2006年04月30日(日) |
セイザーX#29-31 |
というわけで、何故か敵幹部が洗脳されて悪になるという意外な展開を見せているセイザーXです。 考えてみたら、まだ3クール目途中なんですよね。敵さん内部動きありすぎですよ。 サイクリードが「やめようよ、宇宙に帰ろうよ」って言うところはかなり好きだったので、早く元の仲良し3人組に戻って欲しいっす。
あとはやっぱりパトラ登場とか。ゴルドは奥さんにも敬語ですか(*^_^*)。
妖逆門。
今回はドラマパートはありがちながらそこそこではあったのですが、やはりバトルがひどいですね。強いカードを持ってれば勝てるというわけですか。 陰陽大戦記だとかみたいに、バトル内容を絵で見せて納得させる、というならまあいいんですが(でもあれもよく考えると何故勝ってるのかはよくわからない)、妖怪にどんな能力があるのかも妖逆門では見て取れない。
でもなんで見続けてるか、と問われると、これはひょっとするとねぎたん萌えなのかもしれないです・・・
しかし、児童向けのアニメに入れるCMで「小学生の無防備さに思わずドキッv」なんてのを入れるえーべっくす様のモラル感覚が素晴らしすぎです。二度とえーべっくすのCDは買わんです。
アニメを見る時の注意☆ 『マンガ版と比べてキャラが弱い』とか文句を言わないこと! 肝に銘じておこう!ほらそこ、「マンガのロンドンは好きなのに〜!」とか言わない!「イズナがいつの間にかいなくなってる」とか、言わない!
あとはまあ、相変わらずですね。なにもしないで勝手なことばっかり言ってて勝つ主人公。知識不足を知恵で補おうという姿勢も無し。 いかにも児童向けバトルアニメをなめきった人が作ってる感じですが、ねぎし氏はこれで精一杯だという説もあり。 絵はいいんだけどなあ・・・・(あと、今回はテンポも悪くなかったし)
おお!凄い、追いついてるよ! というわけで、まとめ見でないモードな感想に入らせていただきます。
ジャッカルが・・!これはびっくりです。絶対仲間になるパターンだと思ってたのに。 この辺の話は、ブレアードにとって重要になってくるということですかね?
話も息もつかせない感じですが、ロボ戦がいい! 2戦同時進行なシーンもあって、流石に今回は見せ場たっぷりでした。
日曜までにクラッシュビーダマンと韋駄天を全部見ておきたいとか。 セイザーX盛り上がってるから早く見たいとか。
楽しい番組はいっぱいあるのに、なぜか妖逆門を優先してみてしまう。
所詮、萌えか・・・
でも、妖怪のキャラ紹介がまるっきり無いので、妖怪萌えアニメにもなってないところ。 ねぎし氏の萌えどころがどこかはわかるんですけど、少なくとも私の趣味じゃないし、バトル物を見る少年達の趣味とは遙かにかけ離れてるし。 とりあえず、現実の東京駅をリアルに描いたところで、喜ぶ子供はいないと思うですよ。というか、気づかない。 ちなみに、都市風景マニアの大人でも、東京駅構内が好きという話はあまり聞かないですけどね・・・面白い町並みならそれなりの楽しみはあるんだけど。
でまあ、バトルは結構ひどすぎです。あまり笑えない悪口は書きたくないのでほとんど省略しますけど。
無計画に撃符を使いまくって、最後に残った符がよく見たら水属性で、敵妖怪がたまたま火属性だったというだけのオチ。
えーまあ、普通に見てる人にもかなりアレな話だとは思うんですけど。
妖怪を属性分けなんかで片づけるなあ!! そんな安っぽいやり方で妖怪を使うんじゃねえ!妖怪をなんだと思ってるんだ!
大体、ちがうだろ!一鬼は水属性じゃなく、ツンデレ属性だ!(<お前こそなんだと思ってるんだ)
それでも結局来週も見る。しかも、カードも買っちゃいそうですね・・・(T^T)
2006年04月08日(土) |
スパーダーライダーズと.hack//Roots |
おお!書き込める。 昨日まで、なんかキーボードの調子が悪くて書き込めませんでした。いい加減古くなってきたなあ、このiBook。
というわけで、水曜日の新番感想。 今週からテレ東圏での水曜日は、めくるめく真下すぺっしゃるという、恐ろしい事態になったのでした。 なんの陰謀ですか?テレ東。 信者増えそうでこーわーいーよー。 電波を発信して、人を操ろうとしているよー!(テレビなので電波出しててあたりまえです)
さて、スパイダーライダーズ。
脚本が黒田洋介なんですよね。 MADLAXの時に、『黒田氏は私が見るような児童向けアニメをやっていないのでよくわからない』と書いたのですが、進出してきました。 1話はとりあえず、大変順当に児童向けで良いと思いましたです。
演出などの話としては、まあ巧いことがわかってるからなあ・・・という感じですけど、やっぱりいいですね。 止めの多いアクションなので最近の傾向だと評価は低いんでしょうけど。でも私、歌舞伎とか好きだからこういうのも性に合うもんで。
とりあえず最高だと思ったポイントは、敵の戦闘員達が見事にポーズを決めて登場あたりですね。 これはすばらしい!この集団ポーズは一見の価値ありです!
.hack。
相変わらず、名前が公式で確認しないとよくわからんですが。ハセ『ヲ』なんだ・・・ なんにしてもやっぱり主人公の表情が見所ですね。ヘタレの感情をしっかり追おうとしているのです。 こういうのは人間を描こうとする愛情というやつですな。
真下監督の作品って、多分必ず『父親的・母親的なもの』が登場しているのですよね。 実際の家族像というより、世界の象徴なんだと思うのですが。形も性格も役割も毎回違うし、一人ずつとも限らないし。両方出てくるわけでもないし。 結局は鏡に映した自分自身の一つなんだと思うのですけど。 スパイダーのほうだと、飛ばされる時出てきた女神ですね。
ただ今回のhackは、理想的で身近な疑似両親ですよねー。 「強くなれ、君には資質がある」といってくれる父と、 「君が必要だから」といってくれる母。
もっとも、単にほのぼの疑似家族でシアワセになる話、じゃどうにもならんので、いろいろあるんでしょうけど。 とりあえず、裏返しにした存在としてTaNがいるんだし。 でもとりあえず、signの時がDV親(リアルでもネットでも)の話だったから、Rootでは理想家族形態から始まるわけですな。
藤田和日郎原案の妖怪カードバトルアニメ!というところで、期待が盛り上がった直後、監督・ねぎしひろしというところで一気に盛り下がった妖逆門(ばけぎゃもん)ですが、とりあえず一話目はビデオを溜めないで見ました。
うん。まあ、そんな感じかな。
演出以外は相当レベル高いんですよね・・・
ねぎし氏も、昔は歯切れの良い演出だったような気がするんですが、近年のメリハリの無さはどうにも・・・少なくとも、少年バトルアニメには向かないですね。 しかも、妖怪・・・脅かしの部分がないとどうにもならんですよ。
幽霊自体は好きなのだと思いますが、怖くは描かないし。大体、薄暗い妖怪城でキャラがノーマルなんて演出、聞いたこと無いっす!BGがBLまで落としてるんだから、2号くらい落とすだろ、普通!(意味不明なつっこみ) そうでなくても、妖怪の影は落として欲しいですよ!
あと、キャラクターの表情の無さが・・・リアクションの無さが・・・
文句たらたらながら、萌え萌えな妖怪達が100体も登場ともなると見ないわけにはいかないところが性というか。
ちなみに脚本は、テンプレすぎてまだ何とも言えません。バトル物だからそんなもんだけど。
あと、えーべっくすさん。妖怪ネタだからってEDの曲を鬼太郎風にアレンジしなくてもいいと思うよ!
2006年04月02日(日) |
劇場版ゾロリ&ケロロ |
劇場版のゾロリ・ケロロを見てきましたです。・・・TVのは全然見れないのにな。
それにしても、この二つって価値観的に対極にある話なんですよね。 「世の中にはヤンキー的価値観と、オタク的価値観がある」という言葉を聞いたことがあります。 つまりヤンキー的価値観というのは『ビッグになる』=金・女・権力といった、誰にでもわかるものを手に入れるのが大切。 逆にオタク的価値観というのは、自分にだけわかるものを手に入れるのが大切。 普通、人はこの両方をそれぞれのレシピでブレンドした価値観を持っているのだと思うのですが、ゾロリとケロロというのはどちらもかなり極端なほど片方に振れているんですよね。 ゾロリとケロロ、どちらがどちらかは説明の必要もないでしょう(*^_^*)
感想としては、ケロロは良かったけど、ゾロリはもう一つ、というところですかな。
というのも、まず第一に、ゾロリの方は上に書いた『ヤンキー的価値観』方向の欲望が弾けきって無いんですよね。なんか、どうもいい子から離れてないような。 ケロロがオタク方向に振り切りすぎなのかもしれませんが。
あと、それ以上に大事なのが、『劇場版ならではの物語上の仕掛け』が、ゾロリの方には特にない、というところですね。 お城を手に入れかけて失敗するという話は、いつもやってるような・・・ ケロロの方は、『事件が世界中に広がってしまう』という大仕掛けが用意されてるんですけど。
あと、オヤジギャグはもっと分かりやすい方がいいなあとか。
ヒロインの声が超絶下手で、キャラの元来の性格悪さを増幅しているという欠点なんかもあったりします。劇場版のゲストキャラにアイドル持ってくるのはいい加減やめて欲しいなあ。ムシキングもあれのせいで萌えレス映画になっちゃったんだし。
あ、全体としては楽しい映画でしたよ。良く動いてたし、どたばたのテンポも良かったし。 話はテレビシリーズでも良かった気がするけど、画面は劇場で見る価値充分です。
さて、ケロロ。
こちらは突き抜けたオタク価値観の映画でした。 ジムスナイパーカスタム。よくわかりませんが、確かにこれがマスターグレードで出たらむしろ凄いんだろうなあ。
私的にケロロの方が評価が高いというのは、多分共感の度合いの違いもあります。 さくらやホビー館で、良くわかんないガンプラを抱えてほくほくしてる友人に、『良くわかんないけど、買えて良かったね』とか言ってること、あるよね!(一緒に見に行った某様と、ここで一番共感してたり)
で、この冒頭のシーンがきっちりテーマに直結してるところがうまいす。 物語としての『侵略者な宇宙人と被侵略者な地球人』の、価値観の違う物同士のコミュニケーションを、ジャンルの違うオタク同士のコミュニケーションになぞらえていたり。
そもそもケロロってこういう構造の話だったのかと、思わず勘違い。
思うんですが、『オタクを描いた話』と『オタクが作った話』は違うのだなあと。 オタクにとってはオタクは日常で当たり前ですから、そこから出てくるテーマも普遍的なのですな。
2006年04月01日(土) |
セイザーXと韋駄天。 |
時間があって、たまってるビデオを消化しようとすると、どうしてもセイザー優先になってしまいます。 萌えとかより話の面白さが第一になってるのは、枯れでしょうか。(枯れたやつがセイザーとか見てわくわくするか)
でも、韋駄天もちょっとだけ見ました。まだ鮫島兄と鍾乳洞バトルする辺りです。 やっぱりまことは萌えます(*^_^*)bお兄ちゃんはちゃんと妹萌えしてくれ!(ちゃんと!?)でないと、ユウキ×まこととか言い出すぞ、私が。(もう、腐女子だかなんだかわからないことになってます)
しかし、鮫島兄弟はしっかりばっちり兄弟萌えの世界ですなあ。
セイザー。
ほんと面白いです。 ブレアード美味しすぎ! それより東宝バカすぎ!今度は大魔神か!?て、あれ?大魔神って大映じゃなかった?
シャーク隊長がジャッカルのためを思っておいてけ堀にした、というベタ話を聞いて「なんか、そんな理由がある気がしたんだ!」というブレアードがセイザーらしくて素敵。
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