朝、目覚める。 ふたりとも裸のママ眠るのはいつものことで、相変わらず彼はぐーすかと眠っている。
あたしは、シャワーを浴びる時に、昨夜買ったレディスシェイバーで綺麗に剃る事にした。
…今回は剃ってはいけないという命令?が出てたのです。笑
なんでも自然に生えてるのが見たいらしい。 あたしは週に1度くらい、剃るのが習慣になっているので、なんだか剃らないと無性に恥ずかしい。
「ぼーぼーで来るやふに。」
ぼーぼーって何? ほんと手入れしてないのを見られるのって、ものすごく恥ずかしいんだから!
「もっと良く見せておくれ。」
明るい場所で足を開いて、見られるのはとても恥ずかしい。 それなのに、あたしはいつも以上に濡れて、感じてしまう。 羞恥心をくすぐられると、もう堪らない。
昨夜のセックスを思い出しながら、シェービングジェルを塗ってシェーバーをあてる。 彼の希望通りに、長い間放置していたので、綺麗に剃ってしまうのに、結構な時間がかかった。
彼が起きないので、あたしは勝手に遊ぶ。 彼のモノを口に含んで、そのまま上に乗って勝手に果てるのです。 …もう恒例行事かも。
長い時間一緒にいられないと思うと、余計にそんなことをしてしまうのかもしれない。
やっと起き出した彼と、ホテルのレストランで朝食を取る。 今回のホテルは部屋は狭いけど、サービスがいい。朝食もついているし、チェックアウトもゆっくりだし。
朝食をとりながら、お昼からどうするかを相談する。
「~*Yuuちゃんは味噌カツ食べた事あるのか?」
「ん?ないよう。」
「じゃぁ味噌カツでも食べにいきますか。」
チェックアウト後に今度は電車に乗って、大須観音へ。 大須?大須ういろうの大須?
初めて行く場所。 雨が降って来たので、ビニール傘を買って、相合い傘。ちょっとだけ嬉しい。観音様にお参りして、その後、商店街を見て歩いた。
masayaは何故か詳しくて、いろんな所を案内してくれて、説明してくれて、そうやって歩いてると、有名な味噌カツの店に到着。
え?並んでるのぉ?
当たり前だ。並ぶんだよ。みんな並んで食べるんだぞ。
雨のなかしばらく並んで、相席して、味噌カツを頼む。 えとー。ヒレかつ。 masayaはわらじという大きいのをダブルソースで頼んでいた。
味噌カツはね、なんだか甘かったよ。うんと、やっぱ大阪はソース文化だから…。笑。彼が気を遣ってくれて、キャベツにかけるドレッシングを持ってくるように頼んでくれたけど、お店の人には、「キャベツも味噌で食べるんですよ!」と言われました。
お店を出て、フラフラと歩くと、もう帰る時間。 また地下鉄で、名駅に戻って、お土産を物色して…。
…淋しいです。本音はね。
でも、そんな顔はしない。 今日も笑ってありがとうです。
「masaya君。来てくれてありがと。またね。」
次はいつ?
masayaと名古屋へ行く。
去年も名古屋でオフ会をした。 その時も彼は来てくれたのです。
今回のオフは大きなオフではなくて、こじんまりと仲良しの人が集まるだけなので、何も心配することはない。
名古屋のお友達は、ネットで知り合った綺麗な女の子で、いつも天使みたいに微笑んでいる人です。1年ぶりに逢うのはとても楽しみ。 あと、もう一人は今回初めて逢う女の子。それとネットで知り合った友達の【元彼】ほんとは、元彼女も来るはずだったんだけど、都合が悪くなったらしい。残念。
手羽先は夕方からなので、名古屋で午前中に待ち合わせする。 masayaはもう早い時間に到着しているようで、名駅の近くでモーニング中だとのメールが来た。
あたしはそんな早くには動けませんよう。
お昼前に待ち合わせて、予約したホテルに荷物を預けに行く。 今回は栄に近いホテル。 荷物を預けて、タクシーに乗って、名古屋名物の味噌煮込みうどんを食べに行く。
このお店も去年来たところです。
味噌煮込みはいつも3口目までは美味しいんだけどなぁ。 最後にはもう味が濃くて。やっぱり大阪育ちのあたしには向いていないのかもです。masayaは美味しそうに元気入り味噌煮込みを食べている。 そんなに元気になりたいのぉ?笑
ホテルへ戻ってチェックインをして。 荷物を降ろして、ふぅっと溜息をつく。
やっとほっとできる。
「おひで。」
とは言うけど、いつもその後に言うのは
「とりあへずくわえてもらおうかなぁ。」
今回は、先にお口でイカセテいただこうと。ずっとそうそう言われてました。嫌ではないけど。 あたしも感じたいです。
彼のペニスを口に含むだけで、あたしはいつも感じているんだけど。 それだけじゃぁ、やっぱり物足りない。
入れて。入れて。入れて。
泣きたいくらいにあたしは彼を欲してる。 でも、今日はお口でイカセテあげると約束してたのです。
「ああ。気持イイゾ。」
頭の上でそういうmasayaの声を聞きながら、あたしは感じてる。
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お友達から電話があったのは、そうやって戯れたすぐ後だった。
「~*Yuuちゃん。今大丈夫?」
「うん。大丈夫。終わったとこだよ。」
待ち合わせの店を確認して、身支度をして、あたしたちはホテルを出てタクシーを拾った。
店までは「えっ?」と言うくらい近くて、びっくりしました。 あたしは名古屋の土地勘がまったくないので、とても遠い気がしてたのに。ほんの5分ほどの距離でした。
手羽先が有名な風来坊。去年がやまちゃんだったので、今年は風来坊にしたのです。
先に年下の女の子が来て、その後、友人の元彼が来て、最後に大好きなお友達が来て。 鶏さんにいっぱい感謝をしつつ、手羽先をいっぱい食べる。
美味しいねぇ。 うん。ほんと美味しいねぇ。
名古屋の手羽先ってほんとにどうしてこんなに美味しいんでしょう。
素敵なお友達との会話と、美味しい手羽先と、少しお酒の入ったmasayaと。 シアワセだよう。あたし。
2次会にカラオケにいって、そこでも楽しく過ごして、お開きになってまたホテルに戻る。
お風呂に入って上がってきて、化粧水を付けようと思って、気付いた。
「あたし、化粧ポーチお店に忘れた!とりにいってくる!待ってて!」
「気をつけて行くように。タクシーを拾いたまへ。」
「もしね、帰るのが遅かったら携帯に電話してみて!」
店に電話すると確かに忘れ物を預かっているとのこと。 慌てて、タクシーで閉店間近の店へ行って、化粧ポーチを取ってきた。
部屋に戻ると、もう眠ってるだろうと思ってた彼が起きて待っててくれた。
「起きてたの?」
「ん?テレビ見てたよ。」
「そか。」
盛りだくさんな1日。 もう一度、ゆっくりとセックスをして、腕枕で眠る。 やっぱりシアワセだ。
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