ADDA通信

 

 

「セプテンバー9」 - 2001年10月16日(火)

ようやく新ユニット「セプテンバー9」が始動しました。本当は新ユニットではなく僕がひとりで2年程前にやっていたユニットなのですが、方向性や意義がだいぶ変わっているので事実上またゼロからのスタートです。

そもそもソロプロジェクト「ADDA」を始めたのは、アルバム制作の過程で様々なミュージシャンに参加してもらい、その中から今後一緒に活動していけるようなメンバーを探すためでした。それが結局アルバム制作開始1ヶ月目で早々にみつかっちゃったのです。ちょっとどうしようかと思ったけど、出来ることは早くやるにこしたことはない。ソロアルバム制作を一旦封印して、早速5月からセプテンバー9のデモづくりに入りました。「わたしはゾルゲ13歳。」は、その中間報告だと思ってください。

僕のかつてのファンの方に対しては、やっと当時の公約を実行できるという意味でとても感慨深いものがあります。前回の「音楽とは」であれだけ書いておいて何なんですが、僕は昔、人に受け入れられるためにやや媚び気味に曲を書いていたちょっと恥ずかしい時期があるのです。悲しいことにその頃はお客さんの数も今より2ケタ以上多かったです。あの頃は何より自分が受け入れられるということが快感で、お客の要望にどんどん応えているうちに、どんどん自分の考えていることと違う方向に音楽がズレていってしまいました。そのうち辛くなって活動を休止することにしたのですが、その時の最後の会報に確か「次に復活するときはボーカリストを立てて活動します」と書いたのを覚えています。そしてようやくそれを実現できる時がきました。たぶん、最後の会報で僕がいろいろ言っていたことと、僕がこれからやろうとしていることは基本的には全く変わっていません。ちょっと回り道にはなるかもしれないけど、あの頃のたくらみはいまだ健在です。

とりあえず年明けぐらいには、何曲かのデモトラックをお聴かせできる状態にしようといま頑張っています。是非楽しみにしててください!僕も楽しみです。



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