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2005年03月29日(火)
クキワカメ



採れたてのクキワカメをもらいました。
砂が付いたままだったので洗うとシンクは砂だらけ。
根元に付いていた貝がゴトッと落ちてきて、砂浜状態です。

お湯に入れるとさっと鮮やかな緑色に変わりましたが、
どのくらい火を通せばいいんだろう?
加減がわからなかったので少し長めに湯がいてみました。
細かく刻みポン酢をかけていただきましたが、かなりの歯ごたえ。
これが本来の固さなのか迷うところですが、春の味を楽しめました。


2005年03月27日(日)
映画を見に

今日は映画を見に行くことになったので、
おばあちゃんの着物に再チャレンジしてみました。

帯は骨董市で買ったもう一つの半幅。帯締めと帯留めをしてみました。
結び目がちょっと下がってきそうだったので帯揚げも。
帯揚げはインドシルクのスカーフで代用。使いやすい色ですが、かなり短い。
結ぶのがやっとの長さだけど、端はしまっちゃうから大丈夫・・なはず。
前回のをそのまま使った半襟はまったく合ってませんでした。不精はダメですね〜。


今回はおはしょりを帯の中に隠して作ってみました。
短いおはしょりはこれでなんとか解決したけど、やっぱり衿が抜けない。
長襦袢を着る時にたっぷり抜いておいたつもりなのに、
着付けが完成する頃にはまた戻っています。
おはしょりがないから後から引っ張れないし、どうすればいいのか・・。
胸の辺りにしわが寄るのは抜いた衿が前に戻ってしまった分なのかな。
やっぱり貧弱な胸元にもタオルを入れた方がいいのかも。

と、またダメダメな着付けで出掛けてしまいましたが、
車での移動中は帯を前に回していたのでらくちんでした。


2005年03月26日(土)
おいしいコロッケ

先日、友人のお宅でいただいたコロッケが忘れられませんでした。
その味を思い出すと夜も眠れないほどに。(笑)

牛肉の旨みがたっぷりしみこんだじゃがいもはホクホクで、
具にはしっかり味付けされているから冷めてもおいしい。
ちょっと甘めでクセになる味なんです。



自社牧場を持つ神戸のお肉屋さん、山垣畜産のコロッケは10個で525円。
冷凍で送ってくれるそうなので、さっそく電話で注文しました。

送ってもらったのはコロッケ50個!(・・いえ、おすそ分け用ですよ)
他にもミンチカツやハンバーグを頼んでしまいました。
お肉も頼んでみたかったけれど、もう冷蔵庫に入りそうもないので
それはまた次回、ということに。


2005年03月23日(水)
今日のお買い物

東京に日帰りで行ってきました。
用事を済ませたら、まずは浅草の長谷川商店さんへ。
こちらは履き物の卸問屋さんですが、ご厚意で小売りもしてくれます。



台も鼻緒も豊富な品揃えですが、ちょうど時期が悪かったのか
L判の台は少なく、24.5cmの私には選択肢が少なくて残念。
それでもいくつか迷って下駄を二足誂えました。
右は糸春の右近に一文字の本天。左は鎌倉彫の舟形に太めの本天。
色が飛んでしまいましたが、太い方は灰白、一文字の地は桜色です。
まずはなんにでもあわせやすいよう無難な組み合わせ。
(そういえば、靴もシンプルなものをえらぶことが多いかも・・。)

その後、松屋銀座で「池田重子コレクション 日本のおしゃれ」展を見たあとは
隣で罠のように開催中の「和のおしゃれ」展を見るだけ、のつもりが
やっぱり買ってしまいました。なぜかバッグをふたつも!!



麻布のトートバッグはINOUE・幡さんのものです。
手頃な値段のバッグがたくさんあるので悩みましたが、決め手はこのかたちと紫。
かなり横長なので、荷物の多い私にはちょうどいい。

水玉×ボーダーの巾着はきはだやさんのもの。
ちょうど担当の方がいなかったので詳しいことは聞けませんでしたが
水玉部分はコーデュロイ、ボーダー部分はたぶん絹糸、だと思う。
色遣いはさわやかですが、素材が暖かい感じなので夏が来る前にデビューさせよう。


2005年03月21日(月)
おばあちゃんの着物

友人の家に遊びに行くので、先日出てきた祖母の着物と
骨董市で買った半幅帯を合わせてみることにしました。


年のわりには背の高かった祖母ですが、私には少し丈が足りません。
対丈で着るには微妙に長く、無理矢理つくったおはしょりはわずか2cm。
座っていたら少しずつ上がってきて、夕方には背中側がなくなってました!!
(次は最初から帯で隠れる位置におはしょりを作ってみます)

半襟は浮くし、抜いた衿もすぐにつまってしまうし・・と着付けは反省点だらけ。
やっぱり小さめの着物を着るのは難しい〜。
でもこのコーディネートは気に入っているので、もうちょっと頑張ってみます。


2005年03月20日(日)
べにふうき

昨年くらいから花粉症に効くと話題になっている緑茶、べにふうき。
両親が今シーズン試してみたところ、かなり効果があるそうで、
粉末状のものを一缶もらいました。この缶、レピシエじゃないですよ。(笑)



そのまま粉末を舌に乗せて飲むのがいいらしいけど、けっこう苦い。
実家ではぬるめのお湯に溶かして飲んでいたし、
見た目が抹茶なので、私は茶筅で泡立てたりして遊んでいます。
もともと緑茶として飲むには苦み、渋みが強いお茶だそうですが、
思ったよりも飲みにくくはありません。
でも香りが普通のお茶とはまったく違います。
新茶の青っぽさとも違う、緑の葉野菜のような香りのような・・。



あまり期待せずに飲みはじめましたが、効果があれば報告しますね。


2005年03月18日(金)
1800円

骨董市で買った半幅帯。
一本1000円だったのを二本で1800円にしてもらいました。
が、帰宅しひろげてみるとゴホゴホと咳き込むほどの埃っぽさ。
臭いもかなり気になり、そのまま使うのはためらわれます。

安いものだし、自分で洗ってしまおうかと思ったけれど
絹をうまく洗える自信もなく、安いとはいえ使えなくなったら悲しいし、
と結局クリーニングに出すことに。
帯の値段より高かったらやめようかな・・、とお店に持っていくと
「う〜ん、一本1000円だね。二本で1800円でいいよ。」
買った時とまさに同じやりとり!
なんだかおかしくて、お願いすることにしました。



戻ってきた帯は臭いもとれ、色もワントーン明るくなってさっぱり。
手持ちの着物にもあわせやすく、出番が多くなりそうです。


2005年03月16日(水)
春の買い物

また買ったのか・・と呆れられそうですが、また買っちゃいました。
いつもだったら春物を見るのが楽しい時期なのに、
今年は洋服買わない!ってくらいの勢いで、着物屋ばかり覗いています。
でも、今回の買い物もスカート一枚買うより全然安かったので、
そう散財しているわけではありません。(と、自分に言い訳?)

道行コートと単の着物。リサイクル屋さんです。
どちらも紬とのことでしたが、どうなんでしょう?よくわかりません。



道行は仕付けつきでした。裄が珍しく長めでうれしい。
片袖がかなりヤケているので、お値段もかわいかったし。
地色は写真ではピンクがかって見えますが、灰茶と呼ばれるグレーです。

単の着物はちょうどその日に入荷したものでした。
かなり薄手でシャリ感があり涼しげです。
紫地に白い横縞、グレーの花。(牡丹っぽい??)
身丈は147cmなので対丈で着るしかありませんが、裄はかなり出せそう。
目立つ難もないし、かなりお買い得でした。

お店の人には「渋いものばかり選ぶねぇ」と言われてしまったけど
自分ではけっこうかわいらしいものを選んだつもり。このズレが難しい〜。


2005年03月15日(火)
ひいおばあちゃんの行李



キモノ、キモノと騒いでいる私に実家の母がくれたもの。
祖母の押入を片付けていたら出てきた古い行李でした。
開けてみると着物は入っていなかったけど、
底に墨で書かれていた見覚えのない名前は祖母の母のもの。
すでに祖母は亡くなっているので、話を聞くことはできませんが
伯母の話では祖母の母がお嫁入りの時に持ってきたのだとか。
祖母の年齢などから考えると100年ほど前のもののようです。

古道具好きなのでいずれもらうことになったかもしれませんが、
着物がきっかけで、ひいおばあちゃんを身近に感じることができました。
今は足袋や帯締め、帯揚げなど小物の収納として使用中。
おばあちゃんが母親から引き継いだものを私も大切に使っていこうと思います。


2005年03月12日(土)
アイルランドの音楽

ポール・オショネシーが再来日すると知ったのは昨年末。
この日が来るのをずっと楽しみにしていました。

会場は愛知県春日井市のカフェということだったので、広くはないだろうと
思っていましたが、到着したのは予想以上に小さくてアットホームな喫茶店。
20数名でいっぱいになってしまいました。これはすごい・・。
(北海道、東京、大阪の会場ではキャパが一桁違います)

みんなでテーブルや椅子を動かして、ビールやお茶を飲みながら待ちます。
パブでの演奏のように、ポールたちを観客が囲む形で座り、
ゆったりとした雰囲気で始まりました。もちろんマイクを通さない生の音。
メンバーはフィドルのポールとフルートのハリー、サポートで
ダンス&アコーディオンのジョー(ショーサヴ)とブズーキの赤澤さん。
後半はビールを飲みながらのリラックスムードでした。
演奏はもちろんすばらしかったのですが、
印象的だったのは初めて目の前で見たアイリッシュダンス。
ショーサヴ・オ・ニャハタンが踊るのはシャン・ノース・ダンスというステップで
膝から下は動かさない一見地味なスタイルだけど、かっこよかった〜。
踏み鳴らす靴音はパーカッションのように曲を引き立て、
ジャズのような即興性を感じさせるダンスにワクワクしました。



まだライブ会場でしか購入できないという出来たての
ポール&ハリーのデュオ・アルバムを買ってサインもゲット。
(車に積んでいた他のアルバムにもいただいちゃった。)
さっそくCDを聴きながら足でリズムをとっての帰り道となりました。


2005年03月07日(月)
初夏の緑

先日、単の着物を購入しました。
紬(白とグリーンの淡い市松地にピンクの花)と
銘仙(グリーンにピンクのストライプ、織り柄の花輪)。
これに帯を加えた3点でちょうど一万円。
意識していたわけでもないのに見事に緑尽くしです。



銘仙は着丈も裄も足りないけど、対丈でなんとか着られそうだったので
買ってしまいました。初銘仙、うれしい!
かなり生地が薄く涼しげで、ワンピースのような趣きです。
ビリビリッと裂いてしまわぬよう気をつけなくちゃ。
紬はかなり淡い柄で、遠目に見たら白い着物に見えそう。
浴衣風に着ることが多くなるかもしれません。
ポリ(たぶん)の博多風名古屋帯は汚れもだいぶありましたが、
白い帯が欲しかったので購入。でもかなり固くて結ぶのに苦労しました。

自宅で小物もあれこれ合わせて着てみたら春を通り越し、すでに初夏の気分。
単衣が着られる季節が待ち遠しい〜。


2005年03月05日(土)
赤石温泉 白樺荘

今週末もまたまた日帰り温泉です。
1月に通行止めで諦めた、井川の赤石温泉。
今回は別ルートで挑戦しましたが、途中また道路工事で10時から1時間の通行止め!
温泉の手前にはスキー場もあるので、けっこうな数の車が足止めをくいました。
30分程待って通れましたが、帰りは16時まで通行不可とのこと。
この辺りは冬場、時々全面通行止めとなる道も多いのでご注意を。


やっとのことでたどり着いた赤石温泉白樺荘は、知る人ぞ知る静岡市の秘湯。
近くの畑薙ダム工事の飯場として使われていた施設を市営の温泉浴場として
無料(記帳するだけ)で開放しています。
昭和30年代に作られた青い木造の建物はかなり傷みが激しく、
けしてきれいとは言えませんが、掃除は行き届いていました。
時間の流れに取り残されたような風情は逆に新鮮でいい。

廊下にはすでに硫黄臭が漂っています。
がたつく扉を開けると二つに区切られた小さな浴槽がひとつ。
どちらもぬるめですが、少しだけ湯温が違いました。
湯の花の舞うお湯には肌にまとわりつくようなとろみ。
もちろん源泉掛流し。アルカリ性(pH9.3)の単純硫黄泉で、飲用もできます。
露天はないけれど、幾何学模様の型板ガラスのはまった重いサッシを開けると
小さな裏庭から山々を望めます。吹き込む雪混じりの風が心地よかった。


休憩室は個室十数室と大広間があり、個室(暖房なし)も無料で使えるので
朝から夕方まで何度か入浴しながらのんびりする人も多く、
新緑や紅葉のシーズンにはかなり混雑するようです。

飲食物の持ち込みは禁止ですが、食堂は意外とメニューが豊富で心配ありません。
私たちが頼んだのは鹿刺し、ヤマメの塩焼き、地元産のニンニクコロッケ、
味噌おでん、天ぷら蕎麦、豚汁定食でした。頼みすぎ??(笑)



二度入浴し、大広間の休憩所で持参した文庫本を読んだり、
一緒になった小学生の男の子と遊んだりしているうちに営業終了の16時。
市街地まで2時間以上かかるのでしかたがないかな。

行くにはちょっと気合いがいる場所ですが、また訪れたい温泉です。