てらさき雄介の日記
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2013年10月31日(木) 議員は総合計画に縛られるな

神奈川県総合計画審議が開催された。本年度から所属しており2回目の会議ととなる。総合計画は法律で規定されているが、その受け止め方は議員や行政職員によって異なる。

神奈川県では計画自体を議会の議決事項にしている。これも良し悪しだ。策定に関われるのはメリットだろうが、結果として連帯して責任を負ってしまうのはデメリットでもある。

議員の大きな役割に行政のチェック機能がある。その対象は総合計画も含まれるはず。行政職員はこの計画に従って仕事をするルールだが、私たち議員は必ずしも縛られる必要はない。

自分の提案した政策を総合計画に乗せるのも良し、違う手法で予算化を目指すのも良し。行政にアプローチする手段は広範であるべきで、総合計画を金科玉条のごとく扱ってはいけない。

●今日一日

【午前】
柏崎から神奈川県庁へ

【午後】
事務作業/県庁
打合せ(議会)/横浜市中区
県総合計画審議会/同


2013年10月30日(水) 柏崎刈羽原子力発電所を視察

柏崎刈羽原子力発電所を視察した。市議になり立ての17年前に一度来て以来。現地に到着すると何となく風景を覚えているもの。東電職員と案内スタッフに原子炉まで案内してもらう。

7つの炉があるが現在は全て停止中。しかし4,000人をこえる職員は普段と変わらず仕事をしている。その様子に感じ入るものがあった。日本の技術力はこのような現場で支えられている。

夜は柏崎市内のホテルに宿泊。原発が稼働しているときは、予約が取れないくらい一杯とのこと。しかし今は客足も少ない。周辺地域は長年にわたり政治に翻弄されてきた。今もまた。責任ある対応が必要だ。

●今日一日

【午前】
相模原から柏崎へ

【午後】
柏崎刈羽原子力発電所視察/新潟県柏崎市及び刈羽村

原子力発電所の中を視察しました


2013年10月29日(火) 徳洲会病院の捜索に思うこと

徳洲会が公職選挙法違反で捜索を受けている。創始者の徳田虎雄氏はひとかどの人物。立志伝中の人であり、かつ強大な権力と戦ってきた。その人生には敬服していた。しかるにこの不始末である。

病院ぐるみで選挙に臨んだ合言葉は「一族から総理大臣を」だったそう。驕りである。いや凋落と言えるのかもしれない。高齢により自ら職を辞するとき、なぜ志ある人を選ぼうとしないのか。なぜ自分の息子なのか。

親は誰でも子に苦労をかけまいと思う。「息子には継がせたくない」という中小企業の社長は多い。しかるに政治家は違う。「自分の子どもに継がせるってことは、かなりいい思いをしてきたんでしょうね。」市民の声である。

さて徳洲会病院は貴重な存在。特に九州地方や離島等には無くてはならない。まさに生命線である。早期の信頼回復を望む。そのためには事件の顛末を見届ける前に、潔く政治から手をひくべきである。

●今日一日

【午前】
地域まわり/中央区内

【午後】
行政相談(雇用)/緑区橋本
事務作業/事務所
地域まわり/中央区内


2013年10月28日(月) 12月の議会に向けた準備

次回代表・一般質問の検討が始まった。各2名ずつ民主党県議団から登壇する予定。政調会長としての仕事は主に代表質問。登壇する議員の意向は尊重するが、本会議場で一度発してしまえば会派の意思になる。

故に、これまで行ってきた議論との整合性や、今後に与える影響なども考慮に入れつつ、約1ヶ月かけて慎重に検討を進めていく。なかなかこれが大変な作業なのである。議会局スタッフの力も借りねばならない。

さて12月に行われる第三回定例会の後半は、来年度予算編成作業に大きな影響を与える。会派として知事に提出した‘予算・施策要望’を実現するため、戦略的に議論を進めていかねばならない。しっかり取組んでいく。

●今日一日

【午前】
次回代表・一般質問検討会議/県庁

【午後】
圏央道建設促進協議会定期大会/千代田区平河町

【夜】
会合(議会)/都内


2013年10月27日(日) 障がい者への理解促進

障がい福祉施設のおまつり。利用者やご家族は無論のこと、地域からも多くの参加者があった。焼きそばやバザー等の出店も盛会で、見まわすと皆んな笑顔である。まさに良い時間と空間だった。

一方で、障がい者に対する理解は進んでいない。その対策はまず接すること。障がい者と顔を合わせたことがない、話したことがないでは、理解したくとも出来るはずがない。

地域にある障がい福祉施設は、市民との接点を常に求めている。今日のイベントのように、その機会をつくる努力がされたとき、後ろから優しく手を差し伸べる。そんな行政であって欲しい。

●今日一日

【午前】
障がい福祉施設おまつり/緑区大島

【午後】
臼井貴彦相模原市議結婚披露宴/横浜市港北区

【夜】
同2次会/横浜市港北区

結婚披露宴で司会をつとめました


2013年10月26日(土) 母校もまた一つの‘根’

母校明大中野八王子高校の文化祭。OB&OG会のブースを手伝った。山奥でそれほど人数も多くない学校。ゆえに派手さのない学園祭だが、子どもたちは皆楽しそうだった。

卒業して既に云十年。今をもって学校に通えるのは嬉しいこと。「地盤も何もないんだから根を切るな」ある先輩から言われたこと。‘根’が何を意味するかは難しいが、母校は当然にその一つであるはず。

●今日一日

【午前】
明大中野八王子高校文化祭(手伝い)/県庁

【午後】
事務作業/事務所

【夜】
会合(地域)/星が丘

母校で当時のバスケ部バッグを発見


2013年10月25日(金) 山崎努の怪演に感嘆する

風邪をひいたらしい。最低限の仕事は行いながら、それ以外の時間は自宅で休養。今日中に直すためには、温かい環境でじっとしているしかない。

ふとテレビを付けると‘新必殺仕置人’をやっている。残念ながら映像は風化しており状態は良くない。テレビ放映ギリギリのところだろう。しかしその内容たるや近年にはない面白さ。

元々人殺しの話。悪者が主人公だ。しかも「実は良い人だった」というオチではなく、徹頭徹尾その悪いさを貫いている。特に山崎努の怪演は見事。小さなテレビ画面でこれだけ醸し出せるとは。まさに俳優。

ストーリーや映像を自主規制するのが流行り。またすぐにR指定を付けたがる。しかし悪を悪として、怒りを怒りとして、血を血として表現する。これが面白い作品をつくる基礎である。

●今日一日

【午前】
資料作成(報告会)/事務所

【午後】
相模原市職員労働組合定期大会/富士見

【夜】
月例ミニ県政報告会/富士見
打合せ(地域)/事務所


2013年10月24日(木) 父からもらった2冊の本

先日父から2冊の本をもらった。1冊は母方の祖父から父がもらったという‘奥の細道’。昭和11年版で確かに祖父のサインがしてある。中身が難解なので後日にした。

もう一つは‘千姫様’という本。最近の小説だ。千姫の大阪落城以降をテーマにしている。そう言えば城を脱出した彼女が、その後どうなったのか知らない。興味深く一気に読んだ。

なるほど。将軍の孫はこのような縁を辿るものか。幸せか否かは現在の尺度では推し量れない。しかし何とも悲しい話である。最近は県庁行きの電車内で、どうしてもスマホをいじってしまうことが多い。本も読まねば。

●今日一日

終日所用


2013年10月23日(水) 今、キリングフィールドに立って

思い出というのとは違う。ショッキングという意味で忘れられない場所がある。そこを目指して旅をしているので、事前の心構えはしているのだが、実際に立ったとき想像をこえた衝撃を受ける。

今日訪れた‘キリングフィールド’も、一生忘れられない場所になるだろう。一度は来たかった、いや来なければならないと考えていた。同じアジア、それほど遠くはない。しかし42歳になっての訪問である。

プノンペン市内から車で約30分。人影も多くない郊外、現在は‘慰霊施設’として静寂のなかにある。幸いにも日本語案内のイヤホンマイクがあった。約2時間かけてゆっくりと中をまわった。

同名の映画を幼少時に見た。これもショックだった。そこからは農作業をする強制収容所という印象が残った。しかし違った。単に人を殺す為だけにつくられた施設。まさに処刑場だったのだ。

ふたつ新たな事実を知った。クメールルージュは子どもを徴用し処刑人に仕立てた。しかし選ばれなかった子どももいた。処刑された人の身内である。復讐を恐れた政権は、その子どもや赤ん坊まで全て殺していた。

もうひとつ、処刑には銃を使わなかった。弾が高価だったからとのこと。農作業で使うオノやクワを振り下ろす、生えている大木に頭をたたきつける。生きたまま穴のなかに落として埋める。

カンボジアの当時800万人の総人口のうち、実に300万人以上がポルポト政権5年間で虐殺された。人間の所業ではない。しかし大昔の話ではない。私が生まれた後のことだ。

何故このようなことが起きたのか、その原因を突き止めなくてはならない。「歴史の評価は歴史学者に」と言う人がいる。しかし違う。政治家こそ評価を下さなければならないのだ。

‘ルワンダ’の涙を見ただろうか。アジアやアフリカ、それ以外の地域でも殺し合いがある。その根絶を目指すのが政治。かの国で過去に起きたことを、自らの問題として考えるべき。その先に希望があると信じている。

●今日一日

終日所用


2013年10月22日(火) 言い訳ですが理解して頂きたい

相模原は大好きだ。良い悪いではなく自分自身。一心同体である。しかし時として息苦しくなることも。何故だろうか。元来の‘自由人’ということか。

組織が苦手。しがらみも嫌。人間関係がうっとうしくなることも。そんな時に思う。数日でも違う環境に行きたい。

そして時々外国に行く。そのことで批判も受ける。しかし車も興味なし、住まいも興味なし、服も興味なし、食べ物も興味なし。唯一と言っていい趣味が旅なのだ。

もちろんわかっている。これは趣味。平たく言えば遊び。その主目的は英気を養うこと。仕事に活かすこと。そのことは肝に銘じている。

●今日一日

終日所用


2013年10月21日(月) しかし携帯電話は高い

何が高いと言えば携帯電話。機体もそうだし通信料も。一方で最近はスーパーも牛丼屋でも食料品は安い。日本人のエンゲル係数はかなり少ない。

公共料金が高過ぎるのだ。下げねばならない。消費税の軽減税率が話題になっているがそれだけではない。日常的な負担は多くある。

●今日一日

終日所用


2013年10月20日(日) 地域行事が中止になったので

運動会やふるさとまつりなど、地域行事が雨で軒並み中止。たまった事務作業を行う。午後から出かける用事があるので、それまでの時間ゆっくりと机に向かう。思えばこういう時間も久しぶりだ。

今や仕事にパソコンは必須。しかしじっくり打つ時間もない。県政報告づくり、名簿・名刺整理、FAXニュースの発想等など。秘書なく活動しているので自分でするしかない。

中小企業の創立オーナーが、何でもかんでも自分でやりたがる、人に頼むときも非常に細かい。そのような話を聞いたこともある。自分で始めた仕事。一つ一つにこだわりがある。わかるような気もする。

●今日一日

【午前】
事務作業/事務所

【午後】
事務作業/事務所

約5坪の小さい事務所です


2013年10月19日(土) 結婚披露宴の司会は初体験

地元相模原の臼井貴彦市議が結婚した。中学高校のバスケ部友人でもあり、かつ私の縁で政治の世界に入った。そのような敬意からか、披露宴で司会をつとめることになった。

やったこともないし、正直乗り気ではなかった。しかし夫婦にとっては一生に一回のこと。またこれもまた経験かもしれない。受諾した。会場のホテルで打合せ。なるほどこれは大変そうだ。私は演説が淡々としていると言われるが、お祝いの宴ゆえ盛り上げなければならない。

そして何より旧来の友人。奥様にはとても言えないような思い出も多数。真面目な顔をしてやりきれるかが不安。失礼なことを言ってしまいそうな気もする。しかし地元の支援者や各級議員も多数きている。私自身も問われてくるだろう。踏ん張ってこらえるしかない。

氏は次期市議選に再挑戦するのだろう。選挙はオールオアナッシング。その中間は存在しない。立候補する以上は石にかじりついても勝つしかない。この披露宴が勝負に向かう決起の端緒となるよう、少なくともその点ではしっかりと勤めたい。

●今日一日

【午前】
星が丘幼稚園新園舎竣工祝賀式典/星が丘

【午後】
星が丘幼稚園新園舎竣工祝賀パーティー/星が丘
老人保健施設の秋まつり/緑区大島

【夜】
友人の結婚披露宴打合せ/横浜市港北区

地元星が丘幼稚園の新園舎が完成しました


2013年10月18日(金) 首都圏全体をイメージする

都内で会合があった。先方もあることから内容は控えるが、私にとってはある意味重要な機会だった。都内に出たのも深い理由はない。「たまには行ってみよう」という感じだ。

しかし景色は違う。人も多いし街は明るい。昔に比べればしずんだと言われるが、相模原や横浜のそれとは大きく異なる。経済大国日本の首都たる様相はしっかり残している。

「東京一極集中の是正」が二十年ほど前には流行っていた。その‘口実’により様々な公共事業も展開された。しかし人口減少の時代である。少なくとも東京がパンクすることはあるまい。

神奈川が抱えている課題は東京発が多い。交通・環境・治安など、いずれも神奈川一県では解決できない。広域行政の発想をより広く持つべきだ。首都圏全体をイメージ出来るように心がけたい。

●今日一日

【午前】
市戦没者合同慰霊祭/緑区橋本

【午後】
支援者プロデュース演劇鑑賞/都内渋谷区

【夜】
会合(議会)/都内中央区

相模原市主催の戦没者合同慰霊祭で献花


2013年10月17日(木) 小泉政権の過ちが繰り返される

神奈川県社会福祉大会が開催された。厚生常任委員会の副委員長として参列した。社会福祉に貢献あった方が表彰された。名簿を見ると相模原の方もいる。特に福祉施設の永遠勤続者が多い。

介護福祉人材の定着率は低い。対策について県議会でも様々議論している。しかし介護保険制度という大枠が固定されている以上、現場レベルでは根本的な解決が出来ない。

さて政府は、要介護1・2を市町村事業に移管しようとするなど、社会保障の切り捨てを図っている。やっぱり結局そうなのだ。小泉政権でやったことを繰り返そうとしている。視点と方向性を変えた改革が必要だ。

⚫︎今日一日

【午前】
地域まわり/中央区内
事務作業/事務所

【午後】
事務作業/県庁
県社会福祉大会/横浜市西区

【夜】
会合(地域)/千代田


2013年10月16日(水) 第三回定例会の前半が終了

第三回定例会の前半が終了。過去経験した会期のなかで最も忙しい日々だった。反省点もあるが正直ほっとしている。議案の採決に先立つ討論は作山友祐議員(横浜市中区選出)が登壇。会派の意見を行政にぶつけた。

来週から決算特別委員会が10日間にわたって開催される。議会には‘認定’の権限しか与えられていない。しかし来年度予算編成の時期にも重なり、施策実現に向けた重要な審議になるはず。

さて夕刻には12月に予定される次回代表・一般質問の第一回検討会議を政調会長として主催した。気が早いと思われるかもしれないが、本会議での発言はそれだけ重い。入念に準備を重ねていきたい。

夜はタイ王国の経済担当大使が来庁されたので夕食をともに。県内からも約100社がタイに工場や支店を構えている。県も横浜銀行のバンコク支店に職員を出向させる検討を進めている。有意義な意見交換だった。

明日からしばらくは地元活動。ご無沙汰している方も多い。可能な限りまわりたい。任期も残り1年半。いまだ去就を定めてはいないが、県議選に再挑戦することになれば、恐らくはこれまでで最も厳しい選挙になる。

●今日一日

【午前】
正副団長会議/県庁
民主党県議団役員会/同

【午後】
民主党県議団全体会議/県庁
本会議(討論及び採決)/同
次回代表・一般質問検討会議/同
タイ王国大使による企業誘致の講演会/同

【夜】
タイ王国大使との夕食会/横浜市中区
会合(議会)/同

日タイ友好議連幹事長としてタイ王国大使をお迎えしました


2013年10月15日(火) 知事に直接要望書を手渡す

黒岩知事あて‘平成26年度に向けた予算・施策要望書’を手渡した。会派政調会長として編集に携わったので感無量。的確な提言を行えたと内容も自画自賛している。以下、重点項目のみご報告したい。

1、公契約条例の制定を求める
2、ライフイノベーション国際戦略総合特区の推進を求める
3、警察相談総合管理システムの早期導入を求める
4、セーフティネットの充実を求める
5、児童虐待防止・DV対策を求める
6、放射能による風評被害防止を求める
7、大気汚染対策の拡充を求める
8、地域医療の充実強化を求める
9、観光振興施策の推進を求める
10、新たなエネルギー政策の推進を求める
11、いじめ・不登校・体罰等の緊急課題の解決を求める
12、東京オリンピック・パラリンピックの推進を求める

●今日一日

【午前】
事務作業/県庁
知事に予算・施策要望書提出/同

【午後】
民主党県議団全体会議/県庁
民主党県議団政務調査会/同
行政相談対応(環境)/同
民主党県議団役員会/同
民主党県議団全体会議/同

【夜】
打合せ(議会)/横浜市西区

黒岩知事に来年度に向けた予算・施策要望書を手渡しました


2013年10月14日(月) 乳がん対策の普及啓発イベント

民主党地元支部で‘がんをもっと知ろう!乳がんを撲滅しよう!’を開催。多くの方にお集まりいただいた。最初にがん対策に関する国政、県政、市政報告。続いて乳がん体験者コーディネーターの村上利枝様による講演を聴いた。

がんは今や国民病。病気で亡くなる方の死因第一番だ。また早期発見・治療が重要で、何より検診の体制確立と普及啓発が急務である。県も‘がん対策課’を設置し施策を展開しているが、命に係わる施策であり、やってやり過ぎることはない。

さて私も9月12日の代表質問で‘新がんセンター’と‘小児がん拠点病院’について取り上げた。また厚生常任委員会では子宮頸がんワクチンについても議論になった。命を大切にする政治を実現するために、引き続き議会の中で取組んでいく。

●今日一日

【午前】
地域まわり/中央区内

【午後】
事務作業/事務所
党支部主催‘乳がん対策の普及啓発’イベント/富士見

乳がん対策のイベントでご挨拶しました


2013年10月13日(日) そろそろ統一地方選挙の話が

地元の一日。何人かの方から次期統一地方選挙の情報を聞いた。「新人の○○が駅で演説していた」「△△はさずがにもう引退らしい」等など。

なるほどそういう時期か。確かに年が明ければあと一年。各党各組織も来春に向けて候補決定の手続きに入ってくるだろう。

さて私。いつ選挙があっても大丈夫なように心構えはしている。しかし3選の立候補を決めたわけではない。活動を続行しながら熟慮していく。

⚫︎今日一日

【午前】
上溝地区レクリエーション大会/上溝
地域まわり&ポスター張り替え/中央区内

【午後】
事務作業/事務所
上溝地区レクリエーション大会/上溝
会合(地域)/反省会
相模のねぶたカーニバル/中央

上溝地区レクリエーション大会が盛大に開催されました


2013年10月12日(土) 集団的自衛権の先にあるもの

幼稚園の運動会をまわった。また戦没者遺族会の主催で‘みたま祭り’が挙行される。子どもたちが二度と戦禍に見舞われないよう、政治家として改めて強く不戦を誓った。

集団的自衛権とは何か。同盟国アメリカが行う戦争に加担すること。それはミサイルや無人偵察機を撃ち落とすことではない。今生きている子どもたちの上に爆弾を落とすのが戦争だ。

いかに精密な機器であろうと、純粋な基地のみに爆撃を行い、軍人のみを殺傷することなど不可能である。現にイラクやアフガニスタンでも、多くの非戦闘員が犠牲になっている。

かつて日本は自ら始めた戦争で国土を焼かれた。横浜や東京も焼夷弾を落とされた。広島、長崎の原爆もしかり。見たことのないその光景だが、先人たちの記憶をDNAに焼き付けたい。そして次に伝えていく。

●今日一日

【午前】
よこやま幼稚園運動会/横山台
ダンススポーツ競技大会/南区麻溝台
戦没者遺族会みたま祭り/南区東大沼

【午後】
あかね幼稚園運動会/横山
星が丘幼稚園運動会/星が丘

【夜】
党県連役員会/横浜市中区

相模原市慰霊塔で不戦を誓いました


2013年10月11日(金) 遠く狭い県庁建屋のなかで

朝は淵野辺駅北口で街頭活動。その後も夜まで気合いで地元をまわった。政治について厳しいご意見も多かった。改めて今の政治に過ちの多いことを実感した。議会の中だけではわからない現実がある。

先日浅野史郎宮城県知事の講演があり、「議員の本業は地元活動」という趣旨の発言があった。住民に身近であるべきとの示唆だが、最近は特に同じ意見を持つようになった。

県庁は遠い。その狭い建物の中でくだらないトラブルに見舞われ、その解決にいそしんでいると、あたかもそれが議員の仕事と勘違いしてしまうことも。目を覚まさせてくれるのは、いつも地元の皆さんである。感謝。

●今日一日

【午前】
朝の街頭活動/淵野辺駅北口
地域まわり/中央区内

【午後】
地域まわり/中央区内

【夜】
地域まわり/中央区内

淵野辺駅北口で朝の街頭活動


2013年10月10日(木) 民主党だけが「賛成」した陳情

厚生常任委員会の採決日。‘子宮けいがんワクチン’に関する陳情2件に、民主党のみが「賛成(了承)」した。他会派はすべて「継続審査」を主張した。結果採決によって「継続審査」に決まった。

この判断に至るには私自身悩んだ。重篤な副作用に苦しんでいる人がいる。一方でワクチンによってがんにならなかった人も。すべての接種を否定出来るのかどうか。現場からも多くのご意見を聞いた。

県レベルではワクチンの成分分析は出来ない。国に委ねるしかない。また副作用の結果にすべて責任を負うことも難しい。だからこそ目の前にいる被害者の現実を直視し、当面は接種を止めるべきと考えるに至った。

公式の会議で判断を出した以上は、議会内外でその問題点を声を大きく主張していきたい。また国に対しても相談体制の確立や、被害者の救済に踏み出すよう、あわせて強くはたらきかけていく。

●今日一日

【午前】
党県議団政務調査会/県庁
党県議団部会長会議/同
厚生常任委員会正副委員長打合せ/同
厚生常任委員会(質疑)/同

【午後】
党県議団役員会/県庁
党県議団全体会議/同
厚生常任委員会(質疑及び採決)/同

【夜】
友人の結婚を祝う会/相模原

ご結婚おめでとうございます


2013年10月09日(水) 労働相談ダイヤルの告知活動

橋本駅デッキの上で行われた相模原地域連合の街頭活動に参加。市内組合員の皆さんが‘労働相談ダイヤル’のビラを配り、横で私ほか協力議員がマイクで宣伝をする。

これまでも本会議で職場のパワハラ・セクハラ・マタハラについて取り上げてきた。また昨今はいわゆるブラック企業の存在が問題になっている。意図的に雇用のルールを破る悪質業者だ。

一方で個々の職場に政治が立ち入る限界もある。賃金や雇用体系を含めて、第一義的には労使双方の協議で解決されるのが望ましい。今後も現場の取組みを応援していく。

☆連合神奈川・労働相談ダイヤル
0120−154−052(平日の9:30〜17:30)

●今日一日

【午前】
朝の街頭活動/JR相模原駅
地域まわり/中央区内

【午後】
地域まわり/中央区内

【夜】
相模原地域連合街頭活動/橋本駅

朝はJR相模原駅に立ちました


2013年10月08日(火) 9月補正予算の審議

9月補正予算を審議する予算委員会が開かれた。民主党を代表して、滝田孝徳議員(川崎市中原区)・佐藤知一議員(厚木市)・栄居学議員(川崎市川崎市)が約1時間30分質疑を行った。

県政の重要施策について骨太な提言を行いたいと考え、政調会長として個々の質疑内容を一緒に検討した。子ども・子育て支援、地域医療再生計画、特区制度を柱にした。

特に子ども・子育て支援は新制度の検討が進んでいるが、国に求められた以上の要素を県計画に入れていくとの知事答弁。現場の意見をしっかり聞ききながら、今後の検討が進むよう取組んでいく。

●今日一日

【午前】
朝の街頭活動/淵野辺駅南口
予算委員会/県庁

【午後】
予算委員会/県庁


2013年10月07日(月) 地域という‘横’の面を重視して

下九沢地域振興会のパトロールに参加。夜なのでライトを付けて地域を歩く。あそこに工場がある。こんなところに家が建っている。なるほど車で通るのとは違う光景が見えてくる。

行政は様々な施策を縦割りでやっている。それで上手くいっている面もあるが、今後はより地域という‘横’の面を重視すべき。その意味では福祉、教育、道路どれも一体であるはず。

●今日一日

【午前】
実践倫理宏正会朝起会/中央
党県連役員会/横浜市中区
党県連常任幹事会/同

【午後】
予算委員会打合せ/県庁

【夜】
党支部常任幹事会/富士見
下九沢地域振興会パトロール/下九沢
会合(議会)/相模原


2013年10月06日(日) 浪人中の自分を思い起こして

本村賢太郎中央区後援会の旅行会。昼食会場までご挨拶に伺う。静岡の焼津まで車で向かった。当麻の圏央道インターに乗ると東名厚木までは15分。しかしそこからが意外に遠かった。約1時間30分かけて現地に到着。

バスを連ねての数百人。すべての方とお話は出来なかったが、それでも「わざわざ来てくれた」と言って下さった。マイクを持ち「次期衆議院選挙に向けて全力で応援していく」とお約束した。

31歳からの4年間。その浪人時代は本当に色々なことがあった。「良い経験だった」などと簡単には言えない。誰にもずっと言えないであろうことも多くあった。今更ながらよくしのげたと思う。

かつて私を支えてくれた皆様への恩返し。まずは県議としてその責任を果たすことだ。そして同じ境遇にある本村賢太郎氏を支援し続けること。不思議と以前のことが思い出される今日この頃である。

●今日一日

【午前】
地元歌手主催カラオケ大会/富士見
虹ヶ丘幼稚園運動会/緑が丘
中央商店街振興組合秋まつり/中央
すこやか保育園運動会/横山台

【午後】
本村賢太郎後援会日帰り旅行/静岡県焼津市

焼津の帰りは渋滞にはまりました


2013年10月05日(土) 障がい児に‘旅のプレゼント’

JR東労組横浜地本のイベントで伊東市へ。県内の障がい児に‘旅のプレゼント’をしている。列車に乗り東海道線を走って伊豆へ向かう。現地ではシャボテン公園などで楽しい時間を過ごす。

あいにくの雨模様。しかし多くの組合員とボランティアにより、素晴らしい内容になっていた。敬意と感謝を申し上げる。県として障がい者施策を進めることは、私自身に課せられたライフワークの一つ。精一杯取組んでいく。

●今日一日

【午前】
東プレ労働組合大会/南橋本

【午後】
JR東労組横浜地本イベント/静岡県伊東市

【夜】
事務作業/事務所


2013年10月04日(金) 県という存在は解消される

地元民主党のメンバーで市行政関係者と会合を持った。それぞれ国・県。市の役割分担はあるが、皆んな相模原を地盤に仕事をしている。その意味で重要な機会であったと思う。

相模原市は変革期を迎えている。リニア等のハード面だけではない。人口が増加から減少に転じる‘折り返し’が数年後に迫っているのだ。人が減る町の経営は難しい。多くの自治体がそれを証明している。

その準備を急ピッチで進めねばならない。特に住民自治を進化させること。これまで団体自治は語られても、そこに住民を参加させることに不得手だった。しかしそれでは高齢化社会はもたない。

県という存在はいずれ解消される。地元市町村と住民にとって、より良いカタチで‘最後’を迎えさせる。それが県議になった動機のひとつでもあり、また地方自治の進展に今求められていることだ。

●今日一日

【午前】
予算委員会打合せ/県庁

【午後】
党県議団役員会/県庁
予算委員会打合せ/同

【夜】
会合2件(党)/南橋本


2013年10月03日(木) 政府の‘解雇特区’は本末転倒

菅内閣官房長官が‘解雇特区’の発言。雇用を大切にし解雇を難しくするのではない。これまで培われてきた雇用を守るルールを、悪い方向に変えてしまおうという特区である。

検討の指針は「経済性」とのこと。企業の利益を生み出すことが経済の目的ではない。雇用の安定は社会のセーフティーネット。本末転倒である。安倍政権に再考を求める。

●今日一日

【午前】
厚生常任委員会正副委員長打合せ/県庁
厚生常任委員会(質疑)/同

【午後】
厚生常任委員会(質疑)/県庁

【夜】
会合(議会)/県庁


2013年10月02日(水) ‘検討会’だけでは不十分

県立津久井やまゆり園を視察。数日前に急きょ連絡した。半ば飛び込みのようだったが丁寧な対応をしてくれた。久し振りの訪問だったが、地域に根付いた貴重な施設であることを再確認できた。

県は緊急経済対策で「移譲を含めて検討」と位置付けた。この記載について地元からも多くの否定的ご意見を頂いてきた。いかに財政が厳しかろうと、重度障害者施設を手放して何の県政か。むしろ充実させるべきだ。

更に今後の方向性を検討している‘検討会’なる存在。どこまでここに委ねていいのか不安。少なくとも施設の地域性や、その場所にあり続けた歴史について、深い検証が行えるとは思えない。だからこそ議会の責任は重大だ。

●今日一日

【午前】
県立津久井やまゆり園視察/緑区千木良

【午後】
小田急相模原駅再開発竣工祝賀会/南区相模大野
保健福祉局と意見交換(障がい福祉)/県庁
予算委員会打合せ/県庁

久し振りに津久井やまゆり園(障がい者施設)を訪問しました


2013年10月01日(火) 子宮頸がんワクチンの副作用

厚生常任委員会の初日。議案及び報告事項の説明に続いて質疑が行われた。神奈川県議会では議案以外の一般所管事務も扱えるため、分野は限られているが一種の一般質問と言える。

民主党からは早稲田夕季議員(鎌倉市)が発言。子宮頸がんワクチンの副反応、被災地復興予算の返還、動物愛護、一般会計予算等について、約1時間半にわたって取り上げた。

特に子宮頸がんワクチンは重大な問題。副作用の事例が多く報告されている。中には重篤な症状も。「メリットよりもデメリットが大きい」という指摘はその通り。現状把握など県レベルで可能な取り組みもある。

さて常任委員会はあと2日開かれる。対行政という意味では党派に対立は少ない。県民目線でしっかりした主張を展開し、かつそのことによって県行政が変化するよう、副委員長として委員として全力を尽くす。

●今日一日

【午前】
厚生常任委員会正副委員長打合せ/県庁
厚生常任委員会(説明及び質疑)/同

【午後】
厚生常任委員会(質疑)/県庁
予算委員会打合せ/同

【夜】
保健福祉局と意見交換(医療)/県庁


てらさき雄介 |MAILHomePage