東京から帰ってきました。 コミケ振り返り日記は書いてる余裕なく、コミケで使ってきた金の計算も出来てないとくら。 今年は特に原稿で慌しくてろくに大掃除できてないので、少しでも片付けようと思ったんだけど、とてもじゃないけど新年迎えれそうな状態じゃない(汗)。
帰ってきたら、戦利品の他にEXムウ様と友情散華編4巻も届いてました。 とりあえず開封したけど、いずれもろくに中を確認できてません。友情散華の次が天上血戦なのだけ確認したわ……。
* 2011年振り返り。 今年も基本、星矢ともやむ。2月にはクレイドル含む原画展、10月にはLCのサイン会に行ったりと、イベントも堪能できました。
しかし何より、今年はひたすら虚淵に振り回された感があります。 年の初めにまどか☆マギカが面白くって燃えまくって、年の最後にFate/Zeroが面白くって萌えまくって。 オーディオコメンタリーで声聞いてなければ、虚淵さんは絶対女だろと思っちまいそう(笑)。
思い出し日記。
* 今回、朝食つきのホテルだったので、朝からしっかり食べられました。冬は特にきちんと食べておくと体が温まっていいですね。
二日目は一般参加。 ってことで、会場そばで待ち合わせして、待機時間はいろいろ駄弁って過ごしてました。LCのバレンタインネタ面白かった〜。耶人ユズバレンタインネタ萌えた。折角バレンタイン時期に臨んでいるのだから形にできるといいんだろうけど、きっとそんな余裕ないので脳内で大切に反芻しときます。
列が動き出したら、いつものように「隙間作らないで〜」とスタッフさんの指示が入りましたが、中に「まだ本を買いにいけない我々の代わりに一冊でも多くの本を手に入れてください!」という叫びが混じってました。笑ったのは、それに応じて一般参加列の人が「託された!」「その願い、応えよう!」と返していたこと。ノリがいいなあ〜。
ホテルでお宝地図のスペース位置にチェック入れておくのを忘れたので、昨日と同じように買い物では右往左往……。 東から入って西に行き、画材購入のためにもう一度東に戻ろうとしたのですが、盲点だった移動方法を知ったために前日よりずっと早く東に戻ることが出来ました。 連絡通路、使ってちゃ駄目なんだ……。外の道路を通った方がずっと早いんですね。入場制限中は移動できないかもしれないけど、12時ちょっと前くらいにはもう移動できたので、多分一日目も外から移動した方が早かったんだと思う。
この日はオフ会があったため、かなり早めに会場離脱。 オフ会会場は品川なので、浜松町行きのバス列に並んだのですが、急行バスの数が東京行きよりずっと少ないので、正直失敗したんじゃないかとハラハラしてました。乗車時間が20分くらいなので、東京行きに乗るよりずっと早く目的地につけるのですが……。 何とか品川に到着し、目的地へ。目印が分からない状態だったので合流できるか心配だったのですが、わりとすんなり一団が見つかったのでホッとしました。 一次会は、カフェでお茶しつつヤブのお誕生日を祝う会。温かい紅茶が飲みたい&オーガニックティーに心惹かれて注文したのだけど、名前が長すぎて何てやつを飲んだか既に覚えてない……。 若い子の元気をもらおう!くらいの気持ちで参加したのですが、正直年少組の飲み会にうっかり混じっちゃったカノンさん(海闘士)な気分がちょっとした(笑)。 カラオケとか、聞く専にまわってにこにこ座ってるだけの予定だったんだよ〜(汗)。 しょうがないので、一回目は面子的(テイルズファンの方が多かったので)に知ってる人が多そうなカルマ、二回目はとりあえず歌えそうなdoaの英雄、三回目は窮しまくった挙句ペガサス幻想歌いました。とりあえず自ジャンルだからなあ。四巡目が来たら紅白歌手の歌だからってことで水樹さんの歌でも歌うしかないのかと思ったけど、三巡目で止まったのでとりあえずセフセフ。 針のむしろ気分だったよ……すげえ下手だし、歌。またみんなお上手だったんだ……。 蠍座の女を蠍座の男と替え歌したり、星矢のOP&ED4曲歌ったり、花の鎖歌ったり、エスメラルダをリメンバーしたり白鳥が人知れず水をかいたりする普段のカラオケの方がやっぱり気は楽(苦笑)。 ……なのですが、聞く分には本当に楽しませていただきました、カラオケ。先にも書いたけど、すごく皆さんお上手で。けいおんの歌は初耳の曲が多かったけど、未来日記のOPやあの花のOPなど、好きだけどフルで聞くのは初めての歌も堪能できたりしました。 主催様、参加者の皆様、ありがとうございました……!
あと、荷物はやっぱ預けないとかんなあと思った。荷物がイベント帰りサイズ過ぎてえらいこっちゃで。
オフ会後は、東京駅で連れと合流。 シジハス萌え萌えとシジフォスぎりぎり話をまたも繰り返し駄弁って本日終了って感じでした。
思い出し日記。
* 睡眠不足がいい具合に作用して、バスの中では超熟睡。 夏と違って、冬は冷房が効いてないので暖かくて助かります。
東京にも時間通りに着き、まずは秋葉原へ行って荷物預けて朝食食べて、とりあえず顔を作ったりしてました。どうにも体調不良だったため、基本的にマスク使用なので、顔を作ることにはあんまり意味がないんですが……。(ので、口紅は塗らんかった)
今回はサークル参加だったのですが、結局新刊間に合わず、新しいものはペーパーのみって体たらくでした。 一応、双子本がコミケ初売りではあったので、見本誌提出は出来たのですが、一度でいいから見本誌票を使い切ったり頑張りすぎじゃないですかと言われるくらい厚い本出したりしてみたいもんだ。 既刊を買ってくださった方、ペーパーをもらっていってくださった方、ありがとうございます。 差し入れもありがとうございましたー!!
西には行かないようにしようと思ってたのですが、1時過ぎて大分空いてきたかな〜と思えたので、結局ちょこっと西行ってきました。目当てのサークルさんだけささっと回ろうと思ってたんですが、お宝地図にスペースナンバー書き込むだけで地図そのものにしるし付けできてなかったので右往左往。効率的に回ろうと思ったら、やっぱり地図にしるしついてる方がいいです……。 遅くに向かったので売りきれてる本もあったけど、とても欲しかった悪霊本買えたから、その点では満足! 企業はさすがに諦めました。 そして、行きはよいよい帰りは怖いで、東に戻ろうとしたらびっくりするほど混んでいたので、並びながら西に来たこと後悔してました……。(ひどい混みようの時ほどは混んでなかったので直に戻れましたが……)
ゆうパックでの搬出も混んでたなあ。 JPエクスプレスの頃は荷物を詰める台で大きさやあて先をチェックして料金計算したシールをはってくれてたけど、今回はなぜか列に並んでる途中に計算してたので、よけいに混雑を招いていたんじゃないかと。「はかってもらってない人は手を挙げてください」って、両手で荷物抱えてるのにどうやって挙げればいいんだ〜(汗)。 列の中央の方の人とか、わざわざ周りが避けてあげないとゆうパックの人が近づけなさそうだし……。 どうも、まだ、ゆうパックは搬出慣れしてないんだよなあ。安いからクロネコじゃなくゆうパック使っちゃうけど。
イベント後は、三人のカルディア好き兼シジハス好きが集まって、メキシコ料理食べに行きました。 パラ銀の後に行ったソル・アミーゴの別店舗ってことで、味はある程度保証つき。前回は食べなかったブリトーがめっちゃ美味かったです! アボカドサラダもチリコンカルネもめちゃ美味! サボテンのピクルスは、美味しかったけど量が多めで、一人だと食べきれなかったと思う……。 酒代は別勘定ってことで、安心して一人でメキシコビール色々頼んでみました。近所の酒屋で買えたり、リトルワールドで買えそうなものは避けて、テカテとネグラモデロ飲んでみた。美味しかった〜。 お話の方も、いろいろいっぱいLC話もその他の話もできて楽しかったです。5巻のトンの場面の良さをとうとうと語り合える希有な一団(笑)。
今回は初めてのホテルだったのですが、迷わない場所にあるわりとこぎれいなホテルで、過ごしやすかったです。次も安いタイミングで予約できたら、そこで頼もうと思った。安くないと、そこそこの値段しちゃうんですが。
作中の絵を拡大して表紙にしたら、ラスターレイヤーとベクターレイヤーの粗さの違いがよく分かる……。 途中本だけどとりあえずホチキスどめして本と言い張って持ち込みます。
お宝地図がつくれてない……。
チャンピオンのアンケートが明後日〆切なので、慌てて2+3号のアンケート書きました。これで明日投函すれば明後日の消印押してもらえるんでOKOK。 デジェルの時は最終回のアンケでやっと、フローライトの出番がもっと欲しかったですと書けたので、今回は早いうちにジョーカの出番多いと嬉しいですと書いといた。 でもやっぱ、フローライトの場合、出番の多少そのものよりは語り手であって欲しかったって気持ちがいちばん強いなあ。「あの頃」を通り過ぎたフローライトが登場するかと思いきやしないまんま(というより冒頭のナレーションがなかったかのような終わり方……)ってのは、ハヌマーンが守り人面で列席してたのに再登場しなかったのと同じくらいご無体なと思う……。ジョーカもナレーションっぽいモノローグだけど、あくまで現在視点だもんよ。 フローライトが眼鏡を渡して、交換のようにデジェルから何かもらってて、それ見て懐かしんでる大人になったフローライトでしめるって感じの終わり方だったら、自分どストライクだったのに。 1巻あとがきがペフコちゃんのありうるかもしれない未来、2巻がカルベラさんのありえたかもしれない未来だったので、3巻でフローライトのその後だけは見られるかもと期待してはいますが、やっぱ本編で振ったネタは本編で回収してほしい……。マニとアルバの関係については、本編の描写が伏線以前のにおわせる程度のものだから、外伝でのフォローがひゃっほうなんだけどな。
2011年12月25日(日) |
Fate/Zero13話感想 |
Fate/Zero 13話感想 ライダーとウェイバーの会話シーンを見ていると、時々無性に泣けてくる……。やっぱりFate/Zeroでは、この二人がいちばん好きだなあ。ライダーが地図を抜き取ろうとウェイバーを引き寄せた時、抱きしめようとしてるのかと思っちまったのはここだけの話。 でも、キャスターたちもすごくいいなあと思います。はた迷惑な二人だけど、二人にとっては僥倖の出会いだったんだよね。最高の理解者で。 とうとうキャスター退場か? ……ってとこで春に続くなので、待ちきれずに小説買っちゃおうか、ますます悩み中。折角アニメの方で知った作品なので、アニメで追いかけてから原作読みたいんだよなあ。それに、原作読んでからアニメを見ると、「なぜここを省いたー!?」ともやんもやんしながらアニメ見ることになりそうなので(笑)。 三ヶ月間、stay nightでも遊んでようかしら……。アニメでざっくりと話を追ってるだけなので、きちんとした形でセイバーや凛さん、桜ちゃんに再会してみたい。 凛さんは、「一見しっかりその実うっかり」という、私の好みどストライクなキャラらしいのですが、アニメの記憶が薄いのでどんな風にうっかりだったか覚えが無く……。アニメで見てた時は、やっぱりセイバーのドレスに鎧という外見にいちばん心惹かれてたなあ、女の子では。全体でいうと、アーチャーがかっこよくて好きだった記憶。
ロスキャンの全員サービスカレンダー、届きました〜。 「手代木先生描き下ろし含む」という言葉から、てっきり手代木さん以外の絵も描き下ろし多目なのかと思ってましたが、逆に描き下ろしは表紙の手代木さんだけっていうちょっと寂しい感じのカレンダーだった……。もらえるだけ嬉しいけどさ。
嵐にしやがれでオネエ特集やってた。 ので、思い切りデストールさん思い出した。 デストールさんは、キュートとセクシーだったら本人はセクシーを主張しそうな気もしつつ、個人的な印象はキュートなお人です。水鏡ちゃんって言い方とか可愛すぎる。
個人的にジョーカについては、バット的ポジションだと美味しいなあと思ってるので、ジョーカ単体についてだけなら、男の子であってほしいです。 でも、女の子だといろいろ面白いことになりそうなのも確か。男の子だと、このまま普通に話進むだろうけど、女の子だったら「1.マニは気づいててアルバは気づいてない」、「2.アルバは気づいててマニは気づいてない」、「3.二人とも気づいてる」、「4.二人とも気づいてない」と、気づいてるか気づいてないかだけで4パターン出てくるし、気づいてないなら気づき方、気づいているなら指摘されたジョーカの反応でもまたパターンいろいろ出てきそう。
暗黒聖闘士だったら分解装着図ないよねってことで、2巻で入らなかったヨナルデパズトーリの分解装着図が4巻に来ないか期待中。 そう言えば、単行本になったら、カルベラさんのジャガーの生首引っつかんでる絵が修正されてたなあ……。なんで首持ってるんだーとすげえ疑問だったもの(笑)。
2011年12月22日(木) |
ND38話感想+LC外伝29話感想 |
チャンピオンとアヴァルス買ってきました。本当は蒼海訣戰世界編も買ってきたかったんだけど、売ってなかったので大人しくアマゾンか東京で買おうと思う……。
* 星座カースト継続中ネクストディメンション38話感想。
どうせ蟹座の聖闘士になるならLCの世界に生まれたいね……。 冥闘士は積尸気冥界波無効って、どうやって聖戦を戦えばいいって言うんですかい……。 LCだと、冥衣を着ていても積尸気冥界波は通じるし、むしろ戦法としては積尸気冥界波+鬼蒼焔ってコンボで冥闘士の無敵すら無効出来るんじゃないかと思うくらいなのに(セージ様が前聖戦でその戦法を取ってた風ではないから実際には無理なんだろうけど)、NDだと物理攻撃しか手は無いかもしれないのか。いくらLCと違ってNDの冥闘士には無敵判定はないといっても、厳しすぎるっしょ〜(汗)。 原作だと魂だけを黄泉に送る感じだけど、NDは肉体ごと冥界送りにしてるのかなあ、積尸気冥界波。肉体ごとだからアンドロメダのネビュラチェーンによる空間技無効判定も生きてるとか? それとも、魂だけでも、アンドロメダの聖闘士ってだけでネビュラチェーンでの帰還が可能なのかしら。 デストールさんの積尸気冥界波だと、アスプー兄さんでさえ回避可能っぽいな(苦笑)。 あ、でも、沈黙の棺で閉じ込めちゃえばいいのだから、全く冥闘士相手に手が出ないわけでもないのか。
にしてもー。 結局デストールさんは小物判定か〜。原作と違ってNDの黄金聖闘士は小人物多すぎやしませんか……? 原作の黄金聖闘士って、とりあえず立場は違っても正義を標榜してる人たちばかりだったのに、NDときたら裏切っちゃおうかな〜とか裏切ってもいいな〜とか、そんなんばっかり。 その分、既に裏切ってるにもかかわらず、水鏡先生の潔癖ぶりが目立つなあ。
星矢が冥界にいるのに、天馬も冥界に来ているのって、ちょっと不思議な感じ。 天馬が星矢を見たらどういうことになるんだろう。そういう時間の交錯の仕方はありうるのかしら。
* ふぉおおおおおテンション上がるぅううううう!!ロストキャンバス外伝29話感想。
アルバフィカ!!!!! アルバフィカ! アルバフィカ!! アルバフィカァアアアアアアアアアアア!!!!! うっはー! いや、もう、なんかね、もう、アルバフィカ登場を見てからずっと、にやにやが止まらないんですけど! やばいよ、傍から見たらどう見ても変人だよ!! マニゴルド外伝でのアルバフィカ登場は、外伝が始まると分かってからずっと期待していたことだったけど、それが現実となってこんなに嬉しいものとは正直自分でも思ってなかった。すごく嬉しい。すごくすごく……! だってさー、LC魚介好きなんだよー! 好きだけど、これまでほぼ実体がないようなものだったんだよ!! 原作の蟹座については魚介括りよりも年中括りが好きなのですが、彼らにはサガ派っていうはっきりした結びつきがある。それに対して、LCの魚介ときたら、8巻あとがき絵と、本編イメージシーンなどでほぼ必ずそばにいるって他は、全く結びつきのない人たち。 でも、そのあとがき絵での二人の様子や、各所でそばにいる点から、「接点あったんだろ! 見せてくれよ、その接点……!!」とごろんごろん身悶えまくってまして。それだけ切望していた接点が、二人の会話が、やっと見れた……! 正直もう、こっから話がどう転ぼうが、マニゴルドとアルバがそろって任務に赴いてるという点だけでマニゴルド外伝の評価は揺るがないと思う(笑)。 マニゴルドとセージ様の話がくるよりも、ある意味嬉しかったかもしれん。……というか、マニゴルドが登場している限り、回想シーンなりイメージシーンなり、なんらかの形でセージ様が出ないわけないと思ってるから一緒に外出してなくても平気!(笑) つるむ相手がマニゴルドだし、敵もまごうかたなきろくでなしだし、久しぶりにごろつき相手に「遊んでやる」とか言えちゃうアルバフィカが見れるんじゃないかと期待してます。というか、今回のアルバはとってもクールな感じの人で、初期アルバの美人だけど言うこときつい感じを思い出したんですよね。あんな感じのアルバ、また見たいんだよなあ。 なんせ、マニゴルドが毒の血に当たってしまった場合、申し訳が立たないのはあくまで教皇……というわりととんでもないことを本人に向かってさらっと言っちゃうアルバさん。そんな風に、もっとマニゴルドに対して気遣いなしの言動してくれないかと、夢が膨らむばかりでして。んでもって、アルバのとんでも発言をさらっと流して「気楽に生きろって!」とか言ってくれてるマニゴルドなら、気遣いなしの言動をうまいこと受けてくれるんじゃないかとますます夢が膨らむわけでして。 アルバ外伝では話す相手が教皇だったり懐いてくる仲間だったりちびっこだったりなんだかんだ心根の優しい敵だったりで、アルバさんが悪態つく対象不在だったからなあ。今回こそ〜。
とまあ、さんざんアルバアルバと叫んでますが、アルバ要素を抜きにしても今回の話はわくわくさせてくれる面白さでした。 組織の名前ではっきりと「暗黒」と出ていたにもかかわらず、暗黒聖闘士編がくるとまったく予想してなかったので、今回の敵が暗黒聖闘士だったことには「そうくるか!」と「そうこなくっちゃ!」のダブルの感動がありました。 原作と違ってLCの場合、最初からクライマックスの対冥王戦。積み重ねの戦闘はほぼないに等しい。だから、本編で暗黒聖闘士が登場しなかったのは寂しくても致し方ないことと思っていたのですが、なるほど外伝でだったら暗黒聖闘士の登場もありえたんですね。 しかも、その首領が暗黒祭壇星座! マニゴルドと同じ積尸気系の技を用いる上に、本来の祭壇星座は白銀とはいえ教皇補佐となるほどの実力。暗黒聖闘士であっても実力が正規に迫るものであるなら、アヴィドはかなりの難敵になるのでは? LC版暗黒四天王も、「黄金聖衣は我々が譲ってやったようなもの」という言葉が来るからには、それぞれが黄金聖闘士の暗黒版かもしれないんですよね。ナルシストと酒飲みの名前がまだ不明で、大食いの名前がレマルゴス、色欲まみれがアレグレ……と。キャラ名から、それぞれ何座の聖闘士に相当するのか、調べたら分かるかなあ。 レマルゴスたちがドン!と登場した時は、またぞろコーネリアンのように戦闘が省かれるキャラが出てきてしまう慌しい展開になっちゃうんじゃないかと心配になりましたが、味方側もマニゴルドとアルバフィカの二人いるし、逆に戦闘盛りだくさんって感じになるのかも〜と期待しています♪ 「罪から出でし所業はただ罪によって強力となる」という言葉は引用かな? シェークスピアだよね。
マニゴルド外伝は、敵も味方もわくわくする要素に満ちてますが、何より主人公にあたるマニゴルド自身が魅力的なんですよね。 1ページ1コマ目のマニゴルドを見て「かっこいい!」と悶える。 ジョーカに霊が見えていることに気づいた時の表情とポーズが可愛くて悶える。 ジョーカに怒鳴られて耳塞ぎながら悪態つく様に悶える。 ルマーカに目を移した時の悪党風な表情に悶える。 そこからページめくって1コマ目の「さー吐いて貰おうか!」の表情がかっこよくて悶える。 以下、とりあえず一コマ一コマ悶えまくりの萌えまくり。 かっこいいマニゴルドは当然のこととして、ルマーカから何か聞き出せそうだと期待した時の表情や、財布をネコババした時のいーい笑顔、アルバフィカへ向けたウインクなど、マニゴルドの可愛さを堪能できて幸せです。外伝素晴らしい。外伝ほんと素晴らしい。 セージ様のことを対外的にも平気でジジイと呼んでるとことか、「で・す・よ・ねー!」と思ったわ、マジで。 アルバフィカを美人と言うのも「誰もが見たかった世界ですよね〜」とか決め付けちゃうわい、ひゃっひゃっひゃっ。 宿でのマニゴルドとアルバフィカの距離とか、それについての二人の会話とか、もうたまらんなあ。楽しげにちょっかいかける人と真面目さんって構図自体はカルディアとデジェルに近いものがあるのに、うまく言えないけど彼らとはまた違う関係に見えるんだよなあ、この二人。マニゴルドとカルディアも、悪そうだけど意外と親切な兄ちゃんってパターンは近いようで、比べてみるとまるで違うキャラだし。 とりあえずマニゴルドは兄貴〜!って感じで、カルディアは兄貴にはなりえないイメージ。
マニゴルド様ストーキングのジョーカも、心配してたようにフェードアウトすることなく、もう一人の主役として上手いこと機能していると思う。 これは、ジョーカに「昔のマニゴルド」という明確な立ち位置があるからかな。アルバ外伝はアルバの成長を、デジェル外伝はデジェルの成長を描いてましたが、カルディア外伝はカルディアではなくサーシャの成長を描いていた。同じように、マニゴルド外伝はジョーカの成長を描くものになるんじゃなかろうか。少なくとも、マニゴルドとの出会いがジョーカにとってターニングポイントとなることは予想される。 今回の対比項目は、マニゴルド外伝1話(28話)サブタイトルにあるように「表」と「裏」。加えて、それぞれに「光」と「闇」または「影」の意味合いも込められてるのかな。 でも、今回の対比については、それぞれのキャラ配置が本当に「表」であり「裏」なのか……という物語なんじゃないかと思えます。ジョーカはマニゴルドに対して「表とは違う匂い」「裏の奥の方」を感じていた。でも、暗黒聖闘士たちからすれば、マニゴルドは「表の聖域」の存在。 ジョーカは自分が裏側におり、表に回ることはできない弱い子どもと決め込んでいる。だけど、その位置付けは本当に覆らないものなのか、そもそも裏側にいるという思い込みは正しいのか。 アニメ版の台詞だけど、人の命を星屑に喩えているセージ様の台詞が好きなんだよね。星屑は言葉ばかりは「屑」だけど、それぞれが光り輝いていてけして塵芥ではないんだよってあの感じとか。ので、ジョーカにも、弱くても自分自身で輝いてるんだとか、自分から見れば自分が表じゃんとか、そういう視点の転換があればいいのに……と思うんです。 マニゴルドの戦闘を描きながら、一方で「どうせ」という言葉をジョーカが切り捨てるまでを描く話になるならいいのになあ……。
調べた。 外国語弱くてぐぐる翻訳利用なので、いろいろおかしいとこあっても勘弁。 アヴィドは多分avido。意味は貪欲。 アレグレはそのままだとポルトガル語でAlegre。意味は「陽気な」。イタリア語だとAllegroみたいだけどこれはアレグロと読むのかな? レマルゴスは分からないや。
家政婦のミタが時間泥棒だった……。 面白かったなあ。何もかもが好転したわけではない、上手い落としどころだったと思う
大して荷物ないんで悩んだんだけど、宅配搬入しちゃいました。 本と敷き布と本入れるカバンのみ。 これで手元の本は一切ないので、宅配事故って新刊落としたら売るものないわ……。
flatの全員サービス冊子が届きました。 前回に引き続き、今回も素晴らしいレンジャーたちでした。鈴木のまんじゅう取り落とし場面で笑った笑った。 前回影の薄かった緑が今回すげえ可愛かったので、ぜひ第三弾もやっていただきたいです、全サ小冊子。
2011年12月18日(日) |
Fate/Zero12話感想 |
Fate/Zero 12話感想 1話が1時間スペシャルだったので、長くても12話だろうと思っていたら、13話までやるっぽい。 どんな形で一期終了するのかなあ。 アサシンは、結局ライダーにより完全退場ということみたいで。てっきりランサーかキャスターが第一脱落者になるかと思ってました。 でも、綺礼さんが脱落したわけじゃないんだよな。斬継が予想外にリア充だったから、充実度低そうな雁夜おじさんに標的うつしたのかしら……。 セイバー陣営の本拠地、あれって確か士郎の住んでた家ですよね。凛ちゃんや桜ちゃんの存在よりも何よりも、あの舞台を見た瞬間にこの物語からあの物語へ繋がるんだなあとしみじみ感じてしまいました。
妖怪人間ベムがもうすぐ終わるのでしょんぼり。
あああ、シノさんの誕生日分かってたのにブログでお祝い言いそびれちゃった。 一言記事を今日書いて明日あげるのも微妙なので、祝シノ誕はもう日記で済ませちゃおうかと。シノさんおめでとー。 Twitterで、忘却のクレイドルってわりと取り上げられてたんですよ評判良いんですよというのを(一人の書評家に)という部分を伏せて伝えられたので、ぼちぼち満足。
月曜に書いた、書評記事は掲載前に出版社に連絡あるんじゃねーのについてですが、特に連絡ないってTwitterで教えていただきました。なんとなー。flatについても昔載ってましたよって返事したけど、クレイドルも載りまくってましたよって言いそびれた。くそっ、くそっ。プリーズくそ度胸。 結局、見つかったらファン間で情報まわしあうくらいしか手はないのか。クレイドル記事の時は、Twitter情報がありがたかったもんです。
ふたご座流星群が気になってたけど、空見上げれば見れるってもんでもないので、さすがにいろいろ無理だった。時間とか体調とか。
ターン的に食欲のうせるタイミングなのですが、お取り寄せの蟹が届いたので普通にもりもり食いました。蟹パワー凄い。
* 家政婦のミタ、最初から面白かったけど、ここのところはずっとのめりこみ視聴。最近、真木博士の役者さんをよく見かける気がする。
バカデミー大賞で見たバンザイネコが可愛すぎる〜。 あの手の動画サイトからネタ引っ張ってきたような番組最近多いけど、あんまり動画サイト見てないので新鮮で楽しいです。
日曜の朝日新聞にVIVO!の紹介記事が載ってました。 事前に新聞社から出版社へ取り上げる旨連絡しないとは思えないけど、出版社が新聞発売前に作品についての紹介が●●新聞に載るから見てください的案内することってできないのかしら。そうしたら、コンビニで新聞買うこともできるのに。 ……ということをTwitterで書いたのですが、主語が抜けすぎて読み返したら訳が分からない文章になってた(苦笑)。 土日は編集さんや営業さんが社用でツイートすることはできないだろうだから、当日告知は無理にしても、事前に教えてくれればいいのにな〜。
2011年12月11日(日) |
Fate/Zero11話感想 |
Fate/Zero 11話感想 予告見た時は本当に問答だけで終わるのかと思ってたけど、さすがにそんなことは無かったです。最後の最後にとんでもない大イベントがきた。うおおおお。 アサシンは5次バーサーカーとは違う形で命の数が多いので、どうやって倒すことになるのかと気になってたのですが、地の利を得た上で数で叩くという、反則ぎりぎりの手法で倒しやがった……! まだ倒しきってはいないんだろうけど、かなり減らしたことには変わりないよね……? それとも、主人格を倒さなければいくらでも復活するんだろうか。 ライダーの部下にいた長髪の兄さん、一瞬ロード・エルメロイ2世だか3世だったかかしらひょっとしてと思ってしまった。実際、どんなデザインだったかなー……。 他には、受肉を望むと答えるライダーの照れっぷりが可愛すぎでした。 あと、アーチャーも、ほいほいついてきて自分の自慢の酒をふるまってくれる調子の良さが急に可愛く見えてきてしまった(笑)。 セイバーは、いっぱいいっぱいなところが、見ててハラハラしちゃうなあ。士郎と一緒の時は、もりもりご飯食べてたから、この頃よりは心に余裕ができてるのかしら……。
月食楽しみにしてたんだけど、見事に曇ってて月食のげの字も見れなかった。マジで白い空しか見えなくて、月がどこにあるかも分からないような有様……。見れる地域もあるんだろうな。羨ましい。
* ジョーカの名前について、giocaじゃないかと書かれてるブログがありました。 ググってみると日本語読みでは「ジョカ」という形だったけど、発音は長音記号入る感じのものなのかな。これだと、意味は「果たしている」になるらしいっす。 で、ジョーカ、私はあおりで少年と書いてあったので素直に少年と思ってたけど、結構女の子説多いんですよね。髪の毛を帽子に入れてるから、帽子取ったら長髪女の子って可能性もあるんだよなー。LCだと長髪男子多いから、髪の長さだけでは言えないけど。 もし、本当に女の子なら、マニゴルドには絶対ついてると信じてる女センサーが、本当についてるかどうか分かるかもしれない(笑)。
蠍インタールードでカルディアさんが血を吐いてたのは、心臓痛すぎて口の中おもいきりかんだ結果なのかな、ひょっとして。そうすると、不思議でもなんでもないんだな。むしろ色々と痛すぎて、しかもそれが10歳児で、すげえたまらん気持ちになる。 クレスト先生が具合よく来てくれて良かったよー。良かったけど、「先生、いんふぉーむどこんせんとって知ってるかい?」と言いたくもなる(笑)。副作用激しすぎるだろ。
にしても、デジェル外伝でカルディアが言ってた台詞がカルディア外伝の更に外伝に繋がるとは思いませんでした。含みを持たせての「誰かさん〜」って意味合いでの「誰か」かと思ってたのに、そのまんまの意味で「誰か」だったとは。 そんな風に、各キャラ外伝がその外伝だけで完結するものではないなら、ゲストキャラのその後が別キャラの外伝で出てくることもあるのかな。聖戦後のペフコちゃんやカルベラさん、フローライトやフライユ夫人、見れるものなら見てみたいぞ。
2011年12月08日(木) |
ND37話感想+LC外伝28話感想+LC外伝2巻感想 |
LC外伝2巻、アニメイトとゲーマーズで買ってきました。 チャンピオンは、とりあえずアニメイトで購入。ペーパーのイラストはゲーマーズ版と同じですが、アニメイトよりゲーマーズの方が絵に文字がかかってなかったです。メイトは横長ペーパー、ゲマは縦長ペーパー。 ND4巻も買ってきてますが、内容の感想は既に本誌連載時に書いているので、今回は割愛。
* 折角のカラーページが冥界色に染まってやがるネクストディメンション37話感想。
ブラコンだーブラコンがいるぞー。 NDの双子弟まで発言がお兄ちゃん大好きだった。全部兄上にくれてやるわとかアホか! アホか! だがしかし、アベルとカインの場合、厳密には双子なんだかなんなんだかわけの分からない謎の存在。実はただの林先生案件かもしれないんだ! 怖いね!
瞬は、アナザーディメンションからも積尸気冥界波からも見事に帰還できるすごい能力の持ち主ですな。 時空技無効だし索敵可能だし、シミュレーションゲームだったら必ず戦闘参加させちゃいそうだなあ。もっとも、時空技を使えるキャラが極端に少ないから、その点でいつでも優位ってわけじゃないけれど。 先にも書いたけど、冥界の色合いがとても暗くて、瞬の肌色も悪くて、そういう細かい描写がカラーならではで面白いです。 それと、時代関係なく冥界は一つってのも面白いですね。18世紀に冥界に飛ばされた瞬が星矢の姿を見ることになるなんて、予想もしませんでした。なんだかんだと冥界は神の司る空間、人間の常識は通じないんだなあ。
天馬は瞬に助けられて戻る形になるのかと思いきや、デストールさんの自滅で生還してました。デストールさん、もっとしっかり……!(笑) すぐに代わりの早桶を作ると言いつつ、目の前の西洋棺桶完成にいそしんでるのもなんだか素敵。 沈黙の棺は、公式で先行画像を見た時には、積尸気冥界波の新エフェクトかと思ってました。でも、デストールさんの積尸気冥界波って相手を棺桶に入れないと完成しないみたいだから、ある意味新エフェクトの新技ですね。 で、まあ、沈黙の棺ですが。アイテム的に、かっこいい! なんとなく、西遊記のひょうたんを思い出すような面白アイテム。ギリシャ神話でこういうのあるのかな。 しかし、今回も水鏡先生は黄金聖闘士の魔の手(笑)から天馬たちを助けることになるのかしら……。それとも、デストールさんがなんだかんだと天馬たちを棺から出してくれるのかな。 とりあえず、次回もまだ載るみたいなので楽しみ楽しみ。
* ロミオが青い空をたずねて三千里ロストキャンバス外伝28話感想。
畜生、もう騙されないぞ……!! ジョーカのキャラがとってもいいのに、拗ねたものの見方が面白いのに、マスコットアニマルがいるのが懐かしアニメっぽいのに、きっとまたフェードアウトしちゃうんだろ! 騙されないぞ! 騙されるもんか……!!
そんなわけで始まりました、マニゴルド外伝。 つうかもう、本当にね! 孤児少年がリスザル連れて裏社会にいるけど根っこは腐ってないとか、普通だったら立派に主人公できると思うんですけどね! フローライトから始まったデジェル外伝が結局普通のロスキャンになってたように、今回もマニゴルドに主役交代しちゃうんだろうなと思うと今からションボリです。 外部から見たマニゴルドって描き方じゃ駄目なのかな……。個人的には、多分少数派の意見だろうけど、こういう始まり方をしたのなら、黄金聖闘士の兄ちゃんたちはスパイス的な存在であれば十分なんだけどなあ。
まあ、始まったばかりで愚痴っていても仕方ない。 今回の舞台はヴェネチアでござる! 別に火星ではない! ……が、まあ、火星を思い出す人もきっと多いことでしょう。 カルディア外伝は全く下地のない舞台だったそうだけど、ヴェネチアの場合は多少なりと資料をいろいろご覧だったろうから、馴染みのある世界なのかしら、手代木さんにとって。 明るく楽しい祭りの光景と、暗く拗ねたジョーカとの対比が見事。そんなジョーカが、マニゴルドと出会うのも、マニゴルド外伝の導入として上手いなあ。 不良少年が身を寄せ合って生きてる感じもいいですね。 ルマーカがいかにもな小物悪役なのも……。いや、これさ、語り手のキャラはだいぶ性質が違うけど、流れとしてはどうしてもデジェル外伝を思い出しちゃうから、よけいにジョーカ視点が保たれないだろうと思えて辛いんですけど……! でも、同じような話でも、視点がキラキラした世界に憧れる女の子なのと、キラキラした世界とは縁がないと世を拗ねてる男の子とで、まるで違う雰囲気になってるのは面白いなあ。 それに、ジョーカがピグロを庇うシーン。咄嗟に動いちゃうジョーカがすごく私好みです。ドジっ子した結果のフローライトとは一味違うぜ(笑)。お約束といえばお約束だけど、ただの不良少年じゃないんだよって、一目で分からせるいい演出だと思う。 どうせどうせと諦めていた少年が、同じように諦めていたけれど大きな出会いによって自分の命の価値を知った青年と出会う。マニゴルドは、果たしてジョーカにとってのセージになれるのか。 ……うん、やっぱ、つかみはOKだな、マニゴルド外伝。
長々とジョーカ中心で語ってましたが、真の主役たるマニゴルドが墓場に現れるシーンのかっこよさもなかなか! 表情すげえ悪い人ですけどね! どう見ても悪役ですけどね!(笑) なのに、「花踏んじまった」って台詞が出てくるの。小さな命も大事にするんだなあって感じで萌える。でもルマーカには容赦ない。 とりあえず、マニゴルドから盗んだものを返せ、ジョーカ! 殺されないまでも怖い目にあうぞ、きっと!(笑) 積尸気冥界波の新エフェクトだけで、普通に怖いですけどね……。
今回、裏主役はトントと把握しました、私。 いちいちリアクションや表情が可愛すぎるんですよ、トント。一コマ一コマ目がいっちゃう。 トントの名前は、トントゥと同語源なのかなあ。イタリア語は詳しくないのでよく分からない……。 ジョーカ、ピグロ、ペーシェ、ルマーカの名前の元も何かあるなら知りたい。ペーシェは「ペシェ」で桃だったりするのかな、とも思うのだけど。
* こっからLC外伝2巻、カルディア外伝単行本の感想です。
ペーパー アニメイトでの配布ペーパーは画像の事前公開が無かったので、現場で初めてどんなイラストか見ました。 単行本ひっくり返して、挑発的なカルディアの表情が目に入った途端にぷしゅーっと脳みそショートする勢いで熱上がってました(笑)。きっと風邪じゃない。咳が止まらないけど風邪じゃない。 ゲーマーズのペーパーは、事前にカラーだと分かっていたけど、改めて現物見てすげえすげえとテンション上がってました。こっちの絵のカルディアもすごく素敵。
表紙 アルバ外伝と違って、今回は描き下ろし表紙です。黄金聖闘士+自宮という組み合わせ、巻次表記に星座マークといった基本の作りはアルバ外伝と同じで、今回は見事な蠍座仕様。 カルディアの表情が、可愛い+かっこいいのカルディアらしさ全開で、すっげえお気に入りです。欲を言えば、私服のマフラーのカラーを見てみたかった〜。聖衣に着替えてすぐの、マフラーを腕に絡ませてるバージョンだったら、マフラーの色も分かったのになあ。
カバー下 表紙側は描き下ろしじゃなく、本文カルディア。しかし、本文で豪華な描き下ろしがあったから、描き下ろしが良かった〜というのは贅沢な望みなのでしょう……。デジェル外伝は見開き描き下ろしは少なくても、カラー扉裏におまけが2ページ分あるだろうから、やっぱり本文からの使い回しになるのかな〜。 裏っ側は、本文に入らなかったテスカトリポカの分解装着図。描き下ろしストーリーがあるから分解装着図は一切収録されてないのかと思ったので、見つけた時はやっぱり嬉しかったです。ヨナルデパズトーリの分解装着図が無かったのは寂しいけども……。
作者コメント 眠り子猫の可愛さよ……!! いや、猫について叫んでてもしょうがないんだ。毎回毎回黒猫ちゃんの可愛さに悶えさせてもらってることなんてとりあえずどうでもいいんだ。 カルディア外伝は、すっげえ少年マンガ!な空気が漂いまくってましたが、そのあたりはやっぱり手代木さんの意図したものだったんですね。感覚的には90年代前半少年マンガな気持ちで読んでましたが、やたら規模の大きい話になるのは確かに80年代風かも。ロストテクノロジーやら最終兵器やらも、80年代っぽいかな。 手代木さんの書かれてる「ご時世的」ってのは、マヤの暦がうんぬんかんぬんって滅亡論のことかな? テレビでも、しばしばマヤ特集やってますよね。他にも、今年はマチュピチュ発見100周年ということで、おまけで中米にまで波及した中南米展も開催されていたため、外伝連載中にうきうきと見に行ってました。ちょっとでも作品の空気を味わえた気分♪
扉絵 うわあああ、超可愛いいいい!!! 帽子のサーシャも相変わらずリンゴ食ってるカルディアもカルベラさんも可愛いよ〜。 全員でピースしてる絵なんだけど、2巻の扉絵なのでみんなで「2!」ってやってるようにも見えてくる。実際、アルバ外伝の扉絵では、アルバが血のついた指を立てていたから「1」に見えなくもないんですよね。偶然だろうとは思いますが。
人物紹介 うわあああ、超いらねえええ!!!(笑) 2巻以降の単行本には必ず入れないといけないのかもしれないけど、無くていいじゃん、これ。無くていいじゃん……! これがなければ、ナワルピリの分解装着図入ったんじゃないかと思うと、なんとなく悔しい……。 そんでもって、相変わらずはばっ子全開のアスプロスが可哀想すぎでな。しょうがないのかな、あの人聖闘士じゃなくて冥闘士だもんな。 レグレグとアルバとデフの絵がOVAのおまけ絵じゃないのもなんとなくはばちくさくて可哀想。でも、アルバとデフはこっちの絵の方が確かに好きです。レグレグはOVAの絵も好きだけど。 は、そう言えば、OVA特典のカレンダー、うちにも遅延連絡来た……。 まあ、遅延連絡が来るってことは、応募ハガキは無事に届いてたってことですもんね。あとは座して待つのみ!
目次 蠍座は星の並びだけを見ても、華があっていいですね♪
スカレーットニードル 誤字直ってないね……orz スカーレッドニードルは直っていたのにね……。
あとがき 全員生存版ED、見たかった……! イラスト1枚でも夢が膨らむな! いろいろ不器用な旦那がうっかりしまくるところを見たいよ! というか、脳内で勝手に展開されるからそれで十分か。(妄想注意!) アニメが終了したからか、担当さんがお一人に戻られたようで。シジフォスの方の人が残ってるのかアスミタの方の人が残っているのか気になります。スカレーットとかあらすじでのクレスト先生呼びとか、どちらがやらかしてるのか……。
裏表紙 ナワルピリもいてくれたらばー!! カルベラさんの服が赤い色なのは予想通りだったけど、フリルは白色かと思ってたので、黄色だったのはちょっと驚いた。 ウェスダさんはもうちょい赤肌かと思ってたけど、デフとそう変わらない感じだな。
Scorpion’s Interlude 施術前カルディアキター!!!!! 子蠍子蠍。カルディア外伝で登場しなかったので、施術前カルディアはもう一生見れないかと思っていただけに、これは嬉しいサプライズ! もう1ページ目のカルディアがすっごいすっごいすっごい美人でな〜。個人的には、カルディアの顔立ちは男前より美人寄りだと思っているので(例えばデジェルとカルディアならカルディアの方が美人キャライメージ)、カルディアが黙って美人さんしてるとテンション上がります。 病弱キャラらしからぬアクティブさで駆け回るカルディアが可愛いけれど、言ってる台詞はいちいち切ない。「もう我慢しない」ってことは、これまで我慢してたことも多いってことなんだろうなあ、と。 カルディアは自由に生きたいと思っているけど、きっと療養所に預けた人達からすれば少しでも長く生きてほしかったんだろうな。 しかし、心臓痛めて血を吐く不思議は考えてはいけないとこなのだろう……。
カルディアに施された秘術は、アテナの血を利用したものだろうと思ってはいましたが、まさか施術者がクレスト先生とは思わなかったです。 結構間接的な血の利用でいいものなんですね……。 アテナの血を授かるところまでは、童虎と一緒で、童虎の場合は最後にアテナが認めたためにメソペタ状態となり、カルディアはそれがないから17巻童虎のような熱暴走キャラで留まっていたということなんですな。 仮に、カルディアが聖戦を生き残ったとして、サーシャはカルディアにメソペタを施しただろうか……。多分しなかっただろうなという気がする。じっと座らせておくなんて、できないんじゃないかな。 逆にカルディアは、どうなんだろう。もし生き残るのが自分だけになったら、メソペタを受けただろうか……。誰かがやらなきゃいけない面倒ごとって感じだもんな、メソペタ……。
永遠の命を得たいかどうか尋ねたのは、クレスト先生だったってことなのね……。クレストじいちゃん、カルディアさんのこの回答を聞いてて、なんでまた永遠派に転じちゃうかね……! クレスト先生が超長生きしてたのがメソペタ理由なら、コー・イー・ヌールがぴちぴち十代前半外見なのは、十代前半にメソペタを受けたからという理由になるのかな。聖戦時に十代前半って、かなり若いな。星矢や瞬くらいの年で聖戦に当たってたってこと? しかも、メソペタって結局不老不死じゃなくて肉体時間一日分を一年に引き伸ばす技だから、あの外見マイナス500日の年齢で聖戦を生き抜いたってことになるのかも。 メソペタの仕組みはいまいちよく分からないけど、脱皮したら通常の時間の流れに戻っちゃうのだとしたら、デジェルに勝ったところでガーネットの不老不死には結局ついていけなくなってたんだろうか。それとも、あくまで一日=一年は変わらずに、ゆっくりと年を取りながらガーネットと生き続けることになったんだろうか。
ここでカルディアがクレスト先生についてっちゃうキャラだったら、デジェルとの出会いがもっと早かったかもしれないんだなあ。 命の恩人がああいう形で死んだことをカルディアは知らないだろうし、それ以前にクレストがデジェルの関係者だということも知らないんだろう。実は繋がりがあるのに気づいてないとか、おいしすぎるんですが、デジェルとカルディア。 こういう形で聖闘士の世界に出会っていたカルディアにとって、自分が耶人にとってのクレスト(聖闘士を目指すきっかけ)になってたってのはどういう気持ちだったのかなあ。あ、OVAのあの設定は、公式ってことで認識してますよ(笑)。
こんな感じに、たった6ページなのにいろいろ考えさせられる内容密々な描き下ろしでした。
* 名前について調べた結果。 ペーシェ→「pesce」。魚介類。 ピグロ→「pigro」。怠惰な(?)。 ルマーカ→「lumaca」。かたつむり。 トント→「tonto」。間抜け。 ジョーカがよく分からん。
いろんな新聞で荒木さんの訃報記事を読んでたら、聖闘士星矢の読み方が添えてあった。 当然のように読める世界に浸っているので、「そうか、普通の人はあれでセイントとは読めないよね!」と気づかされました。 訃報の載ってたすべての新聞が、唯一共通の代表作として挙げていたのが聖闘士星矢で、それだけ星矢世界を築いてくださってたってことだよなと感じ入った次第。
謎解きはディナーのあとでの被害者の名字が手代木で、一瞬「お〜!」と思いました。
2011年12月05日(月) |
カタログとか宝石児とか双子とか |
コミケカタログ買ってきました。読めてないけど。読めてないけど! セルシスのブースが企業に無いことが分かったので、今回は企業まで行かなくていいかも……。 マンレポだけちょろちょろっと読んでるけど、芦田豊雄さんが亡くなったのってワタルの誕生日だったのか。荒木さんが亡くなったのが星矢の誕生日だったのを思い出してしまった……。次のMRでは追悼コーナーに加わってるのかもしれないと思うと、切ないな。
* ガーネットが宝石貢いでもらってたのって、考えてみたらその分兵力が増えるからなのかなとちょっと思った。
* ステップファザーステップが、ドラマになるみたいですね。 双子ちゃんが小学生みたいで、原作のしたたかさは消えてるかもしれないのがちょっと心配。 バッドカンパニー要素が含まれちゃわないかどうかもだいぶ心配。
2011年12月04日(日) |
大阪オンリー+Fate/Zero10話感想 |
昨日の日記に書いてた大阪オンリー、メールで受理しました連絡来てました。良かった良かった。メール来る前に投函しちゃったので、先着順で切れてたら返金のお手間すみませんとか申込用紙に書いちゃってた。どんだけせっかち。 それにしても、埼玉も大阪も、にぎやかですね! 大阪のオンリーは、確か前回よりスペースちょっと増えてたと思うけど、見事満了のようで。 がんばってくださいー!と東方より応援の小宇宙。
* Fate/Zero 10話感想 なんとなく番外編っぽい雰囲気だった今回。マスターやサーヴァントが主役の話じゃなかったからかな? マテリアルによると、原作ではコトネちゃんは死んでしまうキャラらしいので、凛ちゃんがコトネちゃんに近づくたびに「だめー! 近づいちゃダメー! えらいことになってそうだからだめー!!」とハラハラしてました。アニメではハッピーエンドで良かった。 雁夜おじさんと葵さん、時臣の、三者三様の親の姿も面白かったです。まあ、雁夜おじさんの場合、親と言ってもあれですが……。
大阪のオンリーイベント、〆切が早まってると知ったので、慌てて申し込みました。 一応スペース仮押さえをお願いしたけど、それすら間に合ってないかもしれない(汗)。一気に押し寄せてたら、その中で先着順かも。 でも、仮押さえすらないシステムだったら、確実に間に合わなかったと思う……。 サークルカットは、デジタルって便利ダナーって感じの使いまわしです。とりあえず明日投函してみるわー。
2011年12月02日(金) |
盛りだくさんデジェルさん |
最近すっかり物忘れがひどくなって、言いたい言葉がなかなか出てこなくなってたりします。 世に言う「ほら、アレだよアレアレ」っていうアレ(苦笑)。 そんなわけで、昨日の感想でも、書こうとしていて書き漏れたことがいろいろあったり、的確な言葉が見つからなくて日本語怪しくなってたり。ボロボロです。ストイックってなんだよストイックって。プラトニックって書きたかったんだよ……。そんなわけで、こっそり直しておきました。 書き漏れてたのは、以下の内容。 ・一見めでたしめでたしっぽい終わり方だけど、使用人の人どうしてるか気になるんだが。 ・ロスキャンは休載告知忘れられたことを謝罪してなかったのに、刃牙ずるい〜。
感想にも書いたけど、デジェル外伝は、カルディア・ブルグラ時代・セラフィナ様との関係・眼鏡の真実など、始まる前に期待していた要素は全部入ってるんだよね。 その点では、もっと満足すべきところなのに、かえって物足りないんだよな……。やっぱり詰め込みすぎなのかなって思えてくる。期待要素が詰まりに詰まって、さらに師弟対決や黄金聖闘士にミーハーする女の子など、好きだけどデジェル外伝に直接期待していたわけじゃない要素も含まれてるから、カルディア外伝の時以上に1巻で終わるのが惜しい内容になっちゃってる。 カルディアの時は、もっと長く描ける設定なのにもったいない〜と思うだけでストーリーとしては過不足ないと思ったけど、デジェル外伝はストーリーをもっと長く、キャラを掘り下げる感じにしてほしかったなあと思える作り。やっぱ、フローライトをもうちょっと……ってどうしても思っちゃうのかも。で、それくらいだったらフローライトが最初からいなければ……と思っちゃって。なんだこのジレンマ。 そんなわけで、デジェル外伝の要素のうち省くんだったらどれがいいかと聞かれたら、私だったらフローライト関係お願いします、とか言っちゃいそうです(汗)。期待要素で省いてもOKと思うのも眼鏡でいいんじゃないかと思います。 自分を思い出すよすがを渡すのはツボな展開だけれど、とりあえずあの場面が無くても話が成り立つなと思っちゃうんで。 いや、だってさ、後付けだろうとは言えさ、デジェルさんがあの設定で眼鏡をかけてるんだったら、11巻のデジェルは本読むために小宇宙を高めていたと言うことになっちゃうじゃないですか……! それくらいなら、わざわざ戦場に眼鏡を持ち込んでたOVAデジェルさんの方が納得の行いじゃないですか!
* NDが始まったら、イカちゃんアニメで流れるチャンピオンCMでNDとLCの絵が見れるんじゃないかと期待してたのですが、予想通りに今週のチャンピオンCMはNDとLCでした。 大画面のデジェルさんとカルさん、素敵でした〜。
* 真夜中に荒木伸吾さんが亡くなったかもと聞き、ただの噂であることを祈っていたのですが、事実だったようです。 お年がお年だから早すぎるということはないけど、もっと遅くて良かったよ……。ショック……。
2011年12月01日(木) |
ND36話感想+LC外伝27話感想 |
春って新春だったのねネクストディメンション36話感想。
オネエ言葉の棺桶男かっけー。 ちょー、予想以上にいいキャラ来たじゃないですか、蟹座! 先行カットを見て以来、顔はともかく(笑)、別に悪い人じゃないんじゃないかと期待していたのに、死者の顔の浮かぶ巨蟹宮の有様に結局悪役担当になっちゃったかなとまず落胆。 だがしかし、鎚を振るって棺桶作っている姿に途端に胸キュン。 天馬と瞬を冥界送りしてるのも、「まあ仕事だったらしょうがないか」って思えてくるよ! なんか無性にときめくよ……! デストールVS水鏡も楽しみです。
双子戦があっさり終了したのはちょっと残念。アベルとカインがどうしてあんな風に現れたり消えたりするのか、連載再開したらすぐに分かるものかと思ってました。 やっぱり、双子座はさくさく退場させられないキャラってことなのか……。 あ、あと、幻朧魔皇拳が双子座技になってたのも予想外。LCでは一応パクリ技扱いしてたのに〜。
* フルットに小ネタ登場ロストキャンバス外伝27話感想。
懸案事項が全部片付いた……。 クレスト先生とガーネットとけりをつけて、セラフィナ様を助けて、フローライトと再会して、カルディアの熱を下げた。 絶対どれか省かれると思ってたのに、どれも省かれなかった。 半分以上諦めてたのですごいなあと思うけど、最終話の満足度で言うなら、前二作より劣っちゃうかな、正直なところ。 ってことで、第一段落は愚痴っぽいので、苦手な人は第二段落までショートカットプリーズ。
だって、やっぱ、フローライトをもっと出張らせてほしかったですよー! 折角第1話のフローライトが可愛くて期待してただけに、2話以降は最後までちょい役どまりだったのが寂しいったら。デジェルさんを眼鏡っ子にする仕事は果たしたけど、この最終回だったらフローライトいなくても話がまとまった気がしちゃうんだよな〜(汗)。最終話を見るまでは、むしろフローライトのエピソードを生かしてカルディア関係をまるっと省略してほしいと思ってたくらいだけど……。 フローライトのモノローグが1話ばりに入ってくる作りだったら、デジェルに思い出の品を渡したり元気にして見せている裏の心情が出てきたかもしれないけど、今のまんまだとフライユ夫人の言うように「前向きすぎやしない?」とだけ思えちゃうんだよね。こないだのフェティッシュベリーの「女子やっつけすぎるだろ」のツッコミ台詞を思い出しちゃったよ〜(汗)。 フローライトがもっと中心にいたら、フローライトのそうましさが味になったと思うけど、結局話の落ち着きを奪っちゃった印象……。 アルバ外伝は登場人物を絞っていたからまとまり良かったし、カルディア外伝は人物は多かったけど役割配分がはっきりしてたからバランス良かった。デジェル外伝は、テーマははっきりしていて伝わりやすかったけど、キャラ関係はいろんな意味で散漫しちゃったのが残念です。デジェルさんのうっかりなぬるいキャラは一貫されてたけどさ(苦笑)。 OVA19話見た時と同じような感想なんだよね。寂しいような、悔しいような。もっと違う表現があったんじゃないかなあと思っちゃうような……。 そんなわけで愚痴終了。
カラー扉のデジェルさんは相変わらず緑い。大変に緑い。髪の色は、これくらい渋い色合いの方が私好みだなあ。 クレスト先生のカラーが見れたのは嬉しいけど、瞳の色とか知りたかったのでその点で悔しい。そして、デジェルさんの私服カラーが見れなかったのも悔しい。 「氷原に生まれし師と弟子」というアオリを見て、「いやデジェルさんの生まれはフランスじゃないんですか」と一瞬思ったけれど、二人の師弟関係が生まれたのはシベリアの地だから間違った言葉じゃないんですよね。 サブタイトルが「氷の棺」だったので、本編と同じサブタイトルをあえて持ってきたことにじわっときました。 と同時に、デジェルさんはフリージングコフィンできない人(能力的に)であってほしかったので、氷の棺を作るのはクレスト先生でありますようにとひた祈り。
そもそも、コフィンのオチがくるなら、クレスト先生にガーネットとコフィンしてほしかったんですよ。 クレスト先生は理想がどうこうっていう前に、ガーネットのことが個人的に好きだったんじゃないかと、23話(デジェル編5話目)の「宝石のように強く美しかった」って台詞見てると思えてくるんだよね。そこ、「美しい」の部分必要なんかい……と(笑)。 長生き同士でしか分からない孤独に惹かれて、共通する理想に価値を見て……。ガーネット側からも、そんな風に自分に付き合ってくれる希有な存在としてクレストがあったなら、歪であっても両思いだったんじゃないかなあ。 そんなわけで、デジェルがセラフィナ様とコフィンの中に留まったように二人でコフィンしてくれないかな〜と期待してたんですよね。 クレスト先生にだけオーロラエクスキューションを受けさせて、ガーネットはトンズラしても良かったろうに、それをせずにヴィーヴルのガーネットを盾にして決定打を防いだ場面も、だから好きだったりします。自分たちが正しければ、デジェルを踏み台にして聖闘士の道を一切捨ててしまおうと、間違っているなら共に滅びようと。あくまで一蓮托生だったんだなあ、クレスト先生とガーネット。 「彼女を連れて時間の波に帰る」という台詞が、すごくきれいで好きです。クレスト先生の場合、髪が白いのは霜でなのか白髪に戻ってるのか分からないけど、ヴィーヴルの石榴石を失ったガーネットは一気に年を取って……。切り離されていた時間の流れに戻れば、ガーネットは人として当然迎えるはずの最期を迎えることになる。二人ともそれを受け入れてるのとかさあ、もう。有難うって言っちゃてるのとかさ……。 愚かな願いを打ち砕いて欲しくても、クレスト先生にはそれが出来なかったのかしらとか、その代わりに一緒に永遠を生きることを選んだのかしらとか、妄想するといろいろ美味しいんですが、クレガネ。 クレスト先生がショタっ子じゃなければなあ。でも、ショタっ子だからこそプラトニックな感じで萌える気がするしなあ。旦那さんに操立ててあくまでショタ化しかしなかったのかなあ。石の精はショタ限定なのでクレスト先生もショタにしかならなかったのかなあ。 ……などと、あれこれ考えちまいました。 でもまあ、フライユさんに宝石貢がせて平気の平左とか、宝石児とあーんとか、乙女の生気がいちばん発言とか、あれこれ思うとやっぱりガーネットはもっと純自己中おばさん姉さんでも良かったような気がする(笑)。自己中だけど、自分の孤独に寄り添ってくれたクレスト先生を咄嗟に庇って共に消滅ENDって感じでも良かった気がする。それだと、アイアコス&バイオレートと同じような関係になっちゃうかもしれんけど。
デジェルさんは見える形では涙を流してないのに、「泣いてるの?」と尋ねるセラフィナ様にも萌えた。 この「デジェルの気持ちはちゃんと分かってる感」はなんですかね。こういうところで、ちょっとお姉さんっぽさが出るのがいいなあ、セラフィナ様。
以前、外伝開始前のデジェル語りで外伝に期待するところをいくつか書き並べてました。カルディア絡みとブルーグラード時代、そして眼鏡の真実が知りたいと。 正直、まとめて全部来るとは思いませんでした。 デジェルさんの目が悪いのは、光でやられた結果ということになるんですね、結局。本編で戦闘中や遠くを見るのに眼鏡不要なのは、気合入ってれば見れるからという理由になるわけか。 そんなわけで、遠視眼鏡じゃないことが明らかになりましたが、外伝での後付なので、本編設定ではどうだったのかがなんだかんだと気になるなあ。いや、だって、設定ノートに「師匠と対決して光技で目をやられた過去がある」とか書いてありそうな気がしないよ! 五年後の眼鏡も、デジェルさんは同じ物を使ってそう。ほとほと人情家だよ、デジェルさん。
サーシャの顔引っ張ってるカルディアが可愛い。 アテナに対してとんでもないことしてるカルディアに顔青ざめてるデジェルさんも可愛い。本持ってるのも可愛い。 デジェルさんとクレスト先生の別れ、結局カルディアは知らない形になるんですね。知ったらどう来るか、見てみたかったなあ。 カルディアとの問答も、物語の締めとして良かったと思う。デジェルさんがぐるぐる考えすぎちゃうところへ、すぱっと答えを出してくれるこの気持ち良さったら。 以前にも、デジェルは同じことを尋ねてたってことかな。やっぱり、この二人のツンデレ友達関係好きだな〜。
さて、次は蟹座! マニゴルドですね! ドッキリ嬉しいぜと言いたいけれど、大方の人が予想してたのと、ネタバレ聞いちゃってたのとで、嬉しさ半減です。いや、予想はいいんだ。ネタバレが嫌なだけなんだ……。まさか、カゴメ様のイタリアントマト鍋つゆの話をしていて外伝バレされるとは思わなかったぜ……。 個人的には山羊座が良かったしなあ。「来るだろう人が来た! しっくり!」よりも、「来ないかと思ってた人が来た、びっくり!」の方が嬉しいんだよなあ……。 まあ、それはそれとして置いといて、次はマニゴルドさんです。=蟹師弟外伝ってことですよね。違いませんよね(笑)。 デジェル外伝最後のアオリ「師から弟子へ(以下略)」が、そのままマニゴルド外伝の予告のように見えちゃうくらいです。 実際、外伝の話って、何気に前の話とリンクした話作りにしてるのではと思えてきます。 アルバフィカの「迷いからの脱却」は、カルディア外伝でのサーシャの「迷いからの脱却」につながり、カルディア外伝の「長い時間と短い時間」の話がデジェル外伝での「長い時間と短い時間」につながった。 これで、マニゴルド外伝が蟹師弟外伝だったら、今度は「師弟関係」の要素をデジェル外伝から引き継ぐことになるんですよね。 実際どんなかはまだ始まってないから分からないけど、師弟関係の話が来たら、そこから次のキャラの予想も可能かもしれない。
|