てらさき雄介の日記
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2013年11月30日(土) 誰でもどこでも話せる自由を

ダイエー上溝前で街頭活動。天気が良い。遠くに大山が綺麗に見える。空気も爽快なので演説もテンションが上がる。いまだ民主党への風は厳しい。しかし無視されるより怒られた方がいい。

誰でもどこでもマイク1本で話が出来る。その自由は維持しなければならない。例えば相模大野駅では議員と飲食店、ペットの里親探しからその他色々、週末は入り乱れて活動している。このような雰囲気が大好きだ。

特定秘密保護法が制定に向けて着々と進んでいる。その議論から垣間見れるその先にある景色は、私が理想とする社会像と違った方向と感じる。日々自分の中で大きくなる違和感を大切にし、初心を忘れず進んでいきたい。

●今日一日

【午前】
街頭活動/上溝ダイエー前

【午後】
打合せ(党)/上溝
地域まわり/中央区内

【夜】
会合(地域)/相模原

良い天気ですと上溝からは大山がはっきり見えます


2013年11月29日(金) 生活保護制度を知らない方

地元で歩くと相談ごとを受ける。だいぶ以前にあったと言われている‘無理な’な話ではなく、納税者として至極まっとうな内容ばかりだ。行政の執行権がない議員としては、結局は‘繫ぐ’ことしかできないが、それでも頼ってくるには理由がある。

まず役所は不親切。悪気はないのだろうが、行政用語の知識が少ない市民に対して、余り複雑な表現はダメである。結果たらい回しや追い返されたと、出向いた本人が感じてしまう。プロとして最初から丁寧に説明すべきなのだ。

最近も生活保護の相談を受けた。聞くと困窮の度合いが高く、まさに制度の適用が必要な方。しかし60歳をこえているこの方は、これまで生活保護という制度自体を知らなかった。ゆえに役所に言ってもラチがあかない。たまたま人づてで私のところにたどり着いたのだ。

●今日一日

【午前】
行政相談(福祉)/富士見
行政相談対応(福祉)/市役所

【午後】
街頭活動/市役所前交差点
次回代表質問検討/県庁
打合せ(議会)/同
打合せ(議会)/同
行政相談(教育)/同


2013年11月28日(木) 黒岩知事の提案説明に思う

第三回定例会の後半が始まった。本会議が開かれ議案の提案説明が知事からあった。色々な内容が盛り込まれていたが、実に半分位が海外出張の話・・・。自治体外交と知事のトップセールスは必要だが、他政策分野とのバランスはどうなっているのか。

また特区や産業政策等の表現についても、どうしても上の層に視点が注がれている。華々しい話も夢がある。しかし行政の役割はセーフティーネットの確立。日々の生活に困窮している市民に対しても響く、それこそリーダーのメッセージを発信して欲しい。

●今日一日

【午前】
朝の街頭活動/横山ツタヤ交差点
党県議団政務調査会/県庁
党県議団部会長会議/同
党県議団役員会/同

【午後】
党県議団全体会議/県庁
次回代表質問検討/同
行政相談対応(スポーツ)/同

【夜】
会合(地域)/緑区橋本
打合せ(党)/町田市

地元の交差点で街頭活動です


2013年11月27日(水) 猪瀬都知事は正直に話すべき

猪瀬都知事が5千万円を借り受けた件。猪瀬氏が何故これ程の大金を‘借りられた’のか。それは当選確実な都知事候補だったから。いかにおカネを持っている徳洲会でも、作家である猪瀬氏には一円も出すまい。この時点で「個人として」は実質虚偽である。

一方で選挙は経費がかかる。都知事選挙となれば膨大な金額だろう。手続きの不備を明確に認めた上で、事情を説明して謝罪するれば、多くの都民は理解するのではないか。怪しい借用書を公開したり、ああでもないと言い訳をするから誤解を生むのだ。

都政は神奈川県にも大きな影響を与える。ゆえに私自身大きな関心を持っているし、党派をこえて都議会議員とも交流がある。絶大な権限を持つ知事だからこそ、今回の件が都政の停滞に繋がらないように求める。繰り返しだが、経緯を正直に話して、はっきり謝ってしまった方がいい。

●今日一日

【午前】
地域まわり/中央区内

【午後】
次回代表質問検討/県庁

【夜】
支援者訪問/千代田

代表質問の検討も大詰めです


2013年11月26日(火) 公共施設は維持費の方が高い

東日本大震災の後に県庁の耐震調査をしたところ、本庁舎は大丈夫とのことだが、県議会が入っている新庁舎は要チェックになった。今後最低限の工事を行う予定。本庁舎は昭和初期の一番古い建物だが、その方がしっかり創っているのだ。

さて現在準備を進めている次回代表質問で、県の公共施設について取り上げるつもり。改築や建て直しなど数十年先を見通した計画にすべきで、現状のように建築時の費用にだけ頭がいくようではいけない。維持費の方がコストは高くかつ後世に影響を与える。

●今日一日

【午前】
次回代表質問検討/県庁

【午後】
挨拶まわり/横浜市内
次回代表質問検討/県庁

今日も県庁です


2013年11月25日(月) すべての子どもが学べる枠を

私立中学・高校が主催する‘振興大会’に参加。県が私学助成金を出していることもあってか、多くの県議が来賓として招待されていた。子どもにとって公立と私立に境はなく、ともに教育を受ける機会が保障されるべき。

民主党県議団は「県立高校の定員増」を長く主張してきた。段々と結果が出ている。しかしその分私学の定員を減らしていいとは思わない。すべての子どもが学べる枠を確保すべきなのだ。

さて私自身も中高と私学で過ごした。独特の校風や方針はいいもの。地域の中で教育の多様性を確保するためには、私学の存在にもっと光をあてていい。保護者の負担軽減のために、県として支援を継続すべきである。

●今日一日

【午前】
次回代表質問検討/県庁

【午後】
私立中学・高校振興大会/横浜市中区
次回代表質問検討/県庁
挨拶まわり/千代田区永田町

私学振興大会に参加しました


2013年11月24日(日) 誘致よりも市内企業を優先

企業の市内営業所が40周年を迎えた。橋本駅前で開催された祝賀会に地元議員として参加。冒頭にあいさつ申し上げた。

「営業所の設置は昭和48年とのこと。私は昭和46年生まれですので、ほぼ同じ年月を相模原で過ごしたことになります。これまでの関係者皆様のご尽力に感謝申し上げます。

市内からも製造業等が地方へ移転していますが、主に流通に関わるコストと、商業地・工業地・住宅地が混在していることによる安全管理の問題が多いと認識しています。

リニアや高速道路などが整備され、周辺には工業団地も造成されます。しかしながら外から企業を誘致することは大切でしょうが、何よりも今相模原で仕事をして頂いている企業に、今後も相模原に居続けたいと思っていただくことが大切です。

そのための周辺環境整備をしなければなりません。地元の議員として力を尽くしてまいります。(要約)」

●今日一日

【午前】
県身体障害者福祉大会/茅ヶ崎市

【午後】
地域まわり/中央区内
パークゴルフ実地経験/弥栄
事務作業/事務所
企業市内営業所40周年/緑区橋本

【夜】
田名納涼花火大会慰労会/田名

障害者団体の大会に厚生常任副委員長として参加しました


2013年11月23日(土) フェイスブックで新たな輪が

フェイスブックの‘グループ’交流会に参加。二度目の参加だがメンバーが面白い。市内で行われる会合、特に異業種交流会的なものは、大概半分くらい知った顔。「やあ、この前はどうも」といった感じだ。

しかしこの会はほとんど知らない。政治関係者を除けば皆無といっていい。百人以上集まる会では珍しい。既存の地域ネットワークに属していない皆さんが、SNSを使って新たな輪をつくりつつある。

日本人はまだまだ相対に会うことが大事。少なくとも電話だ。ネットでのやり取りはそれ以下の軽い場合に用いられる。しかしITは世界を結んでいる。そして逆戻りすることはない。適応することも大切だ。

今やブログの時代も去っていき、フェイスブックなど次の情報伝達手段の時代。数年すればまた新たに開発されるのだろう。主権者とのコミュニケーションの上に成り立つ政治もまた、変わらざるを得ないと確信する。

●今日一日

【午前】
光が丘ふれあいフェスタ/弥栄
相模原西商店街主催イベント/相模原

【午後】
ダンススポーツフェスティバル/南区麻溝
地域まわり/中央区内
事務作業/事務所

【夜】
フェイスブックグループ交流会/緑区橋本

商店街のイベントで似顔絵を描いて頂きました


2013年11月22日(金) 特定秘密保護法案に反対する

特定秘密保護法案の審議が大詰めを迎えている。来週に採決を迎えるらしい。野党の一部とは修正協議が行われているが、「反対」を明確にした民主党の方針を支持したい。この種の流れに与しないのは結党の前提だ。

各論について様々な議論が交わされているが、元々法案の趣旨自体が不明確であり、政府が情報捜査をしやすくする以上の理由が見当たらない。元々公務員には守秘義務がある。その延長線では何故いけないのだろうか。

かつて中曽根内閣が‘スパイ活動法’を検討した際、世論と野党そして自民党内からも反対が出て頓挫した。内容はこちらの方が危険度は少ない。今回‘スムーズ’に進んでいるののは、一重に安倍政権の高支持率だろう。

そう、急ぐ理由はただ一つ。「今しか通せない」だ。秘密をつくった本人がそれを特定するという。元々のつくりに無理がある。法案は強行採決で通るだろうが、問題点は引き続き指摘していく。

●今日一日

【午前】
地域まわり/中央区内

【午後】
地域まわり/中央区内

【夜】
支援団体忘年会/箱根町


2013年11月21日(木) 熟議する努力が必要だ

民主党県議団全体会議(通称団会議)が開催された。27名の所属議員が一同に集う会派の意思決定機関だ。重要な議案の採決から諸々諸事まで、ほぼ全ての事柄がこの会議で決定される。

政調会長として政策関係の‘報告’と‘提案’を行うのが仕事。すんなり通る時もあれば、なかなか難しいことも。同じ政党とはいえ専門分野や出身地域は違う。結果として政策の優先順位も異なってくる。

党が極端にバラバラではいけない。一方で皆が同じことを言っているなら人数はいらない。幅があることは国民政党であることの証なのだ。妙な「一致結束」は多様な民意を吸収する弊害にもなり得る。

大切なのは熟議すること。相対で喧々諤々議論をし尽せば、自ずから意見は集約されていく。民主党政権はその努力が足りなかった。少なくとも県議会民主党では同じ轍を踏むまい。

●今日一日

【午前】
地域まわり/中央区内
事務作業/県庁
民主党県議団役員会/同

【午後】
民主党県議団全体会議/県庁
議長主催講演会(地方自治財政)/同
次回代表質問検討会議/同
支援労組と意見交換会/横浜市中区

【夜】
会合(議会)/都内

団会議室です


2013年11月20日(水) 受章を辞退したある議員

市制記念日。相模原市の‘誕生日’である。毎年市政功労者の表彰が行われる。地元選出議員として式典に参列した。ボランティアでまちづくりに携われた多くの皆様に改めて敬意を表したい。

さて本来対象だった議員が、一人その受章を辞退した。プロの姿勢としてその立ち振る舞いは立派であり敬意を表する。元々議員は税金から報酬を得ている。その責任はあっても感謝される筋合いはない。

外国の入国時は書類に職業を「civil servant」と書く。そう公務員とは奉仕者であり僕(しもべ)なのだ。不詳私はそのことを誇りとしている。自らもまた賞をもらうまい。

●今日一日

【午前】
支援者ご親族告別式/南橋本
市表彰式/富士見

【午後】
行政相談(福祉)/上溝
行政相談(行革)/小山
打合せ(議会)/中央
書類作成(報告会)/事務所
地域まわり/南区内

【夜】
月例ミニ県政報告会(アベノミクス)/産業会館
会合(地域)/中央


2013年11月19日(火) 少なくとも街頭では負けまい

しばらく県外だったので、議会も地元も仕事がたまっている。早速ひとつひとつ取りかかった。何をおいてもまずは街頭活動。早朝JR相模原駅に立つ。既に冬の気候だがそれ程寒くはない。

次期統一選まで1年半。そろそろ新人の話も聞こえてくるなかで、今後は駅頭に出てくる議員も増えるだろう。急にこられても迷惑な話だが、まあこれを止める手立てはない。しかし少なくとも街頭で負けたくはない。

さて今後は駅だけでなく街角にも立とう。元々田中角栄氏の「辻説法」は路地で行われていた。誰もいなそうな場所でも聞いていてくれる。今後はより具体的に計画を立てたい。

●今日一日

【午前】
朝の街頭活動/JR相模原駅
次回代表質問検討会議/県庁

【午後】
打合せ(議会)/横浜市中区
次回代表質問検討会議/県庁

【夜】
党県連主催・消費者団体との意見交換会/横浜市中区
会合(地域)/町田市

朝もメッキリ寒くなりました


2013年11月18日(月) 羽田空港から直行するも

帰国。移動は苦にならない方だが、さすがに先週の日程は疲れた。今日も地元地域の振興会に参加するため、羽田空港から南橋本の宴会場に直行。行きの都合で車を利用。すると帰路は大渋滞。まずい間に合わない・・・。

そこで決断した。保土ヶ谷バイパスから東名に直接乗り、下りで海老名へ向かい圏央道へ。戻って相模原当麻のインターで降りる。そのまま129で会場まで向かう。横浜からこのルートは初めてだ。

すると早い。ほぼ一度も停車することなく到着した。なるほど遠回りの方がいい場合もあるのか。唯一残念なのは圏央道の料金。高いとう声が多いので、県としても事業者に要望しているところ。

さて会では意見交換の最中に酒が出る。飲もうか飲むまいか迷ったが、代行運転を決断して一杯。ふーっと酔ってしまった。ビールだけなのに。どうも最近バタバタしているようだ。少し落ち着こう。反省。

●今日一日

【午前】
京畿道議会視察/韓国・京畿道

【午後】
ソウルから相模原へ

【夜】
下九沢地域振興会例会/南橋本
事務作業/事務所

韓国・京畿道議会副議長にお迎えいただきました


2013年11月17日(日) 電車の中でも住民相談

韓国・京畿道を訪問。住民の相談を24時間体制で行う‘民願室’を視察した。今日は日曜日。しかし変窓口は開いている。電話相談に至っては外国語も駆使し、日本人観光客からも相談を受けている。

障がい者の方向けテレビ電話相談、北朝鮮脱北者相談など、非常に幅広い相談体制が組まれている。中でも驚きが「いつでも民願列車」だ。実際乗車して現場を見たが、多くの相談者がここにもいた。

鉄道は国鉄。その1車輛を京畿道で借り切り、なかで生活・金融・健康など複数のブースを置いて相談を受けている。私たちの乗車は30分ほどだったが、その間も人が途切れることはない。

韓国はIT先進国。その結果として住民と行政の距離が変わり、様々な要望に応える必要が出来たのだろう。試行錯誤しながらという印象もあったが、少なくとも日本では実施に至っていない。

●今日一日

【午前】
京畿道庁民願室でレクチャー/韓国・京畿道

【午後】
‘いつでも民願列車’視察/韓国・京畿道

電車の車輛を貸切って相談コーナーを設置しています


2013年11月16日(土) 新宿小学校30周年にあたって

相模原市立新宿小学校の30周年記念式典と祝賀会に参加。地番は田名だが上溝も学区になっている。ちょうど私が小学校に通っている頃に建設された。近所なので思い入れもある。

この学校にはポニーがいた。名前はラッキー。人間年齢で100歳に近かった昨年、残念なことに亡くなってしまった。最初迎えたときの先生が、今日の式典で感慨深く話をされていた。

さて市立小中学校の教職員給与を、県からでなく市が支払えるようにするよう、平成29年度をメドに制度改正することなった。県と市で既に合意し、現在国に働きかけている。

これによって1兆7千億の県一般会計予算は約2千億円目減りする。横浜市に至っては市の予算が県を上回ることになる。昨今の地方制度改革のなかで最も大きな規模だ。

含めて子どもたちにより良い教育を実現すること。‘公’が過度に叫ばれる昨今。しかし基本は自立した個人である。まさに「個を強くする」教育が求められている。ちなみに「個を強く」は我が母校明治大学の教育方針でもある。

●今日一日

【午前】
事務作業/事務所

【午後】
新宿小学校30周年記念式典・祝賀会/田名

【夜】
相模原からソウルへ

地元新宿小学校が30周年を迎えました


2013年11月15日(金) ロンドンからライオンズへ

ロンドンから相模原へ。帰りは約12時間の飛行。半分は酒を飲みながら、もう半分は熟睡できた。行きに比べて楽だった気がする。

成田空港から相模原へ戻る。そのままライオンズクラブの例会に参加。急にローカルな世界である。しかしこちらの方が安心する。知った人たちと一緒にいれること。何より故郷で仕事をし続けられる幸せを実感。

とは言えさすがに疲れた。今日の例会は若干の酒も入ったゆえ、閉会後は早々に自宅に引き上げる。明日からもまた忙しい日々。頑張ります。

●今日一日

【午前】
ロンドンから相模原へ

【午後】
ロンドンから相模原へ

【夜】
ライオンズクラブ例会/相模原


2013年11月14日(木) 法人事業税を考えた支援を

神奈川県内からロンドンへ支店や営業所を出している皆様と意見交換。当地が金融センターであることをメリットと考え進出。他のヨーロッパ諸国もテリトリーにしている企業も多い。

某企業はエネルギー関連事業の受注を目指し、風力発電をはじめ具体的な営業活動を幅広く行っていた。一方で既存のノウハウだけでは難しいらしく、日々の情報収集が重要とのこと。本日私たちに会ったのもその一環らしい。たゆまぬ努力に感服した。

県としても企業の海外状況は他人事ではない。県の収入は法人事業税の割合が一定多く、企業の所得を上げることは行政運営の基盤強化になる。また数年ごとに財政危機に陥る不安定さは、今後解消していかねば継続した施策は打てない。在外企業に対する支援も具体的に行う必要がある。

●今日一日

【午前】
自治体国際化協会でレクチャー/ロンドン

【午後】
県関連進出企業及び日本政府関係者と意見交換会/ロンドン

【夜】
ロンドンから相模原へ

ロンドン進出企業からは神奈川県への支援要請も


2013年11月13日(水) 福祉先進国スウェーデンを視察

福祉先進国スウェーデンの現場を視察。国立難病センターでは様々な病気や障がいのある方を支援している。一人ひとりに支援員(ケアマネに類似する)がつき、そこに本人と家族の意思が大きく加わる制度。皆さん元気に過ごしていたのが印象的だった。

市立高齢者施設も視察。大規模団地のなかに設置されている。日本も公営住宅の高齢化が大きな問題になっており、今後県営住宅に福祉施設を入れる算段をしている。スウェーデンでは各地にある。経営状態に疑問も感じたが、社会投資を福祉に向ける国柄ゆえ問題はないそう。

昼はウェストジョータランド県議会議長と。25%の消費税率についても聞いてみた。国民合意が既に形成されており、党派間の認識もそれ程違わないとのこと。一方で「消費税だけで福祉をやっている訳ではない」とも。税制は簡素化されているがその率は押なべて高い。まさに総合福祉国家だ。

●今日一日

【午前】
国立難病センター‘アグレンスカ’視察/エーテボリ市
市立高齢者施設‘トラフパンクテン・クルツルフセット’視察/同

【午後】
ヴェストラジョータランド県議会議長主催昼食会/エーテボリ市
エーテボリ河川運送の現地視察/同

【夜】
エーテボリからロンドンへ

福祉先進国の現場を視察


2013年11月12日(火) スウェーデンの政治家

友好都市であるウェストジョータランド県を訪問。これが今訪欧団のメイン業務。知事や議長と懇談。また各分野の若い行政幹部より経済・都市建設・文化について広範なレクチャーを受ける。

制度は議会内閣制を採用。議長はじめ議会から選出された常任委員が役職につき、行政と予算の執行権をもつ。一方で知事は国の任命。どちらかと言うと出先機関という感じだ。しかし双方は対立の関係ではない。

現在スウェーデンの国は保守政権。一方でエーテボリ周辺地域は社民系が強く。いわゆる‘ねじれ’状態になっている。福祉政策の基本は共通とのことだが、しかし移民問題等では党派対立が激しく行われている。

海外の政治家と話してみると思う。その国柄は違っても行動原理や発想は似通っている。‘政治家の生理’とでも言うのだろうか。一方で住民はどうか。また似ているのだろうか。頭がめぐる。

さて岡崎元知事が友好締結を結んでから20年が経った。国同士が安全保障とメンツを抱えている以上は、自治体外交は世界平和に向けた重要な手法である。中韓は言うに及ばずヨーロッパもそうだ。

●今日一日

【午前】
ウェストジョータランド県知事と懇談/エーテボリ市
ウェストジョータランド県幹部よりレクチャー/同
エーテボリ市議会訪問/同

【午後】
エーテボリ市長主催昼食会/エーテボリ市
パッシブハウス(無暖房住宅視察)/同

【夜】
ウェストジョータランド県知事主催夕食会/エーテボリ市

地方自治のあり方について知事と直接意見交換


2013年11月11日(月) 県ロンドン事務所の撤退後

ロンドンである。日本大使館を訪問。大使と懇談した。「イギリスは価値観が似ている」との評。国連等の議決でも日本はアメリカよりイギリスの方が、決議や議案の採決態度の一致率が高いとのこと。

明治維新後に日本が初めて結んだ軍事同盟は日英同盟。その後国際連盟の常任理事国になる足場を築いた。しかし昭和の戦争では「鬼畜米英」となる。政治の誤った誘導がいかに恐ろしいかを物語っている。

さて県はロンドン駐在事務所を置いているが、本年度を区切りとして撤退することが決まった。一方で、これまで培ってきたネットワークの継続や、県内企業の進出支援は必要で、代わる何らかの手段を模索しなければならない。

●今日一日

【午前】
在ロンドン日本大使館表敬訪問/ロンドン
日本貿易振興機構ロンドン事務所でレクチャー/同
神奈川県ロンドン駐在事務所視察/同

【午後】
ロンドンからエーテボリへ


2013年11月10日(日) 神奈川県議会友好訪欧団に参加

超党派で組織した神奈川県議会友好訪欧団(9名)のメンバーとして、本日から4泊6日でイギリスとスウェーデンを訪問する。

ウェストジョータランド県との友好締結20周年がメインだが、あわせてロンドン駐在事務所の活動状況や県内企業の進出についても調査を行う。

今日は成田からロンドンまで移動。約13時間の移動である。狭い機内。飲んで寝るしかない。詳細はこの‘日記’で明日以降ご報告する。

●今日一日

終日 相模原からロンドンへ


2013年11月09日(土) 次回ミニ報告会は‘アベノミクス’

初当選以来、月に一度必ず‘ミニ県政報告会’を開催している。定期的であることを大事にしているので、いわゆる動員はしないと決めている。街頭ビラやホームページ上の告知しかしない。それでも10人から20人の方にご参加頂いている。

次回は「金子洋一参議院議員」をゲスト講師に迎える。元経済企画庁のキャリアでOECD本部のエコノミストを経験、現在は民主党神奈川県連代表であり、同じく県連幹事長代行の私からは‘上司にあたる。アベノミクスについても是々非々の対応を貫いている方。是非ご参加いただきたい。

・11月20日(水)午後6時30分〜
・相模原市産業会館 地下1F多目的室
・ゲスト講師:金子洋一参議院議員
・テーマ「アベノミクスと今後の日本経済」
・参加費無料、事前申込必要なし

●今日一日

【午前】
行政相談対応(子育て)/上溝
新規ポスター設置/同
自衛隊第四施設群41周年記念式典/座間市

【午後】
地域まわり&ポスター張替え/中央区及び南区内

【夜】
異業種交流会例会/相生
事務作業/事務所


2013年11月08日(金) 選挙区外に張ったポスター

昨日事務所に「ポスター張るよ」と電話があった。選挙区外の南区若松の方。すかさず本日訪問した。ご自宅には他誰のポスターも張ってない・・・。私だけ。ありがたいことだ。政治家冥利につきる。

さて選挙区は中央区になったが、地元は相模原全市である。南区でも緑区でも構わず「地元の県議寺崎」と言っている。5回やった選挙で区割りは1回のみ。これまで培ってきた歴史と思いがある。忘れることはない。

しかし難しい。限られた時間を使うには中央区に偏らざるを得ない。それでいいのか自問自答しているが実態そうなっている。だからこそ今日の機会は大切にしなければ。若松にあるポスター。きちんとメンテナンスしたい。

●今日一日

【午前】
決算特別委員会(傍聴)/県庁

【午後】
民主党県議団役員会/県庁
次回代表一般質問検討会議/同
行政相談対応(教育)/南区役所
新規ポスター設置/南区若松

【夜】
事務作業/事務所
支援者訪問/中央
会合(議会)/同

選挙区外ですが、ポスターありがとうございました!


2013年11月07日(木) 街頭に立ち続けることで

市役所前の交差点で街頭活動を予定していた。しかし行ってみると献血の車がある。そこからは「お願いします」のアナウンスが。プロがボランティアの邪魔をしてはいけない。税務署入口交差点に信号1つだけ移動。

ここは普段余り立たない。だからこそ発見もあった。車でしか移動しない地域を足で歩くと、色々気づかされると同じ感じ。街頭は政治活動の基本にして究極。改めて思い知らされた。

さて気の知れた議員同士で‘自分はいつ辞めるのか’話すことがある。その応えは決めていないし難しい。しかし最近思うことがある。「そうだな。それは街頭に立てなくなった時かな。」

●今日一日

【午前】
事務作業/事務所
行政相談相談(子育て)/上溝

【午後】
街頭活動/税務署入口交差点
行政相談対応(福祉)/上溝


2013年11月06日(水) コンビニは筍のごとくなのに

支援者と石和温泉へ。「お前も色々大変だろうから、息抜きに飲みに行こう」と誘って下さった。ありがたいことだ。

さて以前は出張で温泉に泊まることもあったが、今は都会にビジネスホテルが一般的。確かにこの方が時間的、経費的にも安上がりだ。

しかしそういう傾向もあり、温泉街は厳しい状況になっている。お誘いいただく忘新年会も箱根・熱海は年々減ってゼロに近くなっている。

しかし不思議なものだ。定価で販売しているコンビニエンスは筍のごとく開店している。値段というよりも‘手軽さ’が重宝されるのだろうか。

●今日一日

【午前】
党県連役員会/横浜市中区
党県連常任幹事会/同
行政相談対応(福祉)/県庁

【午後】
事務作業/事務所
行政相談対応(教育)/高根
支援者訪問/星が丘

【午後】
会合(地域)/山梨県笛吹市

党県連の幹事長代行をつとめています


2013年11月05日(火) 富山型デイに見た可能性

デイケアハウスにぎやかを視察。日程の都合上わずかな時間だったが、今日見たことは、今後の政治活動に大きな影響を与えるだろう。それだけ心と頭に染み入るものがあった。

設立者が書いた本も購入して読んでみた。大いに参考になった。「死ぬまで面倒を見る」「誰でも預かる」こう言い切ることが与える安心感は大。そして何よりそれを実践している。

狭い建屋に色々な人がいる。認知症のお年寄り、障がい者、放課後児童、等々。ノーマライゼーションという表現が適当かわからない。色々な思いが詰まった空間であると感じた。

このスタイルで運営が成り立つかどうか、神奈川の地域性で対応が可能なのか、より詳細に調査してみたい。「何か足りない」と感じていた福祉施設のあり方に、今後の方向性を見つけられるかもしれない。

●今日一日

【午前】
富山型デイサービス事業の概要説明/富山県庁

【午後】
デイサービスこのゆびとまれ視察/富山市内
デイケアハウスにぎやか視察/同
富山から県庁へ
事務作業/県庁

【夜】
黒岩祐治県知事パーティ/横浜市西区

富山型デイサービスの現場を視察しました


2013年11月04日(月) 民主党はいい加減目を覚ませ

本村賢太郎後援会のイベントに参加。相模原綜合卸売市場を会場に数千人の参加。大盛会だった。辛く厳しい浪人生活の中だが、支援者の結束はより固まって見える。私も経験あるだけに感無量である。

さて民主党本部は現政権に攻め手を欠いている。「いずれ失速するだろうから、それから」云々、野党第一党とは思えない無責任なコメントすら聞こえてくる。昨年は確かに敗れた。しかし野党として政府を批判していけないなど、世の人は誰も言っていない。

経済政策・外交政策・TPP・秘密保全法等々、まさにツッコミ所満載の安倍政権ではないか。候補者が現場でいくら頑張っても、衆議院選挙が政権選択の選挙である以上は、与党との明確な対立軸のもと政権構想を示さねば勝てない。いい加減目を覚ませ。

⚫︎今日一日

【午前】
本村賢太郎後援会イベント/東淵野辺

【午後】
相模原から富山へ
富山県立近代美術館視察/富山市


2013年11月03日(日) 山本太郎氏の事件について

山本太郎氏が原発にかかわる手紙を天皇に園遊会で手渡した件。まずはっきりさせなければいけないのは、これはやってはいけないこと。同情論もでているが、ダメなことということは明確にしなければならない。本人も意地をはらずに謝ったほうがいい。

その上でどうするか。議員辞職は厳し過ぎる。また選挙で選ばれた議員の去就は、やはり選挙によって決するしかない。更に天皇が政治家から個人的にもらった手紙を読むはずもなく、結果としてその「政治利用」は未遂に終わっている。

さて最初に事件の報道を見た時の感想。山本太郎氏も園遊会に行くんだ・・。彼でも天皇には恐れいるんだ・・。テレビで「陛下」とコメントもしていた・・。何かフツウの議員に感じてしまった。彼に多少は興味を持っていたが急速になくなった。

⚫︎今日一日

【午前】
市民文化祭ダンスフェスティバル/富士見

【午後】
街頭活動/並木スーパーサンワ前


2013年11月02日(土) まさにお役所仕事である

これから作業を進めるので詳細は書けないが、ご連絡を頂いた市民と面会し、県立の高校に関するご相談を受けた。そのご意見は至極もっとも。理不尽なルールに基づいた、まさに‘お役所仕事’が行われている。

これを改善させるのは議員の仕事。一方でルール変更は時間がかかる。議会で取り上げるにも、次の開催を待たねばならない。しかしこの件は今問題に直面している。急ぎ風穴をあけられるよう早速取組んでいく。

●今日一日

【午前】
行政相談(教育)/高根

【午後】
富士工業グループユニオン定期大会/大宮市
事務作業/事務所

【夜】
来客/事務所
会合(地域)/弥栄

お世話になっている労組の大会に参加しました


2013年11月01日(金) 県外の仲間が減っていると反省

県庁に来客。北関東某県の議員だ。神奈川県の環境関係施策に興味を持たれており、事前に私あて行政につなぐ依頼があった。せっかくの機会なので神奈川県議会の現状も私からお話した。

全国津々浦々に仲間の議員がいる。しかし最近は減ってきてしまった。県議になってから忙しく、なかなか地方の会合に出られないこと。また学生時代からの縁が段々薄くなっていること。等など。

超党派の全国青年都道府県議会議員の会も、再来年には‘定年’を迎え自動大会になる。今のうちかもしれない。小休止していた党派をこえた交流を、これからしばらやってみよう。

●今日一日

【午前】
来客/県庁

【午後】
相模原高校50周年記念式典/南区相模大野
事務作業/事務所

【夜】
会合(議会)/横浜市内

地元中央区の相模原高校が50周年を迎えました


てらさき雄介 |MAILHomePage