てらさき雄介の日記
DiaryINDEXpastwill


2014年07月31日(木) ‘がん患者を支える会’の会議に参加

がん患者を支える会相模原の企画会議に参加した。9月に実施する「がんサロン」の打合せだ。会場は協同病院内の会議室。同病院はがん体験者が患者の相談にのる‘ピアサポート’事業を行っている。その延長線上に今回の話が出てきたのだ

私も地域活動の中で多くの相談を受ける。がんについてもそう。しかし本人からは余りなく、家族や知人から承ることが多い。がんは‘死の病’という誤った認識が先行した結果、人に話せず相談できず、更には治療自体を抑制する人すらいる。

更にがん患者が共に社会生活を営んでいくためには、周辺と市民全体の理解が必要である。神奈川県でもがん対策課と設置し、普及啓発につとめているところ。ノーマライゼーションは福祉だけではい。医療の分野にも同様の考え方が必要だ。

●今日一日

【午前】
地域まわり/中央区内

【午後】
資料作成/事務所
月例ミニ県政報告会(原発)/中央
地域まわり/中央区内

【夜】
がん患者を支える会相模原企画会議/緑区橋本


私の子供も協同病院生まれです(^−^)


2014年07月30日(水) 介護保険メニューの縮小は許しがたい

介護保険のうち要支援が市町村事業になる。移管と言えば聞こえはがいいが、つまるところ保険メニューから外れるということ。介護保険制度の縮小だ。払う分ともらう分がはっきりしてこその保険。途中で率を変えるのは詐欺的な行為である。

税と社会保障の一体改革に基づく消費増税は、社会保障を充実することを目的としていた。増税自体に反対の私も、その使い道をチェックすることを含めて賛成した。しかし裏切られた。医療や年金等も増やす方向の議論はきかない。納得できない。このままなら10%への移行は論外だ。

●今日一日

終日所用


2014年07月29日(火) 長野県知事選挙の公営掲示板

仕事の付き合いで長野県に来た。気温は相模原と同じく暑い。しかし湿気は少ない。かなり過ごしやすい。山も綺麗だ。田んぼもある。道には似つかわしくない選挙の公営掲示板が。知事選挙をやっているとのこと。

すかさずネットを見る。なるほど無風選挙らしいが、経過がとても面白く参考になる。現長野県知事は民主党推薦で初当選。自公の候補者を破った。今回は3期目を目指す選挙である。

民主党結党以来、その推薦知事に対して自民党が対立候補を立てなかったのは、47都道府県で実に今回が初めてとのこと。確かに神奈川でも前松沢知事を相手に、不利を承知で自民は候補者を立てている。

さて現在自民党の支持率は高い。やれば勝てそうなものだが、そういう分析ではないらしい。先の滋賀県の敗北もある。また秋の福島・沖縄県の知事選挙は、来年4月の統一地方選挙に大きな影響をもたらす。その意味で慎重になっているのだろう。

そうだ。せっかく長野に来たのだ。目の前に集中しよう。今を充実して過ごしながら、自信もって進んでいくしかない。

●今日一日

終日所用


2014年07月28日(月) リーフレット300部を持参して配布を依頼

次期県議選に向けて後援会資料としてリーフレットを作成した。早速ご支援頂いている団体に300部持参して配布を依頼。「来年は厳しいなー。」と言って頂く。緊張はするが悪くはない。選挙で一番危ないのは慢心と油断。ゆえに陣営は最後まで「厳しい」と言い続ける。

しかし次回については虚飾なく本当に厳しいので、あえて声高に言う必要もないかもしれない。昨年の都議選で民主党は議席が半分。全体得票も大幅に減らした。地方選挙とはいえ支持率5%以下は辛い。しかし愚痴を言っていても始まらない。出来ることをやり抜くしかない。一つ一つの積み重ねだ。

●今日一日

【午前】
地域まわり/中央区内

【午後】
行政相談対応(福祉)/中央
支援団体訪問/横浜市西区
民主党県連役員会/横浜市中区

【夜】
会合(議会)/同


リーフレットを作成しました


2014年07月27日(日) 朝から夜までの行動が決まっている日

上溝夏まつりの本宮である。朝から夜までの行動が毎年ほぼ決まっている。朝は消防団員としての警備活動。午前8時30分に出発する五部会の神輿を警備する。亀ヶ池八幡宮まで行ったところで中断。同じく11時に出発する日金沢の神輿警備に移る。昼まで路地を練り歩き交通整理を行う。

昼過ぎに一度帰宅。シャワーを浴びて作業着からワイシャツに着替える。そして他地域の夏まつりを数軒まわる。今日は青葉と相生栄だ。ともに歓迎して頂いた。その流れで再び上溝へ。もとむら賢太郎前衆議院議員と神輿の待機所を挨拶まわりする。今日は10か所だった。

夕刻5時からは本部式典に県議として参加。地元の議員として紹介して頂く。雨のせいで通行の人は若干少ないが、神輿の担ぎ手はますます元気で大賑わい。その後近くの企業内で行われているバーベキューに参加。美味しい肉と生ビールをいただく。

夜は上溝を出る。再び他地域の夏まつりに向かう。時間は限られている。それほど多くはまわれない。‘今年行くべきところ’を厳選する。結果緑が丘、弥栄、高根となった。盆踊りをまわるのが政治家の仕事ではない。しかし自ら市民の中に入るのは重要。その姿勢を保つための活動でもある。

●今日一日

【午前】
消防団警備(上溝夏まつり)/上溝

【午後】
青葉1丁目自治会夏まつり/青葉
栄自治会夏まつり/富士見
上溝夏まつり神輿待機所まわり/上溝
上溝夏まつり式典/同
支援者主催バーベキュー/同

【夜】
緑ヶ丘1丁目自治会盆踊り/緑が丘
弥栄自治会盆踊り/弥栄
高根2丁目自治会盆踊り/高根
支援者訪問/横山


午前中は消防団の警備活動でした


2014年07月26日(土) あくまで個々の組合、個々人との対話

ご支援頂いているJAM神奈川県央地協のバーベーキューに参加。清川村の会場に数百名が集まり盛会だった。ものづくり産業の企業で働く皆さんの組織で。労組のナショナルセンターである連合に加盟している。

前回選挙では市内外の関係企業を連れまわして頂いた。その後も継続的に良い関係でお付き合いしている。労組は強い組織力を持っているが、必ずしも上意下達ではない。その点どこかの宗教団体とは違う。

あくまで個々の単位組合。そして個々人との対話が大切だ。その意味では今日のような家族ぐるみの会で、直接話しができる機会を頂くのは嬉しいこと。県政と政治に対するご意見を多く伺うことが出来た。感謝。

●今日一日

【午前】
JAM県央地協バーベキュー/清川村

【午後】
下九沢団地自治会ビアフェスタ(手伝い)/下九沢
上溝夏まつり/上溝

【夜】
星が丘連合自治会夏まつり/星が丘
上溝団地自治会盆踊り/光が丘
千代田1丁目自治会盆踊り/千代田
弥栄自治会盆踊り/弥栄
中央2・3丁目自治会盆踊り/中央
向陽町自治会盆踊り/向陽町


バーベキュー会場にポスターを張っていただきました(^−^)


2014年07月25日(金) 結いの党・日本維新の会県議団と勉強会

「民主党県議団」と「結いの党・日本維新の会県議団」の有志で勉強会を開催した。地方議会のあり方がテーマ。内容もさることながら、互いの信頼関係構築の第一歩を築けたのはよかった。

政党間の連携はとかく選挙がらみで捉えられがち。しかい本来は議会活動の一環である。単独で過半数を持っていない以上は、他の会派から協力を得なければ提出議案を成立させられない。

その際には第一に議案の中身。そして政党・会派間の信頼関係である。含めて日頃の積み重ねが重要だ。単に酒を飲むだけではいけない。共通の関心事項について一緒に取り組むことが肝要だ。これからも継続していく。

●今日一日

【午前】
朝の街頭活動/JR相模原駅
支援者と朝食/中央
地域まわり/緑区内

【午後】
打合せ(議会)/県庁
次回代表・一般質問検討会議/同
民主党・結い維新の会県議団合同勉強会(地方自治)/同

【夜】
会合(議会)/横浜市中区
支援店舗主催イベント/上溝


次の定例会に向けた準備が始まりました


2014年07月24日(木) 自衛官に対する不当な差別はよくない

自衛官募集相談員会の一員として麻溝台高校を訪問。卒業後の進路指導にあたり、適切に自衛隊を紹介してくれるよう依頼した。他の公務員と同じように扱ってくれると回答を得た。

今日のやり取りでも述べたが、私は自衛隊に対して敬意を持っている。蛇足だが、だからこそ専守防衛に徹するべき。自衛官の決意と情熱を、誤った方向に導いてはいけない。政治の責任は大きい。

さて以前学校で自衛隊は敬遠されていた。しかし自衛官は公務員。警察や消防と同じである。その理解を市民に求めていくことが、ボランティアで組織する自衛官募集相談員会の役割である。引き続き取り組んでいく。

●今日一日

【午前】
地域まわり/中央区内

【午後】
行政相談対応(地域)/中央
行政相談対応(県有地)/富士見
自衛隊募集相談員会高校訪問/南区麻溝
事務作業/事務所

【夜】
街頭活動/JR相模原駅
相模原シティライオンズクラブ例会/相模原


ライオンズクラブの例会です


2014年07月23日(水) 障がい児が学べる環境づくりは政治の責任

小学校の支援級に関するご相談を受けた。個人情報も入るので詳細は伏せるが、親御さんはかなりお困りの様子だった。一方で「学校の先生はよくやってくれている」とも。だからこそ政治の力を頼ってきたのだ。

市教育委員会も親身に話を聞いてくれた。しかし予算など物量の限界は如何ともし難いとの回答。まあそれはそうだ。予算を決めるのは政治。どこに優先配分するのかもまた。職員ではなく私たち政治家の責任範疇だ。

障がい児が学べる体制をつくる。その為の予算をケチるようなことがあってはならない。他から引っぺがしてでも確保すべきだ。今後も継続的に市と協議しつて、しっかり結果を出していく決意だ。

●今日一日

【午前】
行政相談対応(教育)/市役所

【午後】
地域まわり/中央区内
行政相談対応(県有地)/県庁
事務作業/同


2014年07月22日(火) ポスター新規設置、8か所12枚を達成

友人と一緒に地元でポスター張り活動を行った。張り替えや補修等も行ったが、メインの新規は8か所12枚を設置することが出来た。杭打ちがあったことも鑑みれば、まずまずの結果と言える。ご協力頂いた皆様に感謝申し上げる。

ポスターはそれ自体で票にならない。しかし知名度アップには大きく効果を発揮する。知らない人ではそもそも話にならないので、その後の対話につなげていく第一歩と捉えている。他議員と比べて多い方ではない。そこは素直に反省して今後増やしていきたい。

●今日一日

終日ポスター張り活動/中央区内


本日の最高傑作です。


2014年07月21日(月) 野党共闘は必須だがその前に

民主党地元支部の選挙対策委員会。来年の県議会及び市議会議員選挙について情報交換を行った。ともに多くの新人が名乗りを上げており、候補者が入り乱れての激戦になることが予想される。

さて自分の活動は見えにくい。やっているつもりでも浸透しておらず、また以外なところがツボにはまっていることも。「己を知れば百戦危うからず」他者からの評価を聞くことは重要。その意味で会議は有意義だった。

野党共闘が叫ばれている。大きな敵と戦うときは協力体制が必須。特に1強多弱の現状では尚更だ。一方で何でもいいから一緒にやろうでは、市民に対して政策的な責任を負いきれない。課題を共有することがまずは大切だ。

また選挙とは自分自身との闘い。個人としてのみならず政党もそうだ。民主党自身が問われていることに、まず真剣に答えていくこと。私たち自身を正していくこと。それがあってこそ次の他党間連携に繋がっていくはず。

●今日一日

【午前】
地域まわり/中央区内

【午後】
地域まわり/中央区内

【夜】
民主党支部選挙対策委員会/中央


2014年07月20日(日) 地方議員に対する厳しい声を聞く

連日の地域活動のなかで、地方議員に対する厳しい声を聞く。都議会ヤジ、兵庫カラ出張、そして神奈川の脱法ドラッグだ。ともに個人の資質が大きいと思うが、政治という組織で起こったこと。責任の一端はある。

まずは都議会ヤジ問題。ヤジだからここまでは許されるという発想が根本的に違う。「登壇しても言えること。議事録に残されて本望なこと。それを発してこそヤジ」は先輩の教え。議場の発言はヤジであろうと崇高であるべき。

兵庫の野々村氏は本当にしょうもない。何故選挙で当選したのかが不思議。会見もダメ。そして議員が起こす犯罪は過去にも多くあったが、一番悪質なのは税金の使い込み。その使い道を決めるのが仕事ゆえ言語道断。

そして神奈川県議会。同僚の元議員が脱法ドラッグで逮捕された。数年前彼が厚生委員長のとき、私も委員だった。そして奇しくも脱法ドラッグに関する意見書について、文面をあれやこれやと議論した。残念である。

さてこれまで多くの地方議員を見てきた。真面目な人、不真面目な人。優れている人、ダメな人。含めて議会としての情報公開を徹底する必要がある。最終的には市民に評価してもらうしかない。その判断材料を隠してはいけない。

●今日一日

【午前】
スーパードッジボール大会/緑区下九沢
地域まわり/緑区及び中央区内

【午後】
地域まわり/中央区内
打合せ(後援会)/相模原
事務作業/事務所
街頭活動/市役所前交差点

【夜】
堀之内自治会盆踊り/田名
塩田自治会盆踊り/同
並木4丁目自治会盆踊り/並木
光が丘1・2丁目自治会盆踊り/光が丘
丸山自治会盆踊り/宮下本町
関根雅吾郎市議主催イベント/相模原


スーパードッジボール大会でご挨拶の機会を頂きました


2014年07月19日(土) 一箇所で最低一杯は飲む

「一箇所で最低一杯(一本)は飲む」盆踊りで決めているルール。テント等で一杯やっている過程で、数名の方と話をすることが出来る。多くは聞き役に徹する。しかし市民にとっては議員と話をする機会は皆無に近く、ここぞとばかりに様々なご意見を聞かせて下さる。

今日から盆踊りがスタートした。毎週末区内のどこかでやっている。相模原は田舎とも言われる。実際そうかもしれない。しかしその良いところもある。まつりに飛び込んで邪険にされることは少ない。せっかくの機会である可能な限り訪問したい。

●今日一日

【午前】
行政相談(県有地)/富士見
自衛隊父兄会バーベキュー/緑区大島

【午後】
JR東労組横浜支部定期大会/横浜市中区

【夜】
水郷田名自治会盆踊り/田名
田名四谷自治会盆踊り/同
葛輪自治会盆踊り/同
新宿自治会盆踊り/同
青葉2丁目自治会盆踊り/青葉
すこやか保育園夏まつり/横山
清新地区ふるさとまつり/清新
支援者訪問/中央
会合(地域)/下九沢


昼間はノンアルコールビールです


2014年07月18日(金) 県西部の自治体の窮状を踏まえて

昨日に引き続いて市町村及び各種団体のヒアリング。県庁から遠い自治体に配慮して厚木及び小田原に会場を設営した。民主党県議団所属議員27名もそれぞれ分かれて配置。私は小田原会場の担当になった。

県西部は人口の少ない自治体が多い。県も財政状況が厳しいと言っているが、窮状を聞く限りその比ではない。県の支援なくして成り立たない事業もある。市町村を支援するのが県の役目。しっかり認識すべきだ。

●今日一日

終日 会派団体ヒアリング/小田原市


ヒアリングの2日目です


2014年07月17日(木) 市町村及び各種団体からのヒアリング

黒岩県知事あての予算・施策要望書の作成に入った。まずは市民の声を聞くこと。今日はその最初として市町村と各種団体からご意見を承った。多くの人が県庁に来て下さり、民主党所属27名の議員と積極的な意見交換を行えた。

大方は冷静かつ的確なご意見だ。我田引水のみの要望は少なく、むしろ市民や公益を考えている傾向がある。もちろん予算は限られており、全ての要望はかなえられない。しかしその思いは受け止める決意だ。改めて全議員で協議を行って、県に対してアプローチを行っていく。

●今日一日

【午前】
会派団体ヒアリング/県庁

【午後】
会派団体ヒアリング/県庁
会議(議会)/同

【夜】
会派団体ヒアリング/横浜市中区
会合(議会)/同


多くの市町村と各種団体にお越しいただきました


2014年07月16日(水) 相模線複線化に向けた協議

相模線複線化促進期成同盟会の総会に参加。地元県議として顧問を仰せつかっている。沿線市町の首長や議会議長が集まり、今後の活動方針について全体で確認した。橋本駅へのリニア駅設置を絶好のチャンスと捉えて、今後具体的にJR東日本と協議していくことになった。

課題も多くある。第一に沿線住民、つまりお客さんの数だ。現状では朝夕と除いてはそれ程ではない。毎年増えている相模原市の人口が、うまく沿線に流れてくるよう、都市計画等の見直しを行う必要がある。また踏切数の多さも取り上げられた。含めて今度も県議会で取り上げていく。

●今日一日

【午前】
所用/中央
行政相談(福祉)/相模原

【午後】
打合せ(地域)/事務所
行政相談(スポーツ)/富士見
相模線複線化促進期成同盟会総会/同
地域まわり/中央区内
市職員労組サマーフェスティバル/中央


2014年07月15日(火) エネルギー政策にしっかり現場の声を

東京ガス労組の総会に参加。友好議員として日頃からご支援いただいている。原発の今後や中東情勢など「政治」に左右されがちな業界。一方でエネルギーの安定供給は市民生活に重要。

さて地方自治体もエネルギー政策を採るようになった。神奈川県では黒岩知事の関心も強く担当部署も設置されている。今後の施策構築には何より現場の声が反映されるよう取組んでいく。

●今日一日

【午前】
地域まわり/中央区内

【午後】
行政相談対応(交通安全)/県庁
東京ガス労組神奈川地域支部総会/横浜市中区
事務作業/事務所

【夜】
打合せ(後援会)/南区上鶴間本町
相模原青年会議所OB交流会/同


青年会議所のOB交流会に参加しました。40歳までしか現役でいられません。


2014年07月14日(月) 母校明治大学の教壇に立つ

母校明治大学の教壇に立った。政治経済学部地域行政学科2年生の講義。テーマは地方政治の現状と課題について。担当教授が雄弁部OBで声がかかった。前半を私。後半は後輩の田中耕太郎東京都中央区議が担当した。

100人少しいただろうか。若干寝ている学生もいたが、総じて真面目に聞いている。私が在学中とは大分違う雰囲気だ。こちらも真剣にお話した。つかみをよくするため、不届きな兵庫県議や都議会のヤジ問題にも触れた。

さて地域行政学科は新しく設置された。地方公務員の志願者も多いらしい。私学ゆえ国家公務員は限界がある。一方で身近な行政を目指す若者が増えるのは、将来の地域主権型社会を見据えてむしろ望ましいこと。

●今日一日

【午前】
朝の街頭活動/JR相模原駅
地域まわり/南区及び中央区内

【午後】
明治大学政経学部で講義/東京都杉並区


人生初体験でした


2014年07月13日(日) 今日の良き日に立会ったからには

支援者の結婚披露宴に参列した。新郎の父上は地元で製麺会社を経営されている。同席していた本村賢太郎前衆議院議員が挨拶で、「麺ひとつ何十円の仕事で家族を養われた」と賛辞を述べていた。その通りだ。

昨今は、金のある人まで「金が欲しい」という。人間がつくりだした幻想である。もちろん生活は基本。しかしそれが出来る程度で良し。そこから先の平等は政治の仕事。金のある無しに左右されない仕組みをつくっていく。

さて新郎と新婦は地元で出会った。今後も相模原で暮らしていくとのこと。これからも同じ街で生きていけることを素直に喜びたい。今日の良き日に参列出来たのも何かの縁。大切にしていきたい。

●今日一日

【午前】
消防団ポンプ車性能検査/緑が丘
事務作業/事務所

【午後】
支援者結婚披露宴/八王子市


午前中は消防団でした


2014年07月12日(土) 重信房子の著書「革命の季節」

先日新宿に出向く機会があったので、少しだけ紀伊国屋書店に寄ってみた。ふらふら散策していると、ある本の表紙に重信房子の写真が。ピンときて即購入した。これまで本人が本を書いているのを知らなかった。

言うまでもなく彼女はテロリスト。あらゆる暴力を否定する私は。彼女を支持しない。しかし政治的な話云々よりも、外国に渡った日本人の生き様として、感銘を受ける箇所が多々あった。

彼女が、我が母校の明治大学を“中退”して、中東レバノンへ渡ったのは、ちょうど私がこの世に産まれた頃。連合赤軍のあさま山荘事件が起こる少し前だ。彼女も同じ組織のメンバーだった。

さて今日もイスラエルのガザ空爆がニュースで流れている。死者が数百人をこえているとのこと。世界情勢は進歩していない。日本は対アラブの中立国であるべきだ。その立ち位置を見失ってはいけない。対米関係が全てではない。

●今日一日

バンコクから相模原へ


空港と飛行機で読み終えました


2014年07月11日(金) 日本は単一民族国家ではありません

‘サンカの民と被差別の世界 (五木寛之著)’を読んだ。サンカのことをよく知りたかったし、また家船についても全く知識がなかった。あわせて著者の表現にも興味があり購入した。

詳細な調査によるルポというよりは、著者の随筆といった感じで、その感想や思いが強すぎたキライはある。しかし有名な作家が書いたことによって、歴史の事実を多くの人が知ったのも功績だろう。

「日本は単一民族国家」と言う人は減った。政治家がそう発言すれば恐らくは致命傷。アイヌに対する法整備も進み、2020年の東京オリンピックに向けても、先住民族として改めて紹介されるとのこと。

人権意識が進化している。素晴らしいことだ。一方でいまだ差別的言動を発したり、また弱い立場の他者を攻撃することによって、自分の考えを明らかにしようとする不届き者も多い。強さよりも優しさが求められている。

●今日一日

終日所用


2014年07月10日(木) 横浜銀行バンコク駐在所等を訪問

午前中は横浜銀行バンコク駐在事務所を訪問。本年度から県職員が出向している。神奈川県はタイを始めとするアセアン諸国と連携を深めており、加えて日本企業の進出を現地でフォローアップするためだ。

銀行の幹部から様々な話を聞いたが、何より国柄や法律の違いには驚かされた。またタイは自国産業の保護を徹底しており、言われているほど日本企業にとって楽な状況ではない。今後はタイ企業の神奈川県内誘致など、逆の発想による取組みも重要と感じた。

午後は明治大学のアセアンセンターへ。相互留学の手続きや斡旋、情報提供などが主な業務。またセンター内と日本の教室をネット中継でつなぎ、明治大学の講義をタイの学生が受けられる設備も整っている。学校という存在も間違いなく変化している。

夜はタイの政治家と会食。クーデター後の政権とも関係の深い人で、これまでと今後の見通しについて情報を得た。市民生活にそれほどの変化はないが、欧米諸国は軍事政権に厳しく、その隙間をぬって中国が出てきているらしい。日本も対米依存ではなく、独自の視点でタイと接して欲しいとのこと。我が意を得たりだ。

●今日一日

【午前】
横浜銀行バンコク駐在事務所でタイ経済のレクチャー/バンコク

【午後】
明治大学アセアンセンター視察/バンコク

【夜】
タイ国軍顧問と意見交換/バンコ


横浜銀行バンコク駐在事務所で。7月から神奈川県の行政職員が出向しています。


明治大学のアセアンセンター。ネット中継を使った講義も開催しています。


2014年07月09日(水) 日本の‘同盟国’であったタイ王国

行きは成田。帰りは羽田。安いチケットを買ったらそうなっていた。思えば初めてのケースである。バンコクは東南アジアで、最も多く日本人が暮らしている。スクンビットには日本語の飲食店やスーパーが並ぶ。

当初は‘外国に日本をつくる’風習に違和感を覚えたものだが、よくよく見渡してみると、アラブ・インド・中国等に比べれば、まだ日本人は現地に馴染んでいる。遠慮がちな国民性も相通じるものがある。

さてタイ王国は先の大戦で日本と‘同盟’を結んでいた。それ故戦後は連合国にも虐められた。ドイツやイタリアとは同等であったが、加えて巻き込んでしまった国もある。日本人は忘れてはならない。

●今日一日

相模原からバンコクへ


2014年07月08日(火) 第二回定例会は閉会したけれども

長かった第二回定例会が閉会した。年度がわりの議会はとても忙しく、まさにバタバタと過ごした2カ月間だった。会派政調会長を留任したとはいえ、まわりのメンバーも変わり、全く同じことを繰り返していた訳ではない。

さて9月には第三回定例会が始まる。そして任期切れが近づいてくる。議会で毅然と主張するためには、その前提になる市民の声をしっかり聞かねばならない。早速今月から市町村及び団体ヒアリングも始まる。気を抜かずに活動を続けていく。

●今日一日

【午前】
事務作業/県庁
民主党県議団役員会/同

【午後】
民主党県議団全体会議/県庁
本会議(討論及び採決)/同
障がい福祉関係団体から要望/同

【夜】
会合(党)/横浜市中区


2014年07月07日(月) 県議会の‘調整日’に

県議会の‘調整日’。議案の採決が行われる前日に、諸懸案を会派内及び超党派で調整する日。大概は終了が夜になる。また民主党県議団としては本会議で議案に対する討論を行う予定であり、その作成を含めて政調会メンバーは夜まで残ることになる。

さて県庁退庁後は関内駅近くで会合。懇親会なので詳細は伏せるが、ざっくばらんな話を多く聞く。厳しいご意見を言って頂ける方ほど貴重。これまでの政治活動で実感している。自分自身もそうだが、会派、いや民主党という政党に責任を負っていることを再確認。

明日も早朝なので近くのホテルに泊まる。情けない話しだが、最近は2次会に行く気合いがない・・・。ふらふらとハシゴしていたのも今日は昔。しかしコンビニチューハイを部屋で飲むのもいい。仕事の連絡を色々思いだし、遅い時間だがメールを打つ。多少酔っているので文章大丈夫かな。

さて長かった第二回定例会も明日で閉会。あさってからは地元相模原での活動になる。議員が議会で行う発言は、その裏付けがなければならない。それは市民の声だ。9月からは次の議会も始まる。政治に対する声をしっかりひろえるよう頑張っていく決意だ。

●今日一日

【午前】
民主党県連員会/横浜市中区
民主党県連常任幹事会/同
民主党県議団政調会/県庁

【午後】
民主党県議団役員会/県庁
民主党県議団全体会議/同
相模原市選出超党派県議の会/同
民主党県議団全体会議/同

【夜】
会合(議会)/横浜市中区


党県連の常任幹事会では司会進行が役目です


2014年07月06日(日) 鉄道会社の経営は採算より安全を

JR東労組横浜地本の定期大会。毎年熱海で開催される。政治家の醍醐味は色々な人と話が出来ること。人生42年の間散々お世話になった電車だが、その運転士さんたちを話す機会はなかった。しかし数年前からのお付き合いによって、鉄道会社が抱えている課題を直接聞く機会に恵まれた。

大会に参加した各級議員を代表して挨拶する機会を頂いた。「皆さんのお仕事は命を預かる仕事です。皆さんの労働環境と職場環境を改善することは、社会全体の課題でありますし、政治の責任であると考えます。今後とも県政でしっかり取組んでまいります。」

福知山線やJR北海道での重大事故を忘れてはならない。鉄道会社は社会的責任を負っている。利益を上げることのみに執着すれば、現場の職員は疲弊し、それは乗客の安全に影響を及ぼしてしまう。今日の大会でも繰り返し「安全第一」が述べられていた。労働組合の役割は大きい。

●今日一日

【午前】
相模原から熱海へ

【午後】
JR東労組横浜地本定期大会/静岡県熱海市


JR東労組の大会で出席議員を代表してご挨拶しました


2014年07月05日(土) 藤井裕久先生だけは「先生」と呼んでいる

藤井裕久事務所のOB&OG会。学生時代に国会事務所に出入りさせて頂き、多くのことを学ばせてもらった。以来25年が経ったが、お世話になった皆さんと旧交を温めることが出来た。

また藤井先生とも色々お話しが出来た。私は基本的に議員を「先生」とは呼ばない。藤井先生は心底そう思える。別格だ。常に「歴史に学べ」と主張される先生は、今日も田中内閣で官房長官秘書官であった時の話をされた。当時田中角栄と周恩来がどれだけの覚悟を以て交渉に臨んだかを披歴された。

曰く「安倍首相も習近平も子ども。」そうなのだ。日中関係は戦後最悪の状況。結果互いに利益はない。しかも改善する動きもない。先人たちに学ぶ謙虚な姿勢を政治指導者は持つべきだ。

さて藤井先生。焼酎をビールで割って飲まれていた。ご高齢にかかわらず恐るべき量だ。約半分の年齢しかない私が、最近飲めなくなったなど、口が裂けても情けなくて言えない。今後もご健勝で、後進をご指導いただくことを切に願っている。


●今日一日

【午前】
地域まわり/中央区内

【午後】
藤井裕久事務所OB&OG会/都内

【夜】
会合(地域)/横浜市中区


藤井裕久事務所のOB&OG会で懐かしい方ともお会いできました


2014年07月04日(金) マダガスカル島にいた日本人娼婦

夜早く家に帰った。久しぶりにゆっくりテレビを見た。‘世界の村で発見。こんなところに日本人’をやっていた。かなり面白い。印象的だったのは、ニュージーランドに暮らすご老人。

戦後進駐軍にいたご主人と結婚し、その撤退にあわせてニュージーランドに移住。立派なお子さんに恵まれ「悔いのない人生」とのこと。含蓄があり過ぎて私にコメントする資格はない。只々感動的だった。

また世界で仕事がしてみたいとの夢を抱き続け、それを実践したチャレンジャーたちもいた。更には国のつくった海外支援の枠組み参加し、ある発展途上国で栄養士をしている人も。ともに貴重な日本人である。

ふと思いだした。西木正明の短編小説‘アイアイの眼’だ。バルチック艦隊が日本を目指して喜望峰をまわったとき、マダガスカル島で娼婦をしていた日本人が諜報活動を行ったというもの。史実に基づくフィクションだ。あんな遠い島に日本人の出稼ぎ娼婦がいたことに驚いた。

現在の日本が経済大国となった背景には、長きにわたり海外に出た日本人たちがいる。その経験と成果は確実に積み重なっているはず。感謝の意を持ちつつ、これから海外に出る人たちを支援していきたい。

●今日一日

【午前】
事務作業/事務所
自衛隊相模原地域事務所移転セレモニー/相模原

【午後】
地域まわり/中央区内


新聞でも報道されました


2014年07月03日(木) 県議会における集団的自衛権の採決

県議会には意見表明権がある。地方自治法に規定されている大切な仕事だ。その権限を使って、国会や政府に対して意見することが出来る。喫緊の課題である集団的自衛権についてしっかり主張して欲しいと、市民から計29件の陳情書が県議会に提出された。すべて行使に「反対」もしくは「慎重審議を求める」内容だ。

民主党県議団で議論した結果、この陳情に賛成(了承)することになり、所管の総務政策常任委員会に臨んだ。委員は14名。挙手したのは5名。民主党の委員4名と、結い・維新の委員1名だ。結果賛成少数で否決された。残念であったが地方議会で議論することは価値がある。特に神奈川は沖縄に次ぐ基地県。集団的自衛権の行使は県政にも大きく影響を与える。

さて陳情を出されたある団体の方が、終了後に民主党県議団の控室に来られた。私たちが賛成したことに謝辞があり、また今後について若干の意見交換した。生まれて初めて政治活動をしたという初老の女性は、恐る恐る出した陳情が容赦なく否決されたことに戸惑っているように見えた。

しかし私は言った「これからも意見を言い続けてください。また陳情を出して頂ければ真剣に受け止め続けます。」そうなのだ政府は願っているはず。この問題が風化することを。市民もマスコミも地方議会も取り上げなくなることを。そうはさせない。主張し続けることによって、大きな壁にも穴が開けられる。閣議決定で終わりではない。

●今日一日

【午前】
民主党県議団政務調査会/県庁
民主党県議団部会長会議/同
総務政策常任委員会(質疑)/同

【午後】
民主党県議団役員会/県庁
民主党県議団全体会議/同
総務政策常任委員会(質疑)/同

【夜】
総務政策常任委員会(意見発表及び採決)


2014年07月02日(水) 「武力行使」とはイコール「戦争」である

「武力行使」とは妙な言葉だ。自衛隊や米軍は素手で殴り合う訳ではない。弾やミサイルを打つ。着弾すれば少なからず人が死ぬ。「武力行使」イコール「戦争」なのだ。

集団的自衛権に関する政府の議論でも、新聞紙上の論評においても、ほとんど「戦争」という言葉を使わない。先の大戦後、日本人の‘DNA’の中に脈々と受け継がれている戦争忌避思考を、ある意味理解しているからこそ、あえてごまかしているのだろう。

本日の某新聞に同趣旨の記事が出ていた。事実を包み隠さずわかってもらうためには、しっかりした言葉を選ぶことも重要だ。白を白と言い。黒を黒という。繰り返しだが、「武力行使」とはすなわち「戦争」である。

●今日一日

【午前】
行政相談対応(教育)/市役所
事務作業/事務所

【午後】
みんなの党主催勉強会(人口減少社会)/県庁

【夜】
会合(議会)/横浜市中区


2014年07月01日(火) あきらめるな、まだ戦争は始まっていない

ついにこの日を迎えてしまった。朝方からとても腹が立ち、具合も何となく悪くなってきた。集団的自衛権の行使がいよいよ認められる。私はいまだにその必要性がわからない。なし崩し的であることにも強い憤りを覚える。何故日本が先の大戦に敗れたのか、その基本認識と反省がなさ過ぎる。

湾岸戦争へ資金拠出
カンボジアPKOへ自衛隊派遣
周辺事態法の成立
アフガニスタン紛争へ掃海艇派遣
防衛庁から防衛省へ
イラクに自衛隊駐留

湾岸戦争は私が大学生の時。たった20年と少しの‘なし崩し’である。何の‘歯止め’が効いているというのか。政治家はルールをつくるのが仕事。ルールの隙間を探し、ルールを捻じ曲げるのは邪道だ。すべての政治家は改めて憲法9条を読んでみよう。

さて閣議決定によって行使が容認されるならば、同じく閣議決定によって再び専守防衛に戻すことも出来る。平和を希求する野党勢力を結集し、再びの政権交代を目指すしかない。安倍政権を誕生させてしまったのは、私が所属する民主党である。責任は重い。

テレビでは識者や学者が「もう後戻りはできない。ルビコン河を渡ってしまった」と嘆いている。しかしそうは思わない。まだ戦争は始まっていない。党派をこえた同志と連携し、引き続き全力を尽くしていく決意だ。

●今日一日

【午前】
地域まわり/中央区内

【午後】
相模原シティライオンズクラブ主催・南こうせつチャリティコンサート/南区相模大野

【夜】
黒岩祐治県知事を囲む会/南区上鶴間本町


相模原シティライオンズクラブのメンバーとしてチャリティコンサートを手伝いました


てらさき雄介 |MAILHomePage