だらだら日記

2011年10月31日(月) ポーズスタジオ

ポーズスタジオをずっと体験版状態にしてたのだけど、まじめに活用できないかと思って、利用登録してみた。シリアル番号は入手したものの、オフライン環境でまだライセンス登録できてないので、結局いまは体験版状態。明日忘れずに登録しないと……。
オンラインマニュアルを一通り印刷して、確認しながら触ってます。めざせ、なんだこりゃ状態からの脱却。



2011年10月30日(日) LCシベリア+Fate/Zero5話感想

とりあえず、クレスト=コー・イー・ヌールがガチだったとして。
クレスト=師、デジェル=弟子、ユニティ=共に学んだ友。
LCシベリアのキャラ配置はこんな感じだと思いますが(ユニティは兄弟弟子というわけじゃないけれど)、原作シベリアと単品で対応させるなら、クレスト(コー・イー・ヌール)=アイザック、デジェル=カミュ、ユニティ=氷河って感じなのかなあと思ったりします。コー・イー・ヌールは、前髪でだけど左目隠しキャラだし。
でも、敵にまわる友としてはユニティがアイザックポジションになるし、敵にまわる師としてはクレスト先生がカミュ先生ポジションになるし、そうするとデジェルが氷河ポジションになるし……ってのが面白い。
覚えのある凍気が……という再登場の仕方から考えると、デジェルが氷河ポジションでクレスト先生がアイザックポジションになる。
シベリア要素を分け合うキャラが一人増えた形になるのかな。
コー・イー・ヌールが洗脳されてる系だったら水晶先生っぽくなるけれど、あえてガーネットの下にいるのならカミュ先生っぽくなるのかも。

それにしても、デジェルってほんと冷静沈着じゃない子って扱いなんですね……。クレスト先生に叱られちゃうくらいだから、作中でもちゃんと冷静に戦えないことが多いって認識なんだな。
友達殺された!→頭に血が上る、友達が敵になった!→激しく動揺、友達が変な交渉持ちかけてきた!→泣いて怒ってダイヤモンドダスト。この一連の行動が冷静沈着なキャラとして描かれてるんだったら、エルシドさんはどういうキャラなんですかって聞きたくなるもの(苦笑)。絶対、エルシドさんの方が冷静キャラとして描かれてると思う。
でも、デジェルって、110話の途中からは急に冷静に戦えてるんだよね。ユニティに直接ダメージを与えないように、かつ効果的な攻撃を選んでいて。
デジェルさんは、戦ってるうちに頭が冴えてくタイプなんだったりして。ぱーっと頭に血が上った後、どっかでふっと冷静になるタイプ。
さすがに、カルディアから見ると冷静沈着な方が「らしい」ってことですが、カルディアの前では冷静に戦えてたのかな……ラダマンティス戦以外は。それとも、普段の冷静さがカルディアの目に「らしい」と映ってただけなのかな。
カルディアは、デジェルとは逆に、勉強できないけどかしこく振舞えて、序盤は冷静に周りが見えるけど、戦ってるうちに熱くなって自分と相手しか見えなくなっちゃうタイプかな。
やっぱり好対照の二人だよね、カルディアとデジェル。


Fate/Zero 5話感想
戦闘かっこいい。超かっこいい。バーサーカーの存在がかっこいい。

しかし、今回も、ライダー組にすこーんとやられまくってます。
ケイネスの言葉にウェイバーが気圧された時、ライダーがウェイバーを力づける場面に涙腺緩んださー。ウェイバーはなんだかんだ言いつつも、「つれていけバカ!」と叫んでついてきちゃうような子だもんね。そういうところをちゃんと認めてくれてたんだなあ。ライダーは、ケイネスに対して、ウェイバーになりかわってイスカンダルの主になろうとしたといった発言してたけど、実際にはウェイバーがイスカンダルのマスターの座を奪い取ったようなもの。でも、イスカンダルとウェイバーくんが組むことになったのは、双方にとって幸いだったんだと思う。
もし、ケイネスがイスカンダルの遺物をもって召喚していたら、その場合はケイネスがライダーの紋章的なアレを得ていたのかな? それとも、ランサーなイスカンダルが生まれてたんだろうか。その辺の設定がどうなってるのか、いろいろ気になってます。

ライダーの挑発に絶対乗るだろうと、遠坂さんにも綺礼にも思われてたアーチャー……。そして実際に乗るアーチャー……。
遠坂のサーヴァントが現れたら、早速行動に出る雁夜おじさんにもなんだか涙。個人的な思いが出まくってるんですが。
バーサーカーはバーサーカーで、アーチャー戦はバーサーカーらしからぬ戦闘をしてみせたのに、セイバーを前に冷静さの欠片もない戦い方をするし。
一応、アニメのみ視聴者のために伏せ伏せ(と言いつつ私も原作未読です)。バーサーカー組って、ともに人妻に惚れてますコンビなんですね……。バーサーカー組って、お互いのことはどう映ってたんだろう。って、どっちにしてもバーサーカーは理性がないからアレコレ考えるってことはないのか。

キャスターも、セイバーの姿に己の愛する聖処女を見ちゃってるあたり、切ない。そう思い込みたくなるほど、オルレアンの乙女のことが好きだったってことだもんな。


P4アニメ、まとめて3話分見た。
メガネ萌え向け作品という言葉の意味を理解した。



2011年10月29日(土) 石と友情散華と更新

パワーストーン情報サイトで見た1月の誕生石のグリーンガーネットがすごくきれいだった。
個人的には、デジェルさんに宝石のイメージをあてるなら、グリーンガーネットでもいいんじゃないかと思います。ていうか、デジェルさんの誕生月が1月でもいいくらい(笑)。まあ、多分、カミュ先生と同じ2月生まれなんでしょうけど。
あー、やっぱキャラ全員分のプロフィール、欲しいなあ。誕生日分かってるのが4人だけって、寂しいよ。


ロスキャンコンビニ版友情散華編2巻、届きました。
今回の話は47話まで。
単行本よりちょっとだけ大きいシジとハス様の「トン」のシーンや、バイオレートににやにやとまらんです。雑誌で見たかったなあ〜。


冬コミ受かったので、オフライン情報に冬コミ情報を追加しようと思います。明日の日付で。といっても、この日記をUPするのが30日なので、結局は日記と同日更新ですな。

で、参考に昔のオフライン情報ページを見ていたら、いちばん最初にLCで申し込んだ時の予定が見つかりました。
・耶人×ユズリハっぽいの
・海龍中心
・蠍と水瓶
と3つ列記してあって、どれかが出るんじゃないかなあと書いてあった。
有言不実行すぎて笑……うに笑えないなこりゃ。しかも、ここに書いてあるやつ、どれもいまだに形になってないっていう。ネタ出しメモ状態だったり、プロット状態だったり、ネーム状態だったり。
いい加減初期のネタを形にせねばと思いつつ、とりあえず直近の予定はルゴニス先生本です。でもサークルカットは使いまわしのアスプー兄さんです。



2011年10月28日(金) コミケ情報+本物と偽物

コミケ、今回は当選してました。
「29日(木) 東ブロック ト41b」です。
とりあえずまだアナログ作業なんで、ピッチあげてくよ……!


うわああああ、私、囚われてるフライユ夫人は本物とばかり思ってたけど、セラフィナ様と一緒に出てった方が本物で、こっちが偽物かもしれないんですよね!
つうか、水路そばとはいえ居住空間に牢があって虜囚がいるってのも変ですよね、確かに。
でも、それだとセラフィナ様再登場の可能性が低く……。いやいやいや、フライユ夫人とセラフィナ様が一緒に行動してるなら、そろって狙われる可能性もまだあるかも??
前回のフライユ夫人と今回の夫人、どちらが本物かはっきりしないってのも、ワクワクする展開。くそう、LC外伝面白いぜー。本編とはまた違った面白さがあるぜ。

そんでもって、クレスト先生=光の山説を鼻で笑ってくれやがった人に、今回「最初思いつかなかったけど、今回のフライユ夫人は偽物かもしれないんだね」と言ったところ、「ていうかクレストも偽物でしょ、カーサでしょ」と返されました。
光の山がクレストと名乗ったんで、アスプー兄さんばりのドヤ顔する予定だったのに、あっさり封じられました。畜生。
確かに、4話で光の山にクレストと名乗られると、かえってまだ裏があるのかもしれませんが……。でも、カーサだったらわざわざ少年姿を見せる必要なんぞないだろうよ。クレスト老の姿を見せた方がいいんじゃないかな。
そうやって考えてみると、今回のフライユ夫人が偽物だったら、なぜフライユ夫人なのかって話になるんだよね。デジェルを引っ掛けたいだけなら、クレスト老の姿でも構わない。セラフィナ様だと、さすがに嘘くさくなるというか、読者に「え!?」「どっちが本物??」と思わせることにはならないだろうけど。



2011年10月27日(木) LC外伝22話感想

デジェルさんってなんというかインテリ〜ロストキャンバス外伝22話感想。

やっぱり水瓶座は同士討ちの宿命なのか。
多分ラスボスはガーネットなんだろうけど、そうは言ってもまたしてもな身内対決。まあ、デジェルさんはユニティと氷河要素を分け合ってる人なので、氷河のお約束な身内対決はつきものなのかもしれないね(苦笑)。
ちょうど三年前の今時分に本編はデジェルパートに入っていたわけですが、当時も感想で「デジェルのキャラ付けは氷河に近い」と連呼してたもんです。
今回の話を読んで改めてそれを実感しましたが、本編連載時とそう思う理由が変わっていることに少し驚きました。正確には、「理由が変わった」というより、「違う理由に気づいた」。今回の話になって初めて現れた要素じゃなく、ユニティ戦でも共通する部分だったのに、意外と気づいてなかったということに驚いたっていうか。
当時は、身内対決というポジションやキャラの性格についてばかり氷河っぽいと言っていたけれど、もっと根本的な部分で近いものがある。それに気づいていれば、「いつまでも美しい貴女のままブルーグラードを見守っててください」理由でセラフィナ様をフリージングコフィンするだろうなんて思わなかっただろうよ。
うまく自分の中のその理由を説明できるか分からないけど、細かいことは後述するとして、まずは頭から感想始めます。

知性派デジェルという言葉に、感想冒頭の台詞が浮かんでしょうがなかったです(笑)。邪神エリス見るたびに、氷河さんって〜の台詞で笑っちゃうんだよ! 「これ、お土産のスイカ」以上の笑いどころなんだよ……!
だからさー、囚われてるのにクレスト先生が「HELP ME!」な手紙を出せたってのがまず怪しいっしょがー! しかも、ガーネットがデジェルのことを知ってたって時点で、潜入成功(ニヤリ)じゃなくて罠にかかった(ションボリ)でしょうがー!
デジェル、やっぱり知性派じゃなくて痴性派なんじゃないですか……? そんなだからどんなにデジェルが勉強できそうでも、カルディアの方が頭良さそうに見えちゃうんだよー!
まあ、それはそれとして置いといて。
「消えた父と師」というタイトルから、フローライトが屋敷をかぎまわっていた理由判明。フローライトが客人と違ってガーネットの歌に跪かなかったのは、ガーネットに傾倒しているからかと思ってましたが、逆に警戒してたから、ということなんですね。聞き惚れないようにしてたんだ……。というより、もとより聞き惚れる気になどならなかったということか。
クレスト先生がコー・イー・ヌールだったことを思うと、フローライトの父も宝石児だと考えるべきなんでしょうね。可能性が高いのは、カルセドニーだろうな。「現じゃないものを見せる」という点で、作家のフローライト父に通じるものがある。素顔を見せて「その瞳は父さん!」とくる展開が可能になりますし。
足手まといにはならないと宣言しているけれど、100%なると思う(笑)。でも、クレスト先生を探すデジェルにとって、父を捜す姿は自分に重なる。アルバフィカがペフコちゃんと自分を重ねたように、デジェルにとってフローライトはシンパシー感じる相手になったんだろうな、この瞬間。
デジェルに抱えられた時の「細いのに凄い力持ち」って感想が可愛い。フローライトも可愛いけど、細いと思われてるデジェルが可愛い(笑)。やっぱ細身なんだなあ……。

さて、その頃のガーネットさんは見開きで入浴中。
宝石児にお世話させつつ。
……犯罪者だー! 犯罪者がおるー!!(笑) エピGの美子さんも真っ青なショタコンですな。
入浴していても首飾りを外していないガーネットですが、本体はソウルジェムもとい宝石の方だったりするんだろうか。
ていうか、宝石児も同様に胸元の石が本体なのかと思ってたけど、デジェル外伝2話目と違って今回は宝石をつけてないですね。コー・イー・ヌール以外。必ずつけてないと駄目ってもんでもないのか。
フリントがやられて、言葉ばかり「可哀そうに」と言ってるけれど、実がこもってるとはとても思えないです、ガーネット。なんだかなー。そもそも、フリントの襲撃が独断専行ではなく命令で行われたものだったなら、デジェルの力を見極めさせる=フリントが死んでもかまわないってことですもんね。なんか、使い捨てっぽくてやな感じ……。
フリント(火打石)は、貴石でも半貴石でもないから、ほっといても下っ端臭漂っていたけど、トルマリンに透明な石じゃないと馬鹿にされてるとなんだか気の毒。フリント以外の子たちは、自分たちはきれいな石で、ガーネットの格を落とさない品のある戦いができると自負してるんでしょうか。
フリントはフリントで、ガーネットのために頑張ってたのは間違いないので、なんだかなあ。可哀想だよ、マジで。その忠誠がどこからわいたものなのかはわからないけど、心からのものであれ、植えつけられたものであれ、「フリント」がガーネットのために動いていたのは確かなのに。

そんな自分にらぶらぶな宝石児にデジェルを加えることがガーネットの目的なのかと思いきや、どうももっと深い理由がある様子。
何をさせたいんだろうね、ガーネット。コー・イー……なんか面倒だから光の山って打った方が早いわ……光の山はアテナの聖闘士を無価値として淘汰すると言っているし、そんな無価値な人を活用する手立てでもあると? アテナの聖闘士は無価値だから全て宝石児に変えちゃおうとか? そうしたら、ガーネットの場合、女子も仮面つければOKなんて掟知ったことかとばかりに、男子だけ残しそうですね。

さて、ガーネットの思惑に気づかずに、懐に飛び込み続ける痴性……じゃなかった知性の人デジェルさん。
蔵書で持ち主の察しがつくなんぞ、さすがの読書好きですね。クレスト先生のところで本読んで、足りなくてブルーグラードでも本読んで。そんなだから目が悪くなるんだよ! って言いたいところだけど、個人的にはデジェルさん=遠視希望派です。
クレスト先生の居室かと思いきや、そこにいたのは囚われのフライユ夫人。
……そう言えば、カルセドニーが幻視担当でしたっけ。そんなに簡単にフライユ夫人を放つとも思えなかったけど、打っちゃったふりして後で殺そうとするしかないかと思ってました。
こうなると、セラフィナ様の出番もまだまだ期待できるってことですね。
ガーネットの屋敷には宝石児の他にも仕える人たちがいっぱいいるし、その人をフライユ夫人に見せかけてセラフィナ様と行かせたなら、セラフィナ様がピンチだから助けなきゃってことになる。
セラフィナ様たちに実際にはいないフライユ夫人の幻を見せていたなら、いないことに気づいた時点でセラフィナ様は戻ってくるでしょう。そういうお人だ。
……あ、話が終わるまで、フライユ夫人の幻を見続けてる可能性もあるのか。いや、でも、ここは、効果範囲があるってことで! まだセラフィナ様出番あるってことで……!

いると思わない人がいたのでビックリだ!→今お助けします!→背後から身内による攻撃!
このパターンを二度も食らうデジェルさんは、同じ技が二度でも三度でも通じそうな人ですね。5年の月日が成長させてないよ(笑)。
個人的に、デジェルは抜かっていればいるほど萌えるというか、キャラの味が出ると思うので、背後を許しまくるデジェルを見ているとこれでこそデジェルと思って嬉しくなります(笑)。ほんと、ひどいこと言ってるようだけど、隙のある人間らしさが好きなんだよなあ。
クレスト先生が光の山だってのは、ある程度想定内。
分からないのは、どうしてクレスト先生がガーネット側につくことにしたのか。
デジェルのことを弟子として認識しているということは、デジェルと過ごしていた記憶はちゃんとあるはずですが、デジェルに語っていた脆く儚い者への慈しみの心はどこにいってしまったのか。
クレスト先生は聖戦を見守っているということだけ確定で、元々がアテナの聖闘士だったかどうかは不明なんですよね。そうは言っても、アテナ側の人間だったことは間違いないのに、なぜアテナの聖闘士を淘汰しようと思うに至ったのか。
単純に、ガーネットに宝石児に変えられた時に、考え方も刷り込まれでもしたのかなあ。それとも、もっと深い何かがあるのかな。
4話目にしてコー・イー・ヌールの正体が明かされるとは思わなかったので(6話くらいでくるかと思ってました……)、なんだかんだ先の展開が読めません。面白いなあ、ロスキャン外伝。

ここからは、22話感想とはちょっとずれる形でのデジェル論です。
感想としては蛇足になります。
デジェル外伝は、やはり「うつろうもの」と「うつろわざるもの」の物語かなって思う。
人間が最も美しく強く光り輝く十……八のわけがないから、えーっとえーっと、とりあえず十代前半のコー・イー・ヌールには、とりあえず「見せかけの若さがそれほど嬉しいか」と言ってやるべきでしょうか。
500歳のおじいさんがぴちぴち十代。羨まし……いやいや、そんな世の常に逆らうことあってよいものですかー(棒読み)。
実際問題、デジェルは、人は……命は老いて死ぬものということを是としている。生じ、変じ、滅ぶ。その流れを受け止めている。
そして、その流れの中で残し繋げるものがあれば、滅びはけして滅びではない。これは、デジェル編だけじゃなく、LC全体に通じる考え方だと思います。直接に子をもうけることじゃなくていい、例えばハスガード様がテネオを残したように、人の命はその人限りで終わるものじゃない。そういう話だと思う。

閑話休題。
そんなわけで、デジェルは、同じ時の中に留まることを求めない人、だと思う。時の流れを受け入れられる人。本編13巻のことを思うと、だからすげえ切なくなるんだよな。セラフィナ様の死も、結局は命の流れなわけで。デジェルの世界観からすれば受け止めざるを得ないもので。そりゃ、本当はいっぱい認めたくなかったりなんだったりしただろうけど、ユニティのように受容できずに暴走したりはしなかった。
ユニティの氷河分ってのは、この受容できない部分にあるんだと思う。ナターシャの死を受容できず、変わらぬ時間を求めていた部分に。セラフィナの死だけじゃなく、デジェルの不在も、ユニティを押しつぶしていた。ユニティは、自分とセラフィナ様、そしてデジェルのいる時間にずっといたい子なんだよね……。デジェルに負かされ、ポセイドン復活の野望から目が覚めた時にも、周りに人のいない場所で緩慢な死を求めていたくらいに。先に進むことを望まなかった人。
デジェルは、逆に、変わっていく時間を求める部分が氷河的だなあと思うわけです。うん、矛盾してる(笑)。
ここからはカミュ先生と氷河の比較になるけれど、カミュ先生がフリージングコフィンで氷河を留めようとしたのと比較すると、氷河は留まろうとしない、進む人だと思うんだよなあ。ミロ戦の氷河の台詞とか、特にそんな感じ。
成長前の氷河っぽいのがユニティ、成長後がデジェルって感じなのかな、だから。といっても、これは個人的な解釈であって、実際手代木さんがどういうつもりでキャラ作りしてるのかとは別問題ですよ、と。

外伝では、セラフィナ様の存在も、転変の受容に関係してくるのかなあと思ったりもします。
だって、やっぱり、子供の頃のデジェルって恋愛対象じゃなかったと思うんだよ(笑)。宝石児みたいなショタっ子だと、いつまでたっても一方的なデジェルの初恋相手で終了じゃん(笑)。
人は変わっていくけれど、変わるのって悪いことばかりじゃないよね。って、話になるかもしれないじゃん。そんなわけで、セラフィナ様の再登場をぜひー。ぜひにー。



2011年10月26日(水) ドラマ豊作

9時から「相棒」、10時から「家政婦のミタ」さんを見ています。
今シーズンはドラマが豊作。
月曜……はテレ東系の面白い枠が終わっちゃったんでドラマ見てないけど、火曜に「謎解きはディナーのあとで」と「ハンター」、木曜に「科捜研の女」と「エリカ」、金曜に「シャドウ」、土曜に「妖怪人間ベム」、日曜に「南極大陸」。
妖怪人間ベムは、放送前はベムがベムっぽくないなあ……と思ってたのですが、いざ見てみると別キャラとしていい感じ。話も面白いので、予想外に楽しみになった作品です。



2011年10月25日(火) MEMORIA

「MEMORIA」届いたー。
すると今度はOPのCDも欲しくなってくるっていう罠的な何か……。



2011年10月24日(月) EXリア+以前のFateアニメ

昨日のことだけど、EXアイオリア組みました。
なんか、初期不良多いらしいので、早めに確認しとかないとと思って……。
とりあえず、うちのアイオリアはまともに聖衣着てくれました。が、やっぱり多少腰のあたりが左右でずれてるかな……? でも、ほんとにすごいやつだと、パーツをはめてもぱーっんとはぜちゃうらしいので、多分うちのは良品の範囲内(笑)。
サガと比べると、顔立ちが好きです。リアは通常マイスのアペン持ってないけど、多分アペンのリアがいちばん顔良いんだろうなあ。
あと、オブジェ形態はなかなか良さげに見える。いつかオブジェにしてみたい。


Fate/stay nightのアニメ、廉価版のDVD出てるんですね。
だがしかし、話を楽しむためならゲームでもいいわけで、むしろゲームの方が省かれたストーリーがないから良いかもしれないわけで。
悩ましいとこだわ……。の前に、まずFate/Zeroの原作小説を買うことを考えた方がいいかも。



2011年10月23日(日) 冬コミ準備+Fate/Zero4話感想

冬コミの当落通知を送ってもらえるよう、手配しておきました。
発表当日に当落検索すればいいかと思っていると、30分くらい平気で繋がらなかったりするので、メールを送ってもらう方が手っ取り早いんです。大抵、時間取られるだけ取られて落ちてるからさ……。
魚座新刊予定として登録しておいたので、無事に受かっていたら、今のままルゴニス先生原稿を進めます。駄目だったら、2月のオンリーに向けて予定変更。
まだ申し込んでいないけれど、水瓶座シーズンにデジェル外伝単行本出るかも……ってことで、あわせてデジェルの本でも出せたらなあと思ってます。正確には、ブルーグラード本っぽい感じ。ユニティ4コマとデジェ→セラ風味のデジェルとユニティ友情ほのぼの風短いの詰め合わせ。
こうして、また、下書きだけとか下書き途中とかネーム状態とかの原稿が増えていくのだな……。コ、コミケ受かってますように……!

ホテルも予約しました。
いつもと違う駅のホテルで、ちょっと勝手が分からないけれど、値段が素敵だったので(笑)。
ぶっちゃけ、三日目がすごく、すっごく気になり始めちゃってるのですが、さすがに大晦日に家を空けることは無理です〜(汗)。
ライダー組オンリーとは言わないから、Fate/Zeroオンリーどっかのタイミングでやってませんかね……。調べれば見つかりそうですね。


Fate/Zero 4話感想
面白かったー。
セイバーVSランサーの戦闘、探りあいもアクションもかっこよかったです。動きやなんかも良かったけれど、個人的には各場面の構図が上手いなあと思って見てました。静と動のバランスも素敵。
セイバーとランサーが、宝具も真名も真の姿を隠そう隠そうとしているのが、英霊を召喚しての代理戦争というシステムならではで面白いなあと思ってたんですが。
堂々と名乗ったよ、ライダー!(笑)
ウェイバーの表情が可愛かったです。とことん規格外の人を召喚しちまったもんだ(笑)。



2011年10月22日(土) クレスト=光の山説続き+いろいろ感想

昨日書いてたクレスト=コー・イー・ヌール説の続き。

2話で、ガーネットは、「貴方も私の宝石箱に入れて差し上げましょう」と言っていた。この「宝石箱」は、最初、軟禁するための場所、あるいは空間のことかと思ってました。宝石箱に入ることがクレストに会うことに繋がるなら、クレスト先生もそこにいるということになるのかな、と。
ところが、3話でフリントが「テメェがあの方の宝石箱の一員になれるか(略)」と言っていた。この台詞からは、「宝石箱に加わること=宝石児の一人となること」という意味が感じ取れる。
となると、「クレストがいるのは宝石箱の中」というのが確かなら、やっぱりクレスト先生は宝石児の一員になってると見るのが筋が通ってそうな気がするんですよね。
「クレスト」も「じじい」も知らないというフリントの言葉に嘘がないなら、考えられるのは3つの可能性。1、ガーネットの屋敷にいるはずというデジェルの想定がそもそも間違い。2、宝石児の目につかないところに監禁されている。3、クレストという名でも老人でもない姿でガーネットの屋敷にいる。
というわけで、こっちの方面から考えても、3つめのパターンにあてはまるため、クレスト=宝石児はありうる展開かな、と思うんです。

クレスト先生の名が十字架(крест)由来なら、コー・イー・ヌールがほかの宝石児と違って胸元に石だけじゃなく十字架を飾っているのは、クレスト=コー・イー・ヌールの伏線となりうる。
十字架といえば氷河と北十字星。氷河と北十字といえば白鳥座。白鳥座といえばダイヤモンドダスト。そして、コー・イー・ヌールはダイヤモンド。
やっべえ、これはもう正解に辿り着いちゃったんじゃね? ホームラン打っちゃったんじゃね?
そう思って、「やっぱコー・イー・ヌールがクレスト先生だよ、きっと〜!」とテンション高く主張したら、「いやさ、クレスト先生はもう死んでるってオチだとは思うけどさ……」といかにも考えすぎだよバーカってニュアンスで言われた!
ちくしょう、悔しい! むかつく!! もしクレスト先生が本当にコー・イー・ヌールだったら逆立ちして町内一周しろよとか言いたくなるレベル!!
あとでほえ面かくなよ! と言いつつほえ面かくことになるのは自分の方じゃないかとは一応思ってはいます。一応だけど。デジェル編4話目が来るまでは、クレスト=コー・イー・ヌール説を動かさないからね、私は!
Twitterだと、ありうるかもしれないですねって優しく言ってもらえたもんね……!

……まあ、100回に1回くらいは予想が当たることもあるので、「守り人には先代獅子の仇がいる!」予想のように、今回の予想が当たってたら嬉しいなあと思います。

どっちにせよ、今回の話でクレスト先生とデジェルは永遠のグッバイになりそうだなあとは思うんですが。
そうすると、デジェルさんが聖域に帰った時に、きれいなおねえちゃんとのデート状態な任務をカルディアがぶうたれるかどうか、微妙な感じに思えてきました。
傷ついてる相手へのカルディアの接し方が、分かるようで分からない……。
どうせだから、デジェル編最終回までにまたカルディア再登場してほしいです。で、デジェルとどんな会話するのか見てみたい。
短い時間にあくせく生きてる人代表ってことで、カルディアの存在は今回のデジェルの話と馴染みやすいと思うんだけどなあ。


* * *


最近、本は木曜にまとめて買ってくることが多いので、LC感想に手いっぱいでなかなか感想書けないです……。
ってことで、木曜に買ってきた『蛍火の杜へ愛蔵版』と、木曜に届いた『まんがサイエンス』10〜13巻の感想です。


『蛍火の杜へ 愛蔵版』
といっても、「蛍火の杜へ」は読んだことあるので、読切の「体温のかけら」と「星も見えない」、「蛍火の杜へ 特別編」の感想だけ。

「体温のかけら」
ここのところ、ずっと不可思議物ばかり読んでいたから、なんだか久しぶりな気がする緑川さんの非ファンタジー作品。もう8年も前の作品なのか。
谷崎さんが良い子なだけに、なんだか後味悪いというか、胸苦しい。その気持ちは、きっと竹田&吉尾のものと同じなんだろうなあ。
吉尾への想いが恋愛感情だということになれば、吉尾との関係は壊れてしまう。そう思う時点で、竹田にとって吉尾は恋愛対象となりうる子なんだよな。
だから、オチとしては、吉尾を選ぶ竹田に納得行くんだけど、もう本当に谷崎さんが悲しくて切なくて。自分との付き合いを続けさせることも出来たのに、竹田に別れの言葉を言わせた谷崎さんのいい女っぷりに惚れました。絶対この子、次はもっといい恋出来るよ。竹田は踏み台にしてしまえー!(笑)

星も見えない
下手すると、本当にただのナンパバカ男になりそうな主人公ですが、悪気のなさがありありで憎めないキャラになってて面白いです。
それに、前後のことを考えずに石田の父親を助けに入っちゃうところや、石田父に悪態をつかれた時にも親子の間にある愛情をちゃんと感じてくれてるあたり、人の良さが滲み出てるなあと思う。
女子生徒に絡まれた石田が、そんな才谷の優しさをちゃんと分かっていて主張してくれた場面が好きです。こんな場面に出くわしては、そりゃ才谷も改めて惚れ直しちゃいますわ。

蛍火の杜へ 特別編
秋の果物は、夏までもたせるのは特に無理だよね……。


『まんがサイエンス』10〜13巻
知らないうちにすごい出てた。判型大きい本なので、なかなか近所の本屋の新刊コーナーでは見かけることがないんですよね(汗)。どうしても買い逃し続けちゃって……。
11巻は、久しぶりにあさりちゃんたち以外の子供たちがメインキャラ。2巻であやめちゃん&よしおくんがロケットの神様を宇宙に運んだ話の焼き直しといえば焼き直しだから、新キャラじゃないと「またかー!」なことになりそう。といっても、まなぶくんとあさりちゃんにとってはロケット作りは未経験なわけですが。
イケメン宇宙人とロケットの神様なら、イケメン宇宙人のほうが助けがいはあると思います(笑)。
13巻の冬眠の回、印刷が悪くてページ全体にこすれたような後があったけど、これは一応不良品らしく、交換対象になるそうです。もし、同じような状態の本があったら、相談おすすめ。



2011年10月21日(金) ダイヤモンドは永遠の輝き+アヴァルス感想

LC外伝、構成というか構造というか、作りがいろいろ面白いです。

アルバ外伝は、「毒」と「薬」を対比させ、それぞれに血の繋がらない親子を配し、そのあり方を比較して見せることで、ドラマCD版よりも物語に深さが増したなあと思う。

同じような見方をカルディア外伝でするなら、キーワードは「時間」かなあと思う。「現在」と「過去と未来」といった感じに。
カルディアさんは言わずもがな「今」を生きる人だけど、ウェスダさんは「過去」、カルベラさんには「未来」のイメージがある。ウェスダさんは過去からのあり方にとらわれた人で、カルベラさんはカルディアが見ようとしない未来を語る人だから。
で、サーシャは全部統括してるイメージ。あくまで自分の解釈ですよ、と。

デジェルの外伝も、今回のクレストさんの台詞から、カルディアとは違う意味での「時間」がキーワードになるのかなと思ったりしました。
カルディアの場合は、長い時間の流れの中で、自分がいる地点としての「一瞬=今」の物語。デジェルは、自分がいる・いないにかかわらず、時の流れの中での短い時間、「一瞬=刹那」の物語なのかな〜と。
でも、改めて読み返すと、「うつろうもの」と「うつろわないもの」の物語として考えた方が適切なように思えてきました。というか、ひょっとして、そういう話にするつもりなのかなあ……という予想が浮かんだというか。
ってことで、なんとなく、こういう展開になるのかもしれないなあ的予想妄想デジェル外伝版です。多分、おもきし外れます。

デジェル外伝1話目を読んだ時の第一印象は、「ベルばらの黒衣の伯爵夫人思い出す」でした。(該当の話を読み返したら、ルルーちゃんはキーパーソンだけど主人公じゃなかったりと、結構記憶違い多かったのですが/汗)
ガーネットは、あの作品の伯爵夫人のように不老を求めてる人なのかな、と。(要するにバートリ・エルジェーベト系のキャラですな)

で、2話目の話でクレストさんが登場し、超長命のクレストさんがガーネットに囚われてるらしいという話になって思ったのが、「ガーネットさんストライクゾーン広ッ」。ショタからじいさんまでいけるんかい、とかそんな風に思って(笑)。
あとは、クレストさんから長生きの秘密でも知りたかったのかなあとか。
でも、宝石児が普通の人間じゃない可能性とか、ガーネットにしてもまともに人間じゃないかもしれない可能性を考えて、ガーネットが不老を求める人じゃなくて既に不老を得てる人だったら、クレストさんの元カノだったりせんかなあと思ったりしました。←ここから発想の飛躍がおかしなことに……。

でもって、3話目。
宝石児がとりあえず人外なのは確定として、フローライトとデジェルの会話からは、純然たる人外とは限らないのではとも思えてきます。人間じゃないのかしらと疑うのがフローライトで、断言しないのがデジェルだから余計に。どんでん返しを用意してそう。
そうすると、やっぱり一つの可能性として、気に入った人間をショタっ子な宝石にして自分のものにしちゃっている……というパターンが想像されまして。宝石児が、元は普通の人間だった可能性。
もし、このパターンがくるなら、クレスト先生も石になってたり、宝石児やってたりするんじゃないかなあ。リーダーのコー・イー・ヌールあたり、可能性高いかも。2話目でデジェルと目が合ってるシーンがあったし……。で、「また身内対決か!」とかなるの。
ガーネット的には、「変わらない美を与えてやったのよオッホッホー」な態度でさ。
でも、クレスト先生の教えは移ろうものだからこそ世界を愛し守れというもの。
そこで、ガーネットの不変の信条に対して、デジェルが転変の信条をぶつける話になるのかも……という予想が生まれたってわけです。説明長いな。

ガーネットは、古くからあの地にいるわけじゃないようだから、不老長命の存在でもおかしくはないと思うんですよね、実際問題。
とりあえず、冥界関係の人間ではないんじゃないかなあ、と思う。


昨日買った本のうち、とりあえずアヴァルス感想。

coda
結局ハルが女装のままロシアに行った。これは衝撃の最終回。
このままずっと、女の子として限界までバレエを続けるんですかね。
ロシェが最終回まで可愛かったのはもちろんのこと、お父さんが記事をスクラップしている背中がめちゃくちゃ可愛かったです。

せんがく
なんで未来風舞台で戦国時代の出来事がほぼなぞられる形で進むのか、物語の背景が明らかに。
種明かしを見ると、なるほどーって感じで面白いですね、せんがく。

フェティッシュベリー
真面目に言うと多分奴隷カフェは「奴隷」の部分が引っかかって学校は許可してくれなさそうですが、ひよりちゃんの学校は校風的にも有りっぽいですね、この手のイカモノカフェ。
添子様は、あからさまにひよりちゃんのことを敵視しているよう。成田にひよりちゃんの悪口を吹き込んで、ひよりちゃんには成田が悪く言っていたと嘘ついて。浅雛さんは腐女子だってことでもう敵じゃないと思っていたのか、成田が気にしているのはあくまでひよりちゃんだと思っていたのか。
添子様はやること怖いけど、貴ちゃんとひよりちゃんをくっつけようとしてくれてるんで、ある意味私の味方(笑)。それに、貴ちゃんに自分を重ねている添子様を見ていると、なんだかんだで嫌いになりきれないなあ。貴ちゃんをたきつけるだけじゃなく、自分もストレートに成田に気持ちをぶつければいいのに……。
浅雛さんの貴成シナリオ、成田やひよりちゃんだけじゃなく、クラス中にばらされることになるとは……。成関三人衆、やること怖え。ていうか、添子様怖え。
助けに入った成田がめちゃくちゃヒーローだったよ、今回。浅雛さんのこと好きだもんなあ、成田。そりゃかばうわな。でも、もし浅雛さんの立場にいるのがひよりちゃんでも、きっとこの勢いで助けてそう。
とりあえず、次回見れるだろう浅雛さんとひよりちゃんのドレス姿が楽しみです〜。

VIVO!
基本的にVIVO!って、押し付けの善意うぜえって内容だよなあ……。

Toxic
結構、この最終回好き。

焔の棺
チェルハが奈留に似ている理由や、チェルハが昔会った唯久に似た男の子の存在など、いろいろ気になることがいっぱい。唯久がタイムスリップしているのだから、チェルハもタイムスリップして現代にきちゃった可能性もあるのかしら。

Dolci
蟹子ちゃんの本名が明らかに……。
そして、小倉さんが意外と可愛くなってきた。ツンデレー。
クリスマス号の表紙がDolciってのは、なんか似合いでいいのう。

次回
野口さん新連載が超楽しみ。



2011年10月20日(木) LC外伝21話感想

新技登場おめでとうロストキャンバス外伝21話感想。

どう見ても両想いですありがとうございます。
最初の数ページから、すげえにやにやが止まらんですよ。
1ページ目最後のコマのデジェルの表情ににやにやして、3ページ目のセラフィナ様の表情ににやにやして、5ページ目でセラフィナ様を見送る時のデジェルの表情ににやにやしてのにやにや三昧。
デジェルとセラフィナ様は、デジェルの片想いでも十分可愛いと思ってたんですが、セラフィナ様からも返す気持ちがあったってだけで可愛さ倍増。いや、三倍増。にやにやにやにや。

セラフィナ様も一緒にお泊りってことになるのかなと思ってたので、冒頭でさくっと帰されちゃってたのはちょっとしょんぼりでした。折角だから、もっともっとセラフィナ様を見てたかったのに〜。
でも、てっきりパーティーが終わってみんな帰る中、デジェルだけが残ることになったのかと思いきや、舞踏会は継続中で、セラフィナ様のことだけ心配で帰したってことが後で分かったので、そこでまたにやにや。この場が危険と分かったら、すぐさま危険から遠ざけようとしたってことだもんね。
セラフィナ様はセラフィナ様で、そんな危険な場にデジェルを残すことへためらいがある。
けど、デジェルはもう、ブルーグラードにいた頃のような幼い少年ではなく、危険に怖じることなくクレストの救出に思いは真っ直ぐ向かっていて。そんな彼の姿に、そっと目を伏せるセラフィナ様の面映げな表情がすっごい可愛いんだよー。
デジェル、お前、今のその表情ちゃんと見とけっての。ああまったく、もったいないことしやがって。

セラフィナ様は「久しぶりに会えて良かった」と言っていたけれど、ブルーグラードを離れてからはこれが初めての再会だったのかな? 下手するとこの次に二人が会うのは海底神殿なのかもと思うと、途端ににやにやが引っ込んで切なくなっちゃうんですが……。お互い憎からず思ってそうなのに、気持ちを確かめ合うことはないままだったんだろうなあ……。
デジェルが聖闘士じゃなくて、もっと二人に会う機会があったら。セラフィナ様がブルーグラード住まいじゃなく、病に負けることがなかったら。そんな風に別の形で出会ってる二人だったら、もっと仲が深まる可能性もあったかもしれない。でも、そもそも、デジェルが聖闘士を目指してブルーグラードに向かったから、デジェルとセラフィナ様は出会ってるんだよね。
咲かないまま終わった恋の花ってやつですよね。本編の二人もじわじわ好きだったけど、セラフィナ様もデジェルのこと好きだったんだと思うと、氷の棺のシーンの見方がまた変わってきそうです。

ここまででやっと5ページ半感想。しかもフライユ夫人成分抜き……。正直、セラフィナ様がデジェルのことを好きってだけでこんだけ盛り上がると思いませんでした(笑)。
セラフィナ様の馬車にフライユ夫人が乗っていたのは、ちょっと意外でした。4ページ目をめくるまで、セラフィナ様の言う「貴方」がフライユ夫人だって可能性、ちらとも思わなくて(汗)。
このままフライユ夫人とともに退場……ってことなのかな、セラフィナ様。
ガーネットが、人目のつかないところでフライユ夫人を始末しちゃおうぜとでも思ってれば、デジェル外伝中にまだセラフィナ様が登場してくれる可能性もあるけれど……。でも、どの道、館にいるデジェルがセラフィナ様のとこに来れるわけはなし、他の聖闘士がデジェル外伝で出張るとも思えないからやっぱここまでなのかな、セラフィナ様。

フライユ婦人の来襲があったのに、わりと平然と舞踏会が続いているのに驚きました。全員ガーネットの魅力にめろめろなんでしょうな。むしろ、セラフィナ様がめろめろになってないのが不思議なくらいだ。
そんな舞踏会を一時の夢のようと評し、その言葉からクレストを思い出す流れがきれい。
師匠が登場するってことで、わんこ時代のデジェルの登場にも期待してたけど、実際に登場されるとやっぱ嬉しいですわっしょーい。
デジェルたちが見ている永久氷壁の中に、白鳥座の聖衣があるんだよね。浪漫だなあ。
諸行無常の考えを教える人が、人としてはありえないほど長く生きているっていうのはなんだか不思議な感じです。きっとデジェルは今回の旅でクレストを失うことになるんでしょうが(あるいは、もう失っているのかも……)、その時にはやっぱり師の言葉を思い出すことになるのかな。

フリントが登場する後半からは、また一気に少年マンガモードに。
こうなると、やっぱりサイン会での手代木さんの「少年マンガ云々」のお言葉、私の「宝石児どうなるか〜」への答えだったような気がしてくるなあ。
ああ、もう、本当、お話してくださったかいのない人間ですみません(汗)。いいやもう、ジュエルズの話でもレグルスの話でも、声が聞けただけでどきどきできたんだから! レグレグ外伝が少年マンガ確定でなければ、イリアスさんメインの女性向け作品の可能性も消えてないってことだしね!(誰得?)
実際、5人相手に連戦ってなると、バトル満載ですよね。アルバ外伝ほどストーリーパート長く取る作品がよほど珍しいってことかな。
フリントは独走でデジェルの元へ向かった感じですが、ほかの宝石児はどういう理由で動くことになるんでしょうね。全員こんな風にぶちかましていくのか。恐ろしいな、デジェルさん。
フリントがクレストのことを知らないといった言葉に嘘はなさそうだし、ほかの宝石児も同様だったら、下手するとただの子供苛めにしかならなさそう(汗)。
「子供の姿に見えるからって」というフリントの台詞からも、宝石児が人外なのは分かったけど、思いのほか種明かしが早かったです。まあ、全9話だもんな……。さくさく進めないといかんよな。
でも、ガーネット様がただのショタ趣味で、気に入った人間は宝石&ショタ少年に変えた上で宝石箱にINしてるだけってことかもしれないので、完全な人外かどうかってのは確かにまだわかりませんね。

デジェルさん、新技登場おめでとう。
カミュ先生と比べるとカリツォー分多いっちゃ多かったけど、厳密な意味ではフリージングコフィンを使ってないし、カリツォーも原作技と言えば原作技だし、完全な新技は出ないままかと思ってました。(それでもまあ、一切新技なしのアスプー兄さんよりはましなのか……)
グランカリツォーでフローライトを助けたあと、しっかとしがみつかれちゃったデジェルさんの困り顔と台詞が可愛いです。
ストーカーしてるフローライトもめちゃ可愛いけど(笑)。なんだろう、この子はTwitterで「デジェル様ご来訪なう!」とか呟いて炎上させちゃいそうなイメージだ(笑)。


MEMORIAと同時に注文していたまんがサイエンスが先に届きました。
ほっといても別送にしてくれるんですね、こういう場合。

書店では、アヴァルスと蛍火の杜へ愛蔵版も購入。レジのお姉ちゃんが「緑川ゆきさんいいですよね!」と嬉しそうにしてて、なんだか可愛かったです。



2011年10月19日(水) NDカラーとFateのED曲

朝のニュースでドラゴンズ優勝の報を知りました。
おめでとう。しかしセールが水木金ではちと寂しい……。


車田公式サイトでNDの新画像見ました。
やっぱり蟹の人に期待大。大櫃は新技じゃなく積尸気冥界波かもしれないけど、オックスさんのグレートホーンも双子のアナザーディメンションも原作と比べてエフェクト変化なしだったから、新エフェクトってだけでもわくわくします。


今日発売だから明日には届くかなと思ってたFate/ZeroED曲の「MEMORIA」、入荷に時間かかりますとかでしばらく届きそうにありません……orz
もっと早く予約しとけばよかったぜちくしょーい。
歌詞サイトで歌詞を見てると、Fateのイメージにも当然はまってるんだけど、LC好きが高じすぎてLCの歌に見えてきちゃうというお約束の事態が発生中です。
ちょうどデジェル外伝中なこともあって、特にブルーグラードな歌に見えてくる。
でも、童虎とかサーシャとかアルバとか、なんかもう誰でもいけそうな気がしちゃいます。きっとさんざん原稿BGMにすることだろうよ、この歌。
ので、早く届けー届いてくれー。



2011年10月18日(火) 謎解きはディナーのあとで

Fate/ZeroのED曲、アマゾンでCD注文しちゃいました。
明後日にはチャンピオンと一緒に 小説本買ってきちゃうかもしれません。
stay nightは今でも売ってるのかしらとチェックして、廉価版のPS2用とエロありのDVDとどっちがいいのか勘考しはじめちまったとか。
でも、別に、エロが見たいっていうより、いったいどの辺にどうエロが入り込む要素があるんだろうという好奇心でDVD−ROM版が気になってるだけなので、とりあえずPS2版買っとくのが無難なのかな。どっちにせよ遊んでる時間ないか……。


これは絶対フジテレビ系がドラマにすると思ってたら案の定でドラマ化された「謎解きはディナーのあとで」、とりあえず見てみました。
お嬢さん刑事の北川さんは、きつい系美人で似合いだと思うのですが、執事役の櫻井くんはちょっとシャープさが足りなくてイメージ違うんだよなあ。個人的には、関ジャニの横山くんの方が、見た目だけならイメージです。
でも、前任執事のストーク子守のことを平気で話しちゃうあたり、原作を読んだ時に思った「毒舌というより口と腹が直結してる」キャラの雰囲気は出てる。
とりあえず見続けてみようかな。



2011年10月17日(月) 女性向け?なLC外伝

昨日の話ですが、2回続けて遅れていたフェリシモのソーラーキャンドルが2個いっぺんに届きました。
開封したら、ちょうど射手座と獅子座。にまにましちゃったじゃないの。
これで、あと届いてないのは水瓶座と魚座だけのはず。
星座の説明シートを見ていたら、射手座の説明にお約束として「蠍座を狙っている」と書いてありましたが、同時に「牡牛座を狙っている」とも書いてありました。
「牡牛座を狙っているのか、そうかそうか」と、狙うの意味を都合よく解釈しておきました。


Twitterでいろいろサイン会の感想を見ていると、手代木さんとの会話の中身がチラ見えて、すっげえその場にいたかった気になります。うらやましいなあ。
もし、またサイン会の機会があったら、今度こそもっとちゃんと成立する会話を目指してみたいッス。
以前のサイン会が15巻の発売時で、香港だったかでサイン会があったのが21巻が出たあたり。5、6巻に1回くらいのペースで可能なら、外伝6巻くらいにまたやってくれないかなあ〜。

いろいろ質問されてた方もみえるようで、私もなんか聞いとけば良かったー!
好きです宣言とか聞きたいこととか要望とか、ほとんど手紙で書いちゃってたので、改めて口頭であれこれ……というのが浮かばなかったんだよな。悔やまれる……。
外伝のキャラ順について尋ねられた方が、その結果を書いてらしたのですが、多少予想してたパターンでした。

カルディア外伝が終わる前にも、「LCの予想妄想」という題で外伝が始まるのは誰だろうかと、あれこれ考えたことがありました。
そのうちの一つとして、女性向け→少年マンガ→女性向け……のパターンも考えていまして。見返すと、女性向け候補者筆頭にイリアスさんの名前書いてたようですよ、自分。イリアスさんだと女性向けありそうなイメージだけど、レグルスは……やっぱ少年マンガ向けのキャラだよなあ。いやまあ、聖闘士カードでデュエル!は冗談ですけどね(汗)。
一応、色恋要素ありそうって意味での女性向けとして、デジェルが来る可能性も考えてはいたのですが、実際始まったデジェル外伝の「女性向け」雰囲気って、乙女ゲーとかそっちラインの女性向けに思える。アルバはそういう乙女ゲーとかBLゲーとかの女性向けイメージとは違う意味合いでの女性向けイメージだったけど。
そんなわけで、宝石児を見た時、なんとなく思い出したのは、スペフォジェネシスの四源聖でした。それまでのシリーズ作品に登場していた四源聖たちとは大分感じの違うキラキラっぷりに戦かされたオトメイト風四源聖。普通に乙女・BLゲー雑誌で局地的に取り上げられていたという恐ろしい勢力。
宝石児を攻略する乙女ゲーでもあれば、私はきっと買っちゃいますよ。音ゲー兼ねてるような奴。

で、実は私、サイン会会場で「デジェル外伝も楽しくて、ジュエルズがどうなるのかも楽しみで…」って感じのことお伝えしたんですが、ひょっとしたらこの「ジュエルズ」が「レグルス」に聞こえて少年マンガっぽくしようと〜という話になったのかもしれない。なんせ私の発音能力はかなり低いので(汗)。
少年マンガ〜の言葉が聞こえた時、心の中で「いやいやいや、デジェルの話めちゃ少女マンガっぽいです」って言ってたりしたから、ちょうど宝石児のことを話したあとで……ってのは覚えてるんですけど。
聞き違いとかでなければ、私がすげえ少女マンガ存在と思ってる宝石児のことを、手代木さんは少年マンガキャラとして描かれてるのな……。(にわかには信じがたい)
逆に、私の聞き取り能力の低さのせいで、本当は少女マンガ〜っておっしゃってたのかも。時間が過ぎれば過ぎるほど、細かいこと忘れてく(汗)。


ちょっと腰痛かつ頭痛い……。
この体調がサイン会の日のものじゃなくて良かったです。



2011年10月16日(日) 原画展うろ覚え+Fate3話感想

いろいろ記憶が薄れないうちに原画展を見た時のことを書いておこうと思ったのですが、既にうろ覚えと化していました。チキンなのは性格だけでなく脳みそもだったらしい。悲しい鳥頭……。

展示されていたのがどのページからどのページまでだったか、せめてメモしてくればよかったのですが、今回はちょっと抜かってしまいました。
思い出せる限りで書いてみようと思いますので、間違いや不足もあるかと思います。ご記憶の方がみえたら補足してもらえると助かります。

ヨドバシAKIBA店
多分、第1話のカラーページを除く全ページ。
展示スペースの表面で9P〜22P分、裏面で23P〜36P分を展示してたと思う。
16ページのアテナ像がコピーの貼りこみっぽくて、デジタルだと簡単だけどアナログだと大変そうだなあと思って見てました。

厚木店
第4話。
どこからどこまで展示されてたかなあ。
最終ページまであったかどうかの記憶もない。確かあったような気はするけれど、一つ前の95Pまでだったかも。
確かにあったと記憶してるのは、88Pの腕組みルゴニス先生。

藤沢店
第6話。
こっちは最初のページからあったかどうかの記憶がない……。
118Pのルゴニス先生のマントの影トーン指定についてはよく覚えてるので、そこからは確実だと思うんだけど。
確か、上段が117P(第6話1P目)〜124P(見上げペフコちゃん)、下段が125P〜132Pかな。126Pのお姉さんについてよく覚えてるけど、わりと右の方(ページの進みは右から左)にあったはずなので。
↑Twitterで、確か127Pまでって情報教えていただきました&左から右に原稿置かれてたって見かけました。だから、126Pが右の方にあったのは確かで、その次のページで終わってたってことですね。
本当にどうしよう自分のダメ記憶力……。

横浜店
第8話。
見開きが見開きじゃなく上下に分かれてたかもしれない。本当に記憶がない。
162Pは確か、展示されてた気がする。
168Pと169Pは確かにあったと思う。いかん、マジで記憶薄……。
↑こちらもTwitterで教えていただきました。5話98〜100P、8話の162〜最後までではないかってことです。8話だけじゃないなら、よけいに記憶が定まらないわけだ(どんな言い訳だ)。


Fate/Zeroの3話目、面白かったです。
主人公の切継と部下の女性との関係を露骨に描くことなく、キスシーンと女性の方が手を前に持っていくだけで情事を想像させるところとか、いいなあと思う。その後のアイリスフィールの台詞で、奥さんを裏切ってるというわけでもないんだと思えるのも面白い。
前回も、子供の惨殺シーンがうまく描かれていたし。
ちょっとのエログロですぐにモザイクやら白ぼかしやら黒ぼかしやら入る昨今のアニメだと、直接的な描写は萎えばかり生むけれど、Zeroの場合は隠しているからかえってえぐさを感じさせていいなあと思います。今後もこういううまく「見せない」表現でやってくれるといいな。

そして、ウェイバーとライダーのコンビが、やっぱりすごくツボっぽい。なんだかんだといろいろ考えてるライダーと、なんだかんだでちゃんと観察できてるウェイバー。うまくかみ合うと、確かに強そう。
ちょこっと原作も立ち読んできたのですが、以下一応これからアニメだけ見る人のために伏字。
ウェイバーの、3つまで使える絶対の命令の内容がすごく良くて、アニメで該当の場面を見るのがすごく楽しみです。
でも私もパラ見だもんで、ちゃんと原作小説買いたくなっちゃってます。
ゲームの方(stay night)も改めて気になりだしてるし。
Zeroで設定の説明が分かりやすくされているため、せめて前作アニメを見返すことだけでもしたいんだけどなあ。



2011年10月15日(土) サイン会思い出し日記

横浜で開催されていた手代木史織先生サイン会に行ってきました。
「カルディアとデジェルの魅力に迫る!」というタイトルのテレビ特番をビデオに録らなきゃと思う夢を見ながらの行きの道中。いつもより遅い便だったので客層が違うのか、あまり乗り心地は良くなかったのですが、夢の中だけは幸せでした……。

東京に着いたら、予報どおりの小雨。
しかし、問題は雨より風でした。ルゴニス先生が亡くなった日くらいすごい風。具体的に言うと、電車が止まるくらいすごい風。
電光掲示板で運行中止だの遅延だの見た時は、横浜に無事行けるのかと心配になっちゃいました(汗)。私が乗ろうとしていた路線は遅延の方だったので、まだ良かったんですが。

私は当日にしかお店に行けなかったので、まずはお店で本と整理券の引き取りをするところから始めないといけなかったのですが、お店が開くのは普通に10時、横浜に着いたのはそれより遥かに前。
ってことで、とりあえず店の場所を確認するところから始めようとしたんですが、用意した地図を見てもさっぱり分からん。南幸に店があるはずなのに、気がつくと北幸にいるというのを何度か繰り返し、1時間くらいうろうろしてからふと駅側にある案内板の存在に気がついたのですが。
店の所在地の「ダイアモンド」って、地下街のことだった。
そりゃ、どれだけうろうろしても見つからんわ!
風に地図をもぎ取られそうになりながら歩いてたんですけどね……。地下街にあったなんて、本当は超無風の快適空間を歩けたわけですね……。
場所も分かったということで、マクドナルドに移動。昨日書いていたファンレターが間に合いそうになかったら、マクドナルドで書こうと思ってたんですが、間に合ってよかった……というか間に合わせておいてよかったです。そんな時間の余裕なかったわい。

開店してすぐにお店に入り、本の引取りを済ませました。
整理番号は、64番。時間帯は14:40〜15:00。
自分が64番で14:40からの枠ってことは、14:00からの枠は整理番号1〜30、14:20からの枠は整理番号31〜60。
さて。
実は私は、時間についてうっかりすっかり勘違いしておりまして。整理券に書かれているのはあくまで並び始める時間帯でしかないのに、その時間が参加できるサイン会の始まりと終わりの時間だろうと思っちゃってたんですね。だから、もっと一つの枠を長めに時間とってるのかと想像してたわけです。大体30分刻みの4部構成かなあとか。
20分で30人分を書かれるってことは、お願いしますでさっと渡してささっと書いてもらって、ありがとうございましたーっで終わる感じかなと思って、忙しなさそうと心配しながらとりあえず原画展示スペースに移動。
ところが、展示スペースはサイン会を行うコーナーだったため、用意された机と椅子のせいで壁にかけられた原画と距離があり、あまりよく見れなかったんです。水色がいっぱい見えて、原画だーってのは感じられたんですが、細かいことまではよく分からないし読めないしっていう。サイン会当日でなければもっと見やすかったのかもしれないなあ。うおー、折角の原画なのに残念〜。せめて他のお店ではじっくり見れるよう、急いでまわらないとー。
ってことで、横浜コミック王国で展示を見るのは半ば諦め、とりあえず本厚木に向かいました。

電車の中で、こそこそと整理券に名前と一言メッセージを記入。
名前については、ニックネームなどでも大丈夫ということでした。自分だったら「いね」か「禾」にする手もあったわけですが、かたや2文字かたや1文字。ありがたみもくそもねえってことで、普通に本名にしました。
一言メッセージには、どういうことを書くのがいいのかよく分からなくて、とりあえず「レグルス好きです! 外伝楽しみです!」と記入。ここ大事。ちょっと伏線。

さて、相鉄から小田急への乗りかえも無事に済み、なんとか本厚木に到着。雨も止んでて移動しやすかったです。
有隣堂の厚木店に行くのは数年ぶり。その時も原画展目当てでしたが、展示方法はまったく違っていて、今回は背の高いガラスケースに平で並べてありました。
どのあたりのページがってのは、既に書いてくださってる方がみえるので割愛するとして、見た時の感想は「生! 生のルゴニス先生! ただし薄衣越し!!」。
絵にかかる部分の台詞はトレペで指定するので、そのトレペがかかったままだったっていう。絵の保護にもなるんだろうし、漫画原稿が形になってから私たちの目に届くまでの過程が垣間見えて面白くもあったのですが、でもやっぱ紙のない状態でも見てみたかったです。
トレペのかかってないものを見ると、この辺が影って感じに水色でさーっと線引いてあったり、聖衣のキラキラ模様も水色で形とってあったりして、こんな風に指定してるんだなあと面白かったです。コピーをはりこんだ?ような原稿もあったり。

厚木店はコミックコーナーは小さいので、なんとなく原画だけ見て帰るのは気恥ずかしい。ちょうど有隣堂で特典のつく甘美男子2巻が出たばかりだったのでありがたく買わせていただきました。
ここで、本当だったら藤沢に移動しようと予定してたのですが、サイン会の時間が思ってたより早そうだったので、いっそ本厚木から横浜に戻り、サイン会後に藤沢に向かうことにしようと予定変更。
抜かないといけないかと思ってた昼食をとることが出来ました。前回と同じお店で日替わりパスタ。値段お手ごろなのにソフトドリンクが飲み放題という、サービスの良さが魅力。ただ、豚肉の和風パスタと聞いて、豚しゃぶサラダのようなものを想像していたら豚天の載ったパスタに登場された時は面食らいました。

食後、再び横浜へ。
有隣堂特典のポストカードがもう一枚ほしかったので、外伝1巻の2冊目を購入。
サイン会が始まったら本格的に原画は見れなくなると思い、もう一度遠くからでも見ておこうとスペースに向かうと、朝と違って机が壁際に寄せてありました。
うおお、これはラッキーと思うも、そこには見知った影が。どうしよう、会釈・あいさつ・なんか声かけした方がいいのか、いやでも誰か分かってもらえなかったらただの怪しい人間になっちゃうじゃないかと思って、悩んだ結果とりあえず一旦退きました……(汗)。展示スペースを横目にそそっと相鉄線連絡通路までてくてくと。キングオブチキンにも程がある。
その後、やっぱりちょっとでも見ときたいなと思って、展示スペースへ戻ってきたら、向こうから声かけていただけました。すみません、Nさん、挙動不審な人間しててすみません……(汗)。
原稿は、トーンの番号っぽいものが原稿に直接書いてあって、「直指定!」と驚きました。

他所に行ったり、本屋の中で飾ってある色紙を見たり、本屋周りをうろうろしたりして時間を潰していたんですが、ふと店の中からサイン会のほうを見ると、なんかちっとも予想してたような「さっ(本出す)、ささっ(サイン書く)、終了!」って風でもない。
普通に談笑しとらっせる。
いや、談笑というと大袈裟だけど、手代木さんとお客さんの間で会話があったので、そういう余裕ありだったんだー!と。
好きですとか面白いですとか伝えたいけど、お願いしますとありがとうございましたしか言う時間ないだろうと思ってました(汗)。
時間帯についての勘違いも、お店の人が他のお客さんにスペースがないので時間になったら来て下さいと言ってるのを聞いてやっと間違いに気づいたり。その時間までに来て下さいって意味じゃなく、その時間になるまで来ないで下さいってのが正解だったわけです。店員さん、それ私にも言ってください……。いい年なのに私に欠けているのは読解力、洞察力、そして社会の常識。生まれてこの方、整理券なんて、役所か病院でくらいしかもらったことないんだよー!(汗)
ってことで、やっと道理が分かったので、40分になるまで会場側を離れてました。

列に並び始めてからも、動きはわりと遅め。
それだけ、しっかりファンと接してるってことだよなあと思って、並ぶのは特に苦でもなかったです。レジの上に大きなモニターが飾ってあって、Fate/Zeroの映像も時々流れたので、ウェイバーを見てにやにやできたし(笑)。
並ぶ人々を見てると、ほとんどが女の人。でも、男の人もけして少なくはない、そんな男女比でした。ただ、女の人は自分を含め多くがプレゼントを用意してたのに対し、男の人は本当にサインを受け取るだけっぽかったかな。
きれいな花のプレゼントなんかは、そのままサインをする机に飾られてたりしてました。
あと、コミックスに凹みがあるってことで、中の確認もしてました。サイン本用に買った分は大丈夫だったけど、もう一冊買った方がひっかかってたので、交換してもらいました。(気づいてなかったけど、発売日当日に買った分も見返すと確かにうっすら凹んでました。角度によって気づく程度だけど)

さて、いよいよ自分の番。
握手してもらえるのに、着ていた服が手の平までおおうもので、袖まくろうかどうしようか悩んで結局見た目を考えてまくらなかったことを今更に後悔。
でも、手代木さんが筆ペンでアルバを描くのを生で見れて幸せっしたー!
アルバもカルディアも外伝が面白かったこと、デジェルも楽しみにしてることをお伝えした後、手代木さんからもお礼の言葉とともに「外伝は少年マンガっぽく描こうと思ってる」といった内容の言葉を聞いたのですが、オーディオコメンタリーと同じ声だって興奮と、ちゃんと言うこと言えただろうかお礼言えるだろうかって緊張とで、最初の方をちょっと聞き落としちゃったんですね。
だけど、あとでちょっと考えてみたら、ひょっとして「レグルスの外伝」についておっしゃってたのかもしれないなあと思いまして。
一言メッセージに書いた「レグルス楽しみです!」から話を振ってくださったのかも、と……。
もし本当にそういうことだったら、一人一人違うメッセージにあわせて話振ってくださることに感動ですよ! 「それは楽しみです!」って言えれば良かったよ、自分……。
実際どうかよく分からないけど、とりあえず、生手代木さんが見れたことと、声を聞くことが出来たのと、話が出来たってことだけでも嬉しくてたまんないです!

サイン会の余韻に浸りながら、藤沢へ移動。
藤沢店の展示は、背の低いガラスケースに入っていたので、上段の絵はとても見やすかったです。博物館の展示とちょうど同じくらいの高さで。
下段は、ちょっと低すぎて、腰を落とさないといけないからやや見にくかったです。
ここの絵も、トレペかかってました。
生ペフコちゃんとルゴニス先生にメロメロ。手書き文字でもちゃんと「あの子」に「アルバフィカ」とルビふってあるのがなんとなく面白かったです。単行本126Pの女の人の絵の横にトーンの張り方を水色エンピツで指示してあったりしたのとかも。
藤沢店は、他にも甘美男子やフェティッシュの色紙を見れて良かった〜。

藤沢から一気に秋葉原へ。
ヨドバシカメラは、6階までは上がったことがあるけれど、7階に行くのは初めて。
ヨドバシAKIBA店の展示はフレームに入れる形だったので、トレペ外されてました。ので、台詞はあれこれ抜けてたり。
山田南平さんの原画展示もしていたのですが、見る位置としてはそっちの方が見やすそうで羨ましかったです。あと、ヨドバシAKIBA店では外伝1巻売り切れとなってました。厚木店だと「凹みがあるから指示待ち! 凹んでても良かったらレジに言ってね」って書いてあったのですが、AKIBA店では売れそうな分はさくっと売って、凹み分は売らずに返本とかしてたんでしょうか。いろいろ謎。
6階のフィギュアコーナーに皇級星矢展示してないかと見にいったところ、もう売ってると思わなかったアイオリアが展示してあってびっくり。
あれーうちまだ来てないよ! konozamaったか!? と思ってたら、発売が15日でした。皇級と並べておいてあったので、なんとなく可哀想だった……どうしても比べるとゴージャス感に差が(汗)。

アキバの有隣堂では、空さんの色紙が見れて嬉しかったです。本当は原画展示の時期もあってたらもっと嬉しかったんだけどなあ。
まんがサイエンスの13巻とか、Fate/Zeroの原作本とか気になる本もあったけど、ポイントつく本屋で買おうと思って今回は見送り。

食事は、秋葉原のスペイン料理屋に入りました。
海老とブロッコリーのアヒージョがとても美味しかったです。家で作ると、ただの油っこい食べ物にしかならんし、デリバリーを頼んでもちんちんじゃないし。
でも、パエリアは家で作るやつの方が正直美味しかった……。



2011年10月14日(金) デジェセラと宝石児

明日はいよいよサイン会ってことで、今から無駄に緊張しています。
ファンレターを書いてみたはいいけれど、キャラの好きなところをアレコレ書いていたらきもいばかりの長さになってしまいました。きもい。
どういうタイミングで渡すんだろう、こういうプレゼント……。スタッフさん(編集さんとか営業さんとかきてるの?)に渡せばいいんですかね?

まあ、明日の期待は明日のこととして、とりあえず昨日のLCの萌え追記でも。
デジェルとセラフィナ様の関係が成立してなかったイメージって、本編を読んでた時の「聖闘士になってからは再会してなかったのかしら憶測」によるものなので、成長後デジェルとセラフィナ様にこうして会う機会があったなら、やっぱり両思いになっててもおかしくないのかも。
はたして、セラフィナ様のデジェルへの思いはいかに……。しかし、どんな関係だったにしても、聖域に戻ったらカルディアに嫌味言われそう(笑)。ほっといても女連れの美味しい仕事が羨ましがられそうなのに、熱でバテバテだった時にパーティーで不在って……(笑)。
あくまで任務と言い張るデジェルにぶうたれてお詫びを要求するカルディアさんを、妄想しろってことですかい。

もう一つ萌え追記。
宝石児のコー・イー・ヌールは楽団でタクトを振るってたけど、他の宝石児も演奏に加わってたんでしょうか。
もしそうなら、それぞれどんな楽器を担当してたか知りたいなあ。



2011年10月13日(木) LC外伝20話感想

約500歳が普通に思える慣れって怖いロストキャンバス外伝20話感想。

やっぱり掲載誌間違えてるって。
しかも、アヴァルスとかシルフとかそっちラインの少女マンガ誌向けじゃないかと思ってしまった、今回の話。というか、宝石児どもの存在。
私は、そういう「雑誌的にどうなのこれ?」と思わせちゃう無茶っぷりも楽しんでいるけれど、人によってはハードル高そうな気もするな(苦笑)。
考えてみたら、暗黒四天王だって同じように美童ぞろいが一気に登場してたのに、あれはちゃんと少年マンガと思えて、こっちは少女マンガに見えるのはいったいどういう作用なんだか。囲ってるのが女主人だからか。生足のせいか。審査基準にいかにも容姿が含まれてそうなところか。叶野姉妹が「メンズ」というノリで「ジュエルズ」などと呼ばれてるからか。

さて、今回はセンターカラーということで、セラフィナ様のカラー扉絵をとっても期待してたんですが、ものの見事にデジェルオンリーでした。しかも聖衣バージョン。
俺は正装デジェルさんのカラーが見たかったんだよおいおい。仮面だけカラーで見れても寂しすぎるんだよおいおい。しかしどんなに泣いても今更正装カラーが見れるわけじゃなし、しかたないので相変わらずの緑髪見て「緑いなあ」と思っとくことにします。
絵を彩る宝石は、基本的にガーネットなのかな……?

今回はフローライトの出番控え目で寂しいです。セラフィナ様の台詞もまだなかったしな……。セラフィナ様、まさか外伝中で一度もしゃべらずに終わったらどうしよう(汗)。
今週のセラフィナ様は、ガーネットがデジェルを誘った時のちょっと心配そうな表情と、二人が踊っている時の硬い表情の裏にあるものが気になります。どうなのどうなの、なんだかんだ気にしあってる二人なの? それとも、弟が毒婦にひっかかりそうで心配な姉気分なの?
ガーネットがデジェルに興味を示すまでは前回ラストの通りですが、最初からデジェルを知る相手だったのには驚きました。直接にではなく、あくまでクレストさんづてに……ということではありますが。
そもそも、デジェルの師匠が出てくることから驚きだったしなあ。外伝で師匠が出るなら、デジェルじゃなくてカルディアの方になるかと思ってた。
しかも、その師匠が、前聖戦どころか前々聖戦時代の人間だとか。
さすがに老師の1000年は超えなかったものの、セージ様よりは年上のお師匠。黄金聖闘士本人たちはそれぞれ若いのに、師匠の年齢は化け物級ですな……。レグルスのお師匠はまともに人間&まともな年齢なのに……。
そんな長生きキャラであるだけの理由があるかどうかも、ちょっと気になるところ。

女がスカートたくし上げて「今宵私の宝石箱に」なんてきたら、普通だったら夜のお誘いなのかもしれませんが、ガーネットの場合はそれこそハーデスの袖の中のような怪しい空間がスカートの中に待ってそうなイメージ。13ページ2コマ目にはられたトーン、見たまんまを表現してるんじゃないだろか。
そしたら、クレストさんもそこにいる……ってことになるのかなあ。
そんなデジェルのピンチをある意味救ってくれたフライユ夫人。
フライユ夫人はお気の毒だけれど、基本的にはこれは旦那が悪いだろ(笑)。
とはいえ、あれしろこれしろとは言ってないにしても、声で引き寄せることはしてた可能性高いんですよね、ガーネット。惚れる方向に持っていって、巻き上げてるだけ巻き上げててもおかしくなさそう。
誕生日を狙ってくるあたり、怖いぜフライユ夫人。うまくしたらガーネットの評判を落とすことも出来ただろうけど、そもそも醜聞がフライユ氏の一方的な入れ上げだと広まってる限り、ガーネットを殺せなければ失敗の結果しかないですよね……。

宝石児の存在は、先にも書いたけど少年誌っぽくないなあ(笑)。
カーネリアン、カルセドニー、トルマリン、フリントまでは分かるけど、コー・イー・ヌールはちょっとどんなものか分からない……。
そして、宝石児と言われてるけど、厳密には宝石じゃない石も混ざってそうな……。ミネラルズとでも言ってた方が似合いだったりして(笑)。
手代木さんの、もといガーネットの趣味に走りまくった印象の宝石児ですが、一応人間なんですかね……? 渡辺祥智さんのからっと!のごとく、石の意思が人の姿とってるだけですよ系の存在でもおかしくなさそう。
ショタ大放出のせいで、デジェルがとうがたってるように見えちゃうなあ(笑)。カルディア外伝からそう日にちがたってないから、デジェルもハイティーンどまりのはずなのに……。

クレストがガーネットの元に向かった理由、ガーネットが彼をとらまえた理由、囚われの身でクレストさんがどうやって助けを求める手紙を出したのかなど、気になる部分は盛りだくさん。
とりあえず、クレストさんの手紙は罠だった可能性が高いんですよね……。してやったつもりで誘い込まれただけなら、やっぱりデジェルさん、知の聖闘士の知の字にやまいだれがつきかねん(苦笑)。

それにしても、歩く冷えピタが不在で熱を下げる術のないカルディアさん大変。でも、きっともっと大変なのは、看病してるアテナのことが気が気でないシジフォスだろうな(笑)。
カルディアは寝室までリンゴまみれで、やっぱりアレルギーが心配になります。


ビジンマンが相変わらずの内容だったのと、来週のましののがカラー袋とじなのと、空灰連載化が嬉しい。
が、ケルベロス最終回がやっぱり寂しすぎるよー(泣)。今週も帆奈さんが素敵だったのに……。



2011年10月12日(水) 未来日記1話

本屋のアニメ化作品コーナーにずらっと並んでたので、てっきりこっちの地方でもやると思っていたアニメ「未来日記」、昨日公式サイトを見てうちでは映らないことを知り、しょんぼりしておりました。
ネット配信って、なんとなく見るの面倒だったりするもんで……。
でもま、見れないよりましかと思って、ニコニコチャンネルで見てみました。
新聞で辻真先が激しくネタバレしくさったせいで楽しめないかと思ってたけど、想像以上にヒロインが恐ろしい有様で、なんだかんだ先が気になります。
しかし、ネット配信はほんと見るの面倒なので(いや今回もほとんど音だけで楽しんでるんだ……)、うっかり配信見逃しそうな気がします(汗)。



2011年10月11日(火) LC思い出語り・2

前回から気づけば半年以上たって久々のLC思い出語り第二弾。ちなみに第一弾はここ
そして、LC思い出語りと言いつつ、中心は星矢再燃語りでしかなかったりします。

夏コミ後、星矢と再びめぐり合うきっかけはもらったものの、コミックスは所在不明。キャラクターについても、青銅一軍と沙織さん以外は、黄金聖闘士についてすら定かには覚えてないような有様で、即座に星矢に再燃ということにはなりませんでした。
星矢再燃のいちばんのきっかけになったのは、劇場版DVDを借りて見たことです。
邪神エリスについては、劇場に見に行ったこともある懐かしい作品だったのですが、やはり細かいことまでは覚えていなかったので新鮮な気持ちで視聴を開始。
突っ込みどころもある映画なのですが、聖闘士という存在、必殺技、アクションなどなど、いろいろな部分がともかく強烈な魅力を有していて、見事に作品の熱にあてられちまったのです(笑)。すごくオーラを感じたんですよね。星矢的には小宇宙というべきですか。

続いて、ハーデス十二宮編のDVDも見始めました。
先に書いたように、キャラクターについてはうろ覚えだった私ですが、このビデオは最初にポセイドン編までのあらすじを教えてくれるまとめも収録されていまして、軽くおさらいをすることが出来ました。
ちなみに、私の当時の星矢知識ときたら、単行本で読み返していた聖域十二宮まではまだ覚えがあっても、ポセイドン編については単行本購入を止めていたためアニメで見返した記憶がある程度、ハーデス編については読んだ覚えすらなくなってる有様。
そんなわけで、おさらいエピソードを見ていちばんビックリしたのはカノンの存在でした。見事に忘れてた。ごめん……ほんとごめんカノン……。
ハーデス十二宮の内容は、おおむね忘れていながらも見てるうちに「老師が本当は若いんだ」ということは思い出し、そう言えば自分ちゃんと読んだことあったよーと今更に気づいておりました。
でも、ストーリーを忘れていたことで、心から手に汗握ることが出来たのはひょっとしたら結果オーライだったかも……と思ったりもします。原作とのストーリーの違いにやきもきすることもなく、素直に展開を楽しめたので。

アニメの面白さから原作もちゃんと読まないと……という気持ちになったところへ、LCについての詳細情報も耳に入ってきました。
もっとも、この詳細情報については、LCを読んでない人間がネットで仕入れた知識だったので、正誤入り混じってたりしたわけですが(苦笑)。
それでも、私の誤った認識を打ち砕くのには十分な情報でした。
まず、LCはNDとはキャラは別である。
「シオンは、NDでは貴鬼のような短い髪だけど、LCでは長い髪」だとか、「パンドラは、NDは原作とデザイン違うけど、LCでは同じ容貌」だとか。
てっきり、同じ人物を別の切り口で描いた作品だとばかり思っていたのに、本当は別キャラの別話だったわけですな。
LCは少年マンガだ。
プリンセスとかボニータとか、秋田の少女マンガ誌に掲載されてると思ってたのに、本当はチャンピオン連載だった。
主人公は黄金聖闘士じゃない。
主人公はちゃんと天馬星座の聖闘士らしい。

何より、いちばん気を引かれたのは、「教皇が元蟹座」「一角獣が主人公の友達でメインキャラ」という情報。
蟹座が教皇ってどんな感じ!?という好奇心と、原作ではライバルっぽく登場しながらも早々にメインから脱落していた邪武と同じ星座の聖闘士が中心人物という嬉しさで、読むぜーな気になったんです。
一角獣については、友達といっても親友・マブダチといったわけではなく、むしろケンカするほど仲がいいというパターンらしいというのも、私の好みにマッチしてて、話を聞いただけで期待上昇。その夏のコミケカタログをひっぱりだし、「この子がその一角獣だったのか! 主人公との関係だけじゃなくキャラ個人も好みっぽいぞ!」と思わず確認しちゃいました。
実は、事前にコミケカタログを見返してた時は、「ロストキャンバス」という名と「冥王神話」が結びついてなかったせいで、漠然と「ロストキャンバス」という語を「アスガルド」と同じような存在かと思ってたんですよね……(汗)。

かくて、「少女マンガな冥王神話番外編」は私の中でようやっと「チャンピオンに載っているロストキャンバス」という作品となり、書店での実際の出会いに繋がったのでした。



2011年10月10日(月) LC声イメージ約五度目

ルパン3世のメイン声優が交替されるそうです。
山寺さんのとっつあん、沢城さんの不二子ちゃん、浪川さんの五右衛門ってことで、面子的には申し分ないだろうけど、旧声優の声が耳になじんでるから違和感はやっぱあるだろうなと思っていたら。
全然だった。
すげー声優さん超すげー。
そりゃあ、そのまんま元の声優さんっぽい声ってわけじゃないけど、イメージはまるで損なってない。


で、まあ、声優話の流れに乗って、一年くらいぶりにLCを読んでる時の声イメージまとめ(自分用)です。
あくまで脳内イメージであって希望キャストでも予想キャストでもないので、外伝キャラについても「自分の中ではこうなの!」とかやってます。
元々のイメージとアニメのキャストが合致してたり、そもそも元々のイメージがなかったり、元々イメージしてた声と違ってもアニメのキャストに満足しまくってたりするキャラについては並べとりません。
あと、自分はあまり耳がいいほうじゃなくて、声優さんの声の聞き分けはそう得意じゃないため、「この声優さんのイメージなの」と書きつつ特定のキャラのイメージに依りまくりです。ってことで、「声優さんの演じたこのキャラの声のイメージで〜」と書いてたりします。

アローン……下野くんはとてもいい演技してると思ってるけど、金髪時代の声イメージはきっと永遠に下和田ヒロキさん。緋色の欠片の慎司のような声……と最初に思っちゃったとこからなかなか動けません。
サーシャ……実は脳内声はわりと水樹奈々さんっぽい声かもと思ってましたが、外伝ちびサーシャ見て改めて思ってしまった。
ハスガード様……28才ハス様は三宅健太。18才はちゃんと杉田声。
アスプロス……サイキックフォース2012の刹那声限定で酒井哲也さん。
レグルス……ノジケンがいいです。こればっかは脳内声というより希望キャストなんだよな〜(汗)。10年前は日比愛子さん。
イリアス……善サガの野島さんとかアイオリアの田中さんとか。
童虎……わりと可愛い感じを演じてる時の関智一さん。
カルディア……遊佐さんの声は似合ってると思うけど、脳内だとわりと今も中村悠一風。特に外伝。
シジフォス……羽多野渉。でも野島兄のシジフォス超好き。
エルシド……具体的な声優さんの名前が浮かばないけど、はっきり揺れなく喋る感じのイメージです。あんまりがさっとした声のイメージがないので、中井さんだとかなりイメージからずれてるんですよね(汗)。
デジェル……平川さんの声ははまってると思うけど、脳内だと確実に今も花輪英司さんの「獣の奏者」でのシュナン声。

アトラ……矢島晶子さんのショタ声。
ユニティ……宮野真守さん。バロックの上級天使みたいな声。
セラフィナ様……小清水亜美さん。
ユンカース……草尾さん。とりあえず那智のことはおいといて(笑)。

ラダマンティス……高塚正也さん。自分の中ではフォース2時代のウェイブの声です。
アイアコス……森川智之さん。
バイオレート……男キャラと思わせる登場だったため、あまたのアニメで普通に男役演じてらした斎賀さんのイメージです。
杳馬……1話はいまも大塚芳忠さん。基本的には藤原啓治さんだな、多分にもれず(笑)。
パルティータ……大原さやかさん。あらあらうふふときたらARIAのアリシアさんでしょ。
ハーデス……堀川さん。

ペフコちゃん……くまいもとこさん。
ルコさん……CDドラマより優しい人だったせいで、小杉さん声のルコさんとイメージ乖離しちゃってるんですよね。で、自分の中では飛田さんの優しい声バージョンです。
カルベラさん……なんとなくARIAの晃さんを思い出しちゃった関係で、皆川純子さん。
ガーネット……勝生さんとか、エヴァのリツコさん系の声で山口由里子さんとか。



2011年10月09日(日) Fate+ND

アイバイチャットがすげえ気になりながら、マルモのおきてスペシャルをリアルタイムで見たかったので見送ってしまいました。
今頃、次のパラ銀でアイバイアンソロ出そうか話でもされてるんじゃないかと、とりあえず無闇と夢だけ見ておくことにする(苦笑)。
星間飛行やパラ銀のパンフを見てると、蟹師弟とミアルバとカルディア関係と並ぶ感じにアイバイが多めで、アイバイ好きな人が多くて供給する人も多いんだったらアンソロ出てもいいじゃん〜と思っちゃうんですよね。
いつか読めたらいいなあ、アイバイ満載本。


Fate/Zero、2話目も絶好調に面白かったです。
前回、ED(通常はOP)でウェイバーとサーヴァントを見た時に、なんかいい感じの二人だなあと期待し始めていたのですが、2話目で会話してるのを見たらますます好みな感じのコンビでした。
今の時点ではまだまだこれからってキャラのウェイバーも、尊大だけど豪快で気風も良さげなライダーと組んでいれば、聖杯戦争中に結構成長するんじゃないかな。でも、きっと死んじゃうんだよね……。
と、ここまではアニメを見てた時の感想で、あまりにもどのサーヴァントがなんの英霊なのか、staynightの設定がどんなだったか気になりすぎて、Wikipediaで思いっきりネタバレ仕入れちゃいました。
ってことで、ここからネタバレ感想。原作小説についてのネタバレだろうから、アニメでの展開とは違ってくる部分も多いでしょうが、念のため伏字にしときます。
ウェイバーは、聖杯戦争で死なずに生き残るんだとさ!
それに、成長しそうな子……と思った感想も間違ってなくて、最終的にはすげえ大手柄を立てるんだとか。
1話で言われていた間に合わせのマスター扱いになっちゃうのかしらと心配していたけど、ライダーもかなり善戦してくれるみたいだし、今後の二人の活躍?にますます期待ですっ。

EDの歌は、正直1話のCMで歌だけ聞いた時はそれほど心に引っかかるものがなかったのですが、絵とあわせてみるととても魅力的でした。
サーヴァントが生きていた時代の絵は、誰が何の英霊か分かってから見るとなるほど〜と思えます。アサシンの人が、とても「アサシン」という名前のイメージからは程遠いかっこよさ。バーサーカーにあたるだろうキャラの絵も雰囲気が好きです。
3話も楽しみだけど、改めてstaynightを見返したくなりました。あー、せめて番組録画残しとけばよかった〜。レンタルあるといいんだけどな。買い揃えるのは、今のタイミングだと新品でも中古でもお金かかりそう(汗)。


NDの画像が車田氏のサイトにあがってたよと教えてもらって、早速見てきました。
蟹座の聖闘士の顔面偏差値の低さに涙を禁じえない(笑)。同じ蟹座でもデスマスクは顔良かったのになあ。
でも、やってることは、画像で見られる限りは普通に不審者対応として十二宮守ってるだけだし、デスマスクのような悪役担当ってわけではないかも。
ただ、多分顔だけで、蟹座の星座カーストの下層配置は覆られなさそうです……。



2011年10月08日(土) 意外と原作準拠なデジェル外伝?

デジェル外伝は、第三者視点+一般人視点でのスタートってことで、新鮮な気分でいましたが、原作の冒頭はやっぱり第三者+一般人視点だったよねと言われて「そういえばー」と思い出しました。
旅行中のカップルは聖闘士のことなんてまるで知らなくて、聖闘士の行いは夢のような不思議なものでしかなくて。その後の銀河戦争も含め、聖闘士が普通の日常・社会に入り込んでくる感じが面白くて好きでした。
LCに登場する一般人代表というと、アガシャちゃんやペフコちゃんだと思いますが、二人とも聖域も聖闘士も知っていたんですよね。その点において完全な部外者ではない。
カルベラさんは部外者ではあるけれど、ケツアルクアトル側の人間としては当事者で、純粋な一般人とは違っていた。
聖闘士という言葉も小宇宙が何かも分からない人たちが多く集う場所に、異質な存在として聖闘士が入り込む今回の展開は、ある意味で原作星矢の冒頭を思わせてくれます。
やっぱり、今回のフランス遠征+社交界という舞台設定、好きだなあ〜。

問題は、フローライト視点をどこまで保ってくれるか、ですね。
デジェル他のモノローグ台詞が出てくるくらいはある程度しかたないにしても、できればナレーション部分はフローライト限定で進めてほしいです。
本当は、一人称小説のようにフローライト以外のモノローグがでなかったらいいのになあと思っちゃうくらいなんだけど……。今回の話がフローライトの「回想」ってのも、話を面白くしている要素だと思うので、あくまでフローライトに分かる範囲での話作りだといいのにな〜と思えちゃって。
語り手となっているフローライトが何歳なのかは分からないけれど、最終話になったら語り手時代のフローライトも登場してくれるでしょうか。
フローライトが振り返ってる頃には、やっぱりデジェルもセラフィナ様も亡くなっているんでしょうけどね……。
ペフコちゃんもカルベラさんも、あくまで本編から見ての過去舞台から動くことはなかったので、再会の未来を期待している状態でエンディングを迎えていました。でも、フローライトは場合によっては、聖戦後のけして再会の叶わない未来を描くことになるのかも……と。
「フローライトと聖戦後のユニティが会話してるEDかも説」も聞きましたが、それは下手すると蛇足感激しくなりそうなので難しいところじゃないかな。でも、未来のフローライトの姿は、何らかの形で見てみたいなと思います。



2011年10月07日(金) LC外伝1巻感想+りびんぐでっど1巻感想

セラフィナ様に無理を言ってつれてきてもらったって言ってる時のデジェルが、はにかんだ表情してるのとか、もうどうしたらいいんでしょうね。
デジェルさん可愛すぎるよデジェルさん。自分の顔がいいの自覚してそうなとこが嫌味にならんくらい可愛いよデジェルさん。
それはそれとして、ロスキャン外伝とりびんでっど!の単行本を買ってきました。
特典がつくってことで、LCはアニメイトで、りびんぐでっどはとらのあなで購入。LCについてはゲマでも特典つくかも〜という話も見かけたので、念のためゲマにも行ってみたのですが、ゲマの特典情報案内の方が正しかったようで少なくとも名古屋のゲマには特典付きはありませんでした。


では、まずはLC外伝1巻の感想から。

表紙のアルバフィカは、雑誌掲載時に雑誌の表紙(の隅っこ)を飾っていたイラストなので描き下ろしではないのですが、アルバのきりっとした凛々しさがとてもかっこよくて好きな絵なので残念<まいっかな気持ちです。残念<バンザイではないけれど(笑)。
双魚宮が背景にあったり、巻次表記も魚座のマークが書かれてたりして、魚座の聖闘士の外伝なんだってがんがん主張してる感じ。

カバー下は、何故この絵をカラーで見せてくださらぬかという悔しさが!
真ん中にタイトル表記の帯が入るデザインはとてもかっこよくて好きだけど、白黒絵じゃなくカラーの白黒印刷っぽいのがなんとももったいない。
カルディア以降は、どういう形になるのかな。カバーと同じ絵になるのか、今回のように描き下ろしカラーの白黒印刷になるのか、白黒絵になるのか。

扉絵のアルバフィカ、すげえ色っぽい。

目次のデザインもかっこいいですね。
星の少ない星座だと、ちょっと見た目寂しいことになるかもしれないけど。

1話のカラー裏の描き下ろし絵を見てると、ルゴニス先生が亡くなったらすぐくらいに、アルバは魚座の聖衣を授かったっぽい感じですね。
魚座の聖闘士は、お墓も他と同じ慰霊地に作ってもらえなくて厳しいな……。

あとがき絵のぷちロマンスに萌えたー!!!
アガシャちゃんとペフコちゃんだと、ペフコちゃんの方が年下かと思ってたし(ペフコちゃんのが生まれたのが遅いという意味で)、イラストでもペフコちゃんの方が背が低いけど、こうして並んでるの見ると、結構普通にお似合いじゃないですか。
アルバのこと知らずに出会って、話してるうちにアルバの話になったりして、思い出語りで話はずんじゃったりするかもなのか。ちょー、可愛い可愛い。
頭なでてもらったことをペフコちゃんが話しちゃって、「そんな風になでてもらえてない……!」とやきもちやきやきしちゃうアガシャちゃんとかありですか!?
ちょっと大きくなったペフコちゃんが見れたのも、久々のアガシャちゃんが見れたのも嬉しい!
2巻のあとがき絵も今から楽しみになってきました〜。

ドリュアスの分解装着図、見てもいまいち構造が分からん(汗)。
オブジェ形態が結構怖いです、ドリュアス……。

裏表紙の兄弟+ペフコちゃんは、ネットでも見てたけど改めて好っきだー!!
ルゴニス先生の髪色超好みだ。目の色は兄弟とも緑なんですな。

アニメイトのペーパー、アルバが相変わらず美人でかっこいいです。
カルディアの時にも、アニメイトでペーパーつくといいなあ。アニメイトでないと、わりと入手が厳しいんで……。


りびんぐでっど!の1巻は、体のパーツの配置を除けば、チャンピオンのコミックスっていうより別の漫画誌のコミックスみたい(笑)。
表紙ではモツチラしてないけど、とらのあなの特典カードだとばっちりモツ出てました。どうしよう、内臓食べに行きたい気分……。(←人として……)
頼まれ分で2冊買ったから、チャンピオンコミックス2冊買ったらもらえるクリアホルダーGETです。ラッキー。特典のことは伏せておいて、俺のものにしてしまおうと思います。
おまけマンガも可愛かった〜。


BLOOD−Cの最終回見ました。
8話くらいまで録り貯めしてて、見始めたら面白かったので一気に視聴してたんだけど、終わり方にはやっぱりがっかりです。
終わってないらしい、劇場版に続くよ!らしいと先に見かけてなかったら、ぷち暴動起こしてそうだ(笑)。
演技でした〜までは有りだし面白いと思ったんだけどな。
劇場版に続くと知ってからも、委員長だけどうなるか気になってたけど、テレビ放映中にお亡くなりあそばせたので、続きのことはもう気にしないでおこうと思います(笑)。



2011年10月06日(木) LC外伝19話感想

どう見ても少女マンガですロストキャンバス外伝19話感想。

あの日想像していたロスキャンの姿が今ここに。
3年前の夏、初めてLCの存在を知った時、勝手にこんなだろうかと思い描いていたLCは正にこんな感じの作品でした。
「少女マンガ家×もう一つの冥王神話×黄金聖闘士中心」という情報から、NDの黄金聖闘士を描く少女マンガ内容の番外編なのかと思っていたんですよね。アテナとか聖闘士とか関係ない一般の女の子から見た「はわわ、黄金聖闘士かっこいい!」が繰り返される一話完結番外編だと思ってまして(笑)。
しかも、当時の私はNDの黄金聖闘士がどんなキャラか分からなかったので(実際にはその時点では童虎とシオンしか登場してなかったわけですが)、漠然とカミュ先生でその内容をイメージしてたんです。
もちろん、こんなお貴族な格好のカミュ先生だとか、仮面舞踏会だとかを想像してたわけではないのですが、フローライト視点で描かれたこのデジェル外伝1話を見た時に真っ先に浮かんだのは、「そうだ、こういうマンガだと思ってたんだ……」という懐かしさでした。
ま、実際には本編はすげえ熱い少年マンガで、だからはまったわけなんですがね。

それにしても、つくづく今回の話は少女マンガらしいスタートをしたもんです。掲載誌、プリンセスGOLD向きなんじゃないですかい、これこそ。
キャラクターの名前が、フローライトもガーネットもジェットも石の名前で、そこも含めて少女マンガだなあと思う。セラフィナ様の名前も、確かセラフィナイトという石があるため、結果として石シリーズの一員に仲間入り。デジェルだけが異質な感じですね。
2話目以降からどういう表現になるか分かりませんが、こういった本編キャラを第三者視点で描くパターンはとてもとても好みだったりします。
しかも、ちょっと古風な感じの少女マンガっぽさがあって、そこもたまらない。ルルーちゃんが主人公のベルバラ外伝を思い出しました。人をひきつける女主人が実は……という内容の。
アルバ外伝からカルディア外伝に移った時にも思ったことですが、メインとなる聖闘士によって、作品の雰囲気がまるで違っていて、それがまた面白いんですよね。アルバとカルディアの違いはキャラの違いからくるものかと思ってましたが、デジェル外伝はそれだけじゃなく作品のつくりからまるで変えている。そのせいで、今のところ、これまで以上に独立した一個の話として成立してる印象です。
後年のフローライトの回想として語られる、不思議な美青年の物語。アルバ外伝も冒頭はペフコちゃん視点で始まったけど、主軸はアルバ視点だった。でも、デジェル外伝はもう、小説だったらフローライト一人称で決まりだと思う。
できれば、2話目以降も、フローライト視点を崩さないで欲しいなあと思っちゃいます。フローライトのキャラがなんとも楽しくって可愛くて。語り口調やナレーションの挟み方にリズムがあって読んでて気持ちいい。アルバ外伝、カルディア外伝以上に、1話からすごくキャッチーで、テンションの上がり方が半端じゃないです。
手代木さんがいろいろな作風に挑戦してるようで、さすがに12パターンを全く違う風に描くことは難しいかもしれないけれど、出来うる限り作風の違う外伝を楽しめたら……と期待しちゃいます。マンガ家としての底力をあげる挑戦なんじゃないかな、LC外伝。
とりあえず、レグレグは聖闘士カードでカードゲームでもしてくれればいいと思うよっ(笑)。

さて、前置きが果てしなく長くなってしまいましたが、ここから本文沿いの感想です。
「ヴィーヴル」が何か分かるといいのですが、不勉強のためその紋章の意味が分からなく……。と思っていたら、「ガーネットの竜らしいよ」と教えてもらいました。Wikipediaを見れば載ってるらしいので、あとで見にいくよ……。
華やかな世界に憧れるドジっ子メイドの前に現れた美青年デジェル。もう、この冒頭だけでデジェル外伝の面白さを確信しちゃった私です。氷河のキャッチコピー「氷原の貴公子」は、デジェルにも見事にはまってますね。しかも、衣装が衣装なので、本当に貴公子然としててなんともかっこいい。ゆるい束ね髪も似合ってて素敵。
成人後デジェルの登場で、ブルーグラードの面々の登場は望めないかと思ってたところへ、セラフィナ様が登場したのでますますテンション↑。ブルーグラードを離れてからずっと会えてなかったのかと思ってたけど、聖闘士になってからもこうして会う機会があったんですね、二人。
きらきら美青年に呑まれてたフローライトが、デジェルがセラフィナ様のもとへ向かった途端にさっと表情変えてるのがまた可愛くてしょうがない。でも、セラフィナ様への評価はとても公平に客観的に行ってるの。フローライトの憎めないキャラが見事に表現されてる。
「意外とやりよるな」という台詞もたまらなく可愛いです。今でこそガーネット狙いのキャラを表に出してるデジェルだけど、セラフィナ様が巻き込まれそうとなったらちゃんと守ってくれそう。そんな展開になったら、フローライトに「お二人は結局どんな関係なんですかー」とか突っ込んでほしいです。で、「弟の親友で私にとっても良い友」みたいに言われて欲しい(笑)。

ジェットについては、これまた見事に古典的な悪役で、その見事さが潔くていい。で、フローライトが心の中で率直に「バカ息子」と言ってのけてるのがまたいい。
セラフィナ様との合議の上でデジェルがフローライトを助けに来てるのもいいんですよね。困った状態をほっとけない二人の姿に萌えた。傍から見てると美男美女の麗しいカップルだよなあ。
カリツォーでジェットを止める展開も、もうもう……! 一般人には、やっぱり凍気で封じるってだけで結構なダメージなんですね。
近くにいたフローライトだけが何が起こったかに気づいていて、魔法のような助け方をした青年を「雪と氷の魔術師のよう」と表現するのが物語の流れとして本当にきれいで。カミュ先生についてアニスペで「水と氷の魔術師」というキャッチコピーがついていたけれど、それをもじったこの呼称が、結局水系の技を使わない水瓶座にはしっくりはまってる。
はー、ここまででやっと感想が半分のページに到達か……。なんかもう、一コマ一コマ語りたいレベルの面白さなんだよ、今回。

本編のデジェルが、ユニティとセラフィナ様の前以外では基本的にシャープでコールドな人だったので、ウインクのシーンを見た時は「こんな顔するんだ!」といった新鮮な驚きもありました。
子供のころのデジェルはわんこのような可愛さがあるけれど、大きくなったらその可愛さが失せて代わりにビックリするほどの美人さんになっている……と思ってたのですが、ウインクデジェルを見たら間違いなくあの男の子がデジェルに育ったんだなあと不思議な感慨を覚えちゃいました(笑)。
気の利いた助け方や人好きのする笑顔、こんな洒落者な振る舞いをするデジェルなんて、本編じゃ見られなかったからなあ。嬉しそうに笑うアルバや、心配を顔に出すカルディア、じと目のシジフォスといった、本編ではなかった表情が見られるのも外伝の魅力の一つですね。
そんな粋なハンサムに声をかけてもらって、見事に跳ね上がったフローライトのテンションが、相手がガーネット狙いと分かった途端に急降下してるのもすごく面白い。表情も、「あ゛ー…正直がっかりです」の台詞も。それでいて、女主人の美しさも認めているし誇っているから「まあ仕方ありません」と納得しちゃってるのも。
本編からの読者としてはデジェルの正体を知っちゃってるから、ただのガーネットの美貌につられたキザ男じゃないのも分かってる。でも、初見のフローライトにとっては「またか……」って感想なんですよね。うう……すごく無茶を言うけれど、今回の話は私、本編知らずに読んでみたかったように思います。星矢を知らずにLCを読みたかったと思う以上の無茶です。
調査のために来てるんだろうけど、やっぱ美貌の噂につられて……という立場を取るのがいちばん怪しまれないってことなのかな。理由付けを考えたのは、一応デジェル本人なのかしら。

ガーネット登場にあわせて音楽が流れた時の、フローライトの台詞とポーズも好きだー! 語り手となる女の子が、めちゃくちゃ魅力的だってのも、今回の話の魅力だなあ。フローライトの台詞、いろいろ音声付で聞いてみたくなるくらい面白い。
ガーネットは確かに美人だけど、どっちかっていうとセラフィナ様の方が私好みの美人さんです。そして、アルバフィカの美しさにいまだにどの女性キャラも勝てない……。
まあ、ガーネットの場合、歌声によるチャームが最大の武器なんでしょうけどね。正直、アルバもセラフィナ様も超美声ってイメージはない……。
ガーネットはあからさまに怪しい人なのですが、なんせ前回が獣闘士編だっただけに、ガーネットは冥闘士なのかまた別の敵なのかが分からなくなってるのも構成上手いですね。
先に書いた「ガーネットの竜」という言葉からすると、竜モチーフの冥闘士か、竜闘士(何それ)だったりするのかしら。
きれいなお姉さんとパーティーに行ってたなんて美味しい仕事をカルディアが羨んでる図がまじ見たい。

「血が凍る程の惨劇」という言葉も、慣用句であると同時に、氷の魔術師であるデジェルの物語に相応しい表現。今回のネームの素晴らしさは、頭一つ抜けてる感じです。
キャラクターとしては、デジェルよりも好きなキャラは多いし、例えばデジェルとカルディアを比較するならカルディアの方が断然好きだったりするのですが、そういうキャラの好き好きと別個の次元で物語が面白すぎて、デジェル外伝が今のところ外伝で一番好きな話になるんじゃ……と思えちゃってます。
どうしよう……。別に聖衣着なくていいんじゃね?な気持ちになってるよ私(笑)。このままちょいミステリーなサスペンスマンガでいいんじゃないかい?(笑)


ところで、ケルベロス最終章って寂しすぎるよ〜!
帆奈さんのスタイルがいちばんバランスよくて好きです。
冬子先生がガチ過ぎてびっくりした。



2011年10月05日(水) コミケの受付葉書

コミケの受付葉書が届いてました。
ただ、印刷がインクジェットだったのか、雨のせいで文字がすげえ読みにくかったんですけど……。人によっては受付番号読み取れない人もいたんじゃなかろうか(汗)。



2011年10月04日(火) 紫龍の誕生日

今日は紫龍の誕生日なんですよね。
青銅の中では、なんとなくいちばん覚えにくい日付です。
いちばん覚えやすいのは氷河。次点が星矢。



2011年10月03日(月) 使いまわし更新

サイトのほうで、同人情報とLCコーナー更新しようと、久々に普段使ってるソフトをテキストエディタでなくHTMLエディタとして利用しました。
だいぶタグのこと忘れてるけど、タグを忘れててもなんとかなる素敵ソフトです。その代わり、書いてる人間の情報が古いので、新しいことに対応できてません。
同人情報については参加を検討しているイベントへのリンクと販売物の情報更新です。冬コミは、受かってたら参加予定イベントとして告知します。多分今回も駄目だと思います。
LCコーナーについては、完売した同人誌の本文見本の移動と、イベントで配ってペーパーのマンガの再録なので、特に新しいものはないです。



2011年10月02日(日) 有隣堂のLCイベント+Fate感想

ロスキャン原画展が行われる有隣堂の各店舗情報を見てても、なかなか出てこんなーと思っていたら、実際にはもっと全店舗あげてのイベントだったようで、全体のイベント情報に既に載っておりました。
自分が神奈川県民だったらばー。せめて関東民だったらば……。
でも、サイン会イベントだけでも参加資格を得られたから良かったのだと思うことにする。むぎー、羨ましい。


フォーゼを見てたら、星矢の劇場版BDのCMが流れました。
欲しいような欲しくないような。天界編以外はDVD持ってるし、BDを見れる環境はないし。
ゲームも予約しようか未だに悩み中。


Fate/Zeroの第1話見ました。
以前にテレビでやってたFateについては、面白かったという記憶しかなくて、今回のZeroを見ても誰が誰やら何が何やらさっぱり。イリヤさんの父親の名字がなんで前の主人公の名字なんだっけーとかそういうレベル。
でも、今回も面白そうだし、前作の設定が分からないなりに今作だけでも楽しめそうではあるので、最後まで見続けようと思います。
今のとこ、おかっぱ頭の外国人の子と、桜を庇ってマスターになろうとした人がお気に入り。どちらも名前覚えれてないけど。
しかし、元がエロゲーとは思えぬほど、男成分ばっかだのう……。


ファイ・ブレインの1話も見ました。
どっちかというと、コミック版の方が面白そうな気がする。好みの点で。



2011年10月01日(土) 現パロLC

外伝カルディアは本編カルディアに比べるとやっぱり可愛い度ちょっと高めな気がするけれど、考えてみたら外伝カルディア年齢の頃に既に杳馬は子持ちだったわけですね。
ヤンパパ怖いわー(笑)。
以前にちょろっと日記に書いた父兄参観ネタを今更続けてみますが、杳馬は保護者ゾーンから大騒ぎしてテンマすごい嫌がりそう&先生に「保護者の方はお静かに!」と怒られちゃいそうなイメージです。
先生役はシジフォスあたりが適当かと思ってたけど、サーシャの父兄として学校に来て不審者呼ばわりされればいいよと言われてからそっちのイメージばかり浮かぶようになりました。微妙な不幸者ポジションが似合う人だと思うの。
となると、先生はやっぱりアスプー兄さんですかね。デフテロスは用務員さん。


年に一度の眼底検査に行ってきました。今年も、特に異常なしということで安心安心。でも、半日くらい目が見えないも同然だったので、大変っちゃ大変。
それに、瞳孔開いてるから眩しすぎてやってられない(汗)。ハーデスのように太陽避けまくりでした(苦笑)。


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