2005年04月15日(金) |
今月は、ボンボンからです。 |
しまった、ボンボン先月号、まだ読めてないや・・・
というわけで、今月もコロコロをざっと読んでこっちを先に感想書こうと思ってたのですけど。 ボンボンで、爆笑企画を見てしまいました。
「ぼく+」というタイトルで、「読者の初恋エピソードを漫画化する」という企画らしいのですが、この内容がどっから見ても捏造。 主人公は小学生男子で(それは当たり前ですが)、音楽室でピアノを弾く美少女に告白されたサッカー部の少年という、超ベタなストーリー。
一応実話だとすればどの辺が大穴かというと、ピアノが上手な子なら当然家にピアノがあるはずで、わざわざ学校で弾いてるはずがないというあたりですね。
少年マンガだからベタでもなんでもいいのですけど。・・・実話だと称してなければ。 表紙もギャルゲーのようでした。剣道に陸上、乙女系にメガネにロングヘアの正統派美少女、といった感じですか。 小学生男子でメガネ萌えも少ないと思うけど・・・メイドやネコミミがいないだけマシ?<そのうち出てくるかも!
ボンボン読者に恋愛物を読ませる、というのは大変冒険的な企画ですが、万一成功したらコロコロでは絶対やれない恋愛シミュレーションとのタイアップ企画と言うのがやれるかもです! そもそも、ガンダムSEEDも似たような物かもしれません。
成功したら、案外面白いかも。(やっぱり無理が・・・)
しかし、読者から「彼女を妊娠させちまいました(小5男子)」とかいう初恋エピソードがたくさん投稿されたらどう反応するのですかね。
日本橋三越で横山大観展を見てきました。
島根にある足立美術館のコレクション展らしく、デパートの展覧会にしてはかなり充実した内容。 なんというか、この人の絵は好きか嫌いかはあんまり無いですね。とにかくうまいので今の日本画の基礎になってる感じ。
ちょっと驚いたのは、空刷毛を使ってぼかす技法がこの時代は「朦朧体」と非難されてたということ。 今じゃ、アニメの背景にも普通に使ってる技法なのにな!(*^_^*)
それにしても、『神国日本』という絵(富士山と真っ赤な太陽が描いてある、有名な絵です)あたりを見てると、絵に思想を色濃く出されると引くな〜、なんて思ったり。 現代美術でコンセプトを強く出すのは、抽象的表現だからいいんでしょうね。
「どーでも良さそうだけど、とりあえず・・・」という気持ちで見てみたムシキングでしたが。
やたらと良かったです!
まず、OPでやられましたよ。歌が静かなのが良いですね。 でもって、映像美。絵本風の映像と内容。(個人的趣味としては、植物の描き方がもう一つなんですけど・・・葉の付き方が全部イネ科になってたり。でも、丁寧です。)
話は無いですね。はっきり。 キャラクターの心情の説明とか、はっきりとした行動の動機付けみたいなのが無いし。 そもそもこの主人公って、何者?森の精みたいな物? こう言うのをこそ「雰囲気アニメ」というもんなんでしょうね。雰囲気だけで話が動いてる。 でも、説明がないからこそ入り込める。
終盤近くまであくまで静かに進んでいっておいて、3DCGカブトムシの迫力バトル! これはかっこよかったなあ。怪獣みたいだし!(カブトムシが吠えますけど(^◇^;)
ムシキングアニメ、はまりそうですv
ところで、今日はたまたま「極上生徒会」1話を見てしまいました。 偶然、2時間ほど前に会社の同僚と話してて、岩崎監督の話が出たんですよねー。
それにしてもこのアニメは・・・うん、ちょっと厳しいですね。
2005年04月03日(日) |
マリア様がみてる/妹オーディション |
今日は上野の国立博物館に行って来ましたです。 常設展と「中宮寺 国宝 菩薩半跏像」展ですね。 ちょっと調べたい物があったので行ったのですが、国立博物館の常設展は実はじっくり見たのは初めてだったので、楽しかったっす。 しかし、博物館で見る仏像は、近くでじっくり見れるから良いとも言えるし、寺全体の雰囲気から切り離されるから(唐招提寺展なんて光背も無かったし!)残念とも言えるし、微妙ですね。 なかなか旅行に行けない私としては、こういう展覧会はありがたいんですけど。
とか言っても、私、仏像マニアじゃ無いです! 普通の日本人的に仏像見て楽しいだけで!(単に年寄り臭いだけ) なんかマリ見て感想のついでに仏像ネタを描くと、乃梨子ちゃんキャラみたいであれですよ・・・ あ、でも、アニメにはまらなければ仏閣マニアになってた可能性は大きいかも。小学生の頃から寺巡りは楽しかった方だし。
さて、マリ見て最新刊。
一応断っておきますが、ネタバレですよ!
といっても、結局決まらなかったですね・・・妹。 決まったような物だとも言えるけど。
もちろん、『誰に決まるか』が重要なのではなくて、結論に至るまでのそれぞれの心理が重要なので、じっくりやってくれるのは良いことなんですけど。
さて、我等が可南子ちゃんは早速落ちました・・・・ 別に私は、『可南子ちゃんに祐巳ちゃんの妹になって欲しい』というわけではなく、『祐巳の妹なんか狙ってない』と言っていた可南子ちゃんの、何かしらの変化が見たかっただけなので構いませんが。
最初の頃「妹は狙ってない」と言っていた可南子ちゃんの望みは、『妹』なんて言葉には収まらない『支配』のようなもの、ということですよね。 それは今回、『守る』というソフトな言葉で表現されてますけど。でもそれはストーカーの言い分そのものです。(だってストーカーだし) だからその気持ちに変化があるというのも一つの成長かも、と、そういう理由で私は『妹・可南子派』だったのですな。
なら、別の形の成長を見せてもらえた今回の『可南子脱落』も、まあ満足ですよ。もう出番無さそうなのが残念ですが。
それにしても、モラトリアムをもらえたドリル瞳子ちゃん。 あれだけ悪の限りを通した(笑)からには、そう簡単に行きませんな。 これには安心しました。なんというか、『ちゃんと少女小説だった』という感じで。 あの性格は同性には嫌われますよねー(^_^; もちろん本人もその自覚はあってやってるわけですし。これを世間では「へそまがり」と言いますが。
瞳子の曲がった根性が原因な自体のもつれを次巻でどう決着をつけてくれるか、期待していいのかな?これは高校生には相当高い壁ですよ。
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