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2006年03月31日(金)
遠州森町散策

天気もよかったので、午後から周智郡森町へ足を伸ばし、
町の中心を流れる太田川沿いに2kmほど続く桜並木を歩いてきました。


せっかく森町まで来たので、以前から行ってみたかった友田家住宅へ。
18世紀はじめに建てられたという茅葺き屋根の古い民家は
想像以上の山の中にひっそりと佇んでいました。ここは平家の落人伝説の残る集落なのです。



入り口には見学料200円を徴収する缶が置かれているだけ。
カシャンカシャンとコインを入れていると、ちょうどお隣に住む
所有者(友田さん)のおばさんが出てきて話をしてくれました。


国の重要文化財の指定も受けている友田家住宅ですが、
実は宿泊することができるのです!! しかも一泊一人3000円。
住んでいないと傷むから、とこんな値段で貸してくれるのだそう。
お風呂や洗面所は新しいものが別棟にあります。

台所や竃を使うこともでき、大きな囲炉裏で炭火焼き料理を楽しむ人も多いのだとか。
火を使うなんて、いろいろ心配してしまいますが、
茅葺き屋根を維持するには囲炉裏を使った方がいいのでしょう。
文化財の“保存と公開”という相反する問題をあっさり?クリアしている
貴重な体験型プログラムといえるかも・・。

この日は“古民家に泊まる”というテーマで番組を作っているという
テレビ東京のスタッフの方が下見に来ていました。

夏に泊まったら気持ちいいだろうなぁ。
せっかくの大広間、大人数で泊まった方が楽しそう、と合宿計画中。


2006年03月27日(月)
軒先カフェ

黒い板塀と小川にはさまれた緩やかな坂の小径を上っていくと
なにやらかわいらしい看板が・・。





こちらのお宅の無人販売は手作りのお菓子。
花沢の里の風景に不思議になじんでいます。



その奥の中庭には二つほどテーブルが置かれ、お茶を飲むこともできます。
母屋の玄関に声をかけると、奥さんが出てきて注文をとってくれました。




私はカフェオレを。友人の頼んだビスコッティーもおいしかった。
ゆったりと時間が流れるので、ついつい長居してしまいます。

見頃のモクレンをちょっと通り過ぎたところにある小さなカフェでした。




2006年03月26日(日)
花沢の里



お寿司を堪能した後は、花沢の里へ。
ここは奈良時代の東海道「やきつべの小径」に沿って
長屋門造りの古い民家が連なる静かな集落。
ちょうど桜と菜の花が見頃でした。





かわいい三角窓。
散策路としてある程度整備はされていますが、
道沿いの風情ある家はすべて普通の暮らしを営んでいる民家。



この辺りはミカンの産地でもあり、ほとんどの軒先には無人販売がありました。
クレソンがたっぷり一束100円だったので、購入。





夫が「タケノコないかな、タケノコ」と何度も唱えていたら
本当にありました、タケノコの無人販売。
しかも行きにはなかった場所に、帰りに。(笑)
リクエストの声が聞こえていたのかも??


2006年03月25日(土)
焼津の寿司屋

友人たちと焼津のお寿司屋さんに行ってきました。
住宅街の中にある小さなお店。
知らなければ絶対たどり着けない場所です。



刺身盛り合わせは、近海カツオ、アジ、桜エビ、真イカと肝、マグロ三種。
天然物、地物にこだわったネタばかり。



にぎりは9種。一貫ずつなのでいろんな味が楽しめます。
どれも美味しかったのですが、特に脂ののったキンメダイが印象的でした。
これに味噌汁(今日は真鯛)と焼き物(or煮魚、今日はマグロのネギマ)がついて
おまかせコース、3150円。 絶対また行きたい!!