世界お遍路 千夜一夜旅日記

2005年10月31日(月) 10月が終わる・・で・・

10月が終わる。
本日寒し。
で、今ストーブを入れている。
3階の自分の住まいのほうは入れないが、下はお子さんが来るしねえ。
いよいよ、冬将軍がやってくる、かねえ。
弱い将軍さまであってほしいのだが。



2005年10月29日(土) 冬じたく

ストーブを出した、が、大家さんに聞かないと恐いかんじだ。
だってずっとつかってなかった据え付け型なんだわ。

この建物、南向きであたたかいのだが、そのせいか玄関先に春から置いているガーベラが枯れない。
まるで、ホーレン草のように葉っぱを青々ふさふさとつけている。
さらに、日々草も枯れない。毎日それこそ、日々に咲いてくれる。
ありがたいのだが、しかし、これでは玄関の衣替えができない。
で、ガーベラは調べたら、多年草とあったので実家に持っていって植え替えた。
5度以下になると休眠するというし、来年咲いたらすごいよ。
問題は、アゲハに葉を食われ尽くしたスダチちゃんだ。
芽は伸びないし、葉もでない・・・かといって、死んでいるのでもなさそうな・・・やはり心を鬼にしてアゲハの幼虫をつぶすべきだったかと思っている。
生きているに期待をかけて、大きな大きな植木鉢を買ってきて植え替えて、あたたかいようにと3階の一番日当たりのいいところに据えた。
11月に入ったら、伸びている枝を落として、刺激して、春に芽がでてはが伸びることに期待しよう。
プランターに、チュウリップとクロッカスを植え込んで玄関内のすみっこへ。
おもてには、と安くなっていたパンジーを買ってきて、小さなゴールドクレストを中心に丸い植木鉢に植え込んで置いた。
12月になったら、このゴールドクレストに、ささやかにクリスマスの飾りをつけようということで。
日々草がまだ盛りなので3鉢は残した。あとの3鉢は実家の庭の隅っこへ持っていって置いてきた。
小さなシクラメンと安くなっていたグズマニア?とかいうのを購入してきて室内飾りに。
なんてことをしていたら、夕方になってしまった。
まだまだそうじが残っているのだ・・・
昨日の脳と心の講座は、数日中にアップの予定ではあるが・・・どうなりますことやら。



2005年10月27日(木)

この頃、旅をしている夢をみる・・・
芭蕉の辞世の句「旅に病み夢は枯れ野を駆けめぐる」(でしたよね?)
の思いがしみじみとわかるこの頃。

ところで、はるかさきのことだが、人類はすべてメス化するらしい。
正統な進化らしい。
今日の昼間ぱらりと読んだ「脳」の本に書いてあった。
おもしろし。
またそのうちに書きましょう。



2005年10月26日(水) ハンセン病訴訟

同日に、まったく別の判決がでた。
即ち、台湾元患者には、勝訴、韓国患者には敗訴。
なんで?かと思う。
韓国側裁判官は、まるで、自己弁護の厚生省の役人のような判決文(じゃないのか、民事の場合は?)。
なんというか・・・裁判も人柄と人生の重みと深さか。
実に実に、おかしいと思った本日のニュース。
皆さん高齢者。
内国と同じ補償をそうそうにすべきだ。
お金で、過ぎた時間は帰っては来ないけど・・・ね、せめて。

本日、早26日か。
今年もあと少しだ。
光陰矢のごとし。
何がということではなくて、抽象的に、あせる秋の夕暮れ。




2005年10月25日(火) おかずづくり

おかずということばは、平安時代の女房ことばで、ちまちまとお皿に入った「かず」に「お」がついたものらしい。

で、今日は母から、たくさん野菜をもらったので、ブロッコリをゆでて朝のパンにそえるサラダ。
わたし、これからの季節は、体が冷える生野菜はあまり食べない。
ゆで野菜(レンジでチン野菜ともいう)にする。
キャベツ、白菜、ニンジン、ほうれん草、ブロッコリ・・あたりをゆでておいて、日替わりで2種類くらい朝にゴマ和えにしたりミツカン酢のやたらに酸っぱいドレッシングをかけたりして食す。
さらに、これからの季節は醤油より味噌味を多くする。
ダイコン(母からもらった)、昆布、油揚げ(残り物)を鰹節とお酒たっぷりでみそ汁と煮物の中間くらいの感じで煮た。
それから、煮鶏。(鶏肉は近所のスーパーで本日の安売り品)
1ヶ月ほど前に、にんにく(母が作った)を蒸してクルミのみじん切り、お酒、ゴマみじん切り、はちみつの入った味噌に漬け込んでおいた。(にんにくはおいしく漬かっていましたわ。スタミナ食です)
それができたので、とりだして残った味噌で煮鶏。
ぶっとい長ネギ(母からもらった)の白いところをブツブツと切って入れた水で糸(たこ糸が行方不明で木綿糸の2本取り)で縛った鶏肉を水煮。お酒、鷹の爪、乾燥生姜(天気のよい日に自作)も入れる。あくとり。ネギの形が崩れたころに、フョークでブツブツと肉を刺して穴を開ける。
その後、味噌を入れる。最後に醤油も。
で、しばらく煮込む。
さまして一晩おいて、適当に切って食す。

ゆっくりごはんの準備ができないときも、この煮鶏のカットしたのに温野菜をチンして温めてドレッシングをかけてそえる。お湯を沸かしてとろろ汁、ごはん。常備食の自作ピクルスを小皿にとって。
で、10分足らずで煮鶏定食ができあがるというわけであります。
ダイコンの煮物もできたし、3日くらい手抜き(別名チンのみクック)クッキングで暮らせる。

ちなみに温野菜は実に、応用範囲が広い。
シチュウに入れることもできるし、炒め物にも使える。
やはり、冬は温野菜でしょう。
以上手抜き料理講座でありました。



2005年10月24日(月) 1年

昨日は、中越地震1年。
母が東京に姪っ子と宝塚を見に行ったので、末弟をあずかる。
昼は、ミエコのお姉さんが手作りチーズケーキを持ってきて下さっておしゃべり。

夕方末弟と共にテレビを見つつ、5時56分に黙祷をした。
夜に見た棚田復活のドキュメントが印象深かった。

 ・・・・・・・・・・・・・・・

陽が短くなって寒い。
わたしの大嫌いな新潟の太陽のでない冬が来る・・・・ああ・・どっかに逃げだしたいよ。

パキスタンの地震、死者が5万人を越えた。

・・・・
9時40分ころ、揺れた。
明らかに地震。
いやだね。
なお、昨今の地震雲は、北ないしは北西あたりにたなびいている。



2005年10月22日(土) 母と義妹のバースディ

母、20日、義妹23日(地震当日)が誕生日。
で、今日は小嶋屋の新そばと野菜天ぷらの出前でお祝いした。
小嶋屋の新そば、うましでした。
わたし、津南(十日町市)の有名でうまいそば屋(よしや、だったかな)に行きたいといったのだが・・・却下・・代わりの出前だったが、おいしゅうございました。
その後、ケーキは別バラで食べました。

今日は、昼からはすごい雷で終日、読書。
桐野夏生「リアルワールド」佐伯一麦「鉄塔家族」を読んだ。
鉄塔家族は分厚い本で、少し残っているが、久しぶりに小説を堪能した。
天気の悪い午後の過ごし方として最上。



2005年10月21日(金) 脳の働きを光でみる

今日の講座は、学会発表そのままって感じで実に難しかった。
で、理解したことだけを書くわたしとしては、書けることが実に少ない。
アタマワル・・・でも、1つだけすごくわかることがあったのでリポートします。

脳組織には、内因性蛍光(フラビン蛋白蛍光)っていうのがあって、酸素代謝によって酸化すると、あおい励起光で緑色に発光する・・だそうな。
フラビン蛋白なるものは、脳に偏在していて、神経活動によって酸化して、光を発するのだそうな。
興味深かったのは、マウスの尻尾を切っての実験結果だ。
尾を切ると、そこに対応していた、脳の体制感覚野がからになる。
(それが、フラビン蛋白の発光で一目でわかる・・・光らなくなる)
しかし、しばらくするとその周辺部(尾まわりの皮膚やお尻)の感覚野がはいりこんで、また活動をはじめる。(光り始める)
これは、つぎのような現象の説明になる。
「病気で切断してしまった手がないのに痛む」
どういうことかといえば、切断してしまった手に対応する感覚野はしばらくは活動をしなくなるが、やがて、手の切断部位やその周辺皮膚感覚野が、空の所にに入り込んで活動をはじめる。
つまり、ない手が痛みを感じているのではなくて、正確には、その周辺部や切断したカ所の痛みということになるってことだ。

相変わらず、ラットやマウスの赤裸々な実験写真を見せられて、オランダだったら、動物愛護テロリストにまちがいなく狙われるな、と思いました。




2005年10月20日(木) 寒い・・・

日が沈むとめっきりと寒くなる。
子どものひとりに
「暖房入れてよ」
といわれたが、入れない。
11月まで待て・・と。
それと、この建物は古いので、エアコンは冷房のみ。
暖房は石油ストーブとなるのだ。
手間がかかる。
今まで、ガスか、エアコン暖房だったわたしには、けっこう煩わしい。
でもま、新潟で暖房を11月まで入れないってけっこう立派かも知れぬ。



2005年10月19日(水) 優太くん、その後

今日の地元紙に、奇跡的生還を果たした皆川優太ちゃんが載っていた。
ずいぶん大きくなっていた。
お母さんと妹のことは、昨年退院後すぐに聞かされていて「いつか、(自分も、二人のいる)天国にいく」というらしい。
親戚の人はそれを聞いて泣いたらしい。(そうだろ、そうだろ)
で、お母さんと妹へ仏壇のお茶御供えが優太ちゃんの日課だという。
地域や親戚、大家族制がこの小さな子どもを育んでいやしていると感じた記事だった。
田舎も捨てたもんじゃない・・



2005年10月18日(火) 喫煙は病気です

喫煙は病気です。
という夕刊一面の記事。
タバコを吸うのは、ニコチン依存症と関連疾患からなる喫煙病
   という定義付けの元に、以下のような禁煙のための道が書いてあった、それも歌舞伎勘亭流的な文字で・・
1 喫煙者には近づかない
2 開始直後はお酒を控える
3 衝動納まるまで、秒を数える
4 ガムをかんで我慢する

以上循環学会の禁煙ガイドラインとか。
これって、ダイエットに似ているよなあ。

夕方、セブンイレブンでバックしてきた車に、右バンパーを少しかすられた。
まあ、警察に来てもらって処理。
バックしてきた車がよく見ていなかったわけだが、弟曰くわたしも10%くらい悪いらしい。そっか。
初めてのことだ。
気をつけないと・・ねえ。



2005年10月17日(月) かげおくり

今日英語に来た小学生が訊く。
「かげおくりってほんとにできるの?」
「できるよ」
「ええ・・どうするの?」
「すっごくよく晴れた日に自分の影をじっと見て空をパッと見上げるとと見えるよ」
「ホント、やってみるよ。みんなでやるみんなの影も見えるの」
「ううん、無理だね、10人でやっても、それぞれ自分のかげおくりしかできないよ」
・・・がはっは・・・
この辺が子どもの考えのおもしろいところ、わたしが好きなところ。
かげおくりというのは、目の残像効果で自分の影を青空に写すということ。
「ちいちゃんおかげおくり」という悲しいお話がある・・・

ところで、コイズミ、靖国参拝をしたねえ・・ばっかやろうだ。
この重要な時期に。
どうして、総理大臣が国益を損ねることをするんだろうか。
おまけに、確か大阪高裁で違憲判断がでているはずなのに。
このニュースで今日は一日、気分が良くなかった。





2005年10月15日(土) ひょいと・・

先日の日記に書いた山頭火の句ですが、
ほいではなくて、ひょいでした。
(やっぱり、おっかしかった)

「山頭火の句は、「ひょいと 四国へ 晴れきっている」
亡くなる前の年、十月、三津浜港での作です。

お遍路仲間の三宅のオッちゃんから教えていただきました。
ありがとうございました。

ここに訂正いたします。

寒くなりました。
今日は久しぶりの雨です。



2005年10月14日(金) 脳と心・・新潟大脳研究所公開講座NO3

テーマ 脳と心の発達

★人の脳の特徴
体重のわりに大きい
寿命のわりに成長が遅い
他の動物に比べて子どもの時は愚か

一般的に種の繁栄の条件
 1多産
 2早い発達
 3強い種(生命力)

1,2に関しては、まったく反対。しかし、3においては、知能という意味での強い生命力・・・このために多産も短い発達も捨てて進化したといえる。
なぜなら、時間をかけての成熟が、知能を支えている。
脳の成長の遅さが長時間にわたっての脳コンピュータへの書き込み(学習・教育)を可能にしている。

★神経細胞の発達
神経管連絡網(シナプス)は、5才までに「教育」という刺激の元でどんどん形成され、完成される。
大人の神経連絡網は、それ故に幼児期にできたものが大半を占めることになり、喜怒哀楽を潜在的に支配し続けることになる。
シナプス連絡網に言語の配線が織り込まれるのは3才まで
3才が、シナプス配線のピーク(脳のハードウエアの完成)

★前頭前野
脳の知的は活動は、前頭前野・・だから、知能の発達に伴い、理屈的にはおでこがどんどん成長することになる。
ここは、脳の中の脳
バーチャルな体験はここのでのみ可能
足、手、顔、胸・・・ここに通じる神経細胞との関係が深い

感覚遮断のテスト・・・情報を切ると、人は狂う。
脳は情報を外から入れて育つ
正しい情報を入れて育つことの大切さ。

★使わない脳・・は
脳神経を発達させ、その機能を維持している物質が脳内に存在する。
「神経栄養遺伝子」
   ↓
 それは、外から入れることはできない。
 脳内でのみ作られる
 毎日運動し、考え、笑い、。遊んで脳のいろいろな部位を活性化させることが大切・・・これが脳を均等に成長させ、死なせないことにつながる
だから、つまり使わない脳は衰える・・のだね・・と、もへじ私感

脳神経細胞は、生まれてから減少の一途をたどる
しかし、我々は過剰な神経細胞の数をもって織るので、有効活用すればよい
(大脳で150億個 小脳に700億個)

もへじの私感
3回まで聞いてきて、脳は前向きであることがわかった。
使えばよいのだ、可能性がある部位なのだ・・ということでした。



2005年10月13日(木) 金魚さん

昨夜、金魚が水草の中にさかさになって、尻尾が空中に出ているのに動かず。
もしかして死んだのか?と、金魚すくいで回収しようとしたら、もそもそと動いた。
ありゃりゃ
先週の木曜に、2年生のbくんが、金魚のエサ袋の半分ほどを水槽に投入してくれた!「金魚がお腹が空いているように見えた」という言い訳だが・・あきらかにいたずら80%。
ビシビシしかってやった。
フィルターにも、ジャリにもエサが大量にこびりついて、いかんともしがたい。
大量投入のエサが腐ると水質が悪化して金魚が死ぬ。
で、金魚をバケツという仮設住宅にうつして、水を換えて、フィルターの掃除をしてジャリも出して洗ってエサを洗い流した。
以来、1匹だけなんだか調子わるそうなんだよね・・・
今日、bくんに「金魚も、あなたのせいで、一時仮設住宅に入った、で調子よくないよ。ニンゲンと同じなんだよ」と、コトの顛末を話して再度言い聞かせたわ。
動きが鈍いのは、秋が深くなって水の温度が低いせいもあるけど、いや、金魚も災難だったのでありました。




2005年10月12日(水) ビンラディン死亡??

夕方のネットで、ビンラディンが、パキスタン北部に潜んでいて地震のために死亡か?というのがあった。
ホンマかいな?
アフガン戦争中も、イラク空爆でも似たようなウワサが流れたけどねえ。
しかし、ビンラディンが死んでも、テロはなくならない。
貧困や戦争がなくならない限り。
止める者と貧しい者のすさまじい差が縮まらない限り、テロは続く。
悲しいことだが。

今日はすばらしい天気だった。
こんな天気の日、山頭火ではないか、
   ほいと四国へ 晴れきっている
に憧れる。
(上の句、ほいではなかったよな・・なんだったかな・・)

越後の国88カ所もあるようだ。
広い県内全域だと、歩くのは大変かも知れないが、できるだけ歩いて、寺を巡拝するという視点で自分の生まれた「地」と「景観」「人」を再発見するのもいいかも、だ。来年の検討課題にしたい。



2005年10月11日(火) 死者4万人

パキスタンの地震、すごい数の死者だ。
なんというか・・・せつない話だ。
たくさんの親を亡くした子や、子を亡くした親がいるだろう。
起きて、2日。
あの優太ちゃんは62時間ぶりの救出だし、まだ、すべてが絶望というわけじゃない。
救助隊にがんばってほしい、と思う。



2005年10月10日(月) 余震

昨夜、というか、正確には本日深夜2時過ぎに震度1の地震。
長岡震度1という数字がでてはいたが(これは役所の震度計)、わたしんとこは地盤が悪いので(数十年前までは田んぼ)、震度2から3くらい揺れた。
初めは縦揺れだった。
当然、目が覚めた。
いやはや。
何となく眠りそびれて、本を読んで夜明けにまた寝た。
・・・・
ディサービスが休日の末弟を車に積んで、県立歴史博物館へ、水辺の縄文展を見に行った。
障害者手帳で、本人及びわたしも無料。
9時半開館で、ゆっくり眺めて、ミュウジアムレストランでご飯を食べて帰ってきた。
バブルのころのニュータウン開発とセットの博物館の出来は見事。
まあ、中も充実してはいたが。
元々新潟は縄文式土器、それも火炎式が多数発掘された。
今回の特別展も、水にはいっていてくさらなかった、5mあまりの船が展示されていて、縄文人ってすごいっておもいましただ。
末弟は、元気だったころには田んぼから出る土器集めをしていたくらいなんで、まあ今日はいい1日だったかな。

寒くなった。
遠からず朝晩はストーブがいるようになりそうだ。

*今日の衝撃!*
中1男子。
賢い子なのに、なんと、「便箋」をしらんかった。
便箋でお手紙を書いたことがないらしい。
ウーム。
お勉強を教えていて、こんなことがこの頃、時々ある。
「常識」の中味を再点検する時代になってきているのかも知れぬ。



2005年10月09日(日) パキスタンの地震

パキスタンの地震で、死者1万8千人以上・・・何と・・合掌。
周囲の建物が次々と壊れて「最後の審判」かと思った、というコメントが新聞にでていたが、そうかも知れぬ。
このところの、地震、ハリケーン、大型台風などの自然災害は地球がおこっておるとしかおもえん。

旅のHPのほうを更新するための原稿を書いたり(文字が多いから、これが大変なのだ)アフリエイトを検索している暇がどうしてもとれない。5月にあれをはじめたときと状況が変わった。
ネットに関していえば、この日記を更新するのと、塾のHPを更新するので手一杯だ。

末弟の予想外の退所やそれに伴う在宅介護のためのさまざまな時間、義妹のリハビリのお助け(こちらはウオークは一段落したが)、弟や義妹、母の体にいいと思ってはじめたビワ灸の思わぬ好評、塾の来年及びその先まで考えた準備・・・・・
残念だが、レンタルサーバーの契約が切れる11月まであのままにして置いて(もちろん更新できたらするが)、その後は塾のHPに組み入れて休ませておきたいと思う。
きっと、またいつかする日が来るでしょうよ。



2005年10月08日(土) ネコこわし

特養老人ホームで、寝たきりだった老人の足をネコがかじって、第一関節から下がなくなった・・・らしい。
そのネコは、庭い野良猫くん。口があかくなっているので、犯人となったらしいが・・・ホラーである。
パキスタンで地震。
地球は、活動している。
わたしは、今日は一日ごろついた。
先週末からずっと忙しすぎて、やや、イライラしていた。
こりゃいかんと、今日は終日ごろついて、本を読んだり読んでなかった新聞を読んだり、衣類を秋・冬に替えたり。
で、一日すぎた。
雨が上がった。
今日は流星雨が見えるというが、果たして、そこまで空が上がるか・・・楽しみだ。
ビワ風呂をたてて、とろりとした湯にゆっくり浸かって。
にんにくステーキを焼いてビールとワインなんぞで優雅に過ごす夜としたいぞよ。
ツンドクだった本をまたよみたい。



2005年10月07日(金) 脳と心 新潟大医学部公開講座 メモ

今日のテーマは「人の心は理解できるのか、動物を用いた実験から」

*脳は、物質。10の11乗個の神経細胞とその数十倍からなるグルア細胞(支持細胞)、さらにその中に網目状に広がる血管からできている。
神経の活動は電気的伝達と理解されている面が強いが、神経細胞は電線ではない。
それは、化学的反応である。
化学物質を介して情報を伝える。
(荷電されたイオンが、細胞へと出入りすること。)
神経と神経のつなぎ目をシナプスというが、
刺激→神経から神経伝達物質といわれる化学物質が放出される→(伝達)→受け手の神経細胞の膜にある受容体に結合→(受容体に変化)→受容体は細胞の外からナトリウムなどのイオンを細胞内に流入させる→このことを興奮と呼ぶ
              ↓
 この一連の流れ、つまり神経細胞が興奮することで情報伝達が行われる
 この流れは将棋倒しのようにおこる
この流れの肝要な点は、細胞の内外のイオン濃度がちがうこと
差異がなくなるとキケン→興奮しっぱなし→死に至る
この流れの意味:ヒトは、瞬時にして脳内に置いて情報伝達する進化を遂げたが、こういうキケンもまた抱え込んだ

*シナプスの可塑性
シナプスの接合の強さは変化する。
1回強い刺激が来ると、強く反応する。次に通常刺激が来ても同じく強く反応する。シナプスに形態的、機能的変が起きる。(長期増強・・例 花を見る、においを嗅ぐ・・・2つが脳に入力される→伝達の増強・・・もへじの私感→やっぱりバーチャルな体験はよわいよな、この点で決定的に)
→シナプスの可塑性は記憶学習の基礎過程と考えられている。
    ↓
記憶・学習=情報の保持は神経回路の中で行われると仮定される
    ↓
  海馬シナプスの可塑性
 長期増強・・・高頻度刺激(←→長期抑圧・低頻度刺激)
  リハビリテーショントレーニング
  病気や外傷により脳細胞の壊失
   再生しない神経系でも、リハビリテーション(高頻度刺激)により新たな回   路をつくる
   トレーニング、繰り返しの刺激(運動)により、体が覚える

*速い興奮精神系伝達を担う分子はグルタミン酸。この分子が、シナプスで放出されて、分子の受け手であるグルタミン酸受容体がその情報を変換。
グルタミン酸受容体にはいくつか種類があるが、その一つNMDA受容体分子はシナプスの情報伝達の効率を調節している。
この分子を取り除いたマウスで実験すると、記憶・学習の能力がおちていることがわかった。

*長期増強による学習
 例 筋肉・・・適切な負荷をかければ強くなる・・ように神経系も強くなる
   記憶学習・・・強い印象はおぼえる。リンクさせる。繰り返す。
          しかし、これは個人差がある。
          天才的な記憶脳は、こういった回路とは別の方法で記憶
        (もへじの私感・・これ、知っている、絵画的記憶っていうんだわ、確か)

・・・・・・・・・・・・
むすかしくて、ようわかんないところもありましたが、要するに、刺激によって脳はパワーアップするんですな。
おもしろかった。

お話にマウス実験ことが多々でてきて(脳のあっちを切ったとか、この分子を取り除いたとかっていう話)、これが、テロリスト的動物愛護団体がいるオランダあたりだったら、今日の先生(新潟大学脳研究所細胞神経生物学分野 崎村健司教授)は、いやがらせを受けそうだわ、と感じました。



 



2005年10月06日(木) カレンダーが薄くなった

残すところ、2枚しかないカレンダー。
1月があっという間にすぎる。
地震からじきに1年、あちこちでいろいろな催しがあるようだが、しかし、何とかシンポジウムとか講演会とか・・・果たしてどんな意味があるのかな??
と思うモノも多い。
最初に何かやらねば・・ありきで、動いているんだろうねえ。



2005年10月04日(火) 消雪パイプの点検

一気に寒くなった。
今日なんて、靴下を穿いてしまったよ。

新聞に、消雪パイプの点検が始まったのニュース。
道路のまん中にパイプを埋め込んで、冬になるとそこから地カスを流して雪を消す、というシステム。
そう、これで長岡の冬は画期的に変わったんだけど。
ウーム、わたしの大嫌いな、冬が来るか。
お日さまのめったにでない冬はどうも苦手だ。
鬱になりそう、それだけが心配。

新潟名物の紫の食用菊がボチボチと出回りはじめた。
「おもいのほか」って名前だ。
ホントは「かきのもと」というらしいんだけど、思いの外、おいしかったので「おもいのほか」となったとか。
下越と「もってのほか」となるらしいけど。
食欲の秋でもあります。



2005年10月03日(月) 米どろぼう

このところ、地元紙の下段によく米泥棒の記事を見かける。
今日も、500キロだったか盗まれたって、新米コシヒカリ。
野菜ドロもそうだけど、人のつくったものを盗む人って、どういう気持ちなんだろか?
ばちあたるよ、きっと。

今日の夕刊でビックリしたのは、サンマが温暖化の影響でやがてシシャモくらいになってしまうってヤツ。
海水温が上昇すると、栄養に富む下層の海水と上の海水がよく交じらなくなって植物プランクトンが激減、その影響で動物プランクトンも減少、サンマはこれをエサにするために成長が鈍化して、サイズ的には20センチくらいになってしまうらしい、予想では。
で、遊泳力が落ちるため、日本の近くには来なくなるらしい。
ってことは、秋のサンマ・・はいずれまぼろし。
さらには熊野市あたりで作る油のぬけたサンマの日干しも名物ではなくなるってことか。
温暖化、人口爆発で地球はどうなるのか。
ってことを考えてしまった。
まあ、人類は滅びるのだろう。
おごれるものは久しからず。
それとも、隕石がぶつかって恐竜と同じ運命?
秋の夜長の物思いであった。

寒くなった一気に。
風邪が流行っている。
気をつけましょう。



2005年10月02日(日) またしてもテロだ

バリでまたしてもテロだ。
インドネシアは毎年だ・・ねえ。

このところ、新幹線の中もゴミすて禁止。
持って下りて透明なゴミ箱に捨てるシステムだ。
まあ、日本もイラクに自衛隊がいっている限り、テロの標的になっているわけだししかたないとは言え、困った世の中になってきたなあ。


今日は、実家の飼い犬「楽」(という名前)の誕生日だ。
恒例のお誕生日会をするというので、スーパーでビーフジャキーを仕入れてリボン結んで出かけた。
稲刈りが終わったご苦労さん会もかねて、ずっと手伝ってくれていたアルバイトのSくんもご招待。
なにしろ、「らくちゃん2歳おめでとう」なんていうことばが入った特注ケーキつき。ハッピ−バースディの歌まで唄ってもらって佐さ。
しかし一方
こんなお犬様もいれば、扼殺されるかわいそうな子(犬)もいる。
あるいはまた、楽はまさにラクチンで可愛がられているのに、虐待で殺されてしまうニンゲンの子どももいる。
なんというか・・・・特注ケーキはクリームを少しだけなめて、あとは身体によくないので特製の犬用生クリームとクッキーを食べるチビ犬を見ながら複雑な気分な宵であった。



2005年10月01日(土) 横浜へ

今日は、義妹と共に以前わたしがさんざんお世話になっていた鍼灸院さんへ行ってきた。
朝7時14分の新幹線、施療をしていただいて、昼から1時26分の新幹線で帰ってきた。
次回は、彼女一人で行くことになる。
心配だが、これもリハビリ。
久しぶりに訪ねた横浜は青葉区、何だか、以前のうちに帰るような錯覚をおぼえた。
鍼灸医さんも奥さんもお元気でなつかしやでした。
何とか東洋医学の力と義妹本人の努力で、今よりよくなれば、と思う。


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