僕の、場所。
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僕の、場所。

今日の僕は誰だろう。



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To you

苦しい時に支えてくれた
あなたの優しさに負けそうになる
横に居て笑っていてくれた
あなたの体温に負けそうになる

けど
違うよね



あなたの大きな手は
もう私のためじゃなくって

私が苦しかったとき
たまたまあなたが暇だっただけで
だから構ってくれただけで

ちゃんと
頭では分かっているのにな

あなたが傍に居るのは
もう私のためじゃなくって
もう私のためじゃなくって



お願いだから
ねえ
こっちを向いてくれないかな
それだけで良いから

キスなんかくれなくて良いから
温かな腕なんて欲しがらないから
ねえ せめて
こっちを向いてくれないかな


a powerfull word

まだ信じている言葉がある
遠く遠く 響く記憶の中
彼女の台詞
ただそれだけで癒された言葉

まだ信じても良いのかな
分からないけど
まだここで息づくその声に
背中押されて
今日もまた一歩、歩けそうだよ


「ありがとう。」

照れくさくて、なんとなく
なんでもない会話ばかり続けてる
確かにこれは楽しい時間

だけど
だけど

ほんとは君に伝えたい言葉があるんだ
だけどもうちょっと待ってほしい
ほんの一言、なんだけどなぁ…


プライドが邪魔をして
なかなか本音が出なくて困る
いつも心の中では叫んでる

だけど
だけど

ほんとは君に伝えたい言葉があるんだ
だけどもうちょっと待ってほしい
ほんの一言、なんだけどなぁ…


いつかきっと届けるよ
君のもとにこの気持ち
たくさんの、たくさんの勇気をくれた君に
いつか胸を張って…
笑顔で…
きっと…


だから
だから

君に聞いてほしい言葉があるんだ
その時は笑ったりしないでよ
ほんの一言、なんだけどね…


セカンドステージ

誰かが悪いわけじゃなくて
それはきっと仕方のないことだった筈

だから自分を責めたくないし
奴を責めたくもない。
それだけは胸を張っていえること



だから僕はひたすら黙っている
何も言ってなんてやらない
黙っていることこそが意思表明で
ただ
ただ
忘れてなんてやらない

既視感に襲われて
泣きそうな日も
なにも
言ってなんてやらない

それだけが意地に起因するささやかな復讐


もう、

もう恨んでない
もう怨んでない
もう悲しんでない
もう怖れてない
もう想わない
もう憶さない
もう怯えない
もう知らない
もう知らない

だけど

まだ涙だけ止まらない


「おつかれさま」

あの感情を一体どんな名前で呼べば良いのか
僕は知らないけど
あんまり響きのいいものじゃないことは確か

もう知らないよ
君の事なんて

なんて
言ってしまえればカッコイイけどね

醜くてしかたない
どうしよう、ほら
背をむけて行ってしまう


もう届かない、伝わらない、でも


君があのとき縋ったこの手に
もう触れるものは無くて、無くて、無くて

待ってくれ、頼むから行かないで
他の奴と腕なんて組まないでくれよ
他の奴とキスなんてしないでくれよ

すれ違う廊下、階段、帰り道
まだまだ陽は高いのに、もう帰ってしまうの?
僕をここにおいたまま?


でも、どうしてだろうね
僕はもう泣けないんだよ


結果論から提示される過程への冒涜と、それに伴う現象

終わった二人を見ている僕は
さて
座ってゆっくりタバコでも


月夜 雪夜
白く白く狂ったように
ぼんやり照らすベッドランプ

細い首筋に手をかけて
ほんのちょっとさ、ほんのちょっと
力 込めて

喘いだ喉の動きに
僕は一層の興奮を覚え
ふ と何か
忘れてしまう


終わった二人を見ている僕は
さて
座ってのんびりウィスキーでも


ほら悲しまないで
どうせ誰しも一人なんだ
白く浮かび上がる涙の筋

紅い唇は何も
何も言ってはくれないけれど
その瞳は如実に
僕への恨みを表しているね

そんな目で見ないでよ
きれいなまま
埋めてあげるから


Wherever has your voice.

どこまで走れば
君の声を振り払える?

悲しい太陽も救いの雨も
遮るにはまだ足りなくて
帽子 目深にかぶって走り出す

忘れたくて
君の笑顔も声も
でも、でもね
そんなの無理みたいだよ

どこまで走れば
君の声を振り払える?

いつまでも
いつまでも
僕を追いかけてくるよ
甘い囁き、すぎた夢

悲しすぎてもう泣けやしない

どこまで走れば
君の声を振り払える?

どこまでも
どこまでも
僕を追いかけてくるよ
苦い思い出、すぎた夢


サイレント・イグノア

嫌いだ
嫌いだ
嫌いだ
大嫌いだ
大嫌いだ
だい、きらい、だ

お前の事なんて!

くだらないことで悩んでいたり
(下らないと分かっていながら悩んでいたり)

隣で可愛い女の子が泣いているのに何もできなかったり
(ティッシュを渡すだけだった。一枚しか入ってなかった)

やれば良いと分かっているのにできなかったり
(ウダウダ言わずにやれってんだ、まったく)

いい加減にしたらどうなんだ!

専門で勉強したはずの外国語はネイティブに通じないし
(これは仕方ない、勉強不足だ)

今更、済んだことに意識引き摺られたり
(ああ、もう、いい加減に…)

大嫌いだ大嫌いだ大嫌いだ…

こんなの可笑しすぎる、分かってる、けれど。

…けれど。


Don't touch me.

ああそうさ
これが最低限 僕のプライド

涙なんて見せてやらない
弱い言葉も飲み込んで

ああそうさ
これが最低限 僕のプライド

強がって強がって生きてきた
僕は強い人間だと
君はそう思っているね

実はこんなに壊れやすいのに

ああそうさ
これが最低限 僕のプライド

落ち着け、落ち着け
困らせるのはやめにしろ

君の名前が見えないだけで
こんなに身も切られる思いなのに

ああそうさ
これが最低限 僕のプライド

ほんの少しだけ
可愛げをプラスして
平気なフリ 平気なフリ

それが僕に残された
唯一の逃げ道 僕のプライド


spring rain

雨の匂い
ふわり

窓を叩く雫に
目 奪われて

風景はすべて雨色をはらんで
細い雨足にただ濡れている

はあ、と
吐息に曇る窓
水の色なのだろうか?

土の匂い
しっとり

風 君の町を過ぎて
やがて至る

雨色に浸食されて口をつぐむ
目を瞑ってただ黙っている

春雨
誰かの心を映して
春雨
しとしと泣き止まず


清算

どんなに辛かったことも
どんなに好きだった想いも

なんでこんな
薄めすぎた水割りみたいに
僕の意識を揺さぶるには足りないのだろう

酔いが覚めるように、ふと
すべてのことが全くの平気で
今立っている位置、見えるなら

あの時の感情、想い、記憶や衝動そういったもの全部
ただの昔話になるのだから

薄すぎる
薄すぎる
あんなに周りが見えないほど狂ったのに
低すぎる沸点か
高すぎる融点か
ほとばしる情熱なんて持ってないんだよ

凍った記憶と昇華した想いしかないんだよ
どこの誰にだって
僕を生涯かけて狂わせるなんて無理なんだよ


ごめんね、僕の愛しい人
僕には自信がないんだよ
永遠なんてなくて
いつか、いつか
いくら泣いても悔やんでも
いつか、いつか
また立ち上がれる僕は僕だから

一人で生きていくと決めた僕だから

だけどね、僕の愛しい人

ここで
誰より君を愛しているよ


考える人

どうしよう
どうしようかな

君の笑顔のためならなんだってしたいのに

どうしよう
どうしたら君は
君は笑ってくれるかな

日本で今一番大好きだよと
胸を張って言えるのに
さてじゃあ僕は
一体何ができるのかな

桜吹雪
雪のように真っ白に
真っ白に
この自然がキレイな町を一緒に見たいのは
他でもない君なんだ

どうしよう
どうしようかな

君のために
僕は一体何ができるのかな


賞賛

ああまいった
まいったな
しっかりちゃっかり
してやられた

第一木曜日で資源回収の日、
一日だから一の市、
四月始めだから新年度開始
(…どこの子持ちの主婦だ、俺は)
そんなこと
分かっていたのだけれど

ああなんてこと
4月馬鹿





ナナホシテントウとナナフシに
しっかりちゃっかり
してやられた

敬愛する創作日記書きに、拍手拍手


more different


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