今週はマーガレットサイドのお話。 完全に、#7,#8と対応させてあるますな。これは続きとして見ないとなりませんよね。 というか、そっくりに作ってある。これは、物語のピントがどんどん合っていく感じです。 どんどんレティシアに近づいていく。
戦争のど真ん中での野宿が落ち着いて、平和な世界での野宿が落ち着かない。 今さらながら、間違っても、リアルな戦争物を描く気はありません。かけらも。
戦争でないなら、この話の戦争ってなんだろう、とか。
とりあえず、一応確認しときますが、マーガレットが眠るのって、安心してるからじゃなく、その逆ですよね。
そして、マーガレットが安心感を与えるのはガザッソニカの匂いがするから、だそうで。 やっぱり、マーガレットのしゃべり方はああいう人を意識してるわけでしょうか。巧いかも。
さて、たぶんにヘタレキャラ萌えな私としては、実はヴァネッサさん派だったりします。この人初登場でいきなり失敗続きですから。 いいなあ。犯罪やってまでマーガレットに貢ぐか! それでもヘタレだから、なにやら裏目に出たりメイドに阻まれたりするのでした。 でもメイド×ヴァネッサもいいかも。
2004年05月28日(金) |
IGの石川氏がアントレプレナー日本代表だって。それ、何? |
世間ではチワワの正体が齧歯類だったりして微妙に世間を震撼させているようですが。
カンヌにノミネートされても大した報道がされなかった、我らの押井監督のイノセンス。 制作会社であるプロダクションIGの石川光久氏は、カンヌからそのままモナコに行ったそうな。
なんでも、起業家に送られるアントレプレナー・オブ・ザ・イヤーに参加するためだそうです。 そんなに儲けてたのか?IG。ここでもまた、吉田一族ぼろ儲けネタ?
そう言えば、押井監督もMADLAXの真下監督もタツノコ系だって言うところがちょっと面白い。 意味重視のようでビジュアル重視のようで割と意味不明気味というあたりとか。(*^_^*)
ところでさっき、この件で検索していたら、「イノセンスはつまらない」という意見に結構ぶち当たったんです。個人的感想と言うより、評論という立場で書いているブログとか。
まあ、私も「イノセンス」が万人に面白い作品とは考えてませんが。 今日も、上司に「イノセンスって面白かった?」とか聞かれて、「えーと・・・押井監督作品が好きな人には面白いと思いますけど・・・」という、中途半端な答えをしましたです。
ただ、この評では「言ってる言葉が分からない。というより、分からせようと言う気がない」とあったんですね。 うーん・・・そう言っても、そういうスタイルの『作品』なのだし。
で、巡回サイトを回っていたら、タイミングぴったりで『公に(公式の、という意味でなく)向かって何か書くなら、分かるように書かないといけない』という事が書いてあったんですね。 (ところで、反論めいた事を書くのならそのサイトを紹介するべきなんでしょうか。しない方がいいのでしょうか。これもいろんな意見があるようですけど。)あ、でも、これから書く事はそのサイトの言う事とはそんなに関係ないです。
それはもちろん正しい意見なんです。それに対して意義を唱えるつもりもなければ、その文に不快を感じたわけでもありません。
でも私、わざと「わからない」書き方することが多いなあ・・・(^◇^;)MADLAX感想なんか特に。 でもこれには自分なりに理由があるのですね。
つまり。 『誰にでも分かる言葉』というものは存在しない。と思ってるのです。
日本語が読めない外国人もいる、という問題だけでなく。 人それぞれ、環境も考えも感性も状態もステージ(人生におけるステージとか)も違うわけですし、『受け取りたい』事が違えば受け取る事自体も全く違ってくるのですね。
なので、私は「ここは、何を語っても分かりたくない人には分からない」と思った部分は、読んだ人の中に動きがあるように書いているわけです。 まあ、結局『絵描きの発想』なんでしょうね。
で、多分押井監督やらの作品には、そういうのに近い(もちろん私よりはるかに完成されている)やりかたを使ってあるのだと思うのですよ。
「分からない言葉を使ってる」からといって、「分からせようとしていない」わけではないのですね。 ちなみに、できるだけ誰にでも分かるような言葉、内容にしようと思ったら映画「キャシャーン」になると思います。あれはそういうコンセプトで作られてるのですね。
でも、押井台詞がわけ分からないのは、「分からせようとしていない」という事ではなく、昔から素でああいう人なのだそうですけど。昔を知る人の証言から言うと。
2004年05月26日(水) |
ガッシュ(サンデー) |
いつからこんな萌えマンガになったのですか!?>ガッシュ!
私的にシェリココで萌えられたのはあれとして。(どうもそのつもりで描いてるようにしか見えないんだよね・・・シェリーお嬢様、顔赤らめてるし。)
レイラ(幼女)、アル(高校生?)のほっぺにちゅー!
やばいよ・・・アル×レイラは確実だったようですよ。まあ、レイラ魔界に帰っちゃったからこのあとどうって事にもならないんですけど。 でもレイラ、すっごい萌えなキャラだったからこのシーンは・・・(ノ⌒▽)oグー!
素晴らしすぎるよ、ガッシュ・・・
2004年05月25日(火) |
書き込みエラーが・・・ |
今日の日記、ほとんど書き上げたところでリンクを張ろうとしたらエラーが出ました。 全部消えたんです・・q(>_<、)q
というわけで、もうねます。
そう言えば、よく考えてみたらこのシリーズ、基本ストーリーとしては「マドラックスがエージェントとしての仕事をして、その都度心がふれあった人を亡くす話」だったですね。 うーん、こう言ってみると普通の話なんだが。(^◇^;)
で、今回の話。 軽く仕事をこなしているように見えるマドラックスも、穏やかに暮らしてるように見えるマーガレットも、エリックのように実はぎりぎりのところで踏みとどまっているのでした。という話。
「どういたしまして」なんですね。マーガレットって。やっぱりというか。
クロエとアルテナ新キャラ出てきましたねー。 実は黒田氏がNOIR好きだとか、そーゆー事なんじゃないかと思ったり。 まあ、NOIRみたいなのを作って欲しいという要望がいろいろあるんだろうとも思いますけど。
語られてるものは全然違いますけどね。σ(^^)似てるように見えるけど。
キャシャーン、見てきましたです。 賛否両論あるようで、特に評論系の人からはぼろくそのようなのでどんなかと思ってましたけど。
えーと。面白かったっす。
期待通りのバカ映画でしたし。これを「ダメ映画」と評している人たちは、多分もっと違うものを期待していったのでしょうね。それは残念。 私は予告を見て、「そこそこデザインが良くて、及川ミッチーが面白ければおっけー」と思ってたので、期待以上の出来に喜んでました。 及川ミッチーより唐沢寿明がさらに面白かったし。
映像も、きれいというより「面白かった」。 物語より絵作りが優先されてるというのだろーか。でも、物語の中のどーでもいい説明なんかは別に省いちゃっていいと思うし。 何より、舞台装置が面白いんですよ。舞台的、ショー的な作りなわけです。
あと、「新造細胞が発動する時のエフェクト」というのがあって、これはエフェクトを記号化するのに成功してると思います。(これが嫌いな人もいると思うけど〜) アニメでもよく、演出的にエフェクトを記号化しようとしてるんだけど、これが作る側の考えてるほど見てる方に伝わってるとは思えないんだなー。 例えば、ハガレンの「錬金術を使う時の青い光」。普通にハガレン見てる人が、画面の青い光を見てすぐ「錬金術だ」とは思わないですよね。でも、作ってる方はそれが了解事項だと思ってるみたいだし。 この映画くらい分かり易く行った方がいいんじゃないかなーと。
ただ、画面が3DCG的にぎゅるぎゅる回るので、見ててつらい人は結構多いと思います。(^◇^;) 基本的に、PV監督らしくあらゆる意味でPV的な作りなわけです。この辺で好き嫌いが分かれるのではないでしょうか。どっちが多いかは分からないですけど。
登場人物の語りが批判されてたりもしますが、こんなもんじゃないですか?70年代のアニメが元になってる事なんかも考えると。 むしろ、悪のボスがべらべら語るのって芝居がかってて「らしい」と思うけどなー。 とりあえず、星矢映画より百倍内容がある語りだったので良し!(ToT)(0は何倍しても0ですけど)
ちなみに私、元のアニメキャシャーンは見た事無いです。竜の子ヒーローはそんなに好きじゃなかったみたいで。ロボット出てこないし。 話によると、「父親が極悪非道な話」だそうですが。(これは、2人の人がそう言ってます)じゃあ映画と同じですな。 もっとも、その時代は父親が持つ非道さ、傲慢さをあまり認識してなかったようです。その辺のずれが紀里谷監督の印象の中の「キャシャーン」を作っているのだと思います。
とりあえず、結局の所は吉田一族ぼろ儲けって事ですよ!
で、結論としてはブライキング×キャシャーンって事でいいんですよね?
ネスケダウンロードしました。 MAC今のに買い換えてからは元から入ってるIE使ってたんですけど、見れないページが結構多いんですよね。サファリもまだまだだし。 それで、ネスケの最新のやつダウンロードしてみたら、思ったより進化してるのですね。問題ないです。 フォントはサイト制作者が想定してたものと違うものになってると思うけど、webってそういうものですよね。
ところで、winの人は機種依存文字に気をつけてくれると嬉しいです。 (1)か(A)か、どちらかを書こうとしてると思われるところが、(監)になってます。 大変あやしい考えになってしまう事もしばしば。
2004年05月20日(木) |
IDATEN翔(ジャンプ)がすごいかも! |
ボンボンを読み直してよく考えてみたら、私は藤原としひろ氏のIDATEN翔(ジャンプ)をフューチャーすべきなのではないか!?という事に気づきました。
MTBマンガです。 MTBといえばアウトドアスポーツで、子供が始めるとすれば大抵はアウトドア好きのお父さんに教わるというパターンだと思うのですね。(雑誌などに載ってる子供MTBレーサーは、大抵そうだ)
ですから、マンガでMTBを盛り上げたいなら、ファミリーな話にするのが一番有効だと思うのですよ。 このマンガ、確かにおもちゃの販促もありますが、プレスリリースからするとあくまで実車MTB振興が目的で、おもちゃもそのためというのが大きいようですし。
でも、マンガのノリはほとんど暴走族マンガだ。 最初はアウトドアだったけど、今月号から地震で崩壊した街の廃墟で妙なチームと危険なぶつかり合いバトルをするという、なんだかMTBと激しく違うものになってます。
健全なアウトドアお父さんには見せられないマンガだ・・・
しかも、少年マンガではお約束な「謎のパワー」の出方が凄い。
主人公・翔が、謎のヘルメットをかぶると、ゴーストが現れて、翔を先導してくれるのだ!
・・・霊です。霊付きヘルメットがパワーアップアイテムです。 霊が先導してくれるのって、怪談のパターンにあるぞ。 危険なカーブを無事走り終えて、「霊が先導してくれたおかげで事故を逃れた。ありがとう!」とか言ってるところで「ち、もう少しだったのに」という声が聞こえた、というオチですけど。
ともあれ、ホビー、MTB、霊という、私の好きなアイテムが並んだIDATEN翔、これから注目です!
2004年05月19日(水) |
ガッシュ(サンデー) |
とゆわけで、シェリ×ココ祭り、ひとまず終了!<だから、そんなカップリングで萌えてるのわ私だけだってば。 しかし、ゾフィスはまだ本を燃やされてはいないので、まだなんかやらかすかもしれませんが。
どちらにしても、シェリーとブラゴの戦いはまだ続くので、シェリココの(<カップリング名作りやがった・・・(^◇^;))甘甘な日々は長くは続かないのでした。
しかし、本編はどうもシェリココ狙ってるように見えてならないんですけど? 気のせいですかそうですか。そーだな、これが狙ってるんだったら、ガッシュ×清麿も狙ってる事になるし。それは流石にないだろー。
とりあえず、シェリココ仲間の方、いたらお友達に!!!いませんかそうですか。
2004年05月18日(火) |
大塚英志の「おたくの精神史」そのいち。 |
たまたま気が向いて、というか。 実は20日に出るこちらの本を読んでみようと思っていまして、それだったら近いテーマで近い時期に出た大塚英志氏の「おたくの精神史」も読んでみた方がいいんじゃないかなー、と思って買ってみました。 一人の考えだけ読んでるのもなんだか偏ってるっぽい気がするので。
とりあえず、半分ほど読みました。 興味深い話と、よくわかんない話と、それは違うんじゃないか?な話があります。
何がよくわかんないって、この人の言う「少女マンガ」は、どうも私の読んでいたものとは別の流れを持った作品群(リボン・マーガレット方面)なのですね。だから、知らないマンガばかり。
で、「それは違うんじゃないか?」なのは、昔の少女マンガの代表としてはりぼん系統を例に出しているのに、変質した時代の少女マンガの代表として、「なかよし」のセーラームーンを出していたりするのですよ。
それ、読み手が全然違うのでわないのか?
まあ、そういうような話がいろいろと。
でもまあ、参考にはなります。 マンガを「評論」しようとする人、という事自体が一つの立場であるし。 そういう立場の人がどう考えているか、というのもこの本を読む最大の目的の一つだったりします。
つーわけで、首尾良くマーガレットちゃんをデートに連れ出したヴァネッサさんです。
絶対どこかでメイドがみてるって! 怖いから!メイド、怖いから!。。゛(ノ><)ノ 多分、足下に隠れてるんだと思います。 「フレーム外にいる人は、いくら近くにいても見えない」が、真下アニメ内のお約束なので。
でまあ、「人に見せたら何かが壊れるようなシロモノを、なぜマーガレットは探したいか」は、とりあえずは置いておくとして。
マドラックスは、普通です。 「日常」として、たくさんの人を殺しているわけですね。
1話でマドラックスは、仕事が終わったら何を食べるかを考えたり、アフターファイブのドレスアップの用意をしたり、デートをしそこねたりしてるわけです。戦場で。 それがマドラックスの「普通」だという、そういう話なんですね。
マーガレットのいる場所と、マドラックスのいる場所をつなぐ本。 そゆ話。
2004年05月16日(日) |
コロコロとボンボンとオノ・ヨーコ展 |
今月のコロコロ。そいえば、先月結局書くの忘れたんだっけ。
じーさん。 ひっでー。
コロッケ。冒頭&表紙が良かったです。恋愛編、みてえ!
DM。こんな風に少女マンガノリ(?)な部分を入れても人気が落ちないって言うところが、時代が変わったのを実感します。描き方がうまいというのはあるけど。
こういうところは正に、我らがこしたが苦戦というか、努力している部分ですね。 昔のように、主人公がただ「勝つぞ、わー!」で進む時代ではなくなった。キャラクターの、(それもキャラ全員の)心情をある程度描かないといけない、そうでないと読者の児童も(男児なのに!)感情移入できないという事になっているんですね。
主人公がいて、主人公を引き立たせるだけのために他のキャラが配置されているのでは上がらない。 主人公の心情も、昔のように誰にも自明のものではなくなっている。
一言で言えば「繊細」になっているとも言えるのですよね。価値観が多様化してるのだとも思うのですけど。この二つは表裏一体。
というわけでダンガンウルフ、シンジローくんのキャラクターを掘り下げる方向でがんばっている模様。 それにはやはり、「対等に話せる相手」が必要なのですよね。なので、取り巻きの子達がいるのはどーか、と思うです。 でもって同時にライバルキャラの心情も掘り下げていかないとなー。もちろん、そんなに深い話にする事はないんですけど。 DMもバトビーも、今状況がいいやつはそういう方向で行ってるわけだし。
がんばれ、ダンガン! ←今回は、「場外応援団」にやらせ疑惑なものが無くってとてつもなく安心しました。(;-・。・-;)
バトビー。
また傭兵ネタですよ、犬木先生!好きですなー(^◇^;)
つわけで、バカ兄萌え! 犬木キャラは萌えますなー。アニメの方って、なんで萌えない方向にキャラデザ変えてるんでしょうか。 でもウェンリー兄弟は、アニメでも萌えるからいーや。 ああそうか。最近バトビーアニメ、みてる途中でやめちゃうのはそのせいかσ(^◇^;)バトルが面白くないのが一番の理由だけど。(というより、バトルが始まらない)
今月のボンボン。
バーチャがYASHAになってるー!
MTBマンガが暴走族マンガになってるー!
メカ沢が立派に不良への道を歩んでるー! むしろ、不良マンガのはずのクロ校より、ボンボンのメカ沢の方が不良だ!クロ校で飲酒シーンなんてみた事ねーぞ。
他はエロと食。正しくマガジン化の方に向かっている様子。 マガジンて、欲望の方向がめちゃくちゃ分かり易いのが売れてる理由だからなー。
YES!オノ・ヨーコ展。
行ってきました!オノ・ヨーコ展。 大規模な回顧展という割に、私がみた事のある最近の作品はあまりないなー、というのはありますが。 古い重要な作品が見れるのは嬉しいです。
でも、オノ・ヨーコといったら、コンセプチュアルアートをよく知らない人も結構見に来るはずなので、最近のインパクトある作品を持ってきた方がいいんじゃないかなー。とちょっと余計な事を思ったり。心配しすぎか? だって、「え?オノ・ヨーコってアーティストだったの!?」って言う人も多いわけだし。
でも、面白かった!この人の作品は、非常に難解といわれる「コンセプチュアル・アート」なのに、ストレートで分かり易いところがいいですね。 それこそ、「オノ・ヨーコってアーティストだったの?」な人にもちゃんと面白いと思う。 高いところからものを考えたりしないんだよね。そういうのは重要。
WAR IS OVER!とずっと言い続けているのは強い意志だと思います。
今日はコロボンを買ってこれませんでしたよ。
さて、ハガレン。 なんつーか、會川氏は書きたいところだけ書いて、あとは原作ネタを人に書かせるというやり方に固定したらしいですね。
前半と後半、雰囲気がどうも繋がらないんで、少し困惑しました。 だんてさんもいい感じの人なので、おっかしーなーと。これ、會川が書いてるわけ無いじゃん、と。 半パートで分けるとわ。面白い事したなあ。
さて、「とうかこうかん」についてのそれぞれ(キャラというより、書いてる人がね)の考えが面白いですね。 「らしい」なあと。(*^_^*) ここで見えてくるのは、「人が持っている、価値あるもの」とはどういうものかとそれぞれが考えているか。 原作の荒川氏が考えてる事と比べてみるのも面白い。
みんな、それぞれの人生なりに考えてるんだと思うと、少し感動します。 私が私の人生なりに考えてるものとはやっぱり違う。それが面白い。
2日分続けてupしますです。
ハガレンやっとみました。 疲れてるとちょっとみる気分にならないつーか。分かっていただけると思うのですけど。
しかし、本当に會川様には感服いたします。 彼らの「犠牲」そのものまで無意味化してみせるとは。
いや、ある程度の予想はしてたんですけど。「それが世界の真実だと思っていた」ですからね。 真実ではない、と、初めから断っているわけですよ。 そういう意味で、見てる人に対しての裏切りは全くない。
しかし、これはいったい何が言いたいのですかね?
これで、えどくんたちがどんどん破滅していくなら、それはそういう話なんだと考えますけど。 でも、やっぱりそれなりの丸く収まったラストになりそうな気もするし。うーん。
今回の話は、「世界や他の人がどーなろーと兄が大事」なあるくんが力技で納めそうな気も。(^_^;) それはそれで美味しいが。
とりあえず、冒頭のせんせいさんのロケットパンチはかっこよかったです。 水島監督はでかいものを動かしてなんぼですね。
2004年05月13日(木) |
ガッシュ(サンデー) |
シェリーのココ救出完了です!(たぶん) そうなるとシェリーの戦う理由が無くなってしまうので、これからどうなるのかと思いますけど。 その辺は大丈夫だとは思ってますが。
とにかく今回はシェリー×ココ的にも大変素晴らしかったし、ブラゴも立派に成長してたしで、文句ないです。 二人ともこれだけ成長してるんだから、ガッシュの最強の敵の一組として、かなり話に期待できますね。
しかし、ほんとにガッシュ達、全然出てこなかったなー(*^。^*)
本当にブラゴは成長してました。 最初はパートナーのシェリーを力で従わせようとしてたのが、あれだけシェリーの力になれる事を言えるようになったというのがいい。 そういう成長がバトルに反映してるところが、このマンガの凄いところでもあるし。
でもって、と言うところが、「ガッシュ」の構成的に優れている所なんですよ。 週刊誌でこれをできるのは凄いですよね。
「ガッシュ」の面白さの一つに、「バトルの中に様々な人間関係がある」ということで。(「人間関係」というと「どろどろ」と考える人もいますが、いい意味でも悪い意味でも「人間関係」です) それは結局「バトルにドラマがある」という事なんですが、この人間関係のバラエティの豊かさは、他に類を見ないと思います。
「人を支配しようとするやつ」という事一つをとっても、ゾフィスのように心を支配する(呪文の力以外に、シェリーに対してやった心理戦や、レイラにかけた恐怖の暗示なんかがあります)ものや、昔のブラゴのように力で支配しようとするもの、エシュロンのような「おまえはバカだから俺の言う事を聞いてればいいんだよ!」みたいのもありますよね。 この辺、結構リアリティを感じませんか?
こういう部分を丁寧に描いてあるところが、今の時代にも合ってるんだと思うのです。
やっぱりガッシュいいなあ。
某所と同じネタをこっちにも貼る事にします。
こちらのサイト様の、
ここの78番を注目。
クラギアファンには泣けてきます。(:_;) このころは、ちょうどニトロの中盤ですね・・・
マックでは今ハッピーセットをやってますね・・・
私、メイド萌えは無いもんで。
つーか、メイド怖いし!(((( ;゜Д゜))) メイド×マーガレットとか考えると、「自分を守るすべのないマーガレットを毒牙にかけるメイド」という構造しか浮かばないし!そういうのはちょっと・・・(^_^;)
というわけで、黒田の黒田による黒田のための話、というところで良いですか? 人に聞きますと、「黒田は趣味の脚本しか書いてるの見た事無い」という事のようですが。 道理で、私の見るアニメではあんまり見かけないはずですね。
さて。マーガレットの持つ本は、読むと魔物が魔法を出す魔本・・・でわなくて。 人を狂気の世界に連れて行く本。って、本当にドグラマグラですね。(あっちは巻物ですけど)
なんだかマーガレットの過去よりメイドの方がはるかに謎な気がしますが、その辺はスルーですよね・・・ メイドがすべての鍵を握ってたりしたらおこるぞこのやろう。(ノ-_-)ノ ~┻━┻
関係ないけど、昨日は百合Onlyに行き損ねたのです・・・(:_;) 朝まで仕事してたんで、昼までねてました。
2004年05月09日(日) |
グッバイ、レーニン!とクサマトリックスとイノセンス・都市の情景展。 |
映画「グッバイ、レーニン!」見てきました。 「ベルリンの壁崩壊」の間昏睡状態にあった母親に、ショックを与えないように壁崩壊を隠し続ける息子の話です。
おもしろかった! 社会的状況の中での人情コメディといったところで、笑いどころも感動どころもしっかりしてました。 なにより、「社会の中の人間」なところが好きですね。息子が嘘をつみかさねて行くうちに、作っているものが「自分の理想とする社会」になっていって、それを母親が見守っているところなんて、社会の話と個人の話がしっかり融合していたと思います。
「アドルフの画集」なんかも良かったし、ドイツは今歴史を見直している時期なんでしょうか。
少し思ったのは、歴史がどうとかそういうのではなくても、人間を描く時にはその人がおかれている世界について考えた方が物語ははっきりするのかも。 つまり、あんまり抽象論でぐちゃぐちゃしてもたいした話にならんのじゃないかと言いたいのですが。
クサマトリックス、最終日にやっと行ってきました。
森美術館の草間彌生展です。 六本木ヒルズの展望ラウンジにある森美術館は、込んでるのが嫌でいまいち行きづらかったりします。 だって、カップルやグループ客に、「あの人なんで一人で展望台に登ってるの?」みたいな目で見られたりするし。
もっとも、GW直後のせいか、観光客は非常に少なかったです。 雨なので、ヒルズの屋上は雨雲の中に入ってて、展望台からの景色は霧の中な感じでしたし。 そんな状態でも、がんばって夜景を眺めてたカップルも何人かいましたけどね。見えないのに。
草間展はもちろん良かったです。 いつものドットや鏡の作品を発展させた感じ。いろんなものが光ってました。 幻覚で見えるドットが光な時もあるんだろうな、と。それとも、光がドットなのか?鏡も光だったり、反復するものとしてドットの仲間なのかも。
で、ついでに森都市未来研究所での「イノセンス・都市の情景展」を見てきました。
これはちょっと・・おすすめできないです。 見るべきものが全くない。これに500円はひどい。(草間展に追加すれば200円ですけど)
やっぱりイノセンスって、関連展をやるのは単に「アート系アニメ」の印象をつける目的なんだろうなー。 なにせ、プロダクションIGは「クール・アニメーション」なのだそうだから(笑)
「オタク系アニメじゃない」ということで一般客を寄せようと思ってるんだろうけど、もうオタク系をそうやって切り離す時代じゃないと思うけどなー。 森ビル的には村上隆2号を狙ってるんだろうけど。
ウテナ映画の関連でパルコキノシタ個展を現代美術製作所でやっていたりしたのをふと思い出した。 あれはいい個展だったんだけどなあ。客いなかったけど。まだ、アニメを商業意図的にアートとからませたりしてない時代でした。1999年。
えーと、なんだっけ。 MADLAXの話をちょっと補足でもしてみようかな、と。ほかに書く事もないし。
4話と5話は関連づけて考えてみたりすると面白いんじゃないかとおもうですよ。
4話。アンヌちゃんは、マーガレットと同質の、マーガレットの鏡のような存在だった。 5話。クリスくんはマドラックスの鏡のような存在。所持品のリュックに服が入ってる所なんて、1話のマドラックスに対応させてあって面白い。
マドラックスとマーガレットは同一の存在。
だから、アンヌちゃんのやったことや、クリスくんの見た事なんかを今回や他の回のいろいろな所に組み合わせてみると、非常に面白い絵が浮かび上がってきます。
走り去るクリスを見て、マドラックスが父親を思い出したシーン、マドラックスの右手が動いたんですよね。
こんな感じです。どですか?
とゆわけで、マドラックス。
今回のポイントは、行った先に父親がいなかったという事実よりも、父親がいるはずの所ににアンファンのフライデーくんがいた、という事のように思えます。 12年前にマドラックスは(マーガレットは)何をしたのか(それは今回の行動で少し分かる気がするけど・・・)、その結果、何が「あちら側とこちら側」に分かれてしまったのか。またはあちら側にいってしまったのか。 ちなみに「あちら側とこちら側」というのは、1話から象徴的に出てくる言葉でし。
ところで、真下監督はどうやらアニメ界の小野不由実だという結論が出そうです。
一応説明しますと、小野不由実は十二国記の作者ですが、この人の単発の小説は、リアルに進んでいくのに必ずオチはファンタジーなんですよね。 それを許容できるかどうかがこの作者への評価をわける事になるんですけど。
まあ、小野不由実がファンタジーになるのと真下作品がファンタジーになるのでは目的からして違うのですけど。
今日は疲れたのでまだMADLAX見てないです。
MADLAXについてはちょっと語りたいんですけどね。どうやら、ほんとに電波受信できる人にしか分からない話だったようですし。
今日はスーパーシティに行きました。 ・・・どうせ、クラギア本はほとんど無いんですけどね。でも、普通のCityよりはある可能性が高いし。 あったし。 マリみては明日なので仕事で行けません。
つわけで、ハガレン。
なんか、話が複雑になってきてます。 ちゃんとうまくまとめてくれるなら面白いと思うんですけど。 でも、結局力業の公算が高いので、素直に期待できないところ。
それにしても、えんびーくんは便利な人ですね。<こいつが一番力業。
まあ、「複雑になった」ではなく、勢力を一カ所に集めて(すかーくん以外)顔合わせさせて、話を「単純にした」と考えた方がいいのかも。 情報交換させとかないと、後々めんどうだし。
それなら、「うまくまとめた」と言って良さそうです。うん、なら面白い。
ゾロリ。
今回は少ししっとり系の話。 ママに弱いけど、パパにも弱いのですね。
滑走路を作るあたりからがスピード感あって良かった。もちろん、その前が落ち着いてたのもそのスピード感を強調するためなんですけど。
最近は、面白いアニメが多い気がします。そんなに見てないけど、粗製濫造とは言い難い。
いま、よく行ってるBBSを見たら、例の人質事件の話を「好きでイラクに行ってる日本人」なんて書いてる人がいました。 まあ、いろいろな考えの人がいると思うのですけど。でも、ボランティアや報道は観光で行ってるのとは違うんでないか?
「必要だと思ってる」から行くわけですよ。
たとえば、自分の子供や家族はいい暮らしをしてるけどよその子がどう死のうが知ったこっちゃ無い、という考えではいられないという事だし。
たとえば、子供を産み育てる事を「子供はうるさいし嫌いだから、子供を連れ歩く親は迷惑だ」と考える人は少なくないですね。でも、必要だと思ってるから連れ歩いてるわけですよね? そういうのに似てるなーとおもったり。
|