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2006年02月25日(土)
横須賀の梅



昨年秋の茶屋の縁もあって度々訪れている横須賀の町。
土曜日はちょうど横須賀城趾公園の紅梅が見頃でした。



“ふ”の文字がかわいい栗山製麩所。
小さなこの工場で麩菓子を手焼きで焼いています。



ジャンボさくら棒(1mくらいあるピンクの麩菓子)が看板商品。
ちょうどこれから配達ということで、焼くところが見られず残念。

創業は天保年間という栄醤油店は
無農薬丸大豆を原料に昔とほとんど変わらぬ自然な製法で
醤油を作っています。



独特の香りの漂う醸造所内には大豆の圧搾槽や粉砕器など、
使い込まれた美しい機械と麹菌の滲みだした大きな木桶が並んでいました。



お店の入り口に置かれていた素朴な木馬が気になって訊ねると
子どものために桶の木材を利用して作ったものだとか。
双子のお子さんは今年20才だそうです。次はお孫さんが使うのかな?



横須賀の町を楽しんだ後はイチゴ狩り。

隣のイチゴは赤く見えるもの・・。
イチゴ棚をくぐって隣の列に移動したりで
50個近く食べてしまいました。2パック分くらい?


2006年02月20日(月)
接阻峡温泉会館

夫が有休を取った月曜日、私もちょうど仕事が休みだったので
雨の中、川根の接阻峡温泉会館へ行ってきました。
ここは時々前を通るものの、なかなか立ち寄れなかった場所。



入浴料大人300円の町営日帰り入浴施設ですが、
浴室はとても清潔で石けんやシャンプーも揃っています。
この場所にこの天候で平日だし、空いているだろうと期待していたのに
独り占めだったのは最初の10分ほど。どんどん人が増えてきました。
二階に休憩所(入浴料込みで1000円)があるので、
そこで休みながら何度も入浴する人が意外と多いのです。



四方を山に囲まれた温泉会館ですが、
残念ながら窓を開けても雄大な景色は望めません。

5、6人入ればいっぱいになる小さな内湯がひとつあるだけなのに、
そのわりにはシャワーの台数が多いな、と思っていたのですが、
少し湯温が高めなので、浴槽に浸かるよりも洗い場を使う時間が
長い人が多いようです。

常連さんも多いようで、おしゃべりを楽しむおばさんもたくさん。
・・家の猫がね、すごく大きくてよく「これは犬?」なんて聞かれるの。
なんでも食べちゃうのよ。納豆とか、餅入りの最中とかぺろっと。
で、夜は電話の上に寝ちゃうから時々電話が鳴っちゃってねぇ、
・・・という話が興味深くて、最後まで聞いていたかったのですが、
そろそろ出る時間だったので諦めました。


2006年02月05日(日)
2.5℃のメニュー

昨年から計画を立て、今年に入ってからはバタバタと打ち合わせや
準備をしていたイベントが今日、無事終了しました。

20名ほどのゲストを呼び、地元の食材を使ったランチを楽しむ
というシンプルな企画ですが、地元産のありふれた食材や
資源の魅力をそこに住む人が再認識し、この地を訪れる人にも
それを発信できるようになれば・・、というのが狙いです。



土曜日がちょうど旧暦の七草、ということにちなんで
まずはみんなで七草摘み。軍手、長靴必須です。
摘んだ七草は厨房に持ち込み、料理に加えてもらいました。



*黒米のスープ
*ヤーコン入り 畑のサラダ
*ポークソテー イタリア風
 つけ合わせ アスパラ菜・芽キャベツ・にんじん
*豆乳ロールパン
*いちごのアングレーズソース
*緑茶(+大豆茶)とデザート

メニューはこんな感じ。ほとんどが地元産の食材です。
フードコーディネーターさんに調理もお願いしましたが、
今回の実験的なイベントだけで終わってしまうのは
もったいないようなランチでした。



真ん中の写真は黒米のスープ。美しい紫色のポタージュでした。
スープの隣は湯がいた七草。お好みでスープの浮き実に。