寒い。 厚手の長袖で靴下だ。 一気、一気だ。 昨夜、栗の渋川煮をつくった。 日本料理の秋コースなんかで、2つくらいついてくるあれ。 いっぱい食べてみたいな・・なんて思って・・・・いやー時間かかった。 地元加茂産の栗をお湯に30分つける。それから、皮むき、渋皮を傷つけないようにしないといけないからまあ爪が痛くなった。 で、重曹で1時間ゆでて灰汁とり。それから、水切りして、渋の筋とかを丁寧にとって、今度は、砂糖とはちみつで30分強煮た。 大変な時間だ。由緒正しきハンドメイド。 でもって、5つ食べたら、もういいわってな具合。やっぱり、2つくらいを食べてもっと食べたいな・・と思うくらいがいいのいいのかも。 実家の仏壇でチョーまずくなったお供えのリンゴ4個も、はちみつワイン煮にした。 これは簡単でうまし。絶対に生クリームをかけて食べたい、と思ったので、実家へいく途中に購入。 なんと、行ってみれば今日は実家のお犬さまラクチンの誕生パーティとかで、しゃぶしゃぶでありました。 ちょうどよろしきデザートなり、栗の渋川煮とリンゴワイン煮の生クリームがけ。 それにしても、もうつくりましぇん渋川煮。爪が痛いよ。ありがたそうに2,3コ食べているのがよろし。 どなたか、栗の皮、渋皮を傷つけずにはやくきれいにむく方法を教えて下され。 そうしたら、来年もつくってもいいかな。 実家にイチジクがいっぱいあったけど、あれももらってきてワイン煮にしたらおいしかったのになあ。でババロア風にかためたら、もっとうまそう・・・ 食欲の秋だなあ、私も。
2007年09月29日(土) |
ミャンマー長井さんの姿 |
即死といわれている。 でも、報道されている写真の長井さんの腕、確かに筋肉に力が入って「意志」として撮影し続けている。 今朝この写真を見て、不覚にも、なぜかドッと目から「水」が出た。 彼の「戦場カメラマン」としての思いが、即死であっても、カメラを放さないその姿に凝縮されていてせつなくて悲しくて涙が溢れた。
それにしても、ひどいよなあ。野蛮、野蛮だ。 至近距離で、それも丸腰の人を。 この国もかつてのカンボジア同様、「殺人機械」を養成しているようだ。 長井さん、今治の人。そうか、四国の、愛媛の人か・・・だった。 なおさら身近に感じる。 それにしても、こういう方々の家族って、せつないだろうに、胸張り裂けそうであろうに「見事」と思う。
長井さんが所属していたAPF通信社の代表である山路徹さん、お話をきいたことがある。 彼もまた「いつ死ぬか分からない」といいつつ危険な戦場へたびたび足を運んでいる人だ。 彼の話の中で「やばいところにいくときは、すぐに出せるところに100ドルを入れておく」と聞いたのだ。「100ドルをソッコウでわたせれば、命が買えるときがある」と。 今や世界は金で命は買えないところまで来ている気がする。 今回がいい例だ。 長井さん、丸腰の自分が狙われるとは思ってもいなかったろう。 無念であったろう。 心から、ご冥福を祈りたい。
ミャンマー、大勢の人が亡くなった。 カンボジアのようにならぬことを祈りたい。
朝晩は半袖だと寒く感じるようになった。 去年より寒さが早いようだ。
要するに、 逃げ出した弟子を力ずくで連れ戻した後にリンチ殺人 ということ。 立件してほしい。 殺人だよ!! 確か6月末だったかにこの日記で取りあげたと思うが、あの時も怒っていたが、今もむくむく怒っておる。 ビール瓶がくだけるほど、弟子をなぐるか、親方が。 それ見ていたら、兄弟子どもも、金属バットだって出してくるだろさ。 さらに、暴行の痕跡を消すために、火葬をしようとまでしていたなんて悪質。 立件して、執行猶予なしの実刑にしてほしいわ。 体を張る仕事(相撲)していたら、どこまでどうしたら、やばいかわかるはずなのに・・・時津風親方さんもお子さんがいるだろうに、自分の子どもをこういう形で殺されたらどうだ?? っていう想像力がない。 福田の「冷血」もそうだけど。 想像力のない人が増えているんだと、つくづくと実感。 それにしても 出稼ぎ外人力士でもっている「国技」なんて笑。 その出稼ぎ力士のしつけもできない親方、弟子をリンチ殺人してしまう親方。 野蛮すぎるよ! 相撲も賞味期限切れ。 単なる格闘技として生き延びていけばいいんじゃないの。 相撲を「国技」とよぶことに断固反対する。 「両国SUMOU格闘技棺(館じゃなくてさ)」にして下さい。 多分、国技なんで、国から何かしらの助成とかでているんじゃなかろうか。 相撲協会あたりに。 それも即刻止めてほしい。
新聞によれば「いい子なるから迎えに来てほしい」というメールが最後だったと。 父親がいっている。 かわいそうすぎる。
満月が美しい。
とういうことで、短歌に挑戦だ! ●月の夜 見上げて思う 過ぎし日々 かぐやの姫の ごときわれにウフ●(←字余り) フシギだけど、月を見ているとあまり先のことは考えない。思いは過去のことへ。何でかな、月の光のせいかなあ。私の「年輪」のせいかなあ。
話は違うが・・・ 京都の父殺し、長野の父重傷、はたまた大津で母は妊娠の娘殺す・・・日本の親子関係はどないなっとんの。 なんで、新しい命を授かった娘を殺すかな? なんとか力を合わせて育てていけばいいんじゃないのお? 悲しいニュースだと思った。
昨日はいい月夜だった。 ギリシャはサントリーニの月光浴を思い出すほど。 しかし、ホントの満月は、明日だ。 このところ、大きな地震がないっていうのが満月を迎えるにあたって心配。 そろそろ、Tシャツ1枚では朝晩さむい。
2007年09月25日(火) |
福田さん・・・は冷血だと思うわ |
決まりましたね。 でも、占い的には、トップはだめな人だって、ネットではあちこちに書いてあるね。補佐が最高、の御仁らしい。 そういえば田中角栄も、ウラ役がいい、表にでると溶ける、と占われていて、ホントに総理になったら溶けたもんね。 福田も溶ければいいと思うよ、はい。 わけは・・・ わたしが「うわーやだ」と感じたのは、北から拉致被害者が帰国して来たときの話。 北と2週間だけ、その後は返すという約束ができているのに返さなくていいのか、とねじ込んだという話。 福田、バカやろう。 って思った。 だって拉致されていった人たちだよ。好きでいったんじゃない、そういう人達を帰すという「約束」自体が笑止でしょう。 「取り戻した」ってことでしょう・・「正規の場所」に戻ったってことでしょう。 骨の髄から冷血だから、こういうコトが平気でいえるってこと。 こういう人が国民のためとかいっても、信じられないね、絶対に。 もし帰ってきた人達が自分の家族や親族だったらどうだ? 約束(密約だけど)があるからって返そうっていうか?いわんでしょう、たぶん。 帰ってきた「家族」と抱き合ってよろこび「ずっとそばにいろ」っていうでしょう、福田、家族は大事にしているっていうから。 彼は、拉致被害者を政治の「道具」としてしか見ていなかった。それは、「北の目線」と同じだよね。サイテー。 政治家になにも期待しないけど、この話はサイテー中のサイテー。 一事が万事という。一つことで、すべてがわかるときがある。 約束があるから、被害者を返せとかいう話はまさにそれ。
福田さんが人気がないのはわかるよね。 冷血は人気でない。 人は本能で血が冷たい人のことわかるんだわ。
涼しい。 秋が来ました。 きょうは十五夜。 ススキをとって、おだんごは買ってきましたわ。 お月さまでるかな?
映画祭に通ったシワよせで忙しい。 でもひとつだけ。 ひめゆり、みて下さい。 東京の「ポレポレ 東中野」は、5月くらいから、延長延長で上映され続けているらしい。 で、さっきひめゆりの公式ホームページを見たら、全国あちこちで劇場公開や自主上映されていますよ。 HPのアドレス:http://www.himeyuri.info/ 今日の午前、沖縄へ修学旅行に行った高校生が来たのでひめゆりのパンフレットを見せて、ひめゆり資料館でお話をきかせてくれた人この中にいる?って聞いたら、おられました。 パンフレット、私がもう少し読んでから彼に貸すことにした。若者へのメッセージがあるので「これだけでも読んで」と話してある。
涼しくなったが、昼はやはり少し暑い。 つるべ落としの秋の夕暮れになってきたなあ。 朝5時は薄暗い。 また、雪の季節が来るんですねえ・・・なんて気が早いか。 いや、早くない、ね。
11:40より 「酒井家の幸せ」 友近と、ユースケサンタマリア、今売り出しの森田直幸が出演の一時話題だった作品だ。 友近とユースケサンタマリアが夫婦。東のニンゲンであるユースケサンタマリア以外はギトギトの大阪弁である、という設定。 友近は、前の夫と長男を事故でなくして、今の夫と再婚、森田の扮する次雄君は、前の夫の子どもである。今の夫との間にできた4歳の娘もいる。 フツーの家庭に見えたが、ある日、ユースケサンタマリアの扮する夫が、好きな男ができたと家をでる。(今回の映画祭は、男・男のパターンが多いねえと思ったけど)しかし、それはカモフラージュ。夫は病気で余命あと少しで、家族に心配や負担をかけたくないために、ホモを装ってうちから消えたということが判明する。 てな、なにかおかしなところのある映画でおもしろかった・・友近とユースケの夫婦が絶妙。そのほかにも、赤井英和とか、仁鶴師匠とかわきも絶妙。笑えた。 この後、監督の呉美保さんと森田君がトークで登場した。
14:35分より 「ひめゆり」 ひめゆりの沖縄戦のドキュメンタリー。13年をかけた作品。今まで、ひめゆりの当人たちの証言を記録したものがなかった、いうのが意外だったが・・とにかく生き残った彼女たちの口からでるすさまじさ、哀しさ、苦しみ・・・。しかし、語り口はフシギと暗くなくて、まるで沖縄の空のようにすんでいた。 力作だった。 もう少し書きたいのだが、きょうは眠たいのだ。 じっくりと頭を使って作文する気力に欠ける。 明日にしまする。 1週間で10本見た。フリー券5500円は安かった。 でもさすがにつかれたわ。
沖縄へ行ったときに怒りをもって天皇には確かに戦争責任があった、と思ったものだが、今回も思った。天皇には戦争責任があった。 多分、それを一番身にしみて知っておられたのは昭和天皇のご自身であったろう。 苦しい生涯であったろうと、と思う。 今の天皇はそれをわかっておられるから、身を持しておられる。 沖縄へもいけばなにが起きるかわからないといわれても、断固として行くといわれたとか。 しかし皇太子は・・・わかっていない。 皇太子のチキンハートは有名で、かんしゃく玉をいたずらでばらまかれてから、警備を増やせとのたまったというし。とにかく、皇太子さんは「天皇の戦争責任」なんて全然考えてないだろう。そういうことを考えられるアタマがあれば、水俣病の原因をつくったチッソの社長だったM子さんのじいちゃんのお葬式に2日に渡っていったりはしないだろう。ウワサでは、チッソじいちゃんは、生前よく東宮にあそびにいっていたというし。(信じられん) こういう人には「天皇家の原罪」はわからない。っていうのがかなしいね。 私は過激な天皇廃止論者ではない。 日本の憲法がいう「象徴」としての人格と徳があれば、おられてもいいかとも思う。しかし、皇太子を見ているとない。もうこのあたりで責任取ってもらおうか、終わりにしてもいいかな、と思う。 改めて「ひめゆり」をみて思った。
暑さ・寒さも彼岸まで。 これが正しいことを証明した今日のお天気である。
2007年09月22日(土) |
長岡アジア映画祭6日目 |
今日も暑いと思ったら、映画を2本見てでたらずいぶんと涼しかったが・・・ 暑さ・寒さも彼岸までっていうの、たしかにそうかもと思った次第。 で、本日は2本。 12時20分 雲南の少女、ルオマの初恋 舞台は、雲南省の棚田の村。少数民族ハニ族の村である。 17歳のルオマは、毎日町までトウモロコシを背負っていき道ばたで観光客を相手に焼きトウモロコシを売る。 ルオマは、まさに美少女、ハニ族のかわいい女の子がいると、写真だけはよくとられる。 そんな彼女にいっしょに組んで商売をしようともちかけたのが、アミン、カメラマン志望の青年。観光客といっしょに写真をとって10元の商売だ。 そううちにるオマハ、阿南に思いを寄せて、都会からアミンの恋人がきて・・・となる。ルオマの夢がクンミン(昆明)にいってエレベーターに乗る、ということ。夢を叶えてやるよ、といいながらできずに戻ったアミン。しかし、アミンは、ルオマをとった写真でカメラマンとして名をあげた・・・ルオマはトウモロコシを売りつつその本の表紙を見て静かに微笑む。 なんといっても、棚田の風景がすごい。さらにハニ族のお祭りや生活もしっかりととらえていて、私が好きな中国映画バージョンでしたわ。 きのうの思い出の夏もそうだけど、今中国映画のテーマは都会のエーテルの浸透による田舎の変貌ってことだね。もっとフツーのことばにすれば近代化の波にあらわれ、のまれつつある中国辺境ってところかな。 14時20分より パラダイスナウ フランス・ドイツ・オランダ・ドイツ・パレスチナの共同作品。 自爆攻撃をする決意をした青年の2日が描かれている。 場所は、イスラエルの占領地ナプルス。 絶望のうちで自爆テロの道を選ばざるを得ない若者の絶望がヒリヒリと痛い・・・映画。 去年も、実に重たいパレスチナ問題を扱った映画があった。幻の国境線を走る映画。 あの時も思った、解決の道は、見えない。パレスチナが海に沈んでみんなお魚になりなさいって。お魚だったら、自爆テロも空爆もない、殺し合って憎しみ増すだけの日常なんてない。 今年も同じことを思った。 もう後戻りできないところまできている憎悪の連鎖。 多分地球最期の日まで争いそうな気がする。
・・・ 外にでたら、秋の風。 ほっほお。
昨夜、母からたあくさんのオクラと茄子をもらってきたので、ニンニクをたっぷり入れたオクラと茄子のカレーをして実家に朝届けた。 まだ、オクラがあるんだけど・・・さてどう料理するかね。 今晩の課題だ。
本日は、おやつまでもって13時より、続けて3本を見ました。 13時より「思い出の夏」 中国の映画。山西省の山奥の村に撮影隊が来る。村の子どもの中から、1人子役を選ぶという。で、優等生で先生ご推薦の友だちを陥れてまでしてなったのは、チョーユンファに憧れるショーシェンだ。撮影は進むが、ショーシェンにはどうしてもいえなない台詞があった。「もう町に戻らない、村で暮らす」という一言。自分なら、町にでたら村には絶対に戻らない・・だからウソは言えないと言い張る。これは、君ではない、役なのだといわれても納得できない・・で結局映画隊は彼ができないので違う村に行ってしまった・・・まあ続きがあるのですが「村で暮らす」がいえない中国の子ども。中国も過疎化に悩みつつあるんだろうか。中国は人民の移動が自由でないから、それはないと思っていたけど。。。。 14:50より グプラ マレーシアの映画。珍しいですねえ。 ヒロインは、オーキッドというチャーミングな女性。通りを隔てて彼女は、リッチな地域に住んでいる。もう片一方には、貧しい地域で、モスクのそばに娼婦の女性が2人住む。1人がどうやらエイズにかかったらしい。 通りの右と左で、重なり合わない生活が展開されていく。 なんと、字幕が、英語、中国語、話しているのは、マレー語に混じってけっこう英語が多くて、おまけに日本語字幕まででるんで、スクリーンがにぎやかだこと。 マレーシアは、基本的にイスラム国で、マレー人や華僑が多い国って知識があったんだけど、映画を見ていて、ウーン共存しているなあ。アジアのイスラムなんだなあ、と思った。 町の空気感が映画から伝わってきて行っていない国だけど、何となくわかった。 シンガポール的だけど、シンガポールより田舎っぽい?かな。 17:10より 沈黙の影 ななんと、サウジアラビアの映画なんだわ。 おもろかった。 近未来のアラブの国のどこか。 「研究所」と称する思想改造施設が砂漠のまん中にある。 そこに夫が消えた妻、父が消えた男。ふたりはそれぞれの家族を取り戻しに向かう。 砂漠のど真ん中で車が故障。野宿となる。(ここのシーン、きれいだった)しかし、オオカミがおそってきてピンチ、の時にベドウィンの長老たちに助けられる。 ここからは、砂漠の民の本領発揮。見事にふたりをサポートして夫と父を救い出すのだ。 砂漠の景色も廃墟の風景もうつくしくて、改めてサウジへの思いが募りましただ。というのも、サウジに旅しようとしてコケたから・・サウジって、女だけだと入国不可。団体旅でも女だけは不可。お酒、、娯楽一切ないので男性はいってもおもろくないんで団体ツアーも成立せんのだわ。 ごく最近まで、サウジとブータンは観光鎖国していた国の一つです。 この映画は、サウジ初の劇場長編映画として製作されたのだが、内容が不穏なんで 20年以上に渡って上映が禁止されていたんですと。ほう、不穏?どこが?てなもんでしたが。
さすがに3本見るとつかれまする。 ・・・・・・・・・ お天気がすごいことになっている。 空がまるでアフリカか地中海のような青さなのである。 ぬけている、おかしいと、稲刈りで忙しい弟ももいっている。 で、結論:私「また地震でも来るか」弟「地下からエネルギーがでているんじゃネエの」 恐いことだ。
転覆病を煩っていたピンポンパールが昨日死んだ。 一時治ったのに、結局再発して、もう一度がなかったのだ。 川に流して、南無南無したが・・かわいそうだった。
2007年09月20日(木) |
S21 クメール・ルージュの虐殺者たち(2002/フランス) |
これは、見たかった。 ドキュメンタリー映画だ。山形ドキュメンタリー映画祭で受賞した作品だ。 英語 S21 the Khmer Rouge Killing Machine Killing Machine・・・ですぜ。
カンボジア・ポルポト政権による虐殺200万人ともいわれる。 S21とは、政治犯の収容所、ここに加害者であった兵士と被害者の生き残りを集めて、その非人間的で信じられないほど過酷な収容所の日々を再現していく。 再現の中で、加害者たちの動きとことばは当時をまさに体現していて恐い。(体がきちんとしたことをおぼえているんだ!戦慄した・・・) 1975年から79年にかけて、1万7千人もの収容者(囚人ですが)が、殺されて、生き延びた人はたった3人だ。 政治犯といっても、たいていはでっちあげで、拷問によって入念に罪をつくり上げられて殺されていく。 画家であった被害者は、当時の書類に「保存」と書かれている。 保存とは、絵を描かせるという「任務」のために「殺さないで生かす」ということ。ひどいいい方だ。 さらに、「殺す」ではなくて、「粉砕」なのだ。 さらにさらに、病院で入用な血液を「囚人」から抜き取った。そう、死ぬまで・・・それは「採血」と決裁書類にかかれている。 鎖でベットに手足をつながれて、体から血液がなくなるまでとったのだ・・・ もう見ていてしんじらんあい!!!だった・・・・ ここまでするか? しかし、ナチも旧日本軍も、さらに昨今アフリアのえーっとどこだったかなボツワナだったかの部族争いもすごかったし、アメリカのイラクにおける拷問も、とあげればきりないほど我らがニンゲンたちは動物は決してしない残虐行為を繰り返している。 これは、前頭前野の暴走・・・新人(クロマニオン以降)になってからのことで、ネアンデルタール人(旧人)にはなかったこではないかという脳学者もいる。 我らの脳は暴走するようになってしまったのだ・・特に男のノウミソがそうだ、とも前に学んだ。 虐殺が、宿命的な行為だとしたら、私たちははどうすべきなのか? さらなる進化が必要か? 魂だけの存在・・へ。 なんてことまで考えてしまった。
今日のはわかりやすかったす。 それにしても、こういう映画を30人ほどの人しか見ていないなんてどうよ? 長岡は正真正銘地方都市ですわ。
本日もすさまじき晴天なり。
映画の前に去年できた田中金脈の発端になった信濃川河川敷問題の地にできた「リバーサイド千秋」というショッピングモールに行ってみた。 でもって、なつかしき「なはまるうどん」でうどんを食べてまいた。大好きなちくわの磯部揚げもね。 ここは、東京系のショップしか入っていなくてワタシ的には複雑だけどね。 「中央に収奪される地方」のわかりやすい構図がこのショッピングモールにある。 だから、自民党は負けたんだよ。 なお、福田さんは好きじゃない、顔が邪(よこしま)・・・です・・・わ。
2007年09月19日(水) |
トロピカル・マラディ・・ようわからん |
*トロピカル・マラディ* Tropical Malady [タイ/2004年/118分] 監督:アビチャッポン・ウィーラセタクン ってことで、見ましたが・・・ようわからん映画だったわ。 ワタシ的には、こんなにようわからん映画を見たのは久しぶりだ。 映画パンフに、さまざまな解釈ができる・・とかって書いてあるけど、これってパンフの逃げかいな。 むはーんという気分で車に向かって歩いてたら、前を歩いていたオバはんが突如振り向いて、「今の映画、どう思いました?わかりました?」と感想を聞かれた。 むはーーーーーん。 「カンヌの賞かなんかもらった映画ですよね。・・・タイですよね、映像がまさに。それと、圧倒的な自然にニンゲンはまけるってことですかねえ・・・」 沖縄の伝説の怪物、ウンタマギルー?(映画もあったはず)だったかをおもいだしていたわたしなんだわ。 映像は圧倒的に美しいけどねえ・・・
ありのままに書くと、
前半と後半、まるで違うテイストなんですね。 前半は、まさに2人の青年、兵士のケンとフツーの田舎青年トンの愛し合う姿が描かれている。(素朴でのんびりと) 後半は、ジャングルの中を彷徨う。片方の青年ケン。虎に姿を変えた目に見えぬ精霊を追って進む兵士を延々と描写しているのだ。 美しいけどなんやのってかんじで。 虎に姿を変えられた精霊は元呪術師で人の記憶を食べて生きているだそうな。 ってことで、前半のふたりのシーン、虎に食われるためにあったてこと??? わたしだって、だれかに「どう見ました?テーマ、なんなんでしょ?」とかって聞きたかったけど、こういう解釈を保留させる映画もいいモンだとは思うが。 タイの人たちは、こんなん見ないだろうなあ・・・ もっと、娯楽たっぷり、純愛か悲恋か、ダンスでぎらぎら、歌でようよう!みたいなのが好きだと思うけど。 ま、タイのスノビッシュな映画で、国際賞向けなんでしょう、タイの対外的地位を意識させる・・・。(これはちょっと意地悪かな)
いい天気すぎて恐い。 北国の空ではない、ここはギリシャかイタリアかスペインかってなもんの青空と乾燥度である。
2007年09月18日(火) |
ナヴァラス・・・インド映画 |
長岡アジア映画祭2日目・・・きょうは19時30分〜の「ナヴァラス」1本のみ。ちょうど、塾の方も、夜は休みになったので末弟をお風呂に入れてから車を飛ばして会場へ。 ・・・ 映画は、インドの第3の性ヒジュラがテーマである。 13才の少女シュエータは叔父ガウタムが女装しているところを目撃した。問いただすシュエータにガウダムは、自分は生まれつき体は男だが心は女だと告白する。 そしてまもなくクーヴァガム村で始まるヒジュラのお祭で女として生きることを誓うとも話す。 ちょうど、両親は田舎の結婚式で不在。家を出たガウダムをシュエータは追う。 しかし、村への道は祭に参加するオネエ言葉系のヒジュラさんたちで一杯なんだわ。さらにマドラスからきたボビー(ダンサーのヒジュラ)がシュエータを追い回す。ボビーは祭りの前日に行われる美人コンテストに出るという目的できたのだ。最初ボビーを拒んでいたシュエータだが、ボビーの生い立ち(父に勘当されてうちを追い出され、人にバカにされるという生い立ち)を聞いて心を開いてうち解けていく。そして叔父のような人間が大勢いて、周囲の無理解で大変な人生を送っていることを知るのだ。 すごいのは30万人もの人が集まるヒジュラのお祭りが舞台!だってことだ。 男が女になって古代叙事詩を再現するクーヴァガムの祭は南インドの女装フェスティバル。エネルギッシュで、カラフルで猥雑で、まさにインド。 濃密な映画だ。「インド」が香り立つ。 びっくりしたのは出演しているヒジュラ(要するにサード・ジェンダー)が実際その人そのままだってことだ。生い立ちも含めて。 ボビーは実際に名門の子弟であったが、ヒジュラであったがために家を出て俳優となり、シュエータもそのままシュエータで学生。叔父役のガウダムもまた実際にヒジュラだ。 ボビーはこの映画でモナコ国際映画祭の助演男優賞を獲得したのだが、大きく報道されて「彼女」を絶縁していた父から和解の電話が来たという後日談もあるのだとか。 ・・・・・・・・・・・・・・・・ ヒジュラについては、昔インドに行ったときに知識として本で読んだ。 いわゆるインドのアウトカーストである。 実際に性器を切り取る人もいるし、女装だけの人もいるし、のようなのだが、ヒジュラである以上は、伝統的は衣装(サリー)着用がお約束だ。 で、家族から離れ、彼らのコミュニティで生活する。呪い、芸能、神に仕えるなど、仕事も特定限定。基本的にアウトカーストだから、尊敬はされない。差別とさげすみは付き物らしい。 こんな微々たる知識を映画を見つつ思いだした。
インドのすごいところ、というか奥深いところは、ヒジュラというカーストをつくったところだろう。 英国はこの国を統治していたときにヒジュラは認めなかった。法律を作って罰則と抑圧・排除の対象だった。今もその法律は生きている。 しかし、全人口の10%程度は男でも女でもない人類が誕生するというのは、厳然たる事実だ。これは、生育歴の問題ではなくて生理学的、統計的事実、科学である。しかたないことである。 神さまは、よくお考えになっている。多分、すべてが雄か雌になって、生殖活動をしたら、我々は餓えて死ぬのだろう。 あるいは2つの性しかなくて、滅びに向かうとすれば、救済の道として「ヒジュラ」的存在が必要とお考えになったのではないか。大いなる神仏たちは。 その辺のところをインド4000年の歴史は見抜いていた。 マイノリティを「ヒジュラ」という形であってもみとめる、血は流さないというところにインドの偉大さを感じるのだが、わたしは。
明日見るタイの映画もなかよし男2人の話だし「オカマ系」の映画かなあ。 「トロピカル・ラマディ」 カンヌ映画祭審査員賞を取った映画だ。
2007年09月17日(月) |
長岡アジア映画祭始まる |
今日から。 今年は、フリー券を5500円で買いましだ。 単発で行くと、一回900円だから、7回、つまり、毎日1本を見に行くと、だいたい元は取れるわけだが。 まあでも、この映画祭、12回目。 地方都市でこういうマイナー系を12回も続けるという「文化」に敬意を表してフリー券を購入したってとこかな。(自分住む町ながら文化度高いな、って思う) ボランティア募集していたけど、まあ、こっちはちょこっとひくけど・・・(こういうのって常連がいるんだよね)こういうささやかな「協力」だったらできそうだし。 アジア映画好きとしては、まるで東京は赤坂の国際交流基金のイベントでしか見られないような映画を見られるのは素直にうれしい。 で、オープニングは、「まぶしい一日」韓国と日本の交流、というか、重なりをオムニバスで描いている。 1つ目は、チェジュ島へ、祖父の遺言で宝物を探しにきた日本の若い女性(実は在日)、2作目は母がいる渋谷へ行きたくて詐欺を繰り返す高校生の1日、三作目が一番さわやか。 言葉がまったく通じない韓国の若い女性(書店員)と日本雑誌記者が仁川国際空港で知り合い、一晩、空港で夜明かしする話。 これが一番よかった。空港の屋上へ「風を見に行く」っていうのはなんとも浪漫で。 このオープニングの1作チョイスは正解だよね。 新潟にとって、韓国は実に一番近い外国だ。 明日はインドの性同一障害ののお話。 これも楽しみだ。
今日は暑かった。 きのうまであった風が全くない。 朝5時起きで五目稲荷をつくって、「敬老の日お届け便」で実家に届けた。 だから、眠たいです。 はやねしようっと。
今日は暑かった。おまけにムシムシするし。 実家のお犬様を連れてきて遊んでいたんだけど、ふだん冷房のところで「お宝」にされているお犬さまは、ばてばて。 サンポから帰ってきたら、体中(犬の)が暑い。 犬のために冷房つけただ。 やれやれ。 台風は、韓国はチェジュ島で大暴れ。縦断だったら、北朝鮮も大変だ。 上の人たちはいいけど、庶民にまた飢え死の人がでるよ。
今夜は、花火の音が聞こえる。
朝から、冷蔵庫の掃除をして、少しずつ残っている野菜で「残り物カレー」をつくる。 自分の分を取り分けて、あとは実家へ。 残り物はカレーにするに限るわ。 冷蔵庫の野菜室が一気に片付いた。 お参り。 ちょうど、お寺さんが来て、お経を読んで下さっている最中であった。 マル3年だ。 早いなあ。 あの朝も、いい天気で、今年より秋風が吹いてさわやかだった気がする。
午後からは、掃除と昼寝。 残暑きびし。
何だか、つぎは福田さんだって? 福田さんは人気ないし、選挙はやっぱり戦えないっぽいけどねえ。 あたしでもこんなことを考えるのに、自民党の人たちは、なに考えているんだか。
昨夜、うっかり窓明けで寝たら、何だか、今日はやや風邪っぽい。だるし。
2007年09月13日(木) |
アベちゃん、蜂の一差し? |
アベちゃん、慶応病院へ入院。 やはり、かなり体調が悪いようだのう・・・・ しかし、辞める理由が、小沢さんがあってくれなかったから、海自の補給活動援助の法律延長ができないとわかったからっていうのが気になる。 新聞なんか、だだっ子みたいだっていっているけど、そんなモンだろうか。 そんな軽いもんだろうか。 内国的にはそうみえても、海外的には、どんなもんだろうか。 民主党が、アンチテロのための法律延長の話し合いを断ったための辞任と海外的に書かれれば、民主党って、アンチテロではないのか、つまり、ビンラディンの協力者か・・というところまで飛躍させようとすればできるって論理って成り立たないか? アベちゃん、この時期に、小沢さんが会談断ったから辞めたって、もしかして、「蜂の一差し」(古い)ってやつかねえ。 ひ弱といっても、代々政治家のしたたかな家系ですよ。 お母ちゃん、妖怪岸信介の娘で、ぎらぎらですよ。 あいての足も引っ張ってから倒れるってパターンじゃないかと思うのであります。 民主党はテロを撲滅するための働きをしない党だっていうことを対外的に押っつけられたら困るンじゃないのと思うが。 とは、今日の新聞を読んで思ったことであります。 そうそう、3億円脱税疑惑っていうのもあるようですなあ。 つまり自分も、身がきれいじゃなかったのお?ってことなんでしょうか。 こういう辞め方されると、政治に絶望していてもあれやこれや考えてしまう今日この頃。
中越沖地震で不通だった信越線が今日復旧した。 まだまだ。
2007年09月12日(水) |
今ごろ、辞めるの?? |
今、ネットで知った。 安倍さん、辞めるの・・・小沢さんに会談断られたからだって。 健康問題もだって。 健康っていうのは、わかる、このごろ、顔がむくんでいるもんね。 多分、肝腎系が弱くなっていると思って、テレビなんかでは見ていたけど。 困るのは、拉致家族会だろう。 彼が一番熱心だったから。 福田さんがやる気満々だというウワサもあるし、そうなると、元気になるのは、マサどんパパもオワジジンだろうて。 彼ら、刎頸の交わりだっていう話だし。 そうなると、「アイコ女帝論」復活。 今日の新聞広告女性自身「愛子を天皇に・・」マサコ妃の思いとかなんとかいうのを読んで仰天したもん。 何だ、これ。皇室典範という法律があるんよ。それをけっ飛ばすようなこという人って、どんだけバカなんだ??? とあきれたけど、意外と、次は自分らを支持してくれる福田さんの出番と踏んでのことだったのか?と思った次第。 いずれにしても世が世なら、マサコさんとそのご家族は逆賊あるいは非国民として、処罰される話だわね。
メチャ涼しくなった。 ホントに秋がきたようです。 諸行無常なり。
昔、いっしょに切磋琢磨していたお友だち(といっても、少し年上だが)が5月になくなっていた、というメールを今さっき受信。 ああ・・ショック。諸行無常。 祈ろう・・・
涼しくなった。虫の声がにぎやかだ。
それにしても悲しい、ショック。 明日がわからない生きものである、ニンゲンは。
そうだ、今日はセッテンバーイレブンの日でもあった・・・ やっぱり祈ろう。
地元情報誌の女性が集金にきた。 話題が皇室話に。 でもって、moheji皇室ウオッチャーのネタを炸裂!させた。 昨今の、30億から10億改築、実家家族との宴会三昧、皇太子が入院しているときに東大病院でも出前三昧、那須でもラクダやメリーゴーランドを娘より早く乗った話、老人施設を訪問したときに、握手したあとにおしぼり要求などなど・・・彼女はびっくり「わーイメージがガラガラと音を当てて崩れます」 わかるよ、わたしも去年のオランダ静養の話から、皇太子夫妻はおかしい?と思って調べ始めたんだけど、あまりのあまりにびっくりしたよね。 てな調子で、彼女2時間近く話していきましたわ。 「知り合いに聞かせます!」って、はいい。。ええこっちゃ。
昨日、実家の庭先に預けてあるスダチの木をチェック。 なんと、スダチさん、実を3コもつけておった。 秋刀魚にスダチ、今年は自家製でできるよ。 すごいなあ。 葉っぱをアゲハの幼虫に食べられたときは死ぬかと思ったのに。 徳島体験、さまざまありましたが、去り際に記念に購入してきたこのスダチが、確かに1本残りましただ。 大事にしよう。 風の便りにカメラマンさんは、結局、広島へ付いていったもののいたたまれずに(そりゃ、あの毎日ような遅刻仕事ぶりでは無理でしたでしょう。彼の写真はよかったし、評価するんだけどな)1年たたずに辞めて今やどこに消えたかワカランようだし。 彼は、北海道から出てきて、またたくまに両親が亡くなって、かわいそうな身の上だったのに・・・マルコメM氏は、罪なことをしたもんだ、と思う。
雨である。 涼しい。 ありがたし、だ。
2007年09月09日(日) |
宮田亮平金工展とロバート・サブダしかけ絵本 |
新潟三越まで、宮田亮平さんの金工展を見に行ってきた。 イルカがテーマと、ラジオで聴いたので、イルカ・鯨おっかけがテーマであるわたしとしては行きたくなる。 宮田さんは、現東京芸大の学長さん。佐渡出身で、お父さんが佐渡の無名異焼かなんかのえらい人(名人)だったはずだが。(定かならず) 作品、きれいだった。 特に、鯨やイルカのお腹の中にメルヘン世界を入れこんだものが気にいった。 三越のギャラリー展で即売も兼ねているので無料だったのだが、大きな作品は1点250万前後。小さいものだと、50万円以下もありで、実際に商談をしているおじさんがいたよ。小さい作品は、いくつも売約済みが付いていた。
上の階でやっていたのが、ロバート・サブダのしかけ絵本の世界展。 不思議の国のアリスが特大絵本になっていて、ボタンをおすと開くのだ。おもしろかった。それにしても、閉じると、見事に2ページの間におさまるのには感動だわ。
残暑きびし。 この週末は、やるべきことをうっちゃって出歩いたね。 ま、いいけど。
再来週は、長岡アジア映画祭が始まる。 今年は、フリー券を買って通うか、と思っている。
18切符が残っていたので、朝の電車で、谷川岳を眺めに行ってきた。 台風一過のお天気を期待したのだが、イマイチ。しかし、山頂がガスりながらも、切り立った岩峰、という感じの山容が見えた。尾瀬の至仏山まで見えていたしまあまあかな。 ちょこっと散策のつもりで乗ったロープウエイだが、谷川岳山頂の標識を、熊穴沢避難小屋まで。片道約40分ほどの歩き。よく整備された道だった。 もうごく目の前に谷川岳がそびえる。 うわー登りたいと思ったが、足はウオーキングだし、山行きの用意はなにもしていない。 いくら、間近に見えても天下の谷川岳だ。 自然をなめたらいかんぜよ、と自分にいきかせて戻ってきた。 今度はきちんと用意をしていきたい。 それと、自分の足が弱くなった気がする。車ばっかりの生活してるモンねえ。これでは、将来カイラス巡礼ができない。体を鍛えないといかん。 高山植物を期待していったのだが、おおかたは終わっていて、吾亦紅とかリンドウとか、タムラソウとか地味系しか残っていないのが残念だった。 3時過ぎのバスで水上駅に戻って、町営の日帰り温泉で、汗を流して帰ってきた。 このところ、何かと思うに任せないことが多いので、山を見て気分よかったのだわ。やっぱり山はいい。
大きな台風だった。 被害多し、だ。お見舞い申し上げます。 うちも玄関先の植木が風でひっくり返った。 網戸が1枚、網がはずれてこわれた。 ホームツリー?の桑の木は、曲がったけど、また立ち直るだろう。
新聞を見ていたら、「う、この人、人相悪いわ」と思った写真が1枚。 記事を読んだら、ワカバヤシとかいう新しい農相だった。 だいじょうぶか、またお金で辞めるのことにならないか、そんな心配をさせる人相だけど。
2007年09月06日(木) |
かわいいね、悠仁殿下ちゃん |
新聞を開いたら、悠仁殿下ちゃん、1歳のつかまりだち写真がけっこう大きくカラーで載っている。 ほうう、かわいいじゃないのよ。 そうか、もう1年過ぎたんだ、今日がバースデイか。 ひさしぶりに2ちゃんねる鬼女(既婚女性)板の「アンチ皇室ご一行さま」をROMりにいってみた。 皇室ご一行といっても、この掲示板はマサコさんが主なる主人公で、彼女のあきれた行状にコメントがつけられるのだが、文句つけたくなる情報を提供しつづけている彼女に脱帽。 本人も時々ここにご降臨、反論をしているともっぱらのウワサだけど、真偽のほどはわからず。まさかいくら静養中で時間が余っているとはいえ、皇太子妃が悪名高い2ちゃんねるに、ご行啓されているとはおもわれんが。 しかし、皇太子さんのご学友が、2ちゃんねるですごいことになっていると話したらしいから、自分らのネット上での不評は知っているのは確定らしいが。 さて、今日の2ちゃん掲示板。 ネット上の写真や、動画まで紹介されている。ほかの写真も見たけど、かわいいねえ。この先も元気に成長されることを祈ろうわい。 でもって、秋篠宮ご家族があたたかい雰囲気で、トウグーさんとは大違いだってよくわかる。 それにしても、この1歳児の育児室としてプレハブ2階建てをお造りになるんだそうな。皇室とプレハブという響きのアンバランスさにおどろいたが、倹約倹約なんだろうか。もちろん、その辺の物置のようなヤツとは違うんだろうが。 でもって、トウグーは10億円で改修工事って。 このちがい、どうよ。 宮内庁、30億円で、新築とアドバルーンを上げたら、多分抗議メールとか電話が殺到したんだろう。(わたしもメールはしたし。この日本でも、飢え死にする人がいるご時世。30億は違うことに使いましょうって) でもって、一気に10億になった。 国民をバカにしてんじゃないの?って思うわ。 30億ってふっかけて10億に落とす。まるで、中近東あたりに値切りの技法だわ。下品であきれるね。 皇室ウッチャーmohejiでした。
さっき、ちょっと買い物に行ったら、「マヨネーズ屋さんとつくったおいしい揚げもち」なる亀田製菓とキューピー共同開発の新製品が出ていた。 コンビニでも新しいものは必ずとりあえず食べるわたしとして、通り過ぎることはできない。 買ってきて食べた。 まさにマヨ味揚げもちだ。 ご飯にもマヨネーズをかけて食べるという伝説のマヨラーには絶対受けると思う。 小袋になって、いて、缶ビールのおつまみに1袋ちょうどいい。 わたしもけっこう気に入った。
台風のフェーン現象。 風も、ムッとする暑さもすごい。
朝は冷えて、秋という感じだったのだが、午後からお天気がよくなって暑い。 残暑なり。 ブログの「子どもの本読み千夜一夜」は、夏休み中は、コンスタントに100前後アクセスがあって、中学生の課題図書紹介文は大繁盛だったのだが、2学期が始まったら、また閑古鳥がなく状態になった。 昨日、ブログアップして、ついでにアクセス解析を眺めて笑った。 でもだ、 夏休みの読書感想文書きの宿題は、なかなかだ。 たとえ、宿題のためであっても、本を読む契機になるのはよいことだ。 まあまた、ボチボチ、淡々と読んだ子ども本をアップしていくのみだけど。
今月の寂聴さんの言葉 「常に真向きに、日々精一杯努力する、その気持ちも大事ですが、ときには自然におまかせする心構えも必要です。」
なぜか、玄関の植木鉢に桑の木がすくすくと育っている。 もともと、ラベンダーを植え替えておいた鉢なんだけど、そのまん中から桑の木が・・・植えてないよ。 多分、虫を追いかけてきた鳥がウンチをして、その中に桑の実の種が入っていたと推理している。 もうわたしの身長くらい伸びて、親指くらいの太さで、りっぱな若木になっているのだわ。 もうすごい伸び方で、ラベンダーは負けて死にかけている。 桑ってすごいいのちの力だ。
ピンポンパールちゃんが、また転覆病になっている。前より重症だ。 そんなに大量にエサをあげているわけじゃないけど、毎日一回あげていたら再発したのだ。 また絶食させている。 食べ過ぎほど体に毒なモンはないんだ、と金魚に教えていただいています。 あまり動かないニンゲンは、時々プチ断食するくらいでいいのかもしれない。
蒸す、昨夜は久しぶりに窓を全開で寝た。 とはいいながら、もう夏は終わったけどね。 なにしろ、稲刈り真っ最中です・・新潟平野では。
またしても、農水相の更迭。坂本政務次官だったかも、辞任だそうだよね。 もうもう・・・あきれ。 与謝野官房長官は、官僚の天下り、いいんじゃないの?みたいなことを言っているし、これも何だかねえ。
今日は暑いと感じる日になった。 でも日がどんどん短くなる感じ。 朝のお日さまの出る場所も違ってきた、太陽が北に動いている。 それでも、まだビールはうまい。 冷蔵庫にたくさん缶ビールがはいっていると、1本でおさまらずに、2本3本と飲んでしまうので、このごろは冷やすのを1本と決めている。 アルチューより太るのが心配なのだわ。 冷えていないと、意外とあっさりあきらめるわたしなのだ。
昨日図書館で借りてきた安野光雅さんの「子どもの季節」という絵本。 まるっきり文字がない。 でも、見ているとなごむ。 いまや、失われた風景。 なんか疲れているのか、と思う。
「恐山は、カルデラ湖である宇曽利湖(うそりこ)を中心とした外輪山の総称である。外輪山は釜臥山、大尽山、小尽山、北国山、屏風山、剣の山、地蔵山、鶏頭山の八峰。「恐山」という名称の単独峰はない」(インターネット辞典:ウイキペディア) ということで、恐山は火山なんです。 それも活動中の・・・確かにエネルギーは強いと思ったけど。 宇曽利湖では今でも溶岩が地底でわいてでていて酸性度が非常に強くてふつうの魚はすめない。しかし、一種、酸性に合うよう特化したウグイが生息しているとか。 宇曽利湖、ガスがぷすぷす出る火山性の不毛地、隣接して緑におおわれた山・・・そうして、恐山菩提寺はこの緑の地に、建立されている。 水と火と、不毛と、人を養う大地・・・これがみんなそろった地が恐山。 地球のミニチュア。 究極の霊地だねえ。 とわたしは思いましただ。 青森では「人は死んだら恐山へ行く」といわれている。 お寺を依り代として集まった霊魂たちは、この世(寺)から、火山ガスが吹き出ている不毛地(地獄)を通過して、宇曽利湖の浄土ヶ浜であの世に船出する。 こういうのが、この地で具体的にわかる。 江戸期に成立した地獄極楽テーマパーク。 死んだらどこに行くか、そうしてどうなるかわかっていた、見えたこの恐山はニンゲンどもにとっては精神安定の地であったろうよねえ、と思う。 わたしがあの山で感じた「平和」はそんな気配を感じてのことだったのかもしれない、と思う。 ということで 一昨日、ようやっと恐山や白神の写真をパソで見たら、1枚「あれ?」の写真が入っていた。 空だけが青くて、あとはまっ黒で・・みたいなヤツ。 風景が全てまっ黒で空だけ明るい。 びっくりした。だってこんなのを撮影した記憶はない。 いいお天気だったので、不毛大地も明るい「地獄」だったんだけど、1枚だけポジに対するネガがあって。 カメラの不具合とかで偶然にしても、なんで恐山だけ? 白神の写真とかはふつうだったのに、 できすぎだ。 何だか、神さんか仏さんが「な!」っていう感じで見せて下さったような、気がしたが。 名前は恐ろしげだけれど、また行きたい地である、恐山は。
朝晩涼しくなった。 夜は窓を閉める。
2007年09月01日(土) |
ダイアナさんの没10年に思うのだ |
ダイアナさんの没10周年式典があったそうな。 息子2人、チャルーズさん、エリザベス女王までお出まし。けっこう大きなニュースになっている。 よくダイアナさんと皇太子妃を比べる向きがあるけれど、確かに似ているところもある。 贅沢好き、派手好き。 しかし、決定的に違ったのは、ダイアナは、常に弱者をやさしい目線で見つめていた。で、自分の立場を彼らのために最大限利用して行動した。 地雷除去、戦争孤児・・・これはとてもとても評価できると思う。 それから、息子2人のよき母でもあった。 だから、わたしはいくら男関係にだらしなくても贅沢がすごくても(もっとも、英王室はお金持ちだしいいんだろう、税金でやりくりの日本の皇室とは違う)評価する。 対して、マサどん。 人のことなんて考えちゃいない。自分がよけリャいいのだわ。 昨日書いた女性自身のあの動物王国のお遊び写真を見て確信した。 マサどんは、老人施設に行ってご老人と握手したりすると、あとでおしぼりを要求するそう。(訪問された施設の関係者証言) オーストラリア訪問のときは、やっぱり施設訪問で足が不自由な少年に、まだ歩けないアイコちゃんの写真(赤ん坊)を見せて「like you」(あなたみたい)と、うれしげにいったそうな。 いっぱしの少年なのに、足が不自由だから赤ん坊といっしょってことでしょ・・マサどんにそこまでの悪意がなくても、要するにそういう意味になる。 全く信じられないくらい思いやりのない発言! マサコ「何が好きですか」 足が不自由な少年「○○○」 マサコ「そうですか、それはすてきですね」 的な、相手の思いを聞いてそれをそう明るく前向きに解釈するって会話の流れをつくるべきでしょう。(国語塾の塾長的に考えれば) 要するにバカなんだよね。(わたしはこういう奴をバカと呼ぶ、IGではなくてEQが低い) わたし、こういうの、大嫌いなんだよね。 さらに アイコさんといっしょにご飯も食べないし、送迎もほとんどしないそうな。(7月の週刊文春だったか新潮の記事) 母はマサどん君一人。 もっと愛をかけてあげれよ、といいたいのだ、わたしは。 あの暗いボワンとしたお顔のお嬢ちゃんがかわいそうでならん。 うちの実家のマルチーズのほうがずっと表情豊かだ。 好きなニンゲンを見ると、このごろは目を細めて歯をむき出して「笑い」をつくる。犬って、笑わないっていうのが定説だけど、わたしは違うと思うこのごろ。
もうはや9月だ。 こうやって 死にむかいつつ 君も我も てなもんだね。
旅@恐山8月23日と24日をアップ。
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