てらさき雄介の日記
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県議選の顔ぶれが大方出そろった。前回以上の候補者数だ。その理由は民主党が大量の新人を擁立したこと。私もその一人だ。
一方他の政党は候補者を絞る傾向がある。共産党もそうだ。そしてこのことが“無投票”選挙区を生んでしまう。
今回はいくつかの選挙区で“無投票”になるらしい。中区・緑区・泉区・多摩区・中原区・小田原市・高座郡・足柄下郡などだ。県政にとって、民主政治にとって良いことではない。
その理由だが、定数2の選挙区では普通民主党・自民党が議席を得る。公明党は厳しいので擁立しない。すると負け覚悟で共産党が出すかにかかってしまう。
オール与党対共産党に慣れてしまった地方議会の構図が、このような問題点を創りだしてしまった。今後改善が必要だろう。
そもそも同じ県議会の定数が、選挙区によってまちまちなのも問題だ。選挙区の定数1(多くある)と9では、その地域における民意の集約度合いが違う。
二大政党化しつつあることを考えると、県内統一で定数4〜5くらいであわせるべきだろう。多くの都道府県議会で、何故こういう話しにならないのか不思議だ。
初めて兆候を感じたのは、市議時代に気仙沼に仕事で行ったときだ。一緒に行った同僚から「それは花粉症だ!」と言われた。
それから数年、今でもそれほど深刻な症状ではない。しかし時期が問題だ。また大切な“朝”と“夕”に発症することも困る。
これから1ヶ月、更にパワーアップして活動を行うために、ついに注射することを決意した。
どの種類でも強めの薬だから、何度も打つことはできない。一度の注射で効果を出さねば・・・。そう考えて友人などに相談した。
結果千葉県内の病院に行くことにした。かなり遠い。昨晩都内で用事があったので、1泊してそのまま千葉に向かった。
待ち時間20分、治療(問診と注射)5分、しかし往復時間5時間。これだけの労力を使った以上、効果が出ることを期待する。
今午後10時前、この時点でもかなりいい感じ。明日の朝が勝負だろう。期待しながら眠りにつこう。
226の日だ。文民統制を破壊することは許し難いが、時代背景も鑑みてか、決起した青年将校に悪い印象を持つ人は少ない。私もそうだ。
しかしその背後にいた、軍官僚と政治家の一部は、その後も日本を戦争に向けて指導した。そして内何人かは、敗戦の責任をとることもなかった。
更にひどいのは、戦後政財界で一定の地位を確保した人までいた。日本は日本である以上、昭和20年で根本がかわる訳ではないが、総括すべきは総括する必要があったことを感じる。
偶然にも今日、GHQの文書が新たに公開された。戦後に軍の一部が、吉田首相を暗殺し、クーデターを企てていたとのこと。
それを内部にいて制止した辻政信氏は、その後国会議員になり、ビルマで消息を絶った。上のGHQ文書によると、中国に入り結果処刑されたという未確認情報があるそうだ。
これからも時代が進むに連れ、歴史の真実が徐々に明らかになっていくのだろう。しかし人間には感情もあり、より深い思念もある。そのことは永遠の謎でしかない。
過去に思いを馳せることもあるが、それは未来への糧であると思う。歴史の持つ重みを忘れずに、政治家として修練を積んでいきたい。
2007年02月25日(日) |
真の問題発言、文科相 |
閣僚などの発言が多く話題になった。本当に問題だったものもあれば、そうでなく党利党略に利用されたものも。だからこの日記でも、特に論評はしてこなかった。
しかし今日の発言は違う。許し難い。文科相だ。この種の考え方に基づく人が、国内で教育を担当しかつ世界に出ていくことが、同じ日本人として恥ずかしい。
以下ネットニュースの記事から引用する。
伊吹文部科学相は25日、長崎県長与町で開かれた自民党長与支部大会で、「大和民族が日本の国を統治してきたことは歴史的に間違いない事実。極めて同質的な国」と発言した。「教育再生の現状と展望」と題して約600人を前に講演し、昨年12月に改正された教育基本法に触れて「悠久の歴史の中で、日本は日本人がずっと治めてきた」とも語った。
同法の前文に「公共の精神を尊び」という文言が加わったことについては、「日本がこれまで個人の立場を重視しすぎたため」と説明。人権をバターに例えて「栄養がある大切な食べ物だが、食べ過ぎれば日本社会は『人権メタボリック症候群』になる」と述べた。
前段の文章。まず事実認識が違う。大臣の言う“大和民族"とは何か。初期の大和朝廷を形成していたメンバーでも、部族や出身は様々だったしその中には朝鮮半島出身者もいた。
“大和民族"以外とは、アイヌのことを言っているのだろうか。そもそも民族という言葉の定義も違うと思うし、“大和民族"とは何であるかを明確にしないまま、安易にその言葉を使うべきではない。
後段の文章。言わんとしていることはわかる。最近流に言えば、「個」と「公」の関係についてだろう。今の日本が大臣の言うように、本当に「個」を大切にしているかは別にして、人権問題とは「個」よりも「公」の問題と認識すべきだ。
特に国家や政治においては、公共を維持する上でこそ人権意識が重要なのであって、それを「個」の問題に分類すること自体、社会全体の見方を大臣は間違っている。
先般の厚生労働大臣の発言も確かに問題だ。しかし日本は男性より女性が多いのだから、結果大きなしっぺ返しを受けることで罰になるだろう。
しかし今回の発言は、大臣の定義によると、多数から少数に向けられたもの。それで傷つく人がいても、アピールすることが困難だ。だからこそ問題なのだ。
日本の歴史を語るならば、“単一”であったことを誇るのではなく、様々な民族が共に国を創ったことを誇ってほしい。それが歴史の真実なのだから。
次期県知事選挙では松沢成文氏を応援する。今更だが改めて表明する。しかし知事“与党"になる気はない。知事もそんなことは期待してないだろう。
前回県議選で行った個人演説会に、当時同じく候補者あった松沢氏が応援に来てくれた。「寺崎さんと県議会で厳しい議論を展開したい。」と言ってくれた。
県議になったら・・・。4年間頭に描いていたイメージは、県議会本会議場で知事と議論している姿だ。
松沢氏ほどの能力をもってしても、困難な課題が多く残ってしまった。県という存在自体が求心力を失っているからだろう。
だからこそ知事にいい仕事をしてもらうためには、議会からの厳しい監視が必要だ。これは有権者の監視が厳しいほど、議員がいい仕事が出来ることに似ている。
真の同志として、真剣に県政改革に取り組んでいきたい。
2007年02月22日(木) |
費用弁償の変更について |
市議会議員のとき、公式な会議についてはバス代が至急された。上溝から市役所前まで往復で360円だった。
県議会の費用弁償が、異常に高かったことは知っていた。しかしそれが1万4千円という高額であることは最近知った。
議会特権に世の注目が集まっているなか、全国的に見直しの議論をしているが、神奈川県議会は先駆けて交通費のみの実費至急に切りかえた。評価できる。
さて議員が仕事をする経費は、内容によって新たに認めるべきものもある。既存の政務調査費という制度も、公設秘書制度を含めた新たな枠組みが必要だ。
政務調査費という制度も改革が必要かもしれない。領収書添付云々も大切だが、中身の議論もしていかねば。公設秘書制度の導入なども含め、今一度根本から考え直すべき課題はある。
県議会のなかに、それらの検討委員会がつくられている。党利党略でない議論を期待する。
県外をまわった。目的は相模原在住者を紹介してもらうこと。結果大きな成果があった。
数軒まわったが、これは元々母の縁だ。私が生まれる前につとめていた会社の関係だ。
母→母の知人→そのまた知人→今日まわった皆様
という順番だから、本当に多くの方にお世話になっている。ゆえに結果に結びつける責任がある。
小沢党首が事務所費を公開した。秘書の宿舎建設について疑惑を持たれていた件だ。客観的に見ても問題はなかった。慎重な性格ゆえか、個人の権利放棄書類まで作成していた。
もともと事務所費の詳細を記載しなくていいことは、事務所経費だから些少の金額だという仮定による。それを悪用して、支出を事務所費に多く繰り入れていることが議員・候補者の貧困な発送を示している。
これら政治資金に関する問題は、すべてを領収書つきで公開することで大方解決できる。極端な言い方をすれば、使い道などは自由でも構わないのだ。結果主権者が判断できるようにすればいい。
「政治倫理」という言葉が最近語られなくなった。倫理からもっとも遠いのが政治の世界だろうし、かくいう私もその言葉に相応しいという自信はない。
しかし政治と金の問題が、政治不信の根本にあることも事実。特に子どもたちからは、政治家は金まみれに見えるようだ。
一切のグレーゾーンをつくらず、1円から公開する制度をつくっていくべきだ。
TVタックルで‘地方政治’がテーマになっていた。珍しいことだ。
結果意見の対立が少なく、盛り上がりとしてはイマイチだったのだろうが、中身はいつもより濃かったと思う。
財政破綻について、北海道夕張市が取り上げられていた。地方にも当然経営責任があるが、それを結果的に誘導した政府にも大きな責任がある。
鳥取県知事も出演していた。彼は知事になったとき、政府の言っていることは怪しいと感じたそうだ。
結果政府の指導に基づく公共事業は、率先しては行わなかったとのこと。中央省庁出身であることがプラスに転じたのだ。
私たちの政府を疑うことは、何とも情けない話だ。しかし自立都市を目指すとは、そういうことかもしれない。
神奈川県も、前任の岡崎知事が就任した時期は、財政再建団体になるかどうかの瀬戸際だった。人ごとではない。ツケは次の世代の県民にまわってしまう。
行政をしっかりチェックをする議会、そしてその議会をチェックする県民、ともに頑張っていかねばなるまい。
新事務所開きを開催した。振り返ると前回の選挙では、十名少しのご参加だった。しかし今回は百名近い方にご参加頂いた。言葉には表せない感謝を胸に刻むんだ。
その恩に報いる手段は、当選して県議会で果敢に訴えをするしかない。変なテクニックに走らず、政治を志した初心を精一杯訴えていきたい。
また今日ご参加頂いた各種選挙の補者者には、選挙を通じてお返しをするつもりだ。必ずお役に立つという精神で頑張っていきたい。
以下お名前を披露する。
(城山町長) 八木大二郎・・・次期は相模原市議選(城山選挙区)に出馬
(相模原市議会) 小池義和・・・現職 渡辺良一 二木栄一 森繁之 池谷健
(参議院神奈川選挙区) 牧山弘恵
(衆議院神奈川16区) 後藤祐一
(相模原市長) 大谷直敏
新事務所への引っ越しに際し、ネットの工事が大幅に遅れた。手続きにミスがあったわけではない。元々‘中8日(土日除く)’かかるのだ。
月曜が局内工事の予定だったが、先ほど友人が試しにつないだら開通していた。早速ホームページをチェックし、この日記を打っている。
今回の不通によって、いかにネットが生活の一部になっているか痛感した。何かを調べるとき、自然にネットを利用していたのだ。これは他の人も同じだろう。
今やネットはライフラインのひとつだ。だからこそ電話局を含めて、迅速な工事を期待したい。
森山浩行前大阪府議が応援に来てくれた。堺よりわざわざだ。昨日の夜羽田まで迎えに行った。
せっかく来てくれたので、多くのことをお願いした。午前中は一緒に、午後は別々に行動した。
夕方の街頭ビラ配りをはじめ、多くの成果を出すことができた。感謝している。
以下今日手伝ってもらった内容だ。
5:30発 6:30〜8:00 藤野駅頭 8:20〜8:50 朝ご飯 9:00〜11:00 津久井地域飛び込み訪問 →ここで寺崎離脱 12:00〜13:00 昼ご飯 13:00〜17:00 上溝ポスター設置(くい打ち) →ここで寺崎合流 18:00〜19:00 橋本駅街頭演説 20:00〜22:00 夕食
東京都知事選挙に、民主党は候補者を擁立すべき。二大政党である以上、日本最大の自治体選挙に候補者を出さないことはあり得ない。
石原知事の政治スタンスは、明らかに民主党の目指すべきものではない。確かに人気は絶大だ。だからこそ対立候補を出さねばならないのだ。
県議選と同じ4月8日が投票日。統一地方選挙全体にも、都知事選挙の動向は影響する。都知事選が盛り上げれば、神奈川でもある程度の投票率向上が期待できる。
現在のところ候補者は決まっていない。内々で複数の名前が飛び交っているが、本命はいまだ決まらずだ。時間がなくなってきたので、私まで焦ってしまう。
幅広い支持を獲得するためには、民間に候補を求めるのが基本だろう。しかしそこに執着することもない。生粋の民主党員から選抜してもいい。
結果はやってみなければわからない。しかし候補者を擁立できないということは、明らかに負けたということだ。
二大政党を名乗る資格があるかどうか。まさに真価が問われている。相模原から出来ることはほどんどないが、民主党東京の皆さんの奮闘を期待する。
2007年02月14日(水) |
国会、いい質疑だった |
国会の委員会を見た。民主党からは、管直人・岡田克也・前原誠司・馬淵澄夫の各氏が質問に立った。
馬淵氏を除く皆さんは、党首経験者とあってさすがに良い。特に岡田氏の“経済成長と格差問題について”や、前原氏の“6ケ国協議と拉致問題”については、とても興味深く聞けた。
自民党は経験者が跋扈していて息苦しいのだろうが、民主党は逆に経験者をもっと大切すべきかもしれない。
閣僚の答弁も悪くはなかった。ある人は怒って答弁していたが、それも逆に真剣さが伝わってきた。しかし総理のみがイマイチだ。誰が総理大臣がわかならい感じだ。
野党の審議拒否が愚劣であることが、これで再び明らかになった。議会での発言を通してこそ、主権者への真のアピールが出来るのだ。
県議会の本会議場で、松沢知事と喧々諤々の議論を行いたい。そのために一層頑張っていく。
朝9時に川崎市中原区に着かなくてはならない。車が必須だったので、朝6時に上溝を出た。
さずがに早く着くだろうから、向こうで朝ごはんを食べるつもりだった。すると何だかんだで8時半到着だ。2時間半かかったことになる。
神奈川も東京も、横の幹線は電車・道路ともにあるが、縦のラインが弱い現状だ。思えば相模原市内もそう。いや周辺自治体を見ても、その傾向が多い。
公共交通を考えるときの参考になる。自然に流れが出来る横に対して、あえて縦のラインを入れることは大切かもしれない。
松沢知事は、インベスト神奈川という産業振興策を打ってきた。確かに大中規模の企業が、他から神奈川に移ってきている。
だからこそ交通は重要だ。産業集積の意義を高めるためにも、それによって県民が不利益を被らないためにも。
2007年02月12日(月) |
街頭に行けなかった・・・ |
前の用事が抜けられず、予定していた街頭演説に行けなかった。当日のキャンセルは初めてのことだ。
後から知ったのだが、予定表を見て現地へ行かれた支援者がいた。申し訳ないことをしてしまった。
街頭から訴えることを中心に、選挙と政治活動を進めていきたい。周辺の環境は変わっても、その信念は不変だ。
明日からも駅やスーパー前に行く。次回は日程を違えないように、自分自身肝に銘じ、かつ支援者の皆さんにも周知していきたい。
2007年02月11日(日) |
政令指定都市の区割り |
政令指定都市になれば行政区が出来る。頭のなかでイメージしてみた。
4つ創るとすると、津久井・北部・中部・南部か。3つならば、北部に津久井を加えるのだろう。
今ひとつピンとこない。津久井はひとつの圏域を成しているので、それで行政区が成り立つかもしれない(もちろんそれにも課題はある)が、北・中・南では余りに安易だ。
しかし他にどういう区割りかと言えば、アイデアも浮かびにくい市内の状況だ。急ごしらえの限界がここにもある。
政令市になった他の自治体を見ると、歴史的な経緯での圏域が市内に確立しているか、あるいは準備過程で無理にでも創っている例が多い。
しっかりとした行政区をつくることが出来れば、“へそがない”と言われる特徴が逆プラスになる。そのためには、大方がしっくりくる区割りが必要だ。
今だ自分のなかでも案は出来ていないが、多くの熟慮が必要だろう。
母校で職業講演をした。「相模原市議会議員」の話をして欲しいとのこと。初めての経験だ。中学2年生あいてに30分ほど話をした。貴重な機会を頂いた学校に感謝したい。
この種の企画では、政治関係者は敬遠される。子どもたち相手に、政治的な宣伝をする議員が多いこともセンスを疑うが、学校側も敏感になりすぎている気がする。
政治への関心を高めること。投票率を上げること。これには小さいときからの情報提供が大切だ。選挙と議会について、概略を話した。政治家だから、どうしても主観は入るが、出来るだけ公平にと心がけた。
他海上保安庁・博物館・化粧品開発会社・救急救命室など、経験豊かな皆さんの話も聞くことが出来た。じっくり人様の職業を知る機会は、意外に少ない。勉強になった。
失言が話題になっている。自分も過去何度かしたことがある。人を傷つけてしまうくらい大きなものもあれば、些細な言葉じりにご批判を受けたこともある。
アメリカ大統領選挙の前哨戦がはじまっている。今度こそ民主党に勝って欲しいと思うが、より楽しみなのはクリントン・オバマのどちらが候補者になるかだ。
言葉については、アメリカは日本より厳しい。テレビの公開討論会で失言をし、それで一気に支持率が下降することが多々あった。イラク開戦時の発言について鞘当てがすでに行われている。
政治家が仕事をする手段は言葉だ。だからこそ万全の注意が必要だ。誰かに批判されるからという消極的な理由ではなく、自らの信念と政策が違ったものに捉えられないために。
4月8日に向かって、より多くの言葉を発することになる。一層気を引き締めていきたい。
松沢成文知事の挨拶を聞いた。何かが違う。とても活き活きとしていて、かつてを彷彿させる。今週月曜日に再選出馬を表明したので、選挙モードになっているせいだろう。
かつて松沢氏は、いつも攻めの姿勢だった。野党民主党所属であったし、若手でもあったからか。既存の構造を変えることに常に挑戦していた。当然守旧的な方からの批判も多かった。
知事になってから、行政の最高責任者ということもあり、守りの姿勢も見受けられた。これは立場の違いで、いたし方ない面もある。議会でも質問する側ではなく、答弁する側になるからだ。
往年の松沢ファンからは、それが時として不安でもあったが、今日の挨拶を聞いてホッとした。やはり松沢氏の本質は変わってない。戦う政治家なのだ。
発言もかなり踏み込んでいた。議会改革についても、私はじめ参加者に要望もあった。“車の両輪”たるに相応しい県議会にしなくてはならない。
何度も書いているが、来る県知事選挙に、自民党が対立候補を擁立したことは良いことだ。政党相乗り選挙が、結果として主権者の関心を低めてきたのだ。
しかし松沢氏優勢が予測されるなかで、すでに公明党は支援を躊躇し、かつ自民党さえもあまりやる気が見られない。残念なことだ。
先般の愛知県知事選挙が良い例だ。結果民主党は敗れたが、それでも候補を擁立し接戦をしたことによって、結果大幅に投票率が上がった。
神奈川でもそうありたい。県議会議員選挙だけでは、県政の課題が明らかにしにくい面もある。同じ日に行われる県知事選挙。いい選挙であることを期待している。
先般知事の側近からご連絡を頂き、来る4月8日に向けて、ともに頑張っていく確認ができた。いくつかの政策要求もあったが、考え方は同じだった。一体となって運動していきたい。
毎日夕方駅に立っている。ありがたくも数名の支援者が、ビラを配りに来て下さる。これこそが政治活動の原点と信じている。
今日の夜は選挙に向けた打ち合わせがあった。支援者やスタッフはそちらに行っていたので駅頭は一人だった。朝はいつも一人だが、夕方では久しぶりのことだ。
ビラは配れないが、これはこれで意義深い。一人でやっていることによって、新たに声をかけて下さる方もいる。元気で張り切ってやっているが、どこか侘しく見えるらしい。
さて選挙中になると、ここぞとばかりに駅に大勢やって来る。ひどい場合は十人以上侍らしている候補者もいる。さすがに行き過ぎだろう。
18時から19時を基本にしているが、今後は少し遅くまでやってみるつもりだ。
今までの事務所が狭かった(6坪)ので、近くに引越しをした。昨日皆んなで物を移動して、今日から何とか使える状態になった。選挙を考えると、かなり良い建物だ。
電話とファックスは同じ番号で、即日使えるようになった。問題はインターネットだ、何と中8日もかかる。光ファイバーを拡販している時代に、この遅さは異常だ。今後プロバイダー及び電話局には対策をお願いしたい!
この場所で決戦を迎える。支援者の皆様が足を運びやすい事務所にしていきたい。きちんと稼動するには数日かかる。急いで作業を進めたい。
*尚、事務所開きを下記の通り執り行います。多くの皆様のご参加をお願い申し上げます。
2月18日(日)午前11時から 場所 新事務所にて(相模原市中央3-17-2 電話042-751-3016 FAX042-751-3017)
民主党神奈川県連で「統一自治体選挙決起集会」を行った。場所は関内のあるホールだ。
例年行っている賀詞交換会を、資金パーティーを兼ねて開催した。会費は高かったが、趣旨がら支援者の皆様数名と参加した。
順次公認候補が呼ばれ、一言ずつ挨拶をした。神奈川県議会も現有議席を大きく上回る新人を擁立する。また横浜・川崎市議会では第一会派まであと少し。
政令市以外の市議選では、政党名を名乗らない候補も多く、残念ながら相模原市議会を除いては、ほとんど目標の候補者数に達していない。今後の検討課題だろう。
特に親しくしている他選挙区の県議候補とは、「これでしばらく会えない。勝って会いまみえよう。」と握手をした。
2007年02月04日(日) |
「上溝出身」で通る地域 |
消防団の話し。第一分団は現上溝を含む、旧上溝地域全体で構成されている。星が丘、光が丘を中心にする地域のことだ。
1軒1軒政策を訴えてまわる、いわゆるローラーを政治活動として行った。色々な話しをするなかで、当然「どこに住んでいるの?」という話しになる。
「上溝です。」と応えて、身近に感じて下さる地域もある。これが上で書いた旧上溝地域だ。話しが進めば進みほど、色々なテーマについて意見も聞ける。
市議は市全体を考える。県議は県全体をだ。しかし小沢党首の言い分ではないが、薄く広く見渡すよりも、一地域をしっかり見ることも大切。そこに全体の縮図があるからだ。
もう時間がない。しかし限界まで1軒1軒まわってみたい。今までの活動が、見えない所で響いていると信じて。
2007年02月03日(土) |
厚木市長選、逮捕は残念 |
先日行われた厚木市長選挙に関連して逮捕者が出た。当選した陣営の「選対総本部長」が供応したというのだ。
(*供応・・・飲食物などを提供することによって選挙の依頼をすること。会費制の会合は問題ないが、会費以上の飲食物を提供することは禁止されている。)
現職に大差をつけての当選。一般的には首長選挙は現職が強いが、市民の各層に多くの不満が鬱積していたのだろう。日頃付き合いのある厚木市内の方々からも、「これで何かが変わる」という期待の声を聞いた。
それだけに残念だ。犯罪の内容はこうだ。昨年12月に市内の温泉旅館で行った宴会で、集めた会費以上の飲食物を提供し、かつ選挙の投票以来を行ったというもの。まさに供応である。各種選挙違反のなかでも重罪の方だ。
無料で飲食を提供すれば当然に違反だが、“ある程度の会費をとればいい”という認識が甘かったのだろう。千円会費なら千円分、三千円会費なら三千円分と、かなり厳しい精査が今後は求められる。
この件に、候補者がどれだけ関与していたかは知らない。しかし同席している以上、一定の責任は免れない。連座制を待つまでもなく、責任の所在を明らかにすべきだ。
そうすると再選挙になる。大差で敗れた現職が、再び立候補するもの変な話だし、一方短期のなかで新たな人材を発掘するのも難しかろう。どちらにしろ不幸は市民だ。
これから選挙を行うものとして、一層気を引き締めていこう。今回の件は、統一地方選にむけた警告の意味合いもあるのだろうから。
藤野台団地に行った。国道20号を走り藤野駅を過ぎ、一度山梨に入らないと行くことができない。飛び地ではないが、隔離されている感じだ。
世帯数は約130。それでも消防団の詰め所があった。ここから他の地域に行くのは遠いので、選挙の投票所なども近くに設置されているはず。
街宣とビラの投げ込みを行った。途中通りすがりの方数人と話をしたが、候補者がこの地域にやって来ることは珍しいそうだ。
街づくりをする際、中心部は人と物が集まりやすい。一方周辺部は、どうしても対策が後手にまわる。旧相模原地域のみを見ても、その傾向は多分にあった。
津久井地域のなかで、合併に慎重だった方々は、大きな相模原市の“周辺”になってしまうことに不安を感じていた。もっともなことだろう。
それを杞憂に終わらせるために、新相模原市は隅々まで配慮した行政を行う必要がある。
2007年02月01日(木) |
審議拒否は好きでない |
審議拒否が許される場合がある。それは再び議場に来ない覚悟で、議会の外から有権者に訴えなければならない場合だ。まさに最後の手段。
しかし今回を含む通常の審議拒否は違う。条件を付けて、それが満たされれば戻る。軽い・・・と思う。審議拒否とは、議会以外に活路を求めることなのだから、もっと重いものであるはずだ。
議員とは議会が仕事場だ。プロの議員であるならば、議会の審議を通じて明らかにすべきだ。その場は多くあるはずだ。
柳沢大臣の許されざる発言についても、委員会で大臣に質問して答弁を要求することも出来る。なぜあの種の発言になったのか、安倍総理の考えも含めて、議会で明らかにして欲しいと思う。
少数野党であるから、数で押し切られればひとたまりもない。審議拒否は苦肉の策だったのだろう、しかしそれでも限界まで堪えるべきだ。
さて審議拒否で空転。それでも週末の土日は国会は休みだ。不思議なものだ。テレビで国会を見ていて腹立たしい。
「他にすることがあるはずだ!」
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