バンブーで食事をした後、強羅のとある旅館の温泉に入りたかったのですが、
週末のためか、あいにく日帰り入浴は受け付けていませんでした。
そこで以前から気になっていた国道一号沿い、
ひなびた温泉宿の並ぶ湯本〜宮ノ下方面へ向かうことに。
とくにあてもなく、良さそうなところがあれば・・と探していたら
「自噴温泉 太閤湯」の看板を発見。まさに簡素な共同浴場でした。
最近は施設の充実したきれいな日帰り温泉施設には興味がなく、
昔からの湯治場や共同浴場のような場所ばかり行ってしまいます。
場所は富士屋ホテルの向かい側にある骨董屋さんの脇をちょっと下ったところ。
宮ノ下区共同浴場とありますが、お湯は底倉温泉から引いています。
観光客も利用可能ですが、ほとんどが地元の方。
マイ桶を持って来るおじいさんやおばあさんとすれ違いました。
券売機で一人300円の入浴券を購入。休憩室を使いたければ+500円。
浴室は男女それぞれ二箇所ありますが、広さが違うだけでお湯は同じです。
タイル張りのシンプルな浴室には当然シャワーや石けんはなく、
温泉(熱湯)と水の蛇口が浴槽、洗い場にひとつずつあるだけ。
源泉掛け流しのさらっとしたお湯ですが、かなり熱いので、
お客さんが各自、水を加えて湯温を調節しています。
無色透明、ナトリウム塩化物泉で湯上がりにポカポカするお湯です。
明日が誕生日ということでこの週末、箱根へ一泊の予定でしたが、
なかなか都合がつかず泊まるのは断念。
日帰りで、結婚式をしたアルベルゴバンブーへ食事に行ってきました。
だいぶ前に降った雪がしっかりと残っていましたが、写真のとおりの青空。
結婚式の際にいろいろとわがままを聞いてもらった
担当さんにも久しぶりに会えて、楽しいランチでした。
満席のホールで、バースディデザートを持ってきてもらった時は
ちょっと恥ずかしかったけど・・。
プレートに歳まで書いてないかとドキドキしました。(笑)
帰り道、乙女峠からの富士山。
ビューポイントの道端に車を停め、持参したらしい椅子に腰掛け、
ワインを飲みながらこの富士を眺めている人がいました。
きっとこの景色を見るために今日は来たんでしょう。
2006年01月26日(木) |
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すっかりさぼり癖がついてしまいましたが、
たまっている書きかけの日記はさかのぼって少しずつアップするつもり。
今年ものんびり更新していきますのでよろしくお願いします。
写真は、シエナのOちゃんが送ってくれたレジーナと子供たち。
我が家のデスクトップはしばらくこの写真です。
あいかわらずレジーナの子供はかわいい!
2年前のレジーナたちの様子は“猫つぐら”をご覧ください。
今日はいつものかなり年上の仲間たちとイモ汁の会。
昨年秋、一日限りの茶屋に続く小さなイベントです。
静岡県の中・西部では自然薯のとろろ汁は秋冬の定番。
とろろ汁を囲んで飲んだりすることも多いようです。
そして、地域や家庭によってちょっとずつ味も違います。
今回は出汁や味付けを変えた5種類のとろろ汁を作り、
食べ比べをするというイベント。
小さなカフェの2階を借りて30人ほどが集まりました。
ちょうど、シエナに住んでいる友人Oちゃんが
イタリア人のだんなさんと里帰り中で、
その友人が親子で日本に遊びに来るということだったので
イモ擂りを体験してもらうのもおもしろいかな、と誘ってみました。
左:最初はぎこちなく擂り粉木を動かす初来日のLくん。鯖潰し中。
右:山芋をすり下ろすイタリアのマンマ。(Lくんの母)
イタリアには山芋はなく、ネバネバするイモって想像つかなかったとか。
でもすぐに馴染んでみんなの指導の下、楽しんでいました。
あったかい白いご飯にネギの小口切りをのせたら
とろろ汁をたっぷりかけ、ズルズルとかき込みます。
イタリアメンバーもきちんと5種類を味見し、
どれが美味しかったかアンケートに答えていました。
とろろ汁作りはかなりの力がいるので、男性の仕事。
普通は一家の主がやるものなので、
それぞれの家のこだわりが見られておもしろかったなぁ。
出来上がったとろろ汁(椎茸出汁醤油ベース)と
ムカゴ(山芋の赤ちゃん)、タクワン、大根の柚子漬け、山芋の浅漬け。