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2004年12月31日(金)
年越しは

大晦日は自宅で友人と一緒に過ごしました。
以前気に入った地ビールを張り切って樽で買ってきたのですが、
ディスペンサーのハンドルは何度もひねられ、
10リットルのビール樽は年を越す頃には空っぽ。



久しぶりに水コンロを出して炭火焼きもしたのですが、
換気が追いつかず、時々部屋の中が煙で真っ白に・・。
水コンロっておいしいけれど、これがあるから頻繁には使えません。

蕎麦を食べてようやく大晦日らしくなったのですが、
炭の香りとともに新しい年を迎えることとなりました。
部屋に染みついたこの香り、一週間くらいとれないのです。


2004年12月26日(日)
鴨とクレソンの鍋

土曜日の午前中、いつもの温泉に行ったら
隣でおばあさんが地野菜を販売中でした。
大きな袋につまったクレソンが100円だったので2袋購入。
さっそく翌日の鍋に使うことに。



うすーくスライスした鴨肉とクレソンだけのシンプルな鍋。
別名、失楽園鍋というのかな?(笑)
砂糖、しょうゆ、酒、みりん、出汁を煮立たせたすき焼きの割り下風スープで
しゃぶしゃぶし、鴨肉でクレソンをつつんでいただきます。

ザルにたっぷり二杯分のクレソンはあっという間になくなってしまいました。


2004年12月25日(土)
お気に入りの店

クリスマスということで、以前から気になっていたお店へ行ってきました。
改装した民家を北欧のインテリアでまとめたイタリアンと和食のレストラン。
知らなくては絶対にたどりつけない、住宅街の片隅にあります。
時々目の保養に行く家具屋、クラフトコンサートさんがリフォームを手がけたというので
料理はもちろん、インテリアにも期待していました。


北欧の家具が懐かしさを残しつつモダンにリフォームされた日本の民家と
和のしつらえによく馴染み、期待以上に落ち着ける空間!
私たちの席はボーエ・モーエンセンのスパニッシュチェアでした。
照明もルイスポールセンやレ・クリントなど席によって違います。

椅子は少し低め、リビングダイニング用が多かったので、きちんと食事をするというよりも、
くつろぎながら軽く食事とお酒を・・という方が良いかもしれません。
スタッフも少なく、テーブル席が5つという小さなレストランなので予約が必要ですが、
当日空席があれば予約なしでも飲み物とおつまみは頼むことができるそう。
ちょっと残念なのは、暖房やストーブがあるにもかかわらず
とても寒かったということでしょうか。席には膝掛けが用意されていました。


この夜のメニューは魚介のカルパッチョ、牡蠣とベーコンのパスタ、冷たいローストビーフ、
鶏モモ肉の赤ワイン煮、シメは鶏団子のピリ辛鍋で、デザートとコーヒーがつきました。
次はいつ行こうか?ともうすでに相談しています。


2004年12月22日(水)
ツゲの櫛



柔らかさと堅さをあわせ持つ柘植。
椿油に漬け込んで仕上げたつややかに輝く櫛です。

浅草の“よのや櫛舗”で購入しました。
鹿児島県指宿産の柘植材を使い、長い年月と多くの工程を経た手作りの品。
選んだのは手のひらに収まってしまうほどの小丸型です。
このかたちが大好き。焼印もかわいらしい。
こんな櫛には塗りや彫りをほどこすのはもったいない。
木肌を活かしたシンプルなものが一番美しいと思います。

ポーチに入れて毎日持ち歩いています。キレイな飴色になりますように。


2004年12月19日(日)
とろろ汁

すりおろしたヤマイモに出汁と味噌を加えたとろろ汁。
イモのすり方と出汁によって味は大きく変わりますが、
このあたりではサバの出汁(味噌汁)でのばすことが多いようです。
サバの身も入れるので、時々擂粉木をすり抜けた身がゴロっと入ってたり。
贅沢にも?タイやフグを使ったものを食べたこともありますが、
ちょっと上品すぎてものたりないかな。
自然薯の強い風味にはちょっとクセのあるサバ出汁があうと思います。



今日は友人一家が営むとろろ汁屋さんへ。
このお店では出汁をサバとシイタケから選べました。
初めて食べるシイタケ版とろろは味噌ではなく醤油を使ったあっさり味。
お蕎麦にはこういう優しい味がいいのかも。


麦飯や蕎麦のセットのほかにも面白いメニューがたくさんありました。
コンソメスープにとろろ(別添え)を入れるとろろスープや
とろろの蒲焼き、ステーキ、アイスクリーム。
ムカゴを練りこんだ蒸しパンを揚げた中華風のムカゴパンなど。
胡麻ドレッシングを添えたサトイモのサラダは真似してみたい盛付けです。


2004年12月13日(月)
ふたご座流星群

夜、流れ星を見るために夫と山に向かいました。
“ふたご座流星群”が13日夜から14日未明にピークを迎えるのです。
23:30、家の駐車場で空を見上げるとさっそく流れ星がひとつ。
このスタートはなかなか期待できそう。

車を30分ほど走らせて真っ暗な山頂に到着。そう高くない山ですが
茶畑に囲まれているので、空を遮るものはなにもありません。
遠くの街の光も届かず、星の輝きも平地で見るのとは全く違いました。
最初はマフラー、手袋と防寒もばっちりで空を眺めていましたが、
やはり寒いのでサンルーフから顔を出して観察することに。
オリオン座の左上に位置するふたご座を放射点として
流れ星は空のどこでも見られます。
(ふたご座から離れた方向ほど、流れ星の軌跡は長く見えます。)
1、2分に一度は流れるので、首を休める暇がありませんでした。

大きな雲が南からゆっくりと空を覆い始めたので、40分ほどで観察終了。
でも二人合わせて30数個見つけることができました。
条件がよければ1時間に50個というから、好成績かな?

活動が盛んになるのは13日の前後数日とのことなので、
明日も見られるでしょう。
ふたご座の次は年が明けての“しぶんぎ座流星群”。
2005年は1月3日頃にピークを迎えるそう。晴れるといいな。


2004年12月11日(土)
Prost!



今日は友人たちとクリスマスパーティー兼忘年会。
カニしゃぶの予定だったのですが、店の予約が取れず
またまた地ビールレストランでの会となりました。

中庭に大きなツリーのある今度の店のビールはドイツ仕込み。
隣接する醸造所で作られた地ビール4銘柄を
それぞれ2リットルずつ飲みました。
ドイツのビアホールをイメージしたレストランは
週末ということもあり、ギターの生演奏つき。
けして音響はよいとは言えなかったけれど
にぎやかな話し声、ジョッキや食器のふれあう音と混ざり合い、
雑然とした楽しい雰囲気を作り出していました。


2004年12月09日(木)
ブタとウメ

27cmの蒸籠、もう一段買い足そうか迷っています。
もちろんあれば便利だけど、収納の場所をどうしよう。



最近蒸籠でよく作るのは“豚肉の梅風味蒸し”。
中国、潮州の味を再現した平松洋子さんのレシピです。
叩いてペーストにした梅干し、長ネギのみじん切り、
醤油、酒、塩、ゴマ油、片栗粉をあわせたタレで
豚バラ肉を軽くもんで味をしみ込ませ、
肉に火が通るまで(15分くらい)蒸したら出来上がり。
白髪ネギをたっぷりのせていただきます。

梅と豚肉を合わせて蒸す料理はたくさんありますが
このレシピがダントツにおいしい。
ご飯を食べ過ぎてしまって困ります。


2004年12月04日(土)
季の雲へ

長浜にあるギャラリー“季の雲”に行ってきました。
いつも送っていただくフリーペーパーを見ては
憧れを募らせていたのですが、滋賀は遠いと思いこんでいたのです。
実は意外に近いことがわかり、今回のお出掛けとなりました。



ちょうど村上躍さんの展覧会初日。
おなじみのポットも含め、手捻りの柔らかい形のカップと
タタラ作りのシャープな花入れや皿がずらりと並びます。
私はざらりと岩のような質感の角皿を選びました。
常設のうつわからは安藤雅信さんの黒いカップ&ソーサーを購入。
近いうちにあらためてアップしたいと思います。




午後からの雨で琵琶湖はグレーのグラデーション。


2004年12月03日(金)
ピンクのスープ



別に奇抜な色の料理が好きなわけではないのですが・・、
数年前、旅先で出されたピンクのスープが忘れられず、
大きな赤カブをいただいたので作ってみました。
味はもちろんほんのり甘いカブのポタージュです。

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はじめて葉加瀬太郎さんのライブへ行って来ました。
始まるまではどんなノリなのかちょっと不安だったのですが、
さすが大阪出身(?)、軽妙なトークですぐにほぐされ、
後半はみんなスタンディング。想像以上の盛り上がりでした。
「う・なぎ・ちゃづけっ!」なんて叫ばされるとは
思ってもみませんでしたが、気持ちのよい汗をかけました。
終演後は握手もしていただいて大満足〜。
帰宅後、渇いたのどをビールとワインで潤しながら、
ツアータイトル、“What a Day...”(なんていい一日だろう!)
をあらためて思い出したのでした。