七転八倒 〜彩音の日常&育児日記〜
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母が不安定になって、またこもり部屋にこもった。 しくしくぽろぽろ泣いた。
すると心配してくれたらしい、息子が入ってきて、 ぎゅうううと抱きついた。 何度も何度も抱きついた。 私はうれしくてまた泣いた。 この子は言葉やその他もろもろのことは遅れているけれど、 どうすれば私の心を落ち着かせることができるか、 一生懸命考えて行動することを知っている。 少なくとも、息子を抱きしめている間、私の心は穏やかになった。
私が泣けば、ティッシュを持ってくる息子。(;^_^A 何度も抱きついて愛情を示すことを知っている。 情緒豊かな子供になってくれているだけでうれしい。 母はうれしいよ。
明日は、二人で仲良くおじいちゃんおばあちゃんちに行こうね。
2004年07月22日(木) |
キレていた昨日の母の日記 |
載せようかどうしようか迷ったんですが、私の心の記録なので、正直に載せることにしました。(;^_^A お見苦しい所が多々あると思いますが、どうかご了承下さい。m(_ _)m
以下、昨日の私。
息子を学童に迎えに行って帰ってきた。 勉強時間用に公文の宿題を持たせたが、全くと言っていいほどやっていなかった。 しかもやってあるところは間違っている。 ダメなのだ、大人が一人横についていなければ、息子はやらない、わからなくなるとできなくなる。 正直、そんなにできないとは思っていなかった。 全部家でやり直し。 時間のムダ。母キレる。
ある人たちに言わせると、公文はダメだと言う。 計算力はついても基礎の理論がわかっていないと言うのだ。 確かに息子も計算の理論はわかっていない。
だけどどうだ? 正直言うよ、 学校の勉強じゃカンタンすぎるんだよ。 誰がそのフォローしてくれる? 学校では遊びの要素が強すぎて、現在の息子は、学習するということに対して向かえなくなっているのが 事実なのだ。 だから、以前よりも公文にも向かえていない。 公文が全てだとは思わないが、今は公文がせめてもの救い。 私が本当に欲しいのは、その子に即した教育なのだ! だからボーダーは難しいんだよ、普通でも特学でも。 これが私の、今の本音の本音だ。
今もべったり横について公文を教えている私。 家事は二の次。 私だってそんなことはしたくない。
苛立ってくるキモチ、誰かわかりますか? ふつーの子供育ててる人、このキモチわかりますか? もっともっと言いたい書きたいのをぐっとこらえてるよ。
子育てはどんな子供もたいへんです。 けれど、ごくふつーに生まれたことが幸せだってこと、みなさん心のどっかに 留めておいて下さい。
(キレる母のメモ書きより)
2004年07月19日(月) |
私の中の子供の部分が、また爆発した。(やっぱりACかな・・・) |
今日は江ノ島に行った。昨日プールで今日は海というのも、かなりな企画だったかもしれないが、 それよりも何よりも、山が近いこの土地から海まではやはり遠かった。 遠すぎた、そして疲れすぎた、子供も親も。
帰ってきてから、フトしたことで口論となり、息子も私もキれ、パニクった。 そして私は”こもり部屋”と呼ぶ部屋にこもった。
いろいろと考えた。 独身の人がうらやましくなったり、そう思ってしまう自分が悲しかったり。 「ごめんね」と謝ってきた息子の方がオトナで、口もきかない私の方が大人気なくて、 自分が許せなかったり。
そして子供の頃の自分を思い出した。 私は良く言えば芯の強い子で、悪く言えば我の強い子だった。(それは今でもそうだけど)
遊びに来た友達が「学校ごっこをしよう」と言った。 でも私は、エレベーターガールごっこをしたかった。 エレベーターガールごっことは、「次は○階、○○売り場でございまーす」と言っては、 少しずつ部屋の様子を変える、というもの。 例えば、テーブルの上の物を動かして位置を変えたり。 要するに、さっきとは違うフロアなのよということを表してたつもり。 とにもかくにも、私はエレベーターガールをやりたかったのだ。
しかし、友達は弁護士の娘だけあって、成績優秀、そんなお子ちゃまなおアソビは やりたくなかったのだと思う。 当然、母親は友達側に付いて、私のワガママを抑えようとする。 双方折れない。決裂。
「○○(私のあだ名)がそんな人だとは思わなかった。見損なったわ!」 と捨てゼリフを吐き、友達は帰ってしまった。 残った友達が、 「△△ちゃん(私の本名)が悪かったよ」 と友達の肩を持つ。 私はさらにガンコになり、淋しく解散、となった。
その日の私を思い出していた。 直さなきゃな、この性格。 息子に先にごめんねと言われて、許せないオトナなんてみっともない、情けなさすぎる。
育児は育自だというが、その通りだ。
昭和記念公園のプールに息子と二人で行った。 今年は昨日からオープンしたこの9つのプール、波あり、スライダーありで、 息子も行きたくてたまらなくなったらしい、昨日入ってたチラシを見て。
あんなにプール嫌いだった息子が、いきなりプール好きになった。 ファミリーとカップルで混み合うプール、芋洗い状態。 波に揺られてはしゃぐ息子、一緒に喜ぶ母・彩音、童心に返る。(笑)
息子がいちばん高さのあるウォータースライダーに乗ると言い出した。 大丈夫だろうか? かなりの時間並び、ようやくいちばん上に着く。 二人乗りのでっかい浮き輪におしりを入れ、サイドのつかまるところをしっかり握り、スタート!!
うおおおおおおおおおおーーーーーーーーーーーーーっ!! けっこうイケる♪ つーか息子は怖くないんだろうか?私だってちょっと怖かった。 中は暗くて何も見えないから、恐怖心があおられる。 右に左にカーブを繰り返して、ジェットコースターのようなスライダーの中を過ぎ、 私たちの浮き輪は明るいプールめがけて飛び込んだ。
久々の充実感。 実は、私は絶叫マシーン好きである。垂直落下とか、一回転とか、宙ぶらりんとか。(笑) GWに遊園地は行ったが、私以外誰もジェットコースターに乗るはずがない。 あきらめた。 だから今日、久々にあの感じを思い出して、うきうきした。
流れるプールにももちろん行ったけど、ごくふつうのプールでパチャパチャはねる息子に、 「おかーさん泳げるの、見る?」 と言い、ザバザバと泳いで見せて、母の威厳を保つ。(爆) ああ、久々に(ちょこっとだけど)泳いだ!再び充実感。
楽しかったね、行けてよかったね、プール好きだよ、とお風呂でも親子の会話は盛り上がり、 かわいいことに、息子にえへっと抱きつかれた。 連れて行ってよかった、よかった。
というか、童心に返れた自分がいちばんよかったりして?(笑)
P.S.セーラムーンショーのおねーさんたちの足が太かった。(爆) でもその時自分の足を直視し、反省した。(;^_^A
無性におなかがすいて入った店で、一組の親子を見た。 まだ小さい男の子。やんちゃそうで、席にじっとしていない。 店の中を歩き回って、お母さんはため息をついてから、やっと子供を探しに行く、といった様子。
しばらくしてこんな声が聞こえてきた。 「何度同じことを言ったらわかるの?!」 母親の苛立つ声。 私はなぜか涙が込み上げそうになり、思わず席を立った。
私も同じような言葉を息子に投げかけていることがある。と内省させられたのも事実だが、 同時に、ごくごくふつうに育っているその男の子とその母親がうらやましかったのだ。 もちろん今通うクラスにも、さまざまな問題を抱えたお子さんがいて、親の悩みもそれぞれ異なる。 私たち親子のことをうらやましいとさえ思う方もいるかもしれない。
それでも私たちから見れば、ごくふつうに育っている子供とその親は、その幸せに 気づいていないのだ。 と私は強く感じてしまい、涙がこぼれそうになったのだった。
いつものように息子を迎えに行き、途中夕立の雨がパラパラ落ちる中、家路を急いでいると、 「○○(息子の本名)、きょう、およげたんだよ!」 その一言に私は 「ほんと?!よかったねーーーーー!!!」 と思わずぎゅうっと息子を抱きしめた。 涙があふれてきて、家に帰る途中も、帰宅してからも、ずっとにじんだままだった。
そういえば帰りがけ先生も言っていた。 「今日、○○くん、プール頑張ったんだよねー?」
連絡ノートには、背中を下にして、先生にささえられながら浮いたらしい(本人談)と書かれてあった。 それでもうれしい。 息子自身がとても喜んでいて、自分の日記にもその喜びを書いていた。 プールを好きになっていく息子を見て、そしてあの親子を思い出して、 ふだん人はなかなか幸せに気づかないで過ごしてしまうんだなと思った。
ほんとのしあわせは、小さくて目に見えないくらい小さいけれど、ちょこんと私たちのそばにあるんだね。
2004年07月08日(木) |
息子、ひとりで学童へ・・・ |
Diaryの方にも書いたけど、今月から週に一度、ひとりで学童に行かせることを試みている。 とは言っても、学童には同じクラスからも一緒に行ってる子がいるから、完全にひとりにはならないし、 その子には付き添いの人がいるから安心なんだけどね。
今朝も、ほとんどの距離をひとりで登校した。 姿が見えなくなるまで見送ってはいたけど。 だんだんとひとりでできることが増えてゆく。 幸せなことだよね。(^_^)
昨日は買ってきた笹に、願いごと(半分以上、願いごとか?っていうようなのが書いてあったけど)を 折り紙の短冊に書いて結んだ。 「ねがいごとすきです」とか書いてある。(笑) 母は「打倒!更年期!!」とか書いちゃってるし。(爆)
しばらく七夕気分を味わうことにしよう☆☆☆
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