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2006年04月22日(土)
浜のかきあげや

静岡の春、新茶のたよりの一足先に届くのが桜エビ漁解禁の知らせ。
今年の解禁は3月27日でした。
桜エビ漁は毎年春(3月下旬から6月上旬)と秋(10月下旬から12月下旬)。



オフシーズンでも由比にある食堂でならいつでも桜エビを食べることができますが、
今年は由比漁港で漁協直営の桜エビのかき揚げ丼を販売しているというので
ゴールデンウィークを避けて行ってきました。 

とはいっても、土曜日のお昼。
13時少し前に着きましたが、かき揚げ丼は長〜い行列で
40分ほど並んでやっと食べることが出来ました。


まったく途切れない列に皆さん必死で揚げていました。
桜エビの味噌汁は大きな釜で。

港内には桜エビの販売所もありますが、生の桜エビやシラスがほしい場合は
早く行かないとダメみたい。
私が食後に覗いてみたら冷凍の生食用しか残っていませんでした。



こちらは薩埵峠からの駿河湾と富士。今日は伊豆半島もくっきり。
甘夏を買って帰りました。


2006年04月09日(日)
三熊野神社大祭



遠州横須賀、三熊野神社の例大祭。
小さな町の中を13台の祢里(ねり)と呼ばれる山車が曳き廻されます。



ちょうど満開の境内の桜の下、祢里が勢揃いする千秋楽を見ることができました。


2006年04月04日(火)
乗鞍高原温泉

翌日は小雨の中、乗鞍高原へ向かいました。
前川渡を過ぎ、乗鞍方面に分かれてからまわりは真っ白。
道路は除雪されていますが、まだまだ雪がたくさん残っていました。
「乗鞍高原」の標識を過ぎるとともに漂ってくる硫黄臭!

「せせらぎの湯」という無料の露天風呂を目指していたのですが、
なかなか見つからないので、観光案内所で尋ねると
「今は冬季閉鎖中ですよ。雪がなくなったら入れるけど、まだまだ先でしょう。」
とのこと。
教えてもらった場所を見に行くと、ビニールシートをかけられた小屋は
半分ほど雪に埋まっていました。(笑)
ちゃんと下調べをしてこないとだめですね。



気を取り直して、立ち寄り温泉施設「湯けむり館」に入ることに。
ここは市営で通年営業しています。

浴室は壁も床もまだ新しい板張りで気持ちがいい。
大きな窓ガラスに面した内風呂の浴槽は
樹齢500年の木曽サワラを使用しているのだそう。
お湯のあたる部分は硫黄が白くぶ厚い層になっていて
あまりにくっきりときれいなので何度もさわって
塗装じゃないよね?と確認してしまいました。

雪景色を眺めながらのんびり温まり、
サルの群れが見送られながら帰路につきました。
次はせせらぎの湯に入れる時期に!


2006年04月02日(日)
北せんきの湯

夕ご飯は軽食堂みたにへ。
中村好文さん設計ということで、ずっと行ってみたかったレストラン。
市街地の中心部から20分ほどかな。

みたにさんで居心地の良い空間と美味しいイタリアンを堪能した後は、
松本市内の外れにある浅間温泉へ向かいました。

車がすれ違えないような細い坂道の入り組んだ温泉街は
ほの明るい温泉宿の看板だけが浮き立っています。
お目当ては一般客も入れる「北せんきの湯」という共同浴場。
わかりにくい場所にある、とは聞いていたのですが、
温泉街を30分ほど彷徨い、諦めて帰ろうとした時に見つけたのは
何度も通り過ぎていた場所でした。



民家の隙間、細ーい路地の入り口に掲げられた看板。
この先、10mほどのところに「北せんきの湯」はひっそりと佇んでいます。
料金は看板の向かいにある個人宅へ。
玄関には箱が置いてあり、皆勝手にお金を置いていくというシステム。
駐車場はないようですが、管理人さんに尋ねると家の前に置いていいよ、と。
歩いてくる人が多いんでしょうね。



迷っていたせいで入浴時間はあと20分ほどしかないので、
急いで入ろうとしたのですが、あいにく女湯は真っ暗。
脱衣所の照明をなんとか見つけ、次は浴室のスイッチ・・と
キョロキョロしていると地元の方が入ってきてホッとしました。

真っ白いタイルに木の浴槽。
掛け流しのお湯はほぼ無臭ですが、湯の花が舞っていました。
予想通りシャワーなどはなく、お湯と水の蛇口が各二つ。
みんなぺたりと座り込んで、髪も洗っています。
桶は数個ありましたが、私以外はみんな自分の桶を持ってきていました。
洗い場と高さの差のない浴槽は2、3人で一杯になってしまいます。
熱めのお湯(差し湯禁止の注意書きあり)を楽しんできました。



風呂上がりはビールの夫にぴったりのお店がホテルの前にありました。
「スタンディング8オンス」という立ち飲み屋。



昼間は酒屋さんとして営業しているのですが、店の側面はこんな感じ。
夜になると見せる違う顔。


2006年04月01日(土)
松本・安曇野へ

久しぶりに一泊で旅行に出掛けてきました。
まずは早めの昼食。二枚分のざる蕎麦を食べ、安曇野ちひろ美術館へ。



美術館の屋根と後ろにそびえる山々の稜線が重なります。
長野の春はもう少し先のようです。



中村好文さんの子供椅子もいい感じに使い込まれてきました。



本日の宿は「松本ホテル・花月」。
目的のひとつでもあった「旅館まるも」が残念ながら満室だったので。
でもこちら、一泊朝食付きで一人5000円ほどで泊まれます。
松本城下を散策するにも便利だし、良いホテルでした。



松本民芸家具で揃えられた部屋。
マッチや石けんのパッケージもかわいいのです。



私が中町通りをブラブラしている間、夫はアイリッシュパブを見つけていました。
泡に描かれたシャムロックが見えるかな?