。 私は永住権よりもむしろ市民権に関心があるのだが… これが出願の最後のチャンスでもないのに、 半時間以上も留学生達が質問を続ける。 中には学生ビザの延長はどうすれば良いか聞くものまでいて (これは留学生課に相談すべきこと)ちょっと参った。


2006年11月28日(火) 全科目パス
全科目パス

今朝最後の科目(ワインのテースティング関係)の成績がウェブで発表された。 73点!の良。 60点くらいと思っていたのでびっくり。 葡萄栽培の科目の成績は酷かったけど、 今学期パスしなければならない醸造の2科目でまともな成績が取れたので、 今学期の成績には一応満足。 今日は祝杯を挙げるだろう。 これで夏休みと来学期の計画が何も気にせず立てられる。

昼食を作ろうかと思ったけど止めて 試験に通った記念に久しぶりに外食することに決めた。

食事の前にロッジ向かいの理髪店が空いていたので伸びた髪を刈って貰ってすっきり。

シティへ移動、 ランドルモールそばのベジタリアン中華料理店で カレーラクサ福建麺をおいしく頂く。

その後、こちらが元々の目的だったが、 書店をいくつか回ってドイツ語辞書を見て回り、 ノーステラスの書店で Pocket Oxford Duden独英辞典を購入。 学生連盟(とでも訳すのだろうか)の値引きが聞かないのに驚く。 店員によるとどうも学期が終ったからと言う。 ランドルモールの書店の方が1ドルほど安かったので買うのをキャンセルしようかと思ったが、 既にレジで精算中だったこともあり、 迷った末購入。 損したと後悔しながら帰宅して辞書をよく見ると、 今年発行の3版と知る。 この辞書は初版が1992年、改訂版が'97年、2版が2000年、その改訂版が2003年に出されるという、 とても頻繁に改版される良い辞書と判明。 ドイツ語辞典についての情報をろくに収集していなかったのに、 結果的に最新の辞書を確実に入手できたので 1ドルの損失は気にならなくなった。

シティの東にある酒屋でワイン(トルブレック「Struie」シラーズ)を買って帰宅。 夜ギリシャ人の友人PKと双方の試験合格を記念してこのワインで乾杯 (彼はトルブレックが好み)。 ヴィンテージが2004年でもっと熟成が要るけど、 確かに良いワイン。 トルブレックは旧世界ワインのグルメも虜にするようである。


2006年11月27日(月) opera再び?/今日の料理/その他
opera再び?

私のPC (Dell Inspiron 700m/Plamo Linux 4.2、KDE/GNOME無し) でfirefox (今朝1.5.0.8から2.0にヴァージョンアップ) を起動させるとUTF-8文字コードで書かれた日本語と外国語の混在する ウェブページで外国語の特殊文字(ウムラウト等)等が文字化けするのにすっかりうんざりした。 Google検索してもこの症状と対策が何故か見付からないので 今朝久しぶりにoperaを使ってみた。 libqt-mt.so.3共有ライブラリ(?)が無いと起動できないので plamo-linuxのウェブサイトからダウンロード、インストール。 みかちゃんフォントが見にくいので /usr/X11R6/lib/X11/fonts/TrueType/にあったフォントファイルを別のディレクトリに移動。 operaでは問題のウェブページは文字化けしないのは良いのだけど、 操作にまだ慣れない。 そのうえflash9のベータヴァージョンのプラグインが異常終了するうえ、 CPUをフル稼働させたり、 大学のウェブメールにログインできなくなったりして使えない。 おまけにflashファイル(拡張子swf)を再生させようとすると テキストファイルとして扱われる。 さあoperaは普段使いのブラウザになるか?

今日の料理

先日買って来た中国広東省産の醤油(生抽)を使って料理してみた。 作ってみたのは鶏腿肉、人参とキャベツの煮物。 フライパンに紙蓋を被せて(これだけは日本的)汁が飛ぶまで煮る。 調味料は他に赤ワインと粗糖。 生抽の糖分を考慮して粗糖は少なめに。

材料は

  • 鶏腿肉約500 g、脂身を除き、二口大くらいに切っておく
  • 人参大2本、斜め切りにでもしておく
  • キャベツ握り拳2〜3個、適当に切っておく
  • 生抽
  • 赤ワイン(日本酒でも良いと思う)
  • 粗糖(白砂糖でも良い)
  • サラダ油

多分玉葱、胡椒や生姜を入れた方が良いと思うけど、 今回は生抽の味付けを知るため使わず。

調理法

  1. フライパンにサラダ油適量を入れ温めてから 鶏肉を炒める。
  2. 肉の脂が出たら火を止め、肉を敷いたペーパータオルに載せ脂を拭う。 フライパンも脂を拭ってきれいにする。
  3. 肉を再びフライパンに入れ、 野菜も載せる。
  4. 粗糖ティースプーン1杯、ワインティースプーン1.5杯、 生抽ティースプーン3杯を加え、 材料が浸るまで水を加える。 上記の調味料は私にはやや多過ぎた。
  5. 煮立てたら味見して、 必要なら調味料を加えて、 ベーキングペーパーで作った紙蓋を載せ、 中火から強火で汁気がほとんど無くなるまで煮る。
  6. 暫く冷まして旨味が具にしみ込んだら頂ける。

こくがあってなかなかおいしかった。 ただしどこか土臭く感じるのでやはり香辛料が必要。 中華料理なら五香粉とかを使うのだろうか。

その他

午後シティへ行ってドイツ語の辞書や教本を探したり、 大学で雑様を済ませたり等々。 途中寄って来たスターバックスにはランバフラペチーノが無いのでちょっとがっかり。

昨日同様ウェブの辞書でドイツ語の名詞の性をどんどん確認。 他に前置詞の後の名詞の格を確認。


2006年11月26日(日) ドイツ語のお勉強
ドイツ語のお勉強

今日は気付いたらほぼ一日中何故かドイツ語のお勉強をしていた。 主に覚えたのは名詞の性。 アフリカーンス語はドイツ語に似ているけど、 名詞の性別が無いし、 ドイツ語の名詞の性別は、 語源であるまたは起源が同じである他言語のそれからあまり推測できないのでちょっと困った。 例えば

  • 「名前」はラテン語でnomen, -inis (中性)、 ギリシャ語でonoma, -tos (これも中性)だけど、 ドイツ語ではder Name、つまり男性名詞
  • 「オーボエ」はフランス語でhautbois (haut(高い) + bois (木、男性名詞))だけど ドイツ語ではdie Oboe、つまり女性名詞
  • 「窓」はラテン語でfenestra, -ae (女性)だけど、 ドイツ語ではdas Fenster、つまり中性名詞

等々。

あと覚えたのが長い単語。 Donaudampfschiffahrtselektrizitaetenhauptbetriebswerkbauunterbeamtengesellschaftと Rinderkennzeichnungs- und Rindfleischetikettierungsueberwachungsaufgabenuebertragungsgesetz。


2006年11月25日(土) 生抽、珠茶、龍井茶
生抽、珠茶、龍井茶

色んな理由で2ヶ月前から和食 --実家の料理に近い、薄味かつ野菜が多いのが特徴-- を作り始めたのだけど、 やはり1ヶ月も経たないうちに料理が変質し始めた。

味噌汁に使っていた煮干は東南アジア産の干しカタクチイワシ (ikan bilis)に取って代わり、 具はマッシュルームと中国野菜の組合せが多くなり、 米はジャポニカ米(主に安くて品質は確かな豪州産中粒米)から インディカ米(主にジャスミン米)に代り、 味噌の代りにラクサペースト(laksa paste、ラクサ麺のスープの素) を一部入れるようになり、 時々食べていた漬け麺は安い上海産の乾麺が多くなり等々。 そしてやはり苦手な日本の醤油の代りを探そうと思った。

今日午後中央市場(Central Market)へ。 アジア料理の材料を扱っているスーパーで各国産の醤油を見て回り1本購入、

買った醤油は 珠江橋(Pearl River Bridge)ブランドの 「金標生抽王(Golden label superior light soy sauce)」。 買った理由は原料が水、大豆、塩と小麦粉だけと純粋だから。 値段は600 mlで1.75ドル(約160円)。 安いけどラベルをよく見ると偽物防止の対策のためか虹色に光る。

日本の醤油(ヤマサ)と比べると色は薄く(薄口と濃口の間くらい?)、 アロマとフレーバーも私にとっては日本のよりきつくないので 私には使えそう。 味は日本のより甘み(糖分が残っている)と独特の旨味がある。 香りは中国酒のそれのようにどこか土くさく、 どこかビールのようなにおいもする。

こちらに来て少しアジアの醤油を試して分かったことを書くと、

  • 中国語の「醤油」は日本の「醤油」や英語の「soy sauce」より意味が狭く、 「老抽(後述)」の意味になる。
  • こちらの中華料理で使われる主な醤油は「生抽(light soy sauce)」と「老抽(dark soy sauce)」。 原料が似ているし、漬けて頂く料理にも使うため、 前者が一番日本の醤油に近いと言える。 老抽にはカラメルや糖が加えられているので色が濃く粘調。 回鍋肉やある種の焼きそばのような炒め物に使われる。
  • 他に魚介類も原料に加えたホイシン(Hoisin、海鮮)醤油や 茸も原料に加えたマッシュルームソース(茸醤油)もある。 Classic Asian (製造元は中国のAsia Pacific Food Industries) ブランドの茸醤油はどこか日本のオイスターソースのような香り、風味や味がする。
  • タイやマレーシアにも醤油がある。 後者には甘口の「kecap manis」や辛口の「kecap asin」がある (どちらもまだ試していない)。 これらがケチャップの語源のようである。
  • 概して日本以外の醤油には添加物が多い。 とはいえ日本の醤油の中には保存料としてアルコールを添加しているものもある。
  • 日本以外の醤油のほとんどは酸味やアロマやフレーバーがそれほどきつくなく、 糖分が残っているか含まれているので、 調理の仕方が違って来るはず。 和食より香辛料を多く使い、 香りのより複雑な酢やすっぱい果物の汁を使い、 甘い調味料を少なく使うのではと予想される。

日本人は国産に執着せず、 米同様日本以外の醤油もトライした方が より料理を楽しめるのにと思う。

スーパーではついでに茶のコーナーも初めてじっくり見て、 2品買って来る。 買って来たお茶は珠茶(ガンパウダー)と龍井茶。 前者の製造元は上海の天壇(Temple of heaven)で 値段は250 gで3ドル(約270円)。 後者は浙江省の獅峰ブランドで 値段は125 gで6.5ドル。 どちらも煎りが少し深過ぎるようで、 水色がやや濁っているけど どちらも安いし普段飲むのには十分。


2006年11月24日(金) バカンス2日目と3日目
バカンス2日目と3日目

昨日午前中私が興味のある言語についてウェブページを探しているうちに 世界飛び地領土研究会 なるサイトを発見、 私の知らなかったことがたくさん書かれていたので 今日の昼まではまって読んでしまう。 旅行関係のサイトと違い、 領土をめぐって国や民族等が争う内容が多いので 気が済むまで読んだ後気分が重くなる。 関東州(および満州国) のページは特にお勧め。 私は内地のちまちました景色よりも、 大陸の地平線の方が見てほっとするので、 戦前に生れていたらきっと満鉄に勤めるかしてあちらへ渡っていただろうと思うけど、 もしそうなったらこのページに書かれている問題に気付き悩んだかも。 この問題は過去のものではない。 生活に不自由しないことはもちろんありがたいことだけど、 ただ良い暮らしだけ求めて、 国家と国民の関係を真剣に考えなかったことは終っていないから…

昨日と今日葡萄栽培の2科目の成績が発表される。 片方は60点の可、もう一方は50点のぎりぎりパス(ひー)。 朝早くからの講義、実習と文献探しに最後まで慣れなかったし、 配布資料がちゃんと整理されていないし、 宿題の提出が何度も期限に遅れたし、 宿題をやるのに時間を掛け過ぎて期末試験勉強の時間が無くなったし… でも、本当に葡萄栽培について色々学んだし、 やるべき宿題をちゃんと提出したので良かった。 残りのワインのテースティング関係の科目は通るはず。 ワインの記述や統計にまだ慣れていないので成績は悪いはずだけど。

ここ数日買物に行かなかったので 部屋の食糧をかなり食べ尽くす。 冷蔵庫がかなり空っぽになり、 良い機会なので電源を切り、 夕方から内部の掃除と氷落としを始める。 3時間半で終了。


2006年11月22日(水) バカンス1日目
バカンス1日目

試験と宿題が終った翌日何をしたかというと、 結局ずっと気になっていたけど時間が無くてできなかった キッチンのレンジのごとく (02 Dec 2006追記:誤記。 「ごとく」ではなくレンジの炎の吹き出す部分、以下同様))6つの掃除。 日本のと違って炎が小さく数十も出るのではなく、 日蝕のコロナのように炎が輪になるのだ。 ごとく自体は大きな鉄アレイくらいの大きさと大まかな形をしていて、 コロナの炎を出すように鉄の筒が中に刺さっている。 この筒は素手では抜けないため、 安いスプーンとソムリエナイフのレバーを梃に使って 筒の水平に張り出した上部の縁とごとく本体の隙間に差し込んで抜く。 清掃するうち湿らせておくと汚れが取れやすいのに気付き、 ごとくを熱湯に漬けてから掃除するようになる。 掃除のし方を見付けるのはパズル問題を解くのより楽しい。 時間がかかるので普通なら何度かに分けてやるのだけど、 他の住人がきれいになったレンジで楽しく料理できるといいなと思い、 結局一度に済ませてしまう。 ごとくはきれいにはなったけど炎があまり均一にならなかったので 少しがっかり。

ごとくはロッジが建ってから私が来るまで 一度も清掃されていなかったようで ものすごく油汚れが積もっていた。 清掃して気付いた面白いことは その汚れが意外とあまり酸化されておらず、 熱湯に漬けたらふやけた粥のようになったこと。 炎は物を還元する性質があると知っていたけど、 キッチンでも起こることなのか?

去年落とした醸造の科目1つをパス。 69点で良(credit)。 ギリシャ人のワインメーカーの友人PKは79点の優(distinction)を取ったと聞いて喜ぶ。 今年繰り越した期末試験以外の成績がそれほど高くはないので 私の成績は納得行くものだけど 良は先学期十分取ったので私も優が欲しくなって来た。 期末試験の過去問を解いていたら昨年楽に通ったことに改めて気付かされた。 今やるべきことが何かちゃんと気付いて普通にやっていれば 私の今までの人生で無駄な苦労は大分無くなっていたのかなと思った。 でももう済んだこと。 PKと一緒に試験勉強した良い想い出も出来たし。


2006年11月21日(火) 私の学期が終った/掃除で良いことと悪いこと
私の学期が終った

午後今学期最後の宿題を提出。 これは本当は9月に提出すべきもの。 ハンドアウト(講義や実習で生徒に配られる資料)の記述に不備があったため 今月始めになってやっと気付いたのだ。 時間が足りなくなったので出来は酷いけど 教官と決めた提出期限を守ったのとやるべきことを一応やったのはやはり良いこと。 宿題提出後どっと疲れが押し寄せる。 7日以内に全科目の成績が発表されるまで 晴れない気分が続くだろう。 全部通るとは思うのだけど。

ちなみに宿題の内容は文献のまとめ(literature review)で、 題目はラテラルシュート(lateral shoot)が葡萄の実りに及ぼす影響。 ラテラルシュートとは葡萄の樹から今年芽吹いて育った新芽 (メーンシュート)の脇からたまに生えてメーンシュートと一緒に育つ新芽のこと。 ラテラルシュートにはほとんど実がならないうえ、 生えると葡萄の樹が繁り過ぎて良いことがほとんど無いので、 普通は歓迎されない。 だけどそれほど繁らない葡萄の樹の場合は光合成でできた養分を 他のシュートよりも多く供給して葡萄が良く熟するのを手伝うので 役に立つことを宿題を書いて知った。 現代の葡萄栽培では灌漑、接ぎ木の普及が影響して葡萄の樹が繁り過ぎて 手入れをきちんとしないと良い葡萄が成らないのだ。

掃除で良いことと悪いこと

毎朝トイレ掃除をする習慣が付いて3週間以上経った今朝、 初めて便器の底を手袋無しで掃除。 こまめに掃除してほとんど汚れが無いからこんなことができるのだ。 白くてきれいに見えるトイレットペーパーの綿毛のような屑が少しスポンジ雑巾に付いた。 手袋を付けていたらこんな細かい汚れには気付かなかったろう。 自分の部屋を含むロッジとその周りの掃除を続けて 日々気付かなかったことを発見できるのは良いことだ。 一方で平気で台所(特にガスレンジ)を汚したり、 ゴミ箱が溢れているのに平気でゴミが捨てられているのを見て 他人の「陰」を垣間見ることが多くなったのは… やはり気持ちの良いものではない。 とは言っても汚し方の程度や内容は日本の寮よりずっと軽い。 人に隠れてわざと汚す陰湿な人がほとんど居ないから。


2006年11月19日(日) 米の値段/ミルトン・フリードマン
米の値段

今朝産経新聞 のウェブサイトでコメ産地偽装のニュースを読んだら 主食に向かないくず米の仕入れ値がキロあたり130から170円と知って驚いた。 こちらだと一番安いジャポニカ米(豪州産中粒米、もちろん主食用)がキロあたり110円くらいなのに… 電気製品や筆記具は安くて良い物がずっとたくさんあるけど 日本で食べて暮らすのがまた馬鹿らしく思えた。 しかもあちらの米は粘ってまずいし… ちなみに普通私が炊く米はタイ産のジャスミン米で 値段は5キロで8ドル(700円)前後。 冷めても十分食べられるので弁当にも使えるのがありがたい。

ミルトン・フリードマン

昨日ウェブで訃報を見て初めて存在を知った。 偉い人だったのね。 フリードマンテストは彼の考案と初めて知った。 ワインのテースティングのテストにも使える統計法の一つ。


2006年11月11日(土) 近況
近況

昨日で3日連続で期末試験3つを終え、 来週の火曜に最後の試験を残す。 醸造関係の過去問を ロッジのギリシャ人の生徒 (彼はネメアのワインメーカー)と一緒に解いて 試験に臨んだら2人とも答案がよく書けたので嬉しい。

南豪州では10/29午前2時から夏時間が始まる。 日本との時差は+半時間から+1.5時間へ。 昨年はお日様の位置のずれに数日戸惑ったけど、 今年は1日で慣れる。 午後8時過ぎまで外が明るいのは嬉しい。 日本も採用すれば良いのに (残業が長くなるとか言う人がいるけど、 それはただ時間の使い方が下手な (愚か者の上司や同僚が企業に巣食っている) だけで理由にも何にもならない)。

10/25にネットサーフィンしていたら 手相家西谷泰人氏のサイトを発見。 興味深く読む。 彼のエッセイの中で 第285話   大金持ちに共通する習慣 を読んですぐトイレを掃除。 元々便器を汚したらすぐ掃除していたけど、 埃や塵はそんなに気にしていなかった。 北野武のトイレ掃除の話はウェブでよく見付けたけど、 ソースはどこだろう? 他に2006年9月21日の鑑定日記 も興味深かった。 私も眼が違うのだろうか?

西谷氏のエッセイがきっかけで 10/30から毎朝トイレを含む自分の部屋の掃除とロッジの台所、通りや庭の掃除を開始。 自分の部屋以外は掃除する必要はほとんど無いけど、 汚れていて文句を言う住人がいてもきれいにしようとする人がいなかったし、 スポーツよりずっと良い運動になるし、 お勉強の良い気分転換に本当になるし、 台所を汚す人が少なくなったし、 庭で過ごす住人や鳥が増えたし、 余計なストレスを溜めなくなったし、 良く眠れるようになったし、 色んなことに気付くようになったし、 知恵や計画性が付くし、 得たものがたくさんあったし、あるし… でも、そうは言っても、只の私の癖です。

掃除についての大事なTIPSを挙げると、

  • 完璧にするのではなく、 こまめにやること。 大掃除は避け、 5分単位の短い時間できれいにする場所を毎回決めて頻繁に掃除する。
  • 一度にきれいにすることにこだわらない。 最初は蜘蛛の巣を払ったり、 積もった埃を掻いたりし、 次回は雑巾で残った埃を擦らないで除いて、 次回にもっときれいにして…というやり方の方がうまく行く。
  • 基本的に汚れは擦ってではなく表面を撫でるように掃いて除く。 擦ると汚れが物に染み込むから。
  • 洗剤は最小限使用する。 過剰に使うと液が垂れて物を却って汚すし、 雑巾等も何度も洗わないときれいにならないし時間を浪費する。
  • 掃除する物の縁や端や溝をもきれいにする。 縁や端や溝がきれいだと他の部分が例えそれほどまだきれいでなくても 見た印象が数倍違うし、実質的により清潔。 私はこれをエッジ効果(edge effect)と勝手に命名した。
  • 清掃が進んだら 見えない所(容器の底等)もきちんと清掃する。
  • 掃除道具もきれいにしておく。
  • 掃除道具は使用後決めた場所に戻す。

一度きれいになると、 こまめに掃除を続ける限り 掃除の手間と時間が激減するので楽しい。

毎日掃除をする癖が付いて9日目に 部屋のにおいが良くなったのに驚いた。 正確には、においが良くなったというより、 多分無意識に感じていた悪い臭いが減ったのだろう。

さて、買物や雑用を済ませて試験勉強と宿題作成に戻ります。


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