世界お遍路 千夜一夜旅日記

2006年11月30日(木) ボヤボヤと夕方

薄暗い日だ。
午前中は氷雨が降っていた。
いよいよですな・・・
何となく力が出なくて、ボヤリンとしていたら昼が過ぎて、夕方がきそう・・・
じきにお子さまが来るんですけど、ま、準備はできていますが。

昨日某中学の小作文問題をみてほしいと、中2が持ってきた問題文は「いじめ調査結果の記事をもとに要約と自分の意見を書け」というもの。
地方紙記事なんだけど、わたしが読み落としていたもので初読。
内容は、全国に高校生7200人にアンケート調査の結果で、けっこうおどろいた。
(意外性ではなくて、やっぱりと・・いう事実を突きつけられたかんじだけど)
*友だちのいない子はいじめをする割合が高い。
*小学低学年時にゲームが3時間以上、テレビ視聴4時間以上・・・小学時代に「いじめをする経験」が多い。
*高校生携帯メール交換1日41通以上、インターネット使用10時間以上の男女のいじめを経験する割合が高い。
大人にだって、上記の条件の人っているよね。
つまりだ、やっぱり「世も末」ってことなのかねえ。
といっても、教育再生会議が出した「イジメの子の出席停止」とか「社会奉仕の義務」とかいうのはおかしい。
読んだときは、これこそ子どもへのイジメだとわたしは思った。
このことはまたいつか。
なんだか、力でないわ・・ねえ。



2006年11月29日(水) 雨の・・陰鬱

朝から雨である。
陰鬱だ。
11月もあした1日限り。
今年もあと1ヶ月か・・・
さっき、実家に観音さんへお経をあげにいったら、玄関はあいているわ、母のバックは玄関に投げられている・・・チビ犬は自分の小屋で爆睡で、ほえもしないという物騒な状況。
田舎でもこの頃はやばいっちゅうに・・・
経を終えて帰るときに、チビ犬を玄関先にすわらせて「だれか来たらほえろよ。お前は犬なんだぞ」と言い含めていたら母帰る。
向かいのうちでお茶飲みをしていたらしい。
平和です、新潟の初冬。
11/1日より始めた観音さんへのお経もあと3日で、33日行の満願でございます。
まさに光陰矢のごとし。



2006年11月28日(火) 佐渡金銀山

佐渡の金銀山を世界遺産に登録されるよう暫定候補に名乗りをあげたという報道。
ワタシ的には、四国遍路道よりなる確率は高いだろうと思う。
ブツがあるもん。
でも、熊野の道でも、中辺路の近露の舗装されているところははずされているんだよね。その厳正さからいえば、佐渡金山も手の入れすぎかな、とは思う。

遍路道はいくら運動してもまずは絶対無理なのにどうして止めないんだろうか。
不可能ということは、世界遺産の規約やほかの世界遺産を見たら、それは容易くわかるはずだ。
まあよくある話として、運動を続けることでどこかでだれかが得するんだろうか・・・
それは、たぶん、行政のどこか・・でしょうね。

雨降りであるが、日が少し出た。
ふと思いついて、成田不動尊の悠久山別院にお参りに。今日はお不動様のご縁日だし。
ちょうど、護摩供養の時間でいいおりだった。






2006年11月27日(月) 灰谷健次郎さんの死

まだ72歳。
ショックだ。
「兎の眼」「太陽の子」どちらからも、教員として影響を受けたと思う。
「基本」を学んだと思う。
紀伊国屋で、今は亡き水上勉さんとかと、トークイベントをされていて2回くらい聞きにいった。
あの時のメンバー、生き残りは永六輔さんだけになった。
わたしも要するに年をとったんですよね。

神戸の教員間では評判が悪かったようだけど、マア出る杭は打たるで・・・
沖縄・渡嘉敷島に「豪邸」があって、確かそれをさして灰谷さんのイメージがくずれる・・といった読者があって、彼は「これはオレが死んだら町に寄付するんだ」といったそうな。
島に移ってからは、漁師になって。その収入を、原稿料より喜んでいたらしいけど。
あんなに長生きしそうなところで暮らしても、寿命がきたらあちらに引っ越しされるんですね。
ご冥福をお祈りします。
ありがとうございました。
合掌。

雨である。
陰鬱な日である。
しかたないね・・・これがふつうだ。



2006年11月26日(日) 八方台へドライブ

まだまだ今日も晴れている。
末弟とチビ犬をつんで八方台へ行った。
山に囲まれている我が町の東の山頂にある見晴台。
標高約600メートル。地元ではけっこうしられている。
獅子座流星雨なんかを見に来る人もいるみたい。
けっこう広くて、昔は「八方台休暇センター」というお風呂付きの市の施設があったんだけど、老朽化によって取り壊しとなったようで今は何にも無し。
まさに今は昔で、広々した空き地となっていた。
景色は抜群にいい。
西はまん中に信濃川が悠々と流れる町の景色が広がり、西は、すでに雪をかぶった白い魚沼連山が見える。
目の保養だった。
山はいいなあ・・と思う。

ここまでの道、まさにいろは坂なんだけど、地震でくずれてずっと交通止めだった。
これまた「少し復興」?
来週は雪マークが出ているし、こんな遠出は今年最後だね。



2006年11月25日(土) アヤシイ道路

雲一つない奇跡的な好天。
午後からお日さまの下にでたくて、むずむず。
実家のチビ犬を連れ前から気になっていた田んぼのまん中に遊歩道付きで通る道を歩きにいった。
入り口に説明があった。
「田園景観を楽しむ健康道路」っていうんだって。
はあーアヤシイ。
介護保険の増加にともなって、介護予防のためのもろもろにお金を使おうって言う流れになってきて、そのせいで、今まで受けていた介護サービスが受けられなくなったり、お金がえらくかかるようになって泣いているお年寄りがいるって言うんだけど・・そのずーーーと延長線上にあるんだね、この遊歩道。
田んぼまん中に田んぼをつぶして(自然を壊して)やばいよ。
っこんなもんつくらなくても、長岡なんてほっといても、田園景観都市(田舎ってこと)でしょ。
だから土木国家日本なんだわ。
たぶん、同じような地方都市で同じようなことがおきている・・・
真っ平らなんで、チビ犬もぴょんぴょん歩く。
往復約4キロ。
チビ犬は帰宅したら、つかれたって感じでニンゲンのように転がっていた。
ま、チビイ足であるくんだから私の何倍も疲れるわね。
喜んでカラスを威嚇したりして大興奮だったんだけど。
私も帰りがけ、今まで禁じていた高カロリー食品(大福・フライドチキン・おせんべい・・などなど)が食べたくなってコンビニで買って帰って、・・・リバウンドするよ。健康悪影響道路だわ・・私にとっては。
それでなくとも、このごろはよく食べるんで体重は横線状態。右下がりにならない。
で、それを食べつつ、テレビをごろごろばしばし見ていたら、そのまま寝てしまって朝4時半おきだ。(今現在)ビールもワインも飲まないのに、8時前に寝てしまったぞ。寝るつもりは全くなかったんだけど、よっぽど疲れているのか、冬眠前の熊状態なのか。
ま、いいか・・たまには。




2006年11月24日(金) 夫が妻をひいた・・

さっき、ネットを入れて、いつもの癖で地震情報を見にヤフーを開いたらニュースの欄に「夫が酔っぱらって妻をひく」という記事が目に飛び込んできた。
地震情報より先に思わず見にいった。
そうしたら・・・ひどい話だ。
福島は須賀川の事件。
昼酒を飲んだ夫が夕方タクシーで帰宅。その後車で出ようとしたので妻が止めた。
制止する妻を振りきってはねた。妻は亡くなった。
本人はその後自宅でご就寝。警察の取り調べに「何かをひいたようだ」って。
「奥さんです」ときかされて、ショックを受けていた・・・って。
信じられないような話だ。
40代の夫婦。
このだんなさん、子どもに永久に許してもらえないだろうな。
これだけ禁酒運転NG、といわれているのに未だにこれ・・・
早く呼気検査をして、アルコールが出たらエンジンロックされるシステムを全車両に装備するように法律を作ってほしい。
そうしたら、こういう類の事故は防げる。

そうそう地震チェックは、これ、私の後遺症。です。

妻をひくニュースを読んで力いっぱい怒り!!を感じてしまって、今日の日記になにをかくか忘れてしまった、情けなや。
思い出したら明日書きます。

今日も曇り後晴れ。
明日も晴れ、気温は13度だって。
天気図的にはあさってもどうも晴れるみたい。
今どきの新潟は時雨れてくれていいんですがねえ。
いいのか、おい、って心配になる。



2006年11月23日(木) 温泉、紅葉、晴天

背中がはるようで気持ち悪い。
で、今日は朝から、桂温泉へGO!GO!
込むといやなので、開店そうそう10時過ぎに行った。
ばあちゃんたちがすでに5,6人ご入湯。
まったり、長岡弁丸出しでくつろいでおられる、ええやんか。
桂温泉、自噴、加熱無しのかけ流し。
いわゆるホンモノの温泉。
東山油田採掘の副産物のようなものなんだけど石油は今は昔になったけど、温泉は残った。
長岡はこの東山一帯の石油採掘でそれこそゴールだラッシュならぬオイルラッシュで潤った時代があった。
河井継之介が意地はってオバカだったばっかりに戊辰戦争で丸焼けになったにもかかわらず、新潟の地銀はこの時期に長岡で立ち上がったものばかりだ。
長岡のシンボルマークはフェニックスで、戊辰戦争、長岡大空襲、中越地震と三回に渡って丸焼けや破壊から不死鳥のごとく立ちなおった復興したというコンセプトらしいけど、考えようによれば、不吉よね。
次は何から立ち直らねばならぬのだ・・・って感じだもん。
「将軍さま」からでないことを祈ります。
お隣の柏崎にはでっかい原発があるから、あそこをねらい打ちされたら、しかし、長岡だけでなく、日本の大方が死の灰に襲われるだろうから、「仲間」が大勢できる?!コワイ。
あ、話横道。
わたしもばあちゃんたちに習ってまったり温泉一時間。
背中の憑き物を下ろしたようにホコホコになって、車の中でポットに入れてきたコーヒーとバナナで新聞タイム。
休憩所があるんだけど、温泉と同料金の五〇〇円を取られるからね、車中。
地元紙一面見出し
「曽我ひとみさん、横田めぐみさんとこの日本で再会して昔話がしたい」
12時過ぎに実家に行って、末弟とチビ犬のお散歩。
今日も悠久山だ。
神社カフェのほうは雨と朝方の露や霜で泥道が多くて、チビ犬がボロボロになるんでねえ・・・
蒼紫神社で、弟の同級生の宮司さんとお久しぶり。
去年、木曽御嶽山へお連れ下さった人。
チビ犬、たまに見えるのでわかるのか、クンクンすれどもほえない。
えらい賢くなったやん。
悠久山の紅葉と黄葉は一段と進んで見事の一言。さらに朽葉色も加わって。
  ★見上げれば 空も黄地も黄 両手広げる
とまあ、銀杏の巨古木の下で、よんでみました。
お粗末さまです・・
で、ドングリや栗の木が優しい朽葉色にかわって気持ちが温まる。
この朽葉色って、絵の具では出せない色だと思う。
  ★くちばいろ 独りごちれば 秋極まる
独りごち・・てことば たしかある・・よね。
これは、芭蕉の「ものいえば くちびる寒し 秋の風」を意識してみました。
 ★チビ犬の 毛玉のごとく 落ち葉つく
チビ犬は、天気がよくて末弟がいて・・という時間に私が行くと、車に乗ってでかけて野山散歩ができるとこの頃は学習したよう。
はやく行こうと、ついてまわる。
車に乗ると、助手席の窓に手をかけて風太顔負けの二本足立で車窓の景色を見ている。
で、歩き出すと白い毛玉が転がるようにあちこちに鼻先をつっこんでまるでトリュフ探しのブタ見たいな状態になる。
頑固で風変わりで扱いにくい末弟も、この様子を見ると心から笑う。
わたしはこの末弟の無心の笑顔が貴重(彼自身にとってもいいはず)で、メンドーだけど、チビ犬を連れてでるというわけ。
チビ犬も心から楽しんでいるのがわかるし。
池のそばのベンチで、コーヒータイム。
近くの四阿でアコーディオンおじさんが奏でる懐メロが響いてきていい感じ。
シミジミと、いい時間を過ごさせていただいていると・・
この時期の、北国の青空はほんとに貴重でありがたい一日だった。
 ★ありがたし つかのまの青空 冬支度
悠久山の木々の雪囲いって、芸術的なんです。
芭蕉の本読んでから「芭蕉している今日この頃」芭蕉が乗り移っている・・とか大胆すぎますね。
明日も晴れみたい。
ウキウキ。

  






2006年11月22日(水) 激変天気

朝はお日さまがでてうれしくて、思わず拝んでしまったが・・・
しかしだな
昼頃から、一気に空は暗くなり雨だ。
やれやれ。
紅葉が進んでいる。
ドウダンツツジなどは見事な色に染まって美しい。
ドウダンと、イチョウ、山ではナナカマドの赤が私の一番好きな紅葉だ。
そうだ、そうだ、もうひとつ。
京都赤山禅院(せきざんぜんいん)の見事なもみじの紅葉。
学生時代の最初の下宿から歩いてすぐの所にあった禅寺。
隠れた新緑と紅葉の名所で私はよく散歩に行っていた。
紅葉はほんとに美しかった。
錦秋という言葉がピッタリ。
ああ・・・・どっかいきたいねえ。
放浪したーい。



2006年11月21日(火) 熊はクマッとなく!?

図書館で、見かけてあまりにおもしろいタイトルだったので借りた本。
著者は学習漫画家で自然保護運動図画工作執筆家、日本野生動物観察指導員。(スゲー漢字の行列だ)
まずは、ほんとにクマってなくのか、と。
結論からいえば、なくのを著者は聞いている。
したがってなく。
状況としては、栃木県足尾町の林道をとろとろと走っていた著者は木に子熊を発見。
で、母熊の襲撃に供えて、車のエンジンをかけたまま(いつでも逃げ出せるよう)カメラを構えておいかけると、子グマは気がついて、大急ぎで木から下りると母グマをよんだ。
その声が、「クマッ クマッ」だった!
なんだそうだ。
KMACK!
で、kの音が小さい感じらしい。
要するに、自分に危害を加えそうなニンゲンに対する威嚇音であり、母を呼ぶ警戒音であったのだろうが、とにかくないた!らしい。
へえ・・・・!
じゃ、クマって、文字通りの命名なんだねえ。
ちなみに英語の BEAR も、ベアァーベアァとなく声がもとになってできた単語らしい。
そっか・・・
あと、山のたぬきと里のたぬきは人相ならぬたぬき相がちがう、その理由は里のたぬきはニンゲンの残飯とか柔らかい物ばかりを食べているから、ほっそりしたとか。
おもしろし。
この類の自然本、私、大好きなんですわ。

今日は曇の予報だったのに、実にいい天気だった。
さっき すてきな夕日を窓からながめた。
 
 眠る山 夕日あたりて われ笑う

蛇足 山笑うという語(春の季語)がありまして、それにかけて「我笑う」。冬支度が終わって眠っているように静かになってしまった山の代わりに我笑う・・・でございました。
お粗末さまでした。




2006年11月20日(月) 氷雨

きょうは中学生以上で「清少納言と紫式部」を少しやろうと思ってネットで調べていたら、源氏物語の原文が全部ネット上にあって驚いた。
これじゃ、本が売れないわけだよ。
と納得。
サブイサブイ雨がふっています。
おまけに暗い。
いやだね・・・
でも、ストーブ焚いてうろうろ忙しい。
こうやって、歳とっていく、今年がくれていく・・んですね。



2006年11月19日(日) 今日も平穏無事

午前はお日さまがでましたわ。
午後から薄曇り。
末弟とチビ犬を連れて、きょうは悠久山公園へ行った。
地震で壊れていたあずまやの修理は完了していた。
で、大修理をしていた池も完了、何と水が溜まっていた。
市民の憩いの場である悠久山はどうやら地震から復興したみたい。
ただし、蒼紫神社の昔からの参道はまだ灯籠がたおれたままになっている。

帰宅して、末弟の入浴介助とビワ。
母の知人の町内の方、1昨日突然私の夢にでてらして、あれ・・・ビワをしてほしいのかな・・・と思っていたら、案の定、久しぶりにみえた。
この頃めったに見なくなった朝方の夢(私の場合、ほぼ正夢・予知夢になることが多い)にみえたからにはよっぽどどこかがいたいのだろうと思っていたのだが、左肩に湿布とかのあとだらけ。
けっこう念入りにしたら、楽になったとよろこんでいただいた。
ヤレヤレ。
夕方から雨。
母曰く
「今年は冬野菜がよくできた」
「昔の人は、冬野菜がよくできる年は小雪といった」
ということらしいが、さてどうなりますことやら。
今日もそんなわけで平穏無事の日曜でありました。



2006年11月18日(土) お日さま!です

今日も晴れ。
まあ雲は多いんだけど、とりあえずはお日さまが出た。
よかったね。
昼下がりの暖かい時間に、お日さま浴びつつ実家のチビ犬と近所を散歩。
うろうろのんびり、犬の足取りに任せて20分ほど。
うつ病予防の太陽療法でありました。
帰ってきて、子供版「奥の細道」を読んでいたら、爆睡。
いかん・・・
今さら、高校時代に読まされたホンモノ古典の奥の細道はダイジェストでもごろごろして読めないし(古典辞書ひかないと)勘弁で、とりあえずは、有名俳句が詠まれた状況がしっかりと把握できる子供版をと思って借りてきたんだけど・・・
そっか、と思ったのは芭蕉のお供をした弟子の曽良が、神学者についてお勉強をしていた人だということ。で彼らのガイドブックが神社巡拝用に江戸期に編まれた本だってこと。西国巡礼も、坂東も、四国遍路も、お伊勢参りも江戸期はブレイクしているけど、神社参りもそうだったんだってことかな。
女一人の旅も平気だった江戸時代って、もしかしたら同時代で一番平和で幸せな国だったのかも、と思った。
なんてことを考えていたらストーブの前で爆睡、目がさめたら、5時近いのだわ・・・トホホ。
お天気はいつの間にか下りです・・・・
土曜はできるだけ、映画とか読書、美術館など自分の頭を耕すことをしようと心がけていいるんだけど、昼寝で時間がつぶれるのはねえ。
先週は、映画チケットを買っていて、見に行くのを忘れているし。
頭耕しになっておらんぞね。
反省。
今晩はチャングムが最終回なんですわね。
 時雨聞く 夜長楽しむ 韓流で  
なんてね。
これは俳句というより川柳か?



2006年11月17日(金) 球根植え

晴れてお日さまがのぞいた。
やっぱり、太陽はいいわ。
玄関先の日々草には申し訳ないがぬかせていただいた。
ありがとう、だ。
春夏秋・・と元気にピンク色の花をつけ続けてくれた。
で、チューリップの球根、春先にとっておいたクロッカスの球根を植え付けた。
緑がないのは寂しいので、葉牡丹を2株、コメリから買ってきて植え付けた。
屋内のユッカには栄養をあげて、これより水無し冬眠生活へはいってもらいます。はい、これで冬準備完了。

昨日は月2回、ささやかに榊をお供えさせていただいているお稲荷さんのキツネさんへ、冬支度に、赤いフリースのマントと笠をかけてきたんだけど、今日駅まで歩いて用をたしにいったついでに様子確認。あきらかに笑っていたね、キツネさん。よろこんでいただいているようで、私もうれしい。

久しぶりの夕焼け空はきれい。
明日も晴れるようだけど、マジにうれしい。
お日さまはすべての命の源。



2006年11月16日(木) 村の中学校の自殺

新潟県神林村の中学校で中二が自殺した。
男子間に流行っていたスボンおろしの悪ふざけで、パンツまで下りてしまって、それを女子生徒に見られた、ということが理由にあるよう?
溜息がでる・・・なんで・・・
それで死ぬか・・といってはいけないのだろうが。
ほんとに連鎖が続いている。

今日は終日雨。
氷雨。
なんだかお参りがしたくなって、久しぶりに蒼紫神社と成田不動尊の別院とまわってきた。




2006年11月15日(水) 晴れのち大雨、あられ、みぞれ、虹

いよいよ冬のとば口に立ったようだ。
昨夜も荒れたが、今日もめまぐるしく変わった。
でも、晴れた直後に、すごい虹が2重にかかっているのを発見。
田んぼから田んぼへ、見事で壮大な橋。
車を運転していてつい脇見であった。

刈田より 伸びる虹道 果ては夢

なんて、よんでしまったのであった・・・フーリュー、フーリュー。

でも、日々草まだがんばる。
葉っぱ枯らしながらも、けなげに花を開いているのだ。
チューリップが植えられないよう。
日々草さんもういいよ、そんなにがんばらなくても・・といいたい。

秋田の子ども殺人、本人が自分はアブナイって相談していたのに、どうして同居させたんだか。
役所のミス!
自分の子だったら、孫だったら・・という応対ができていたら、こうは展開しなかったと思う。
祖父母がいるから安心って、何を根拠にそういえるのか、きびしいいい方をするなら、問題のある「子殺し親」を育てたのがその祖父祖母なる両親だよ。
生活保護を受けるときも、身内があるとまずはその身内を頼れ、無心しろといわれるというが、この世界もいっしょだね。
で、こういうどうにもならない手遅れを生む。
しかし、例の畠山容疑者に続いて。秋田女性、どうなっているのよ。
昔は美人の代名詞みたいだったけど・・・こうなると今やその評判、地に落ちたねえ。情けないと思っている秋田県民も多いだろう。
いずれにしろ、これもまた、救える可能性が大いにあった命だ。
残念だ。
まるで、親に虐待されるためにだけ生まれてきたようで哀れでならない。




2006年11月14日(火) 湯沢は初雪みたい

今朝の地元紙によると、湯沢町は26センチの積雪があったとか。初雪だ。
で除雪車も初出勤したようだ。

今日は午後から激しい雨、要するに時雨ですわね。
夜半、雪とか・・・いっていた。
マジに冬が来た。





2006年11月13日(月) 死なずに行こうよ

子どもの自殺連鎖、校長先生の自殺連鎖。
どうなっているんだ・・・
死なずに行こうよ。
今がサイテーでも、サイテーはそのまま続かない・・のにね。
みんな目先ことしか見えなくなってるんだね・・ねえ。
秋田の子殺し、またか・・・これもうつっている・・か。
悪魔が人の後ろにとりついて、イヒヒイヒヒと笑って、大活躍している我がニッポン。
お不動様に焼き尽くしてもらいたいと思うねえ・・・

寒くなった。
そろそろ、玄関先の日々草を抜き取って、チューリップの球根うえをせねば、と思うのだが、まだ花があるのでかわいそうでできない。



2006年11月12日(日) あられとみぞれ

午前、バラバラバラと音を立ててあられが降った。
その後、みぞれも。
うん、冬が来たわい。
北海道では雪も・・らしい。
このまま行くと、新潟も山沿いでは降るだろうさ。

昨日、田中幸次郎さん(幸月さん)から、お手紙をいただいた。
いつぞや、私が今はなき「四国へんろ」に書いた、幸月さんの歌を巡ってのあれこれ(ガダルカナルの生き残りとしての心の傷)が、よほど心に響かれたようで、そのことが書いてあった。
このことについては、前にもわかってもらってうれしいといった内容のお便りをいただいている・・・
理解者がほしかったんだ、と思っている。
私などは、悲惨で耐え難い体験のはしっこを少し想像しただけなのに、こんなに覚えていていただけていることに恐縮している。
刑務所の規則が改正されて、手紙を出してもいい人の範囲が広がったために出せたと書いてあったが。
たぶんハガキなら中身がみえるし、手元にも届くだろうし、お返事を書きたい。
84歳、お元気なようだ。

そうそう、ウオーカーズをみた。
いや、強引なストーリー展開だわ。
ベッキーさんて、たしか熱心なクリスチャンなはずだけど、なんて見ているとキョウザメもしてきますわ。
苦笑。
来週は見ないだろう・・大好きな定番・世界不思議発見を見よう。
バレーボールの逆転劇が見られなかったのが悔やまれる。



2006年11月11日(土) 天気悪し

どんより、しとしと、寒い。
苦手なお天気模様だ・・・
しかし、じきにこれが何日も続く日々が始まるのだな。
やれやれ。
あしたは山沿い雪とかいっていたねえ。

はらたいらさんが亡くなった。
クイズダービー、思い出す。
肝不全て、要するに土佐の人だしとうぜん酒は好きだろう。飲み過ぎか。
祈ご冥福。

例の自殺予告日である。
石原東京都知事は、いたずら、出したヤツは大人さ、愉快犯と切って捨てたようである。
で、いじめられる人を弱すぎる云々と・・・親がしかっとせいと。
ホントにやなヤツだぜ。
聞くところによると、東京都は学力テストをしてその平均値が高かった学校には都の援助をたくさん出すようになるって。
なんて野蛮な!
それに、考え方、ちがうよね。
むしろ、平均値の低かったところに学力を上げる方策をしっかと話しあった上で、たくさんな予算をあげるべきでしょう。
じゃないと、ますます格差が広がるでしょ。
石原知事を選び続ける都民の見識の低さも疑うけど、彼もまた、悪魔の小手先だとわたしは思っているから、要するに東京って、悪魔にのっとられた地であろうねえ。
しかし、ブッシュの例もあるしいつか「天罰」が下るであろお!(ほとんど、ヒミコのノリだあ・・笑)

掃除、洗濯、じっくり新聞などを読んでいたら、もう昼下がりの時間である。
こんな日もあっていいね。



2006年11月10日(金) 前世は熊か?!

自家用車にて、自宅発7時。
実家にて母と末弟を乗せて、車で30分の病院へ。
末弟の定例診察。
面接で治験薬の長期治験に入るか否かの意向を聞かれた。
(要するに、今治験で試している薬を今後も使うかどうかってこと)
すごく効いているのでお願いします、といった。で、この新薬は一般にはいつ処方されるのかと聞いたら3年後だって。
それって・・・末弟にもできるささやかな社会貢献だから・・と治験を決めたわけだが、お陰様で彼にとっては福音だった。生活の質がうんとよくなった。
だから、末弟のような人に速くこの薬が行き渡れば・・と思うのだが・・3年とは。
担当医が以前、この薬がほしくて、韓国まで毎月ヒコーキで通院する人がいますと言っていたけどわかるなあ。
わたしも、たぶん、これだけ効くなら行く、毎月新潟空港から飛ぶだろう。
だって、東京へ行くようなものだし。もちろん、お金は東京へ行くよりかかるけどね。
認可に時間をかけることは副作用による事故を防ぐという点で大事だが、ほかの国々で認可されて使われている薬については、もっと手続きがはやくならんのだろろうかと思う。

さらに末弟インフルエンザ予防注射。歯科。(月1で、歯垢取りに行くんだけど・・末弟君、また虫歯だって・・・2週間後にまた行かねば・・いやはや)デイ施設へ送る。
母を更に乗せて、市内病院へ義妹のお父さんのお見舞い。
その後母をうちに送って、チビ犬を散歩させて昼ご飯を食べて。
市役所へ所用。
で、うちに帰ってきたら、2時近かった。
あっちこっちと車運転は疲れる。
おまけに夕べは深夜1時過ぎに寝たし。
おけさ柿を4こぺろりと食べて、お昼寝モード。
爆睡。起きたら、4時半過ぎだった。
外暗し。
あ・・・・寝過ごしたって昼寝にも使うかねえ・・・明るいうちに、メルマガをつくろうと思っていたのに。
毎年今ごろ(晩秋)になると、いつも妙に昼間眠い。
食欲も昂進する。
柿4こぺろりだぜ・・・まるで冬眠前の熊じゃんよ。
そう、この時期、いつも思う、わたしの前世、冬眠系の動物だったことがあったんじゃないかって。
ちなみに、熊はお腹パンパン状態で食べておかないと冬眠に入ってそのまま永眠になるらしい。
熊にとっては里にでてきて、人に殺されるか、お腹ぺこぺこで冬眠に入ってそのまま目覚めずに昇天するか・・・。どちらにしてもリスクがきつい。前向きリスクにかけるというわけなんだろうな。
くまさん、ご苦労様。
なんとか見つからずに、エサをあさって下さいね。
ああ寝むたあ・・まだ眠い本日この頃の夕方なり。



2006年11月09日(木) 悪魔の手先の命運がつきそうだ・・

ラムズフェルドがやめた。
オオ、悪魔の手先が辞めたか。
ブッシュの選挙おおまけ。
このままだと、神も仏もないと思うていたが、うれしやな。
悪魔の手先どもが倒れていく・・・ぞ。
実際、シビアにいって、将軍様よりブッシュやラムズフェルドのほうがずっとアブナイもん。

びっくりしたニュースは熊本の慈恵病院の「赤ちゃんポスト」だ。
でも、わたしは、最後の最後の方法とは思うけど、このシステムに賛成したい。
「殺すなら、捨てろ」それの方がまだましという乱暴な意見の持ち主だし、わたしは。
とにかく、1人でも2人でも赤ちゃんの命が助かるのなら・・・と思う。



2006年11月08日(水) 将軍さまの好物(笑)

ときどき、きれいな山景色が見たくて拝見するブログがある。(もちろん知らない方)
そこに北朝鮮への制裁措置として、将軍さまの好物も差し止めにしよということで
カップ麺の「ラ王」(日清?)とか「文明堂のカステラ」とかも上がっているらしいという記事があった。笑ったね。

昨日、うちはガスが止まった。
夜つけようとしたら、出ない。
要するに、耐震装置が作動したのだ、大風でうちが揺れて。
まあ、竜巻もおこるべくしておきたと、納得した。
亡くなられた方々、おかわいそうに、と思う。
突然のことだったんで、まだ自分が死んだということ、納得できていないだろうな・・。

あしたは水星が太陽の中を通過するそうな。
朝にはすでに太陽のまん中当たりにて9時過ぎにはでるらしい。
次は26年後とかで、わたしはいないだろうな・・。
肉眼で見てわかるのかしらん。
毎朝、お日さまは拝んでいるしね、挑戦してみようかな。

今日はすばらしくよい天気。
あしたもだが、その後はずっと雨模様の予報。
やれやれ。
今のうちにひなたぼっこしておかんとね。



2006年11月07日(火) すごい風

すごい風で、一日中うちが揺れてましたわ。
台風なみだ。
また季節が1歩進んだという感じかな。
気圧の変化のせいか、妙にしかし強烈に眠たくて、午前中に少し「ひるね」してしまった。
血圧が低い気がする。

文科相宛の自殺予告文・・・だれもまわりに、相談する大人がいないのか?
それとも、もっと別の理由?
文字的に見ると、小学校6年から中1くらい?
男子かな。
近くの大人をたよってみようと言いたいが・・・



2006年11月06日(月) またまた晴れです

あめようなのに、また晴れていますわ。
どうなっているんでしょうか・・・
朝に、青森だったかで震度3の地震あり。
この晴れ具合は、このくらいのエネルギーじゃないだろう・・・と思うのだが。
そのわりには、アヤシイ地震雲は少ないのだが。
いや心配です、晴れれば晴れたで。

今日の朝刊に、エリトリアの写真がけっこう大きく出ていた。
なつかしや。
アスマラ、という文字を読んだだけでむずむずしたわ。
今は、今すべきことをしっかと感じているので動けないと言うか、動ける状況ができない。
ま、いつか、また旅に出たし。
「旅に病み 夢は枯れ野を駆けめぐる」
って芭蕉の辞世の句はあこがれ、だね。
もっとも芭蕉は、この句を詠んだとき、死ぬとは思っていなかったということだけど。



2006年11月05日(日) 本日も晴天なり

午後から、例のごとく末弟とチビ犬連れで散歩とお参り、神社カフェへ。
例のごとくチビ犬はあちこちに首を突っ込んで、うちに帰ったら、ダニが1匹ついていた。
しかし、彼はホントに山道大好き犬だ。
今日は連れていってもらえると、もう真っ先に車に乗って下りない。
帰りがけ、寄り道で、中越地震で、廃業した温泉までいってみた。
変わっていなかった。
地割れ、ひび割れ、建物は傾いて・・・
まだやっぱり2年なんだわ。
末弟の部屋掃除をしたり、ビワをしたりで、夕食はお祝い食。
明日は姪の誕生日。1日はわたしの「ご愁傷様」だったし。
それと、本日は弟夫婦の結婚記念日。と3つのお祝いご飯でした。
で、帰りは甥っ子の代行運転で、満月ながめながら、あらよいよいで帰宅。
平和でアクティブな1日でした。
みんな心配している・・・あまりに晴天が続きすぎるって、異常だって、また地震?!・・・。
ホントに、この時期にお天気続きの越後の国はおかしいよ。
今晩は満月。すばらしいですよ。
月光浴しましょうね。



2006年11月04日(土) 北朝鮮の女性工作員

北朝鮮女性工作員が、国際指名手配された。
彼女は、バイオリンの国際コンクールで入賞した弟がテレビにでた時に、曽我ひとみさんに「これはわたしの弟」と自慢したとか。
それで、身元が特定されたんだけど。
この記事を読んで、なんとなく、ホッとした。
工作員であろうと、フツー人なんだねえ。
ってこと。
工作員って、スパイでしょ。
普通は、身元が割れたりすることをしゃべらない訓練をきびしく受けるはずだ。
ああそれなのに・・・てわたしはホッとしたわけ。
女性工作員さんの自慢の弟、その後、将軍様のお身内のだれだったかにバイオリンを教えていて、その子のお母さんと「恋仲(お母さんに強いられた恋仲らし?)」になって、「処分」されたという噂だ。(夕べのニュースでどっかのチャンネルでやっていた)
弟を自慢した女性工作員の嘆きを思うと・・ひどいことをした人だけどかわいそうだと思う。
政治の体制がちがっていたら、工作員なんかにならなかったろう。
逆に、北朝鮮の体制が崩れていけば、この工作員に代表されるように、意外とすぐにフツーの顔がでてくる人たちなんだと思う。
はやくあの国の体制がくずれておとなりの国の人たちがフツーの顔を取り戻せるようになれば・・と思う。

今日も小春日和。



2006年11月03日(金) メルマガつくって、昼寝して

すばらしい晴れの日でしたね。
いいお天気なのに、メルマガつくりして、お昼寝でしたわ。
お昼寝は、日なたのぽかぽかのとこで・・・
晴れの特異日さすがです。
それにしても、今年の新潟、恐いくらいに天気がいい。
母が「また地震が・・・」と怖がっている。

昨年は確か10月からストーブ入れて、といわれた気がする。
寒かった。
でも今年は、10月はそういう声なし。
で、12月に南極のような寒波がきたんだった。
今年は、ないかもだ。
町中の道路工事が急ピッチ。
うちの前も今朝なんて、8時からしていたよ。
雪降り前のお仕事だね。
それにしても、町中のあちこちでポールや通行止め・・・
自動車教習所と化している。
毎日しているところが変わるのが参る。
あそこしていたから、こっちと回れば、今度はまわった先がしているモンね。
いやはや。



2006年11月02日(木) 50時間補習

高校未履修問題、50時間の補習でことをおわりにしてほしくないなあ。
問題は、入試のシステムだわ。
学校5日が始まって、ゆとり教育で、実質的に学習時間が減っているというのに、大学入試システムだけは旧態依然としていることが問題なんだよね。
憲法や教育基本法を云々する前に、このシステムを変えて欲しいね。
大学生ホストがいる、とか、女子大生がキャパクラでバイトする、さらには、スーフリのような犯罪を犯すグループがでる、ホストクラブ経営する阪大生って・・・こんな下品な大学生は日本だけよ。
きちんと勉強するシステムがあれば、こうはならない。
大学が「ゴール」になってしまっている。
人生はまだまだ続くというのに、上がりじゃ困る。
欧米のように、大学できちんと「学問」をするような改革をすベしと思うのである。
そう思いません?

夕べは、ストーブの試し焚きをして、今夜は、生徒のリクエストに応えてストーブを入れました。
一気にまっこう「霜月」です。



2006年11月01日(水) なんだか、あせるね・・

おとなりの庭先には、クリスマスイルミネーションがまたたき始めている。
新聞を見れば、年賀状の販売だって。
除雪車出動式をやったという記事もあるし。

今朝、善光寺で頼んだ100観音のかけ軸がやってきた。
早速に昼休み、実家へ持っていって床の間にかけて、お饅頭(母曰く、観音様は饅頭を供えるものだそうな。観音様の好物らしい、しらんかったあ)や果物をお供えをしてお経を読んできた。
般若心経と観音経のげと観音様すべての真言と。
33日間通うつもりである。
毎月お経をよみに来て下さる和尚さんにもお願いする予定(開眼)だけど。
これも、一区切り・・終わったなあ・・

カレンダーは残り2枚。
なんだかあせるねえ。


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