僕の、場所。
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僕の、場所。

今日の僕は誰だろう。



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記憶の中にだけ

一枚の写真に 僕と君と 恩師

爽やかな季節 白いシャツ眩しく

中庭の緑は輝いて

僕は笑い 君は少しはにかんで微笑む

君が僕に残した最後の写真

ああ 緑は輝いて 生命の季節

ずっと時間を共有できるものだと 

あの懐かしい時間を思うたび 少しだけ 悲しくて


cold

熱にうかされながら
温かい湯気の向こうに、奴の手。

馬鹿だねぇと大げさにため息ついて
見舞いに来る、こいつ。

馬鹿馬鹿うるさいってお前一体何しに来たんだよ。

君が馬鹿のくせに寝込んでる聞いたから、からかいに。

飄々と答えてくれやがる、こいつはありがたい友人だ。
皮肉めいた笑みと共に現れて
俺には真似のできない手際のよさで粥を作り
ちゃっかり風邪薬まで持参して来ており
更に俺が寝てる間にスープまで作りやがった。

きっとこういう奴が女に受けるんだろうと思う。
しかもそのスープがめちゃくちゃ美味い。

ちくしょう、正直悔しい。

さっさと出てこないと代返してやらねーからなと憎まれ口残して
奴は帰った。


…何なんだ奴は。

湯気の立つスープに歪んだ俺の顔が映る。


足跡

一歩ずつ
一歩ずつ

近付いていきたい

グレープフルーツの香りと
潮の音と

一緒に


透明な温度

光る海、暗く。

まだ、無粋な朝日はそこには無く。

静かに照らす月と、眠る星。

全てが眠る時間、海は今まさに目覚める。





波の音、透明に。

どこから風が吹こうとも沖から岸へ。

確固たる意思を感じる波の独り言。





足首浸して、冷ややかなる。

音も立てずに風だけが舞う。

全てを含んだ水は冷え、常に湛える不純物。

おそらく、それが最も崇高なるもの。




この、小さな時計を壊さぬように。

静かに静かに横たえる。


1001

ふと窓の外を見た。
僕の部屋からは大きな大きな時計台が見えて、
人々は皆、それを時々見上げて生活をしている。
速くもなく遅くもない時計の進むスピードを人々はいつも。
その日偶然この町に降り立った旅人も、
何十年も住み続けてきた住人も、
その姿を見上げ、そしてまた自分の生活に戻る。

時計台は、いつもそうして在った。

時計台はこの町を眺めている。
時々目の合う人に微笑みかけ、
約束の時、昼食の時、帰宅の時、就寝の時、ただ流れを刻む。
誰も見上げない時計台はその存在意義を失ってしまう。
時計台はこの町を眺め続けてきた。
夕暮れ色に染まる時刻、冬の凍てつく空気、全てを知っていた。

僕はその時計台と対話が出来る。
朝は眠そうな鐘の音、昼はのんびりした鐘の音、夜は厳かな鐘の音。
気温や湿度で、この時計台は機嫌がかわる。
僕にはそれが分かる。
昨日誰かが俺を見て舌打ちして走って行ったんだ、
この前は約束に遅れてきた男を女がずっと待っていて鐘を鳴らしにくかった、
時々そんな事を語ってくれる。

僕はこの時計台が大好きだ。

そして、この時計台を必要として、あるいは偶然見上げて、この町に居る人たちが大好きだ。

だから僕は今日も、きちんとこいつの整備をしている。
僕も、この時計台を必要としている人々の一人なのだ。
どうかどうか、この町の人たちがいつも通りの穏やかな日々を送れますように…。




1000Hit、ありがとうございます。
管 理人@サイトマスター


きみがため

『……君の事も大好きだし…』
 言えずに飲み込んだ言葉を君は知らない。

 ただとりあえず好きだといった本の話題にばかりに合う焦点。
「ね、だってここの猫博士の台詞が秀逸なんだよね〜」
 嬉しそうな君。ちょっと上目遣いに微笑んで、子供みたいに。
「だろ?しかも先のこの情景とリンクしてるんだからな。さすがだよな」
 ま、そりゃ俺もこの本好きだけど。
 詩的な君に憧れて、君が好きだと言った本は全て読んでみた。
 君の好みと、そして君の思慮が少しだけ分かった。
 俺も少しだけ文学的になれた気がする。気のせいだろうけど。

「でも良いの?これ買って貰っちゃって……。高いんだよ」
 ぱたん、と閉じて両手で抱えて。
 高くて買えないから本屋に通う君を、俺は知っている。
 確かに、それはページ数にしては値が張る。
 ……確かに、俺の財布はきつくなった。
「良いんだよ気にすんな。欲しかったんだろ?」
「うん、でも」
「俺もそれ好きだったし。またここに来ればいつでも読めるじゃんか」

     君も、好きだし。

「……うん、じゃあありがとう。大事にするからね」
「当たり前だろ」
 嬉しそうな顔を満足げに眺めて、偉そうに頷いてみせる。
 こんなささやかな時間、俺にとっては一番の宝。


彩度

過去の輝きも色彩も全て
明瞭に再現され
堕ちてゆくこの瞬間、再び


なだらかな稜線に雲が少しかかり
僕らの間を吹きぬける風は爽やかな香り
砂利道を歩く足音みっつ
しかし誰も話はせずに蝉の声
一番うしろで僕はのんびりと
君たちはそれぞれどこかを見ながら歩いており

「何を考えてたの?」
「…今朝のキスの事」

ああ、お熱いねぇ…などと腑抜けた思考、ひとり

目を細め懐かしそうに
そっと手をやった指にリングは既に無く
慣れていた指の重さを脳は忘れ



意識を戻せば自部屋で
季節はすでに巡り巡り
もうあの時は戻ってこない

記憶の接触はすべて悲しみへと連結され
もう二度と
もう二度と起こりえぬ
あの奇跡に涙する


ごめんね

後ろから
そっと目隠し
「だーれだ」

分かるよね、という自惚れと
もしも…という危惧と

まったく

盲目になっているのは
こちらだったというのに


望遠レンズ

ヒトに対する畏怖
人に対する畏敬
他者に対する恐怖
オノレに対する侮蔑



世界はこれほどまでに美しいというのに



全てが枯れてゆく
カサカサ音を立てる
交差すらしない線と
全てを含む領域



天よ
罪を許すことなかれ


おはなし・その後

あぁ

ならば何故あなたは気付いてくれたのか








王女の甘えは許されない

隣人が一人
ガラスの破片をリボンに包んで「プレゼント」

崩れ落ちても
王女は泣けない咎人
残るはただ罪のみで

憧れた蒼い草原
羨んだ白い羽根
温かい眼差しまでも
手に届くところには何もない

手のひらには太陽などなく
冷たく輝くガラスの破片

ああどうか
どうか私を殺してください

依頼する相手は己のみ

ガラスの破片を握り締めたまま






魔法使いはお見通し
王女にその罪を問う

王女は即答
己の醜い心
信じることの出来なかった弱い心
甘えた心


愛するがゆえに
愛するがゆえに
己ばかりを見て

ガラスを踏みしめ粉々に
狂った歯車では時計は不正確
ああどうか
どうか私を殺さないでください

崩れ落ちる王女は泣けない






あぁ
ならば何故
あなたは
気付いてくれたのか……





手を振った先に鳥など飛んでいなかった
残るのはただ愚かな女


おはなし

昔々

小さな小さな国があり
国王はおらず残された王女が一人できりもりをする

人々は信頼
実りは豊か
国は平和

軍事力のないこの国は
誰にも知られることのないよう
森の奥にひっそりと息づく
攻められることのないよう

ひっそりと、ひっそりと


王女は政治をまったくしない
ただ自己申告の犯罪者から話を聞き
被害者をなだめお金を与え
病院には多額の寄付と医者への給料
王宮を売り払って金と小麦と広場を国民に分け与える

平和な平和な小さな国



ただひとつ王女の罪は

王女は国の存在を隠し
国民を国の外に出さず
嘘をつき続けていることだけ……




王女は寂しい

王子様が欲しかった
罪のすべてを語り慰める、都合のよい王子を欲した

心優しい美男子に
救いの手をさりげなく求め
高い塔からその髪を下ろす


今日は気づいてくれるかしら


その罪を口にするのがおそろしくもあり
王女はすぐに顔を隠す
王子など要らない
この身さえ無くなればもしかしたら



王女は涙を流せない




あるとき王女は手を振った
気づいてくれるかしら
気づいてくれるかしら

気づかれなかったならばただ鳥に笑いかけたのだと
子供じみた言い訳を頭に



ああ
叶うものならばその優しい言葉とともに……







その数は2から3へと


 嗚 呼 

夢の中で君に会い
隣に寝ころぶ君を軽く抱きしめ首筋にキスをする
少しだけ煩わしそうにこちらに向き直った君が
可愛らしく文句を言って




丁度そんなところで携帯電話が振動して俺を目覚めさせ


現実世界で俺は一人
他人の温度も感じることなく
朝日が満ちる部屋。


対話

「…………」
「……?」
「………」
「………」
「…! ……?」
「……………」
「…………」

―――――…………………。

「………………」
「………」
「…」
「…」
「……」
「……………」
「…………」
「……」
「………」
「…………!!」
「……!?」
「………!」
「……?」
「……………」
「…………」
「……」
「………」



…………………。

「…………」


乖離

風化した記憶の中で
ただひとつ

鮮明な

あの唇の動きと
ふわりと風を含んだ髪



誰だっただろう








目を開ければ机の上で
散乱した書類と筆記具とガラクタと
遠くで電話が鳴り誰かが受け誰かを呼ぶ声
常に人の話し声が途絶えることなく

俺は重要な書類を作っているところだった

お役所仕事の効率の悪さに舌打ちをしながら
夢なのかなんなのか
一瞬意識が飛んで別世界に行っていたような
色褪せても美しい写真のような


何だったのだろう







「そっちは危ないから。いらっしゃい」






まぁいいかと、目前の作業に取り掛かる
…この時代に計算機とボールペンで書類かよ。
文句垂れても始まらない
頭を切り替えて集中する






「いい子ね」







上司に見せると、細かいミスを指摘されて
内心辟易しつつもやはり謝り礼を言い
ふりだしに戻る








――患者の具合はどうだ

白い人。

――そうですね、今は安定期ですが…

白い人。細い人。

――何か問題でも?

窓。ブラインド。

――問題というほどではありませんが、時折表情が虚ろになります

カルテ。

――ふむ…

白い人。眼鏡。観葉植物の葉。

――個人的な見解を述べさせていただければ

撫でる手。

――?

近づく人。

――患者はすでに戻って来ないかと

行ってしまう人。

――どういった観点から、そう?

白い人。白い人。

――もう遅いのです、もう……。

ナンデ ナクノ?







だーいじょうぶよアタシだって平気だもん
え? 名前なんてどうだっていいでしょアタシはアタシよ
そんな驚いた顔しなくたっていいじゃないの
知らなかった? 良いでしょキリフダって
それより知ってるわよアタシ全部
い、やよ教えない
そんなのあの子のほうが得意でしょ
知らないふりをしててあげるのがアタシだもの








すべてが バラバラになる







あれ、俺何してたっけ。

ま、いっか。


I'll never happen to me

君を幸せにしてみせる、だの
僕だけは、や
永遠に、とか
絶対、など

そういう言葉は信用ならない

と、教え込まれてるこの身ゆえに



僕はヒトを愛する事はできないのかもしれない


おやすみなさい

あ。
いま
うそが
えらばれ
おちてゆく。

かみさまには
きこえてるって
くちばっかりでさ
けっしてしんじない
こどもだましはやめて。

さいごのさいごでねがう
しぬことはこわくないから
すうがくのこうしきのように
せつめいができるようなものに
そっとへんかんされたいとおもう。

たったひとつのしんじつなんかより
ちのながれてゆくほうこうをしりたい
つめたくなってうごかなくなるまでには
てをはなさないでずっとみつめてくれるよ
とおくにいってしまってもずっとわすれない。


自鳴琴

キリ、キリ、キリ、とネジをまわす。
カチカチカチ、カチカチカチ、とリズム良く抵抗、
それに満足げに手を離す。

浜辺に置かれたオルゴールは音を紡ぎ続ける。

そこに誰もいなくなっても、ただそのネジがきれるまでは。

波の音をベースに、カモメの声をアクセントに
小さな金属音が重なり、弾き
ポップスなのにここまで物悲しくさせる
その音色。

I just wanna go to end of the world
I'm looking for that in anytime
all to need is one thing


オルゴールは音を紡ぎ続ける。
たとえ、冬の浜辺には誰も座っていなくても。

I wanna go to there
There are you I love




あなたの誕生を、
今か今かと待ち遠しく思いながら。


そして退場

また今日も今日とて
砂遊び

流れ落ちる粒子は輝きを乗せて





****************************



掲示板について。
結局、半分やめて、半分採用。
メールフォームを設置。いくつかの希望条件を満たしているようなので。
ただしまだ改良の余地あり。

やはり僕も人の子らしい。


本体登場

さて、久々に理人の登場とあいなりました「君に届け(以下略)」で御座います。故意にいらした片も偶然通りかかった方も、ようこそいらっしゃいました。サイトマスターの管理人で御座います。少しのお時間頂戴致します。

当日記はいわゆる隠し日記というもので御座います。そして、どうにもこの隠し日記というのは気を遣うものでして。僕の普段使ってるHNがバレないように、正体に気付かれないように、例えば単語ひとつ取るにしてもいつものクセが出ないようにと少しばかり意識している次第で御座います。

今日に限って何を語りだすのかといいますと、それが特に話題もないので御座います。

たまには変わったことでもしてみようかなと思い立っただけなのです。


正体に気付かれないようにと申しましても、きっと大体の人物像の方は、ご覧の皆様は少しくらいならば想像しておられると存じます。

日記のデザインだけをご覧頂いても、背景真っ白。投票ボタンもmy登録ボタンも御座いません。本来「INDEX」となるのが相場の目次ページへのリンクにしろ「Back」となっている次第です。また一昨日ようやく過去や未来の日記へのリンクを貼りましたが、それ以前はずっと、一度目次ページに戻らなければ他の日に書いたという設定の駄文をご覧になることはできないように意図して御座いました。そのリンクにしても「more」と「defferent」であり、一見や二見して頂いても何のことか分かり難いかと存じます。ただクリックして頂ければすぐにご理解頂けるものと思っております。
さらに本文ではタグによる文字修飾は一切無く、デザイン面でもリンクを張った箇所のみ太字で統一してある他は基本的に素のままで御座います。
そんなあたりからおそらくこの管理人と名乗る人間は、シンプルなものを好むのではなかなとお思いになる方もいらっしゃるかと存じます。

また、もしかすると僕のホームページの方にも来て頂いた方もいらっしゃるかと思います。もしいらっしゃるのならば、ありがとうございます。
しかしホームページといってもコンテンツなるものはこの日記以外にはなく、強いて申し上げるならばリンクと称した同盟ページのみで御座います。そしてこの同盟ページもいつ追加されるものかも、また不明で御座います。更に当サイトにはBBSというものも設置しておりません。リーダーの方からの連絡手段は現在のところe-mailのみとなっております。
しかしそれでも日記だけではなくレンタルサーバーを借りてまでホームページという形を整えた、そこからまた僕を「完璧主義」だとお思いの方もいらっしゃるかと存じます。
さらにこのホームページのデザイン、これはこの日記と全く同じで御座います。さらに「完璧主義」という念を強く抱かれるかとも存じますが、片やただレイアウトを考えるのが億劫なだけではないのかとお思いの方もいらっしゃるかもしれません。実際のところ、おそらく後者の方がより現実に近いかと思われます。

己で作ったものに対して客観的な視点から分析してみるのもまた一興で御座いました。

このように徒然と語ってまいりましたが、さて皆様におかれましては如何でしょう。いつものようにただぼんやりと浮かんだ言葉たちを綴っていた方がまだ見ていただけるでしょうか。それともたまにはこのような趣向も宜しいでしょうか。
現在のところご感想やご意見のメールというものは一通も届いておりませんので、ただ僕個人の思ったままにしております。一度だけメール以外の手段にてご感想を頂き、その節は非常に嬉しく思った次第で御座いますが。

さりとて僕としても1つ思い悩んでいる事が御座います。折角僕本体が登場した次第ですので、ここで伺ってみようかと存じます。
皆様、当日記に掲示板なるものがあれば良いとお思いでしょうか?
嬉しい事に連日、複数の方からのアクセスを頂きまして、enpituという日記システムには舌を巻いている次第です。しかし、やはりe-mailというものにはタイマンという面が御座いまして、簡単なご意見ご感想などにはあまり適してはいないものかと僕は考えております。それにひきかえ、掲示板というものであればただ一言「お前頭オカシイんじゃねーのか」などという文句も書きやすいかと存じます。またその記事の削除もご自身でなさっていただけます。相手に届いてしまったメールではそうもゆきません。その他の利点と致しましては、皆様方のHP告知や日記告知、あるいはただの嘆きなどの書き込みも僕は削除いたしません。しかしその場合、レスも致しかねます。
しかし当日記のコンセプトと致しまして「隠し」及び「自己満足」という二つがまず御座いまして、掲示板の設置によってそれらがいくらかダウンしてしまうのではなかという危惧も抱えて居る次第であります。僕としましても生の感想など頂ければ励みにもなりますが、かといって自己満足の世界、励みなどなくても一向に構わないといった本音も御座います。
しかしおそらくここで、設置して欲しいという声が1つでもあがれば僕はおそらく設置するでしょうし、またもしかしたらその声を内心望んでいるのではないかという考察も出来、やや気が重くなってまいりました。所詮は自己満足の世界にすぎないのです。聞き流して頂ければと思います。
しかしここで1つ言及しなければならないのは、万一掲示板を設置した暁には、僕の別のHNをご存知のお二人、もしかすると将来的にお三方には、僕のプライバシー保護のためにそれぞれ違うHNで書き込み且つご自身のサイトへのリンクは自重して頂き、そうでなければ即削除という現実があることで御座います。お二方で掲示板設置希望の方がおられましても、その方向の上でのご検討を願います。

さて僕と致しましては既に語りたい事は語り終えてしまいました。

久々に本体が登場、ということで、それでは普段の日記内容は如何だと問われましては、少々返答に困る次第で御座います。一概に全てが僕だとは言い切れませんが、しかし全てが別人格とも申し上げることは出来ません。おそらくは僕の中で現実をプロセッサにかけた結果とその副産物かと思われます。

そして本日の日記までもがある意味での「ネタ」だとしますと、それはそれで「文芸」ジャンルにふさわしくなりますでしょうか。

それでは、本日は最後までお付き合い頂き、感謝の念は絶えません。また次からはいつも通りの日常が繰り返され、僕もまた言葉を連ね、地球は太陽の周りを回っていることでしょう。
皆様のご多幸とご健康を祈りまして、最後のご挨拶とさせて頂きます。

サイトマスター、管理人で御座いました。


ソロ

そろそろそろそろ

もう帰ろう

そろそろそろそろ

ゆっくりと

そろそろそろそろ

もうそろそろ。


気化してく夢








あ、

なんか、

消えれそう。










dreaming morn

明けてゆく空を見ながら

あっちが東だったのか



思う


ノルマ

もうやめよう
こんな愚かな押し問答
俺その言葉何回問われた?
それに俺は何回答えた?

終わりにしようぜ
愚かなお前に付き合う時間は俺には無い

環境が悪かったんだと割り切ろうじゃないか

もう誰がどうなっても俺には関係ない
三日後のお前?
知るかよそんなの

所詮は単純作業の繰り返し
義理での付き合いなんて単調ライン
眠気が襲って
俺はイージーミスを引き起こす

俺は充分ノルマはこなした筈だ
そろそろ他のラインに移ろうぜ


通常通り

もしかしたらそんなに怖がらなくても良かったのかもしれない



曲がり角ばかり、しかも見通しの悪い。
どこから何が飛び出すのか、
その先はどうなっているのか、
恐る恐る…。




それは案外ただの杞憂だったのかもしれない




曲がった数は忘れ去り
己が正面の方角も分からない
しかしそこに確かに存在する






ひとりで勝手に思い込んでいたのだろうか




「どもー、今晩は」
意外そうな顔、
驚いたように
「あれ、来たんだ」





思い上がってはいけない、でもそんな好意が嬉しい



ふ、と微笑む夜。


おそろしいほどの緊張

想いなんて届かなくていい。
届かなくたっていい。
もうこれ以上、僕は苦しみたくも苦しませたくもない。
いつか、どうせ、空気に溶けてしまう想い。
この愚かさがもたらした全てを無くしてしまいたい。
怖いのだろうか。
怖い?
怖い?
怖い。
蝕んでしまうのが。
僕の想いなど届かなくていい。
怖くて震えるくらいなら離れれば良かったんだ。
「さて、おマエはどうやったら俺を嫌ってくれるんだろうな」
そう言ったのは誰だった?
まだこうやって一言一言思い出せるのに。
分からない。
分からない。
今、自分はどうするべきなんだろう?
今更、砂の城の崩壊を嘆いても遅いというのに。


more different


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