私のカケラ...me☆

 

 

選ぶべき道 - 2007年05月23日(水)

彼はさらっと今危機常態にあることを言ったけれど、私はかなりショックだった。

でも不思議と落ち着いていた。

自分の家族を守ることも、彼の家族を最低限傷つけないように勤める覚悟もしていたから。


メールを怪しまれてるとしか、彼は言わなかった。

携帯にロックをしてると言っていたし、私からのメールは来たらすぐに削除してるのも知っていたけど、思い当たる節は幾つかあった。

彼の携帯のメールをやり取りしてる時間帯や、パケ代など調べたら、仕事柄おかしいと思うところもあるだろう。

それにここのところ、家でも家族が寝静まっていたらメールのやり取りをしていた。

土日彼が休みの時は、金曜日の晩は明け方近くまで相手をしてくれていた。

そして彼はすぐうたた寝してしまうのも、私はよく知ってる。

いつまでも寝室に来ない夫を不審に思って、妻が携帯片手に眠ってる姿を目撃することだって十分ある。

おかしな話だけど・・・もしかすると奥様は黙認してるのだろうかと思ったりしていた。

隙だらけの彼で、奥様が私とのことを3年以上も気が付かないなんてことあるのかなと。


これからどうなるのかわからないけれど、選ぶべき道は、真っ直ぐに見えている。





...

崩れる - 2007年05月22日(火)

お互いの生活に戻ってからも、しばらくはメールをマメにやり取りできていい感じだったのに。

急に、5日間ほど彼から連絡がなくなり、もちろん私はまた不機嫌。

夜遅くに、 『起きてる?』 というメール。

『寂しくさせる人とはもう付き合いません』

『ダメ。離さないよ♥♥meは外泊できない?』

『できないし、もう逢わない』

『やだーー。また逢うの!!』

『信じられなくなった』

『妻にメールを怪しまれてね。今夜は止めるね。また明日』

驚いた。

急に二人の関係が崩れていくのを感じた。


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頬を撫でる手 - 2007年05月21日(月)

彼と逢った時間を、なるべく忠実に書きたいと思うのだけど、時間が経つと所々抜け落ちていたり、内容が前後してしまったりする。

全部書き終えてから、こういうこともあったなとか思い出すことも多い。


彼は私に自慰をさせようと何度かしていた。
私のアソコを覗き込み、私の指を中へ無理矢理入れ、動かすようにしたり、蕾を触るようにさせたり。

電話ではできても、やっぱり見ている前では恥ずかしくてできなかった。
彼は私をどんどん淫乱にさせるけど、やっぱりどこかブレーキがかかる。
溺れたくないのだ・・・。





ホテルから家まで、15分か20分くらいだろうか。

いつものように手を繋いでドライブ。

信号待ちで、彼はいつも私の顔を覗き込むから、私も微笑み返す。

でも帰りの道のりはやっぱり寂しくて、少し哀しい顔をしていたのかもしれない。

彼が繋いでいた手を強く握った。

「ん?」

「ううん♪・・・少し痩せた?」

私は首を横に振った。だってきもち太ったくらいだったから。

彼は優しい眼差しで、私の頬を撫でた。

私は暖かい気持ちになり、猫のようにその大きな手に擦り寄った。


いつものようにキスとハグをして、お互いの場所へ戻っていった。






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まどろむ - 2007年05月20日(日)

2度目の交わりが終わり、また彼の腕の中に包まれた。

「愛してるよ・・・」

「ありがと。俺もだよ」

テレビのチャンネルを普通のに替えて、二人でのんびり見たり、またうとうとしたり。

「いつもこんな週末が過ごせたらいいのにな」

「そうだね・・・」

2度も抱き合って、彼もお疲れでぐっすり。
今夜は長くいられたので、ゆったりと二人の時間を過ごせたように思う。

あまりに熟睡してる彼を置いて、一人でそっとシャワーを浴びた。

出てきてからも全然起きる気配がなく・・・バスタオルを巻いて、彼の枕元にちょこんと座ると、やっと目を覚ました。

「ん・・・おいで♪」

私をまた腕の中に抱き締めた。

「シャワーは?」

「そうだね・・そろそろ浴びようか」

「もう一人で浴びちゃったよ・・・」

「ほんと?ごめん・・・」

彼はシャワーを浴び、また少しだけベッドでまどろんでから、部屋をあとにした。




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娼婦みたいに - 2007年05月19日(土)


そのうちまた彼が眠ってしまい、今度は私が背中を撫でると、目を覚まし微笑む。

「違うとこ撫でて・・・」

手をまだやわらかいままの彼のものへ導かれ、指先で撫でた。

「舐めて・・・」

彼自身を触りながら、ゆっくりと彼の胸を舐め、少しずつお腹や太ももにも舌を這わせた。

「ほら・・・」

急かすように彼は私の頭を撫で、腰を浮かせた。
愛しくなって、股の間に入り彼のモノを舐め上げた。

「あぁ・・・」

しばらく愛撫を続けていると、ふと彼が私を見ているのがわかった。

口を離し見上げると、私の口から溜まった唾液が溢れた。

「いやらしいな・・・」

答えるかわりに、また彼のモノを口に含んだ。
少し悪戯に、娼婦みたいに。

「おいしそうに舐めてる・・・」

恥ずかしくなって、彼の腕の中にまた収まろうとすると、

「だめだよ・・・もっと舐めなさい」

「いや・・・」

「犯しちゃうよ・・・」

強引に口に入れ、腰を動かして奥へと押し込んだ。

「んん・・・っ」

「おいで・・・」

私を押し倒し、入ってきた。

私のアソコは触ってもいないのに、もう溢れていた。

彼は正常位で、また二人の身体がぴったりとくっつくよう、足を伸ばすようにして動く。

少しすると、彼はじっと動かずに、私と繋がっていた。

どうしたのかと思うくらい、彼は何も言わず、ただじっとしていた。

「気持ちいい・・・」

ぴったりと抱き締めあっていて、彼の表情は見えなかった。

そして急に早く腰を動かし、中を激しく突き始めた。

「H・・待ってゆっくり・・・」

「だめだよ・・逝くよ・・・」

私の奥深くで逝った。


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優しい時間 - 2007年05月18日(金)

しばらく寝顔を見てたけどつまらなくなって、彼の鼻筋や頬を撫で、キスをする。

「ん〜・・・」

眠たそうに私を横に寝かせ、胸をゆっくり撫ではじめた。

丸く円を描くように、指先で乳房を撫で回す。

感じるというよりは、ただ心地いい感じで・・・彼も私の胸の感触を愉しむように、触っていた。

「左の胸のが大きいんだよ」

「じゃ右をしてあげる・・・」

「大きくなる?」

「なるよ〜?」

彼に触られると、どこも気持ちがいい。

二人でうとうとしながら、しばらく心地いい時間を過ごした。




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アイシャドー - 2007年05月17日(木)

「大好きだよ・・・」

「うん・・・私も大好き」

彼の左腕の中に収まり、ぴったりとくっつく。

猫のように、彼の頬や首筋に鼻を摺り寄せると、彼が愛しそうに笑う。

そのうち彼は夢の中で・・・私はそんな彼の寝顔をじっと見る。

出逢った頃より、しわやシミが増えたなぁ・・・なんて思ったり。

でもきっと私もそうなんだろうな。(笑)

まじまじと寝顔を見られてるなんて、彼は知らずに眠り続ける。


ふと、彼の顔があちこちキラキラしてるのに気が付いた。

私のアイシャドーのラメだ。

自分がどれだけ顔を摺り寄せてるのかわかって、なんだか可笑しくなった。

シャワーを浴びて帰るから、落ちると思うけど。

そのままつけて帰って欲しいという気持ちが沸き起こったのも確かだ。


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ずっと私の中に - 2007年05月16日(水)

「ほら。後ろを向いてごらん」

私を後ろ向きにさせて、背後から覆いかぶさってきた。

四つん這いになろうと膝を立てると、それを制して普通にうつ伏せにさせる。

「イヤ・・・」

私の両手首を頭上で掴んで、彼も私の上に重なるようにうつ伏せになり、入ってきた。
足を伸ばしたままで・・・私の中の壁を擦るように動く。

「あぁ・・・熱いよ・・・meの中気持ちいいよ・・・」

まるで腕立てをするような姿勢で腰を動かし、疲れないかと思うけど・・・彼はいつも密着させて繋がるのが好きなみたい。
後ろから抱き締めるようにして、身体が全て一つになってるようだった。

「あぁ、H・・・」

「ずっと俺のものだからな・・・」

私は喘ぎ声で答える。

「中に出すぞ・・・」

「きて・・・」

そのままの姿勢で激しく後ろから突き上げ、私の中で逝った。

逝った後も、長い間繋がったままだった。

私の背中を抱き締めながら、私の耳を愛撫しだした。

「Hダメ・・やめて・・・」

耳たぶを甘噛みしたり、舐めたり・・・彼はまた腰を動かし、耳が弱い私はまた逝ってしまう。
振り向いてキスをした。


それからずっと、抜けてしまうまで繋がったままでいた。




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何度も舐めて - 2007年05月15日(火)

「気持ちいいよ・・・」

ゆっくり、下から上へと舐め上げると、彼が気持ちよさそうにため息を漏らした。横のあたりが弱いみたいで、固く大きくなっていく。
しばらく焦らしてから、優しく口に入れる。

「あぁ・・・イイコだ」

舌を絡めながら、唇で彼を愛撫する。
わざと少し離すと、彼は下から突き上げた。

「お口も犯しちゃうよ」

私の頭に手を沿え、腰を動かし出し入れする。奥まで入って少し苦しかった。

「んんっ・・・」

立ち上がり、私のアソコへまた指を入れかき回した。

「舐めて・・・」

私の中をかき混ぜながら、彼自身を私の口に含ませ腰を振った。
私の苦しそうな喘ぎ声を聞き、アソコから溢れてくる様子を見て、彼自身が固く大きくなるのを感じた。
彼が私のアソコを舐めようとしたけれど、あまりにも溢れていて恥ずかしく、制止した。

「ね・・・入れて・・・」

「まだだよ。もっとしゃぶってから」

「だってもう・・・いっぱいしたよ?」

「だめだよ。奴隷なんだから・・・」

私の頭を少し押し、また口に含ませた。

「イイコだね・・・」

仕方ないなぁと思いながらも、また愛しくも思い彼を愛撫した。


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3本も - 2007年05月14日(月)

お風呂から上がり、二人でベッドに入った。
彼の腕枕に納まり、べったりとくっつくと、彼がチャンネルをえっちなのに変える。・・・やっぱりSM系の。

「触って・・・」

キスをしながら、私の手を彼のモノに持っていく。
私はふざけながら指先で弄ぶ。

この日はいつもよりたくさんキスをしていた気がする。
彼の口は、私の口や胸やアソコや・・・いつも身体のどこかを彷徨っていた。

キスで興奮してきたのか、彼が布団を剥ぎ覆いかぶさってきた。
そして私のアソコが濡れているのを確認し、指を突き立て、びしょびしょにし、私の両手首を掴み羽交い絞めにした。

「いっぱい犯してやるよ」

「縛っちゃう?(笑)」

そう言うと本気にしたらしく、

「なんか縛れるものないかな・・・」

私の手をまだ掴んだまま、部屋を物色するように見回した。

「ないよ・・・(笑)」

「俺のものなんだからな。このいやらしい〇〇〇〇も・・・わかった?ずっと俺の奴隷なんだぞ。ずっとSMの玩具になるんだ・・・」

私は何も答えられず、潤んだ目でただ彼を見つめた。

「泣いたって許さないんだよ。性の奴隷なんだから」

そしてまた私の口をキスで塞ぎながら、アソコへ指を突っ込む。

彼の指は太く、きつい感じがした。3本も入れられていた。

彼は構わずその指を激しく中で動かすと、熱いものが中から溢れてくるのがわかった。

「あぁっ・・いや、H逝っちゃう、逝く、逝く・・・!」

中で逝くことはあまりないのに。
指を3本も奥まで入れられ、気持ちよくて逝ってしまって・・・恥ずかしい気持ちでいっぱいだった。

「3本も入れられて、イッチャッタの?いやらしいな・・・」

「意地悪・・・」

「・・・キレイだよ。ほら、舐めて」

寝転んだ彼の足元へ行き、舌を這わせた。




...

unexpected - 2007年05月12日(土)

『不信のとき』というドラマの再放送を観ながら思った。

こんな風に本妻を前にして、堂々と彼の愛を誇示するなんて私にはできないと。
それはきっと、私が妻でもあるからだと思う。
愛人としての立場を守り、全面的に非を認めることになるだろう。




自分の身には起こり得ないだろうと思っていた。

でもこうして降って湧いた突然のトラブルで、別れを考えることになるとは思わなかった。


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泡だらけの顔 - 2007年05月11日(金)

いつものように彼が先に入り、私が髪を結い後から入った。

軽く洗って湯船に浸かると、嬉しそうな彼の顔が目に入る。

「(笑)なーに?」

「かわいいよ♪」

泡風呂にしていて、ジェットバスも入れてたから、バスタブは泡だらけで。

「H、顔に泡が・・・(笑)」

拭いてあげたいけど私自身の手も泡だらけで、うまく拭いてあげられない。
泡だらけの彼の顔が愛しくて、キスをした。

「こっちへおいで・・・」

彼の足の間に入るようにして、彼のそばへ引き寄せられ、キスをした。

何度も何度も甘いキスをしながら、彼の手がまた悪戯する。

一度ジェットバスを止めると泡が治まり、お湯の中に浮かんだ私の胸を揉んだ。

「見せて・・・きれいなおっぱい・・・」

泡を流し、私の胸にむしゃぶりついた。
私の手を取り、彼自身を触るように手を持っていった。私はゆっくり、手を上下させた。

「気持ちいいよ・・・」

そして彼は急に立ち上がり、バスタブの淵に腰掛けた。

「舐めて・・・」

「ここじゃ恥ずかしいよ・・・」

「舐めなさい。欲しかったんだろう?」

私の頭を少し押すようにして、口元に硬くなった彼のモノを近づけた。

ゆっくりと、優しく舌を這わせた。

「あぁ・・・」

彼の切ない声が聞こえる。

口には含まず、少しずつ場所を変えながら舐め上げた。

しばらく舐め続けると、彼が口に入れて欲しそうに腰を動かし・・・やっと口に頬張った。

「気持ちいいよ・・・」

浴室は明るく、舐めてる姿を見下ろす彼を感じた。

恥ずかしくなって、口を離し彼を見上げると、覗き込むようにして私の愛撫を見ていたのがわかった。
そして額にすごい汗。

「H汗がすごい・・上がろうね」

「meもだよ。のぼせちゃうね・・・」

自分では気が付かなかったけれど、私も額から汗が流れていた。

「また後でたっぷりしゃぶるんだよ」

彼に軽くシャワーをかけてもらい、お風呂を後にした。





...

立ったままで - 2007年05月09日(水)

お風呂へ入ろうと、やっとベッドから立ち上がり、お互い服を脱いだ。

でもいつも彼の方が早く脱いで・・・脱ぎかけの私を襲う。

カーディガンをハンガーにかけ、スカートのファスナーを下ろしていると彼がうしろから抱き締めた。

「こっちへおいで」

「どうして?」

「犯してあげる」

そう言って後ろを向かせ、テレビの上に手をつけさせる。

「イヤ・・・」

「我慢できないよ・・」

落ちかけてるスカートを捲りあげ、ブラのホックを外しキャミの肩紐をはだけさせた。

「H恥ずかしいよ・・・」

「だめだよ。こんなに濡らして・・・」

そして立ったまま、うしろから入ってきた。

「あぁっ・・」

「熱いよ・・・meの中・・・」

胸をむき出しにし、強く揉みしだきながら激しく突かれ、私は自然と自分で腰を動かし、奥へと導く。

彼は私の弱い耳を愛撫しながら、卑猥なことを言う。

「いやらしい〇〇〇だな・・・そんなにしたら出ちゃうよ」

「ダメ・・・」

「出したいよ・・・欲しいんだろ?精子が・・・」

「ダメだよ・・・まだイッちゃダメ」

「あとならいいの?ねぇ・・・」

「いいよ・・・あとでたくさん出して・・・」

「me・・・あぁいっぱい出すよ・・・」

しばらくして彼が我慢できなくなり、やっとお風呂へ入ることにした。





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いやらしい役員さん - 2007年05月08日(火)

シャワーをしようと思うのに、何度も深いキスをしていると、またお互い求めてしまう。

「犯してあげる」

私の両腕を羽交い絞めにし、片手でカーディガンのボタンを外し乱暴にはだけさせた。

「H、いや・・」

「だめだよ。俺の餌食なんだから」

キャミ越しに胸を強く噛んだ。

「あっ・・・痛っ・・・」

彼は構わずキャミをずらし、胸をむき出しにして口に含む。

「人妻なのにこんな風に犯されて濡らしちゃって・・・いやらしい役員さん」

「イヤ・・・違う」

「だってこんなになってるよ」

私が最近、役員の仕事で忙しくしていて・・・意地悪なことを言ったのだ。

スカートをまくり上げ、アソコへ指を突き立てると、ぐちゃぐちゃと音がして中からたくさん溢れてきた。

「ほら・・・」

濡れた掌を私の口元へ持ってくる。

「きれいにしなさい」

指を口に入れ、ゆっくり出し入れする。自分のを舐めさせているように。

そしてまたすぐにアソコをかき混ぜ、溢れさせる。
あまりに溢れてくるので、自分で恥ずかしくなり、彼の膝に顔をうずめると、やっと開放してくれた。

「かわいいよ・・・お風呂入ろうか」

抱き締めて、優しくキスをしてくれた。

やっぱり彼の根本は優しい。










...

逢いたかった - 2007年05月07日(月)

最近行くホテルは、いつも同じ界隈。
私は部屋には全くこだわらないので、その都度空いているホテルに入る。

「どこがいい?」

ホテルの中の、部屋のパネルを見ながら彼が聞いてきた。

「どこでもいいよ。でも長くいたいね・・・」

前回は逢った時間も短かったけれど、2時間ほどしかいられなかったから。
今回は2時までいられそう。かなりゆっくりできる。


部屋を決め、エレベーターに乗るとすぐに抱き締められた。
待ちきれないというように、キスをして舌を差し入れ耳元で囁く。

「たくさん犯してあげるからね」

部屋へ入ると、彼はすぐにお風呂を入れる。ほぼ直行といってもいいくらい。

今日の部屋はソファーがなく、ベッドサイドで待っていると、彼がやってきて抱き締めた。

私の顔を覗き込むように少しかがみ、キスをしてくる。
何度も貪るように舌を絡め、求め合う。

「me・・・me・・・逢いたかったよ・・・」

私は頷いて、彼の体をきつく抱き締め返すと、またキスがはじまる。
彼が少しずつ興奮していくのがわかる。

「もうさっきの車の中で濡れちゃったでしょう」

彼はスカートをたくし上げ、ストッキングの中に手を突っ込んだ。

「あぁ・・・濡れてるよ。えっちな人妻だな・・・」

「いや・・・」

濡れた指を私に見せ、ストッキングと下着を一気に脱がした。

「待って・・・」

「お風呂入るんだから、脱がなくちゃね・・・」

観念して自分で足を通す。

「いいこだね」

言い終わらないうちに、私をベッドの端へ押し倒し、足を広げた。

「やだ・・・シャワーしてから」

抵抗する私の手を抑え付け、濡れたアソコへ舌を這わせた。

「こんなに濡らして・・・」

次第に抵抗する力が抜け、されるがままになった。
彼は蕾の部分を舐め上げたり、アソコへ舌を入れたり。
その度に私の足はビクンと跳ねる。

「大好きだよ・・・」

しばらくして開放され、キスをしてくれた。



...

デートしたかったのに - 2007年05月06日(日)

「夜は食べた?」

「うん。そうだね」

いつも食事に行こうと言うけど、たいがい彼は家で軽く食べてくるので、私も済ませてくる。

「ホテル行こうか」

「お出かけしないの?ドライブしよう」

「やだ・・・すぐに抱きたいの」

「なんで〜。どっか行こう〜」

「やーだ」

この日の私は、ベージュの柔らかな素材のフレアースカートだった。
肌ざわりが彼の心を刺激したのか。
スカート越しに太ももを撫でた。

「ね・・。お出かけしようよ〜。あ、観覧車乗りに行こうか」

「だめだよ。たくさん犯すんだから」

「だってまだ時間も早いよ」

「たまにはいいじゃん・・・いっぱい抱いてあげる」

私の手を取り、甲にキスをして頬や唇や、あごを撫でた。

「もぉ(笑)」

「かわいいよ。・・今から濡らしてあげる」

スカートをたくしあげ、アソコへ指を忍ばせる。

「ダメ・・・外から見えちゃう」

「大丈夫だよ」

「ん・・濡れてきちゃうでしょ」

ストッキング越しに強く撫で上げられ、奥の方が疼くのを感じた。

デートしたかったのに。
結局彼の要望どおり、9時前だけどホテルへ入ることにした。


...

大好きな時間 - 2007年05月05日(土)

昼間、家族で出かけてちょっと疲れ気味だったけれど、夜は彼と逢うためにまた出かけた。
家族と出かけた道を戻るように、また同じ電車に乗った。
それはいつもと違うルートで、初めてだったけど意外と近く感じた。

そしていつものように彼は遅刻。
でも30分ほどだったから怒ることもなく。
・・・でも普通は怒るのかな。彼との感覚に麻痺してるかも。

彼の車に乗り込むと、すぐに手を繋いだ。

「あったかい」

薄着で外で待っていて手が冷たかったけど、彼の熱い手ですぐに温まった。

やっぱり逢うと照れ臭くて、正面や横を流れる景色ばかり見てしまう。

そしてふと気付くと、彼が私の横顔を見ている。

「なぁーに?」

微笑み返すと、彼も嬉しそうに微笑む。

「かわいいよ♪」

こんな風にドライブする時間が、大好き。




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今夜だったのに - 2007年05月04日(金)

もうすぐ逢えるから・・・というところからだと思うけど、彼はだいぶ手抜きのここ数日。

不機嫌ながらも、何とか逢う日が決まり当日。

『逢うの明日でもいいかな?』

もうお昼過ぎで・・・主人にも今日出かけると言ってあったのに。

『時間が早まるならいいけど』

今日の待ち合わせは、9時と遅かった。
なので、もっと早く逢えるのならいいかなと。

『明日なら8時に出れるよ』

『わかった。明日8時ね』

体や顔のお手入れして、万全にしてたのに・・・ちょっと拍子抜けだけど、逢える時間が増えたからいいか。

…と言っても、彼のことだからまた遅刻だろうなぁ。


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