君の傍に居られない
この身など滅びてしまえ
「愛してる」なんかじゃ足りない
全然足りない
この気持ち こんな言葉じゃ伝わらない
世界中のどんな言葉でだって
僕の気持ちは言い表せなくて
だから だから僕は
そっと君の肩に手を回すんだ
足りない言葉なんかより
届く腕のほうがよっぽど饒舌みたいだ
ちょっとした宝物
君がくれた言葉
君がくれた笑顔
君の隣の椅子
そして何より
君の存在
ほら
僕を見て。
真っ白な背景は本音の印。
他の何にも染まらない、僕の本音。
頑なで、単一で、変化の無い、無機質な、ときに狂気すら帯びる。
自然の色は憧れの象徴。
Natureから生まれた、無限の可能性。
光の具合や角度で色んな顔を見せる、常に変化する、雄大で壮大な。
時に応じて赤や黄色、無にだってなるだろう。
ほら
見て。
僕は君を知って なお
君を愛し続けているから。
透き通る空も 蒼い草原も 真っ白な羽根も
全部
全部 大好きだから。
おやすみなさい。
どうか 夢で会えるように。
ほんとうに
くやしくて
くやしくて
たまらないのは
僕が君の傍に居ないこと
大丈夫だよ。
僕はここでずっと
君の帰りを待っているよ。
いつか後悔する可能性を恐れていては
何も出来ないから
だってそうだろう?
なぁ
僕らは昨日さえ
知らなかった筈だ
いくら着飾ったところで
中身なんて変わらないのに
露のように
梅雨のように
冬のように
消ゆるように。