世界お遍路 千夜一夜旅日記

2006年12月31日(日) 1年、ありがとう

実家で年越し宴会を終えて帰宅。
道が凍結する前に送ってもらった。
今夜は冷えるよ。

とにもかくにも元気に過ごせた1年でありました。
ありがとう!
来年もよろしく。

奇跡的に晴れて!
気持ちよい天気であった。
今ごろの新潟にあるまじき好天、恐いくらい。
というか、地震がきている。
太平洋のプレートの活動が活発になっているようだ。
台湾の大地震との関係だろうか?
お正月の3日あたりが満月だったはずだし、大きな揺れに要注意だ。

明日も晴れみたいだ。
ありがたし。
では来るべき年がよき年でありますようにお祈りしています!



2006年12月30日(土) フセイン、死す・・か

今日フセイン元大統領の絞首刑執行。
あっけないね。
たくさんの人たちを殺したのだし、因果応報といえばそうだが・・・
しかし、イラクは今や内戦状態だし、彼が独裁恐怖政治をしていたときより悪い。

因果応報。
村上ファンド、ホリエモン、みんな然りだ。
ブッシュや小泉にはないのか?

きちんと生きたいと思う、年の瀬。



2006年12月29日(金) 突然、劇団ひとり的忘年会

天気予報あたり。
確かに積もりました。
今日は、車の雪を落として、周囲の雪を払って・・・状態だった。
午前は、支払いなどを済ませ、掃除。
しかし、なんかのらない。
考えたいこと・・来年のこととかいろいろあるのだが、それも根を詰める気持ちになれないし。
で、突然、気分転換だ、一人忘年会をするか・・・という決定をして北風ピーピー雪の中をでた。
背中には着替え一式。
温泉である。
電車で20分、越後川口、中越地震の震源地にいい温泉があるんで。
駅からは車で10分弱。和楽美(わらび)の湯着。
すいていた。
魚野川の絶景を見下ろせる源泉の湯は、露天のふきっさらし。雪も舞い落ちる。ツララを見ながらの入浴。爽快、気持ちよかった。
泉質はナトリウム泉、茶色が入っていて、いわゆる「金泉の湯」系だ。
1時間ほどいて、あがって、少しお昼寝。
売店で、正真正銘の魚沼米のおにぎりや雪下大根のゆずみそなんぞを買って食べた。大根がうまかった。ビールは飲むと、ぐっすり寝てしまいそうなんで控える。その代わりにアイスを2本も食べた。
で、本を読みつつ、またウトウト。その後覚醒。今年の反省なんかをシコシコとノートに書いて。(このあたり、劇団ひとりだわ、我ながら孤独系)
気分転換はまちがいなくできました。
温泉はいいわ。
忘年会って、ガッコの先生時代大嫌い。
幹事の時は、ヒトサマに迷惑をかけるので、なんでもニコニコと笑いながらしたが、幹事じゃないときは「風邪」をひくのが決まりだった。
だいたい、私は大勢が集まって飲んだり歌ったりってすきじゃない。
宴会、コンパきらい。
心が通じる少数とじっくり食べて飲んでしゃべるのがすき。
自分で料理つくって、好きな方々をもてなすのもすきだけど、特定多数の宴会は大嫌いなんで、忘年会なるものから解放されたことは大喜びだったんだけど。
今年はそんなわけでひとり忘年会で、沈思黙考をふきっさらしの露天風呂でしてきましたわ。
今年の終わりに、いい時間でした。
時々こういうのが必要だよねえ。

ただいま、嵐です。
霰が窓に当たっていますねえ。
さあ、メルマガをつくって配信しないと。



2006年12月28日(木) 寒波来る?

明日は新潟は、山雪型の降り方をするようで、妙高や湯沢が1mという予報がでた。
ま、スキーで持っているような地域なんで、喜ばれる雪かもしれない。
明日終日降りとはいいながら、それほどの冷えが今だきていない。
さっき、実家からかえってくるときも、みぞれがすさまじい勢いでたたきつけたが、これがほんとに雪になる??って感じがした。
あったかだもん。
それにしても、去年は今ごろ、4日おきくらいに灯油を買いに走っていたけど、今年は10日1回でいいのだわ。
経済的にも実にありがたい。

塾は今日でおしまい。小学生はカルタ取りなんかやって和やかに。ヤレヤレです。
昨日来た小学生が成績表を見せてくれた。
国語、上がったみたい。私もうれしい。
午後から来た中学生、作文10点配点のテスト、10点満点。きたばかりの頃は、4点くらいしか取れなかったけど、1年半でここまで来てくれた。(この子は試験前にちょこっと英作文も教えたんだけど、そちらも8点とれたといっていた)。こういうのきくのはうれしい。
時々、ガンガン叱ったけどよくめげずに来たものだと思う。
「それだけ宿題もテスト勉もやらないんだったら、来月から来なくていいよ。やる気がないんだったら、むだ」とまでいったこともあったっけ。
本人のやる気次第で、子どもは伸びる。
しかし、やる気がなかったら、親はお金をどぶに捨てるようなもんだわ。
このやる気というか、家庭学習の癖と勉強っておもしろいかもって気持ちや思いを持たせるのは、学校の先生もさることながら、親だ。幼児期からのしつけや親の関わりで決まっていくところがある。
子どもは小学生で、先がある程度見えてくる・・・って気がするね。
それは、具体的な学習での出来不出来じゃなくて、やる気とおもしろいかもっていう知的好奇心と、集中力と地道な努力ができるか否か。

明日は掃除だの料理だのをしないとね。
30日は友だちが来るし、とりあえずはきたないうちの中掃除といこう。



2006年12月27日(水) 台湾の地震・・南西

昨日南西に伸びていた地震雲の先は台湾だったようだ。
震度5強みたい。
被害が少ないことを祈ろう。
朝から雨。それも大雨。
雪である時期に・・おかしいよ。
やはり、一番予想されるのは地震だろう・・・
みなさん要注意。
うちより南および南東は、ずっと地震雲でっぱなしですから、いつきてもおかしくない・・・・関東方面。思うにしかし、早々にきそうなのは、むしろ、南海地域かも。
とにかく、寝ているとこにたおれてきたら下敷きになりそうな物は置かないとかの予防をしませう。
今日は、さてこれからお掃除。
窓ガラスなんてすごくきたなくて・・ねえ。
マ、それよりうちの中が先ですが。
ではネット切ります。





2006年12月26日(火) 佐渡が震源

夕べはすごくおそく寝たのに、朝5時過ぎ、揺れておきた。
震度3から4の揺れだった。
うちの地面はもともと田んぼの埋め立て地で揺れは激しい。3階だし。
昨日地震雲の事書いてすぐのこれ、だもん。
ちなみに、今日は確かに弥彦山の向こう、佐渡ほうこうに地震雲が観測できた。
しかしもっとすごいのは、北北東から、天空を横切って、南西へ伸びるすごいヤツ。これ、でかそうだ。(これが来るとすると、震度4ではすまないだろう)
あと、東から南東はあいかわらずよどんでいた。

今日は末弟の定期検査デイケア施設への送り、役所、ビワの出張、帰宅後すぐに昨日来なかった子がきて塾個人指導、これから、末弟と家族のビワをしに行く。
なんだかあっという間に暮れたかんじ。
やれやれ。
こうやって年とるんですな。
でも、動ける自分の健康に感謝しよう。
「神さま、仏さま、ありがとうおおおお!!」



2006年12月25日(月) 気持ち悪い上天気

昨年の今ごろは「北極」だった。
来る日も来る日も吹雪いて、積もり・・・。そして、ついに羽越線脱線で、確か5人の方々が亡くなられたはず。
それなのに、今日は朝から、お天道様が拝めた。
太陽の子mohejiはうれしくて、もう元気元気。
オレンジ色の朝の光が部屋に差し込んで、みるみるあかるくなったのには感動したね。
それにしても、空には青空が広がって雲一つないんだよ。
12月の新潟の空とはおもえん。
里山には雪、完全にありません。

ちなみに今日は昼近く地震雲が観測できた。
北東、東、南東・・あたりにどんよりでていました。
巻き上がり状ではないので、極地直下型ではないだろう。
広域にそうでっかかくはないけど揺れるタイプの雲みたい。
とみたけどねえ。




2006年12月24日(日) あっという間の1日過ぎて・・・

まだ年賀状おわっとりません。
怠けとります。
しかし、今日は、朝っぱらから、末弟の行っている施設の自立支援法本格実施後のあれこれの説明会があって、朝っぱらから母を車に積んでお出かけ。
昼過ぎまで、いろいろと厳しいお話を聞いてきた。
支援法が動き出して自己負担1割、日本の受益者負担は3割ふつうなんで、この自立支援法の1割負担は変えたくても変えられませんという話を11月の福岡翼さんの話で聞いたばかりなのに、これが負担減(1/4だったかな?)なるとか。
しかし、福祉予算の945億だったかの外ワクが決まっていて、それは1割負担とセットなのに何でこういうコトできるの??
施設長と一部の人たちは喜んでいたようだ、けどまあ、選挙用の一時しのぎでしょう。だって、枠内の予定がくずれるジャン。長期でこれ、あり得ないんだよね。
法律、自滅するでしょう・・
そういう裏まで見えるだけに、長いスパンで考えないといけない法律まで選挙の道具にされることに怒りを感じる。
要するに、参院選で自民が勝つと、今回の企業優遇減税、フツー人は増税の構図ののように、元の木阿弥。一般庶民はまただまされるというわけ。
景気がいいって新聞報道をみるけど、どこでなんだろうか?
六本木ヒルズだけじゃないの?
で、田舎は滅亡して、農地は荒れて、食料は海外依存で、日々、子どもが自殺で死んで、都会の満員電車の中の顔は表情がなくて、しかし痴漢だけはびこって、イスラムの国でもないのに女性専用車がある国って野蛮、全く。これってまさに亡国ですね。
ああいやんなるぜ。
それと、
実際日本の防衛予算って、世界第3位かなんだから、アブナイよ、このまま行くとね。
またオバカな政治家たちの先導で、悪いことしでかすかもしれない。(と他人事のようにいう私も腐っているけどね)
いっそ、日本沈没、日本人は全員お魚になるといいのかも。
平和よね、それの方が。

地震雲は空が曇で見えないけど、天気図(衛星画像)みていると、あれ変と思うときがある。(天気図分析と地震・雲チェックはほとんど趣味になりつつある)
このところ大きな地震ない、しかしお天気は暖か気味。
この冬は要注意かもしれない。
と物騒なことを書くクリスマスイブでした。
ま、mohejiは由緒正しい仏教徒ですから関係ありませんが。
しかし心は広く
Merry Christmas!(^_^)/



2006年12月23日(土) 一陽来復・・とはいうものの

冬至が終わると、一陽来復。
徐々に日が長くなる。
しかし、今日は終日薄暗くて雨、雨雨。
北極の北風さん、寒気団袋は2年続きの豪雪で、からっぽになったみたいね。
薄暗いと力がでなくなる太陽の申し子mohejiは、なんだか力がでなくて、ウダウダと夕方を迎えてしまった。
年賀状終わらず!
全く怠惰、怠惰。
なのに、水餃子なんてつくってまったり食べて、古新聞を読んでいる自分にあきれるわ。
でもやろうという気にならずに、これから、夕方市で、きのこが安いので近所のスーパーに出かけようという私って何よ!
と一人つっこみの夕刻なり。
ノロウイルス、のろのろしていないみたいなんで、うがい手洗い、しかるべき栄養しっかり、をはずさないようにしましょうね。
ノロウイルスで亡くなる人もあれば、六甲山で滑落して3週も脳が冬眠状態で生き延びる人もいる・・・命って不思議だと思う。
あの記事読んで、人類は、氷河期のシベリアを生き延びるために実は「冬眠」という秘策を使っていたんじゃないかと思った。
私が11月になるとやたらに食欲昂進するのも、実は北方系の冬眠血(冬眠遺伝子)が入っているせいではないか、と思ったことであった。

とにかく、今日は夜中になっても年賀状終わらす!!
一人気合いなり。



2006年12月22日(金) 痛快な批評・・14歳の母

あまりテレビは見ないけど、新聞は読む。
で、何となくその肯定的評価だけを読んでいた「14歳の母」。
しかし、日本の女性平均寿命80歳、何で14歳で母になるのよ。
純愛を描いているっていうけど何だかね・・
平均寿命40歳前後のアフリカだったら、少し納得できるけどねえ。
と釈然としなかった。

しかし、今日、昼ご飯のあとに毎度読む日にち遅れの新聞(読みそこねて、でも読みたい記事の山積みでとってある)にあったテレビ批評がじつに痛快!!
「テレビの泉・・・高橋秀美(ノンフィクション作家)」より
「まず冒頭シーン、何でこんなことしたくなるのかな、と14歳の母になる子(志田未来)が誘惑した・・と。しかし、相手に決めさせて共犯関係のアリバイをつくる。無邪気を装った手練手管ではないか。」
ウーム(私のうなり)
「で、「14歳の母」の母(田中美佐子)も物わかりがよすぎる、とくる。
「あなたのことを何もわかっていなかった」と反省をしたりする。で、「14歳の母」はそれに付け入るように、私が大事?」と自分の母に尋ねて、自分への愛を切々と語らせる。で、それはお腹の中の私の子どもへの気持ちと同じと、出産を正当化してしまう。」
そうか(番組を見ていない私は、凄腕娘ジャンよ、14歳母って、と納得)
「産科の医師(高畑淳子)も「もう2度と泣きません、信じて」と納得させてしまう。」
へえ(やっぱり凄腕だ)
「無邪気だから純真、妊娠・出産するから純愛、という具合にドラマ自体がアリバイ工作の産物なのである。」
この文に激しく同意して「なあーるほど!!」と叫んだ私であった。
「このドラマで唯一まともなのは、息子を体を張って守ろうとする母(室井滋)だろう。しかし、バブリーな不動産業を営み、やがて落ちぶれていく。無邪気を信じないものは地獄に堕ちるといわんばかりに。」
(ここ、笑わせていただきました。)
「命は大切である。しかし「命の大切さ」を利用して、周囲を封じ込める手口はおごりだとわたしは思う。都合よすぎる「思いやり」物語は、裏を返せば狡猾なわがまま放題と何ら変わらない。」
わー!痛快なシメおとし文である!!

というわけで、私は視聴率抜群だというドラマに、見てもいないんだけど、何やら変じゃない?モヤモヤしていたんだけど、そうか、と納得した次第であった。
こういうふうに腑に落ちる文を読むのは快感だ。
要するにだ、時期的に発情期でぇさ、すきな男に手を出して、子どもができて、おろすのも何だから、産んじゃうだわさ・・・という、身も蓋もない物語にさまざまなデコレーションつけたということで、私はなんだかなあ・・と思っていたんだろうねえ。
いっそ、身も蓋もない物語ならいいのにさ・・とおもってしまうのはいけないか?

今日も朝は晴れた。午後は雨だったけど。
去年の今ごろは、北極にいるようだったのにねえ。
冬至。
みなさん、ゆず湯とカボチャですよ。
さあ、これからメルマガづくりしないとね。



2006年12月21日(木) 青島幸男さんと岸田今日子さんの死

新月だし、人が死にやすい時期ではあるけれど、大物2人が天に旅立った。
お二人とも70代少しはやいかな・・・
とくに青島幸男さんはまだ少し・・のお年だ。うちの父と同じくらいお年での死だ。
意地悪ばあさん、たのしかったよね。
ご冥福をお祈りしよう。

今日も晴れ。
どないなっているのよ。
今さっき帰った中学生が「神奈川から引っ越してきた友だちは、雪をみたがっているのに今年は降らない」っていっていた。
いやまったく。
★雪をまつ 子らを裏切り 天高し
★山雪の とけて避寒の 桜咲く・・・って、よんだら、まるで春よね。
  



2006年12月20日(水) 晴れ・・恐い・・

夕べ小包、お手紙などなど・・30通近くつくった。
お遍路関係の写真を整理したのでそれをまずは送った。
それと、お礼や年末のごあいさつ(義理であっても、しないと世間が渡れれぬので、はい)などなど。
さっき、晴れの気持ちいい天気のなか車を走らせて本局ヘ。
出して、ああすっきり。
今年のお仕事の一つが、片づいた。
あとは年賀状だな。
ほんとは昨日印刷するはずだったけど、まだ。
なにより、今年を一区切りとする遍路の写真の整理ができたのが一番ホッとしている。あと、旅の写真、西国などの写真、身辺は整理しておかないとね。
18日の観音様の日、実家の100観音の掛け軸、お寺さんがきてくれて長々とご丁寧なお経をよんで下さったらしい。よかった、よかった。
これも一区切り。

それにしても、晴れである。
山の雪がとけてしまった。
道も乾いている。
いいのか・・・
心配だ。



2006年12月19日(火) おさかなすきね

これ、何でしょうか?
うちの冷蔵庫に張ってあります。
食べものの頭文字です。
お お茶
さ 魚
か 海藻
な 納豆
す 酢の物
き きのこ
ね ネギ(たまねぎやにらでもよし)
この食べものを毎日とれると「健康な体」になれるんだそうです。
基本的に摂っているけど、忙しくなると抜ける。
今日は、酢の物が抜けたまま。
寝る前に、もずく酢をグビーとやるか。
海藻は、この頃、昆布を短く切っておやつ代わりに食べている。
同じ年頃の人が、シリアスな病気になったことを聞くのでけっこう気をつけねばとナーバスになっている。

どうやら、今年は暖冬みたい。
新聞投書に、85歳の爺さまが、今年はまだ鯉がえさを食う。鯉は水温7度以下になるエサを食べない。今年は8度からあるので、まだ食べる。40年鯉を飼ってきて、今までで一番遅くまで食べていたのは11月23日だと、12月のいまのじきに食べることはなかった。故に暖冬だろうと。
りっぱな爺さまのご意見である。
拝聴に値する。
むしろ、暖冬以上にもっと恐いことがおきそうでびくびくしている。

昨日、加麻良神社の宮司さんと電話でお話しした。
(知人にお守りを依頼されたので)
そしたら、あなた田舎に帰ったのは正解ですよ、人間じゃないような人たちが幅を利かせている、今にこれが一掃されるようなことがおきますよ。
と「予言」された。
そうか・・・・
★暖冬を 悲喜こもごもで 過ごすなり★・・とね。
★暖冬に 天の怒りを  感じつつ 日々過ごしつる ありがたし★・・なんてことも。






2006年12月18日(月) 山は白い

昨夜から今朝、山は白くなった。
しかし、ぼたん雪は降ったものの平地は白くならず。
今年は確かに暖冬ですわ。
聞くところによると、エルニーニョ現象で世界中おかしいようだが。
私が思うに、去年北極にお住まいの北風神さま、北風袋から風を吹き出させ過ぎてこういうコトになったような。
★あけ見れば 山峰白く 年の暮れ
です。

雪は降らないが、寒い。



2006年12月17日(日) 大竹伸朗の全景

18切符のシーズンとなった。
土曜の午前、よい天気。
本やおにぎり、おやつ、などを持って電車に乗り込む。
今年は雪がないが、さすがに県境の山々は白い。
美しい。
景色を楽しみながら本を2冊読了の頃、上野着。
歌舞伎座が取り壊されてビルの歌舞伎座に変身するかもというネットの記事を読んだので、久しぶりに歌舞伎座の一幕見席へ。
何と立ち見であった。
ま、冨十郎さんが久しぶりに神霊矢口渡のワル役だし、人気はわかる。
それでも、相撲は、外人さん力士が多くなって閑古鳥なのに、歌舞伎の盛況はうれしいこと。
で、極悪非道とか人非人とか、歯切れのいい美しき歌舞伎言葉を聞きいてうれしきかな。
歌舞伎座の3階席も天井桟敷席も私が歌舞伎にはまって、月に2回3回と通っていた頃と漂う空気変わらず。
その後川崎は鷺沼へ。
元同僚にして何十年来の友人たちと会食。
奈良研と称して、いっしょに奈良へ休みになるとあそびにいっていた仲間だ。
なつかしくてたのしい時間だった。
我が旧友さんたち、ありがとうございました。

友人宅に泊めてもらって、本日日曜は「大竹伸朗の全景」へ。
何としても見たかった美術展。
木場の東京都近代美術館、バブリーな頃にできた贅沢な美術館で私すきな美術館です。
おもしろかった。
時々見かける伸朗さん(こんなに親しくよんでいいのか?笑)の、おかしたのしの気配のある、しかし実に前衛なアートの全容がものすごく楽しめた。
彼はすでに価値のないもの(つまりはゴミです)を拾い集めてもらい受けて、それに全く別の価値を付加して存在感を際だたせる。コラージュの名手であるが、しかし、そのデッサンや絵もするどくて繊細だ。一方で、ジャリおじさんのような絵本大賞をもらったはちゃめちゃ系の(わたしこれだいすきですが)作品群がある。
一番笑えたのは「女神の自由」像だ。
太っていて自由の女神に全然似ていない巨大な女神様。
デブでも似ていなくてもそれは「女神のかって、自由でしょ」というこの作品笑ったぜい。
ついうっかり、新潟のパチンコ屋のシンボルマークになっちたものをもらい受けて仕事部屋の転がっていたのがアートになった。
で、そのそばに自動演奏する「満艦飾廃物楽器のボロ屋台」みたいなのがあって、
そこで耳がおかしくなるようなノイズィな演奏をするんだわ。
伸朗さんご本人は大まじめで音をミキシングしていて、それもまたおもしろかった。笑えるんだよね。この明るさ(とわたしが感じているんですが)、おもろさ、好き。
というわけで、11時15分くらいに入って、夕方4時頃までいた。
ほんとは今治の友人の娘ちゃんが青山で個展をしていたのでそれも拝見する予定だったんだけど、ついにいかなかった。
こちらはまたこれかも機会ありそうだし。
とりあえずは「伸朗さん全景」を堪能してかえってきた。

また明日からガンバろっと。





2006年12月15日(金) 仮設740世帯が入居延長

という見出しの地元紙。
最盛期3000世帯で、今この数。
多いと読むか、少ないと読むか。
今だ立入禁止で戻るに戻れないうちもあるらしい。
でも戻りたい・・・我らが帰郷遺伝子って、鮭と同じだ。
泣けるよ・・・

ちょこっと、お日さまが出た、拝んで浴びた。
メルマガ配信予約した。午後はこれで終わり。
午前は洗濯をしたり、町内会の班長さんの仕事したりしていたら終わった。
何でこんなに1日が盗まれるように過ぎていくんだろウ・・・あっと気がついたのは、今日は15日でお稲荷さんのお世話日だったということ。
榊は用意してあったのに・・・今月は1日も遅れたんだよね。
反省反省、大反省。
明日の朝に一番でいこう!
さあ、末弟のお風呂介助に出かけよう。
元気でありがたし。



2006年12月14日(木) 愛国心の強制・・ですか

教育基本法の参院通過だって。
愛国心強制の時代ですか・・・やがて。
やれやれ。
教員免許更新制度、先生階級づけるとかっていうこともいっているけど。
階級下の先生って、生徒にバカにされ、親に信用されないでしょうね。
これまたやれやれ。
悲惨だわ。
こうなってくると、
チャータースクール制度を早く導入してほしい。
簡単にいうと、親が心ある人たちと学校をつくる制度。
公的援助も受けるが、規制は少ない。
ただし、生徒が集まらないと閉校になるけどね。

あるいは大胆に家庭教育をもって、義務教育とすること。
エジソンは確か家庭教育の人だったし、そもそもエジソンって、今どき風にいうとアスペルガー症候群だったとか。
アスペルガー症候群て、簡単にいうと知的障害を伴わない自閉症。こだわりが強くて、そこで才能を発揮するとすごいことになる。
最近ファンタジー小説のえ・・・と思いだせん、それを書いた少年(15歳)も確か学校に行かずにおうちと図書館でお勉強した子だったはず。

そもそも近代公教育っていうのは、国家に都合のいい人材を創り出すためにうまれてきた経緯があったのだし、原点に帰って寺小屋的私塾があちこちにできていいんじゃないの、いまや。(私、教育哲学専攻でありんした)

気温たかし。
しかし、薄暗し。
苦手だわ。



2006年12月13日(水) セブ島

セブ島移住失敗訴訟について。
かわいそうに、くやしいだろうとは思う。
お金が戻ればいいとは思うけど・・・
だましたご本人は、無い袖はふれない、お金は返せない、返さないってぬけぬけいっていた・・これ、どうなっているんだろうねえ。
しかし、ニュース番組に、やはりフィリピンの24H護衛付きの日本人マンションが紹介されていて、住人がいっていた。
「近所つき合いをしなくていい」
「面倒くさい関係がない」
「親戚などのうるさいことがない」
私は首をかしげた。
これもおかしい。
これって、ニート的論理と同じじゃないの?
すきなことだけやりたいと。
日本の代表的ニート・引きこもりは、雅子妃殿下という説があって、それはそれでうなずくのだけれど。
彼女もスケジュールを見ていると、すきなことしかしていない。お手フリとかお会釈とか下々のかかわることしてないもん。
これといっしょだ、リタイア・フィリピン組も。
上から下まで、ご年配からやんごとなきお中年、、若者まで。
どうなってんでしょ、この国は。

朝はお日さまがでた。
しかし、午後からは厚い雲で、すごい降りだ。
あああ・・・・・
週末は雪印が続いているし。
沖縄あたりに冬だけいきたい・・あ、これって、フィリピン組と同じかあ??



2006年12月12日(火) 藤原紀香さんの結納

なんだか大騒ぎだったみたいだけど、それでも賢い子じゃのうとおもう。
「結婚は、となりのネエちゃんニイちゃんみたいのが一番楽で長続き」という説があるけど、それを地でいっているもん。
地道、堅実でええやんか、とおもいました。
きれいだけじゃなくて、それなりに賢そうで、優しげなところもあって私は彼女、好きです。
それでも「うちに帰ったら、フジワラノリカがご飯つくっている」というの、男の人にとっては、うっらやましいだろうねえ。(笑)


4時半というと暗いっていうの、冬至までは我慢だね。
今日も朝は少しましでしたが、うっすぐらいです。
西の日がしずむあたりだけほんのり夕焼け色で、これは数時間しかお日さまのでていないアイスランドの今ごろの夕暮れを思い出すと、3階の窓から溜息と共にながめたのでありました。
断然、夏がいいなあ、お日さまが長くでている分だけ。
ビールもうまいしね。
ヤレヤレ・・待つ「一陽来復」!



2006年12月11日(月) 再生、ということ

神戸だったかの高校生?(あれ、中学生だった?)が、「生まれ変わってできるヤツになって戻ってくる」といって、自殺した。
家族には「絶対にうまれかわって会いに来る」と書いてあったそうな。
これはね・・・・ショックだった。
再生とか、再来とか、生まれ変わりとかマスコミ的にもいわれていて、大衆化しているようだが。でも、「あちら」世界から生まれ変われるというお知らせが来たわけでもなく、それはほとんど信仰的なものであるのに。
厳正かつ科学的にいえば、証明のないことはないと同じだ。
それを、もっと行き渡らせないと大変なことになる・・・
十数年前、1年生に死んでもまた生き返えってくると思う?
と聞くと、半分以上の子が手を挙げていた。
理由:3チャンネルで死んでいた人が5チャンネルで生きていたっていう、大人的には信じられない理由だった。
私は、人は1度死んだら生き返らない。命は一しかないので、大事にするんだって、ことを教えたけどねえ。
塾をやり始めて、なんだかのおりに地獄の話をしたら、子どもたち、大いに興味を持った。
これも意外だった。
もっと宗教教育が必要だ、絶対に。
今の生をまっとうしてこそ、その先にパラダイス(極楽)が見えるのだということを教えないといけないよ。

今日は晴れだった。
うれしかった。
お隣の方と外であって、「ほんとお日さまがでているっていいですよね」シミジミと話しあった。
明日も晴れてほしいよう。




2006年12月09日(土) 無・・でごじゃる

外は薄暗いし、なんだか相変わらず体はつかれているし、でも食欲はあるんだ、これが。
で、ストレス食いのように食べるし。
本日読書の日で、読みたい本があったのに、数ページ読んでグータラグータラ。
いかんですなあ。
反省、反省、猛反省。
今夜も早寝しましょう。
ワインは飲みません。
夕べはテレビ見つつ飲んでしっかとクリーム色の敷物にコボして、情けなかったけんね。
これまた反省、反省、大反省。
気合い入れるために、いつもはこんにゃくダイエットの夕食なんだけど、予定変更。豚肉ときのこの生姜ニンニクいためを食べたら、身体が熱くなりました。パワーアップ!明日は、今日より少しマシかもしれぬ。
 
 ★暖冬と いえど寒しや ワイン飲む
 ★氷雨打つ 窓辺見やりて 夜深し
  ↑
 昨夜の作品でございました。
 芭蕉背後霊健在なり。
 この頃、紙切れそばにおいて書いてるもんね。
 俳句に、ちょこっと・・はまっているよね。



2006年12月08日(金) メルマガ11号発行

10月から始めたメルマガ、11号をさっき出した。
ああ疲れた。
本日は曇りのち小雨。
昨年の今ごろはすごい雪で、初雪が根雪になったのであったが。
今年は山にあるのみ。
ありがたいこっちゃ。

夕べは11頃寝たけど、今日もややお疲れ。
四国1泊のみ、行き帰り夜行は疲れるなあ。
ワインを1杯引っかけて寝るべし寝るべし。



2006年12月07日(木) 四国より帰宅

2日間のご無沙汰でした。
4日に、例のごとく夜行きたぐに。
朝大阪着、破磐さんにお参りして、高松へ。
午後からは、今治の友人と彼女のお父様とともに供養の碑へ。
草取りと種まき、スイセンの球根植をした。
今年もさせていただいてヤレヤレだった。
今治の友人とお父様のおかげ、感謝。
で、日没前に片づけてお経を1巻読んで、写真をとったら1枚目に白い玉みたいなのがうつった。
あれ!?と思ってもう一枚とったら、あとはふつうでした。
不思議なこともあるもんです。
7時過ぎに善通寺着。
取り置いていただいた食事をとって、ほとんど終い湯(温泉なのがうれしい!)に入ったら、顔見知りの尼さんといっしょになった。
で実は・・・と話の成り行きで風呂の中でボチボチと話したら
「それは赤ですか、白ですか」と聞かれる。
「白、白の丸い玉みたいですよ」
「白だったら、いいんですよ、ご成仏されたということですよ。赤は気をつけないといけないんですが・・・」
ほうおおおお・・・・・・
なんだか、よかったねえ。

12月6日
朝から終日先達講習会。
いただきました、赤いお杖さん。
今年は、善通寺も創建1200年、私も4回目結願、100観音結願。
どれもこれも2度ない、2度できないことばかりだから。
でまあ、メモリアルにいただいたというわけです。
いただいても、私が実際にヒトサマをお四国にお連れすることはないだろうけど、ご縁があってお遍路ことを書く機会があったら、そちらから「先達」させていただこうと思っている。

終わってとんぼ帰りで大阪へ。
学生時代の友人と、ベトナム料理屋で乾杯で久方振りのおしゃべりタイム。
エッちゃん、ありがとう。
たのしかったよ。
で10時40分に北国ホームへ。
11時過ぎに入線してきた列車に乗り込み、検札が来たあとは爆睡でした。
で、8時には帰宅となりました。
今日は当地も晴れみたい。
うれしやな・・・

いっそがしい2日間でした。
でも今日も忙しいよ。
元気なことに感謝でありまする。

そうそう、遍路道中物故者供養の碑のそばをお通りになるさいは、せめて1分でも合掌をよろしくお願いします。
あちらの方々、喜んで下さっていますので。
じゃないと、同じところをぐるぐるまわりとか、からかわれるかも・・・(笑)



2006年12月04日(月) 今日もみぞれと雪だあ

はい、マジに冬でございます。
朝も薄暗くて、思わず電気をつけます。
アイスランドのアヤシイまでの電飾を思い出しました。
オランダはアムステルダムの飾り窓のごとくという感じでしたが・・・
あれ、人が元気を出すためにしていたんだねえ、としみじみとあらためて納得。
私も、窓辺に、電飾かざりつけて景気をつけようかと思うくらいである。
ぎらんぎらんぎらんしてやろうかと思うぜい。
ま、電気代がバカにならんのでやめますが。
冬来たりなば 春とおからじ
と気が早い言葉をつぶやく今宵である。




2006年12月03日(日) 里初雪

天気予報通りに障子戸を開ければ、初雪。
湿り気の多い雪だから、まだ根雪にはならないけど・・・

★ほの明かき 障子戸の外 雪降り来て

きっぱりと冬です。



2006年12月02日(土) あしたは里初雪?

すでに我が3階の窓から見える山々は、白いものでおおわれ始めている。
あしたは終日雪マークが出ている。

今日は、末弟を車に積んで県立近代美術館の「ディズニーアート展」へいってきた。
混んでいた。土曜だし、何しろディズニーだし。
原画と初期のアニメの放映などがあったんだけど、原画が実に美しくて感動。
当時のアメリカの商業的アーティスト(こういういい方でいいのかどうかはわからないが)のトップが集まったギルド集団だったということがわかった。
手書きって、やっぱりいいよね、だった。
このディズニーですごさがあって、今のジブリの個性があるんだと思う。
飛躍だけど、そう思った。

美術館レストランで食事をしてから末弟、例のごとくお散歩。
寒いからやだな。。ぐずぐずいったが、させた。
ホンの20分ほどですけど。
日々「デブや」になっているので、メタボリック症候群なんだわ。
ワタシ的には、風はキリリとしているし、信濃川河畔より見える山の雪はほううってかんじだし、けっこう気持ちよかった。
しかし、雪が降ったらこの「デブやさん」どこに歩きにつれていこうかな・・が悩み。
市民体育館はランニングコースがあるのだが、歩くのも可なのかどうかを問い合わせねば。

★明朝は 里初雪か しんしんと

の今宵でございます。
芭蕉背後霊、健在なり。







2006年12月01日(金) 雪下ろしの雷

今朝おきたら、東山方面が白い。
オオ来ているぞ。
日曜は初雪みたい・・というのは正しい。
で、昨夜もすごい雷が鳴った。
今朝も昼間から雷。
チビ犬は、雷が大嫌いで、ふるえがとまらなくなる。
今日は自分の小屋からでてこないでしょぼんとしていた。

今日から12月。
カレンダーの残りがありませんなあ。
で、1句
★この年も 逃げていくなり 師走かな
★寒雷が ひびく夜中の 闇裂ける
まだ、芭蕉霊がついています、です。


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