ALC ビル リフォーム -★-


 

 

ねことおやつ
   
 

2004年05月30日(日) ★ ひとだま

ようやく頭が2004年になってきました。

それというのも、ここで今日の記録の日にちを指定する時
“2003”と打ってしまうのです 去年の今日の保存をしてしまったり、しなかったり。
ふと気付くと 最近になってそんなヘマしなくなってる。
2003年ボケ解消されてます。

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昨日はダーの友だちの家で私達含め8人集まり人生ゲーム大会をやった。
ひとり¥500の掛け金で、一番金持ちになった人が貰える。
途中で2人帰り 1人眠ってしまい、最終的に5人で夜中までかかってやった。

家に着いたのはam3:30。

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日曜日。
午後に起きてから ダーはゲームばっかで遊んでくれなかった。
私はそんなダーの背後で ネコズとダーのまわりをうろちょろしたり、
ちょっとMacちゃんと戯れたり、眠くなって寝てしまったりした。
私やネコズの、かまって〜・なコールもぜんぜん通じなくて、
ダーってば、ゲームばっかり。

私はいつの間にか 夢を見た。

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私は、夢で同じ町によく行く。
今日行ったショッピングモールも前回夢で
誰かと待ち合わせして買い物した場所だった。

その建物の前にひろがる広い駐車場の一角に、
その土地から立ち退かなかった感じでこじんまりとお墓が残ってた。
田舎のたんぼのまん中にいきなり どかっ。とあるような感じのお墓で、
石造りの土台にいくつか墓石が乗ってる。
その、墓石のひとつ…ユニークな人の形をしている、の手のあたりに
ぽわっ と炎が灯った。
ヒトダマを見ちゃった。と思った。

その横にはとても小さな宝くじ売り場みたいなのと電話ボックスがあって、
私は誰かに電話をしようと思った。
その電話ボックスの前まで歩いて行ってから
“そういえばこの電話ボックスは幽霊がでるっていう噂だったな”
と思い ショッピングモールの真ん前に並んでる、にぎやかな方の公衆電話を使う事にした。
戻ろうとして、ふと気付くと宝くじ売り場の窓口に立派な黒猫が座っている。

私は黒猫とすこし雑談をした。
そんな私を見つけたターリンとハナちゃんがやってきて、
私と話している黒猫に対して、ターリンは親近感を持ったらしくハナちゃんと遊ぶ時みたいにじゃれついて行った。ハナちゃんはそんなターリンをジッと見ていた。
次の瞬間、プロの野良である黒猫はターリンの頭をがぶっ。と噛み一喝した。ターリンはびっくりして飛ぶように後ずさった。

私は 野良ネコは、遊び心がないんだな・と思った。
野良ネコは負けちゃいけないから、知らないネコはみんな敵なのだ。
きっと反射的に戦っちゃうんだろうな…とか思った。



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思ったら、夢から覚めた。
もう、外は暗くなっていた。

目が覚めてもダーはゲームに夢中。

なんてくだらない男なんだ!
「遊んでくれないなんて、サイテー。」
と、ダーに駄々こねて言ったら ちょっと中断してドライブに連れてってくれた。
っていうか 途中でビールなんか買いやがって
私が運転する事になった。なんだよソレ。

ま・いいんだけどね。


週にいちどの日曜日だから だらだらしたいのも解るけど
週にいちどの日曜日だから、、、なんかこころが密着するような

‥そんな休日も欲しいのよね。オトメだわ。



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朝 携帯を開いたら、
昨日の彼女からキラキラした言葉で終わるメール貰ってた。
ひととひとが繋がるってなんてステキなんだろう。
このうえなく、私はまた救われる。







夜 帰って来て携帯を開いたら、
ワカイ兄から“幸せな日々を送っとるかい?”で終わるメールを貰ってた。
その、短い文章に込められた 何か願いのようなものが あったかすぎて、
なんか ぐっと咽の奥がつまった。

私の 何かが溶けて、泣きたくなった。


今日は すきな人たちからすてきなメールが2通も届く。
遠く離れていても、こころは密着するのね。

私はしあわせすぎます。








    かみさまどうもありがとう



2004年05月29日(土) ★ 奄美エイジング・にやにや


ハナちゃんあくびちゃん。



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昨夜はEJの引越しで、新居で飲んだ。
帰宅したらam3:30だった。
ダーは酒も入って疲れてたし すぐに寝てしまった。


トドのように眠るダーのよこで 私はなんか疲れてるのに眠れなくて、
サーキット・カーのように走り回るネコズの気配が可愛くて
にやにやしながら こっそり
上になったり下になったりする、くろときいろの可愛い獣たちを
夢から覚めては眺めたりした。

うかんで しずんで。
結局、寝たような感じで眠れなかった。

すっきりしなくて、7:30ごろ起きた。
お洗濯して、温泉セットスタンバイして“峠の湯”へ行った。



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一緒にいると 最高にキラキラする彼女の事を考えた。

あんなに、とびきり平凡な景色に思いきりとびあがってしまうような
きゅっとした瞬間って、もう。
私はなだらかなラインでゆっくりくすんできてるのかもしれない。
それは決して不幸な事ではないけれど。

私はいっきに堕ちるしそうとう浮かれる。
そんなときいつも彼女の事を必要としたけれど、
彼女が堕ちた時 私は何ができてただろうか?
彼女は平和だっただろうか・恵まれただろうか とか考える


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ちゃぷん。

顎まで湯に沈むと、
いびつな形の妙技山麓と、
ただただ淡くあおいだけの空が、
ぐんぐん伸びていて 深かった。

からだじゅうがほぐされはじめて、
気持ちよくて
にやにやしてしまった。

にやにや。



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ダーが、先週日曜日から飲みはじめたボトル。
もうすぐなくなる。


奄美エイジング。















2004年05月27日(木) ★ まどぎわぞく


ふたりしておなじかお してる。




ハナちゃんターリンと一緒にして、
よかったわぁ。

…なんて、泣きたいくらいな幸せ感
かみしめたりなんかして。







嵐の、本当のしんどかったことを、
まだ書き記せないでいたりして。
また後日。



2004年05月26日(水) ★ なぐさめてだきしめて

いろいろ残しておきたい言葉とか事由とかが 積もっているのだけど、
日常の平凡さに、淡く消えてゆくようです


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先週、ダーと喧嘩した。
私は憤慨して相当怒ってた。
「もう、そんなのだったら別れる!」と真剣に思った。

しばらく口きいてやんなかった。

そんななか、いつもの顔して無言で食器を洗ってると
ターリンがいつの間にか、隣に居て終わるのを待っててくれた。
部屋に戻った時も なんとなく側に居てくれた。

ダーと仲直りしてから、ターリンのそんな話をしたら
「なんとなく気付いてた」
と言った。

まえ、テレサテンドキュメンタリーにすっかり同調してしまって
テレビみながら「わー、、悲しい!!」とか ぐわっっっっと泣きそうになった時も、部屋のどっか遠い所から走り寄って来てくれたもんなー。


   ターリンてば 私の悲しいとかくやしいとか、
   そういうこころの波がわかるみたい


と、続けたら
「恋人より、恋人ぽいって??」
とダーが言った。
あー・そうかも。ターリンてば恋人みたい!

ターリンって私のビューネ君だね
…抱きしめてくれる事はできないけど。


“オレがいるぢゃないか”的、アピール。



          **************

あなたと繋がっていたとしたら、それは何と光栄な事だろう・と思います。
あなたの持つ愛情とか希望とか、その影に映るなみだのこととか、いつもいつも私はあなたを通していろんな事を想います。それってすごく教えられてる事なんだよね、ありがとう。

私は、あなたにはとてもじゃないけど及びません。
でもでも、近しく距離を感じるとき、何でだろう すっごく嬉しくなります。
泣けてしまうくらい、うれしいです。


会ったことのない友達、ステキよ。
今後ともどうかどうぞよろしくなのです。


2004年05月23日(日) ★ 斬るビル


なんか、あたまのなかで喋ってる2匹。


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ダーは昨夜、もれなく酔って帰って来た。
なんと先輩と別れた後、別の友だちと飲んでたらしい。
私の事、寂しいおんなにしておきながら!
…ま、いいんだけどね。

ダーは、車に乗り込んで来て
「結婚するぞ」と言った。
私は 今夜飲んだ友だちに、なんか吹き込まれたな・と思ったので
しかも酔っ払いの言う事だから のらりくらりと交わしてたのだけど
そんな感じで私がウンと言わないものだから、ダーは寝るまで何度も言った。



朝、起きてもダーは 結婚する と言った。
「でもダーの名字だと私の名前と似合わないね」とか言うと
「名字はそのままでもいいから」と言った。その後に、
「子供も、欲しくないなら先でいいから」
「実家に今は入りたくないのなら、いいから」と続けた。
ン?<今は?>今はって事は…将来的には入るってことか…?ぬぬ。

たぶん、今度は本気らしい。



最後に脳裏をかすめるのは、あんまり関わりたくない
ダーの家のおんなの人たちの事だった。

結婚って、自分達だけのものだと思うんだ。
でも、そうじゃなくなるだろうから いろいろ考える。
めんどくさい事が増えるだろう。
できたら、
実家には言わないで籍入れちゃいたいなあ。
…なんて、甘いかなぁ。

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夜、昨日借りて来た“キルビル”をダーと見た。
アメリカ人の見た日本ってどーなんだろー??という気持ちが湧いてしまって、ずっと気になってた映画なのだ。本編の一番見せ所?の「やっちまいナ!」の後から始まる チャンバラシーンでは 斬って、切って 斬りまくる立ち回りが なぜか美しく楽しかった。「わーお。わーお。」と声が漏れる。これはロックだ・音楽だ・ダンスだ・なんて思った。
日本人の作るチャンバラだったら、人を斬る行為をこんなに楽しそうに描かないだろうな なんて思った。


悪玉と善玉の対決なのだけど、美しき悪玉に魅せられる。


ルーシー、今まででいちばん綺麗だ。と思った。
和服の美しさが際立つ。立ち回りも美しい。
本編は 悪玉である彼女が主役と言ってもいいくらい、
私の印象に残った。



…ときどき日本語が聴き取れなくて巻き戻したりボリュームあげたりしたけど。



ところで、千葉真一ってチヤホヤされてるけど、
彼じゃなくてもいいんじゃん??…なんて、チョット疑問に思った。
可もなく不可もない、あんな演技でチヤホヤされていいのか?
もっとキワものぽい妖気と力強さのある俳優を使った方が、
出来上がった日本刀の力があがる気がする!
私なら、あの刀鍛冶役は竹中直人を採用する!!!日本を代表して推すわ!
竹中さんハリウッド進出という妄想。


…それから、あのギャグみたいな“オキナワTシャツ”が気になる。




これから、こんな明るい時代劇が増えたりするのかなー。
昔から植え付けられてる時代劇のイメージを脱するような、新しい感性のドラマ…難しいかな。濱マイクのスタッフとかで描いちゃどうだろう・なんてベタな線の妄想かしら。


2004年05月22日(土) ★ 寂しいおんな

休日の夕方、

「ふだん起きてる時間に眠るって、贅沢だ!」

とか誇らし気に言って昼寝を始めたダーの携帯が鳴った。
先輩からの呼び出し。
えー遊んでくれないとつまんない。と言う私を置いて、
ダーは出かけてってしまった。

   寂しい男と、寂しい女のどっちが大事なんだヨ?








仕方ないから、ひとりだとなんか作るのも面倒臭いし
近所のスーパーのタイムサービスで海老フライ買って来た。
でもこれだけじゃ栄養とか不安なので 結局、お味噌汁とご飯炊いた。
それらを並べてテレビみながら食事。


ふと気配がして振り向くと、ハナちゃんが背後でこんなポーズやってた。


なめこの賞味期限って、どれくらいなのでしょうか。
ダーがなめこ味噌汁好きだと言うので 2袋98円とかのときに買うのだけど
いつも2袋目で味噌汁を作るとチーズっぽい味になってる。
今日はぐっと我慢して食べたけど、ヤバいのだろうと思ってお鍋の味噌汁は捨てた。




そのあと、ポテトチップスバリバリ食べながら
「小泉首相訪朝!」の報道をぼんやり見る。

なんだか無機質に画面を眺める。
小泉首相は努力をしなかった訳じゃないと思った。
具体的に動いてくれている人に、その結果を責める事はできないと思った。
最初から、なんでもうまく行くのなら こんなに遅くはなかっただろう。
まだまだ始まったばかりなのだ。

…私なら、誰か大切な人を苦しめた男を 援助したりしないけど。

「どうして、なんで」と怒りなじるような 家族の人の言葉は、
とくに私の胸を突いたりはしなかった。
でも、耳をオフにして画面を見ると 誰かを想い求めるその瞳に涙が出た。

   本当の想いは、否定でも責めでもなくて、ただひとつなのだ。

それは立ち上がって意見する家族も 傍観者である国民も 首相も
多分 おなじ気持ちなのだと思う。

人の悲しみを思うと、頭がずきずきしてきた。
気がつくとだらだら食べてたポテトチップの油まみれになっていて、
海老フライの油と相まって ちょっと具合が悪くなってた。

早く、解決すればいい。
そして、あの国がなくなってしまえばいい。





流しに汚れた食器を並べただけで 台所を片付ける気になれない。
どうにかしたら、風呂もめんどくさいような気持ちになる。


ダーがいないと、私はこんなもんだ。
だらしない。






最近甘えてくれるようになった。
要求はたいてい「遊んで」と「かつお節くれくれ」だ。



2004年05月21日(金) ★ ネコシャン

ダ−が出勤していく時間帯はまだ曇っていた空も
しばらくするとすごく晴れて来たのでさっそく洗濯物をした。
ついでにハナちゃんも洗った。

先日ネコ図鑑なるサイトを見てたら
ハナちゃんのお手入れ法に

  “やや油質の猫が多く、その場合はシャンプーの前にメイク落としの
   水溶性クレンジングクリームを利用すると便利です。”

と記載されていたので、さっそくクレンジングを使ってみた。
っていうか、ウチにあるのオイルだった…
失敗してしまった。その後泡立ちが悪くなってしまって、3回も洗ったのに乾かしてみたらクレンジングをつけた箇所だけワックスつけたみたいになってる…ごめんよハナちゃん。


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最近すぐ眠くなるので、畳の上でうつ伏せになって伸びてうたた寝をしてたら、
ターリンが私の太ももの上に落ちついて眠りはじめた。

ネコがひざの上とかに乗ってくれると、すっっっごく、嬉しい。
何かしたくても、つい我慢しちゃう。
ターリンが飽きてどこかへ行くまで待ってみたりする。

んなワケで、
うつぶせの太ももをぐっと押さえられた形で眠ってしまった。
起きたら膝が固まってしまっていて、
その痛みでしばらく曲げる事ができなかったりした。

私の太もも、お気に召しましたかしら。



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夜はダーの上でくつろいでた。
ちょっと寝てるし。




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ターリンの爪見てたら伸びてたので、切る。
ついでにハナちゃんの爪も、切る。
ハナちゃんの爪はよく研いでる割に伸びてなかった。


2004年05月19日(水) ★ あかとあめ

雨、あめ、あめ。
私は雨が好きなのだけど、
今日はそんなうっとりした気持ちにもなれない。

次女姉様から借りてる本を返さなくてはいけないのだけど、
“ねこのうらみはこわい” の日から、
「親切な言葉」みたいなのを着た、
恨みつらみイヤミのメールが時々とどくので、
私はすっかりマイってしまってるのだ。


いろいろ考えて、実家に本を置いてくる事にした。
手紙を添えて。

“約束の期限の4月が終わってしまったので‥
 しばらく(関係の修復が)無理だということで、
 こんな形でお返ししますことを…”

とか、メモ用紙に書いてて
自分の手が力を失って震えてるのに気付いた。
ああ、腐ってる…なんて自分を笑う自分も居るのだけど
とにかく何かにおびえているのです。


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郵便局で荷物を出して、
車を道路に出す時も 意識がなんとなくもうろうとしていて
車の向こうの景色より、目の前に降ってくる 雨粒の方が気になってしまって、それが視界になっている有り様。
(ああ、なんかこの感じ呪われてるんだわ…このままじゃ事故っちゃう)
なんて思いつつ、右手前車線に車がなくなったので発進して、
ふと左を見れば 寸止めで停まってるベンツの黒いスポーツカー。

あと少しで事故るところだった。
頭をぺこぺこ下げすぎるくらい下げながら車をバックしたのだけど
これもハンドルの切り加減で下がりながらぶつけそうな感じ。

あー、もう私ってばダメだわ。
今日、遠出なんかしたら死んじゃう。

しっかり自覚はしたものの、やっぱりウィンドに降りてくる雨粒ばかり見てしまう、そんな自分と戦いながら実家へ。


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実家に入ったら長女姉とお義母さまがいて、長女姉様にはこの頭を笑われた。昨日、髪を染めたのだけど 私の頭は紅く染まり過ぎちゃったのだ。

笑われて、
「昨日、ダーにも口きいてもらえなかったんです…」
とか仕方ないから?そんなこと言ってウケ狙ってみたりして。


お義母さまはこの頭を嫌がるかと思ったのだけど
「ねー、それもういちど上から染めてもらったら。」
という長女姉様の言葉を制して
「でも、染めたばっかりだし勿体無いじゃない」みたいな事を言った。


少しお茶を飲んで、本当にちょっとだけ居て、本を置いて帰って来た。
お義母さまがこんど食事会を実家でやろう、と言ったので 気が進まないのだけど「はあ、じゃ日を決めといてください」とか言って帰って来た。


   でも、考えてみたら食事会って次女姉様も来るんだよね。
   こわーい。きまずー。




…とか、考えながら車運転してたら、
赤信号を堂々とのんびりと渡ってた。




ぜったい、今日しぬ。
キケンだわ。

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食事会は気が進まないどころか、
考えてみたら私は参加するほどでも(親族でもないし友だちでもないし)ないので
帰って、長女姉様にお断りメールした。


長女姉様から返信されてきたメールみて、びっくりした。


   そうだ。
   次女姉にも、メールしてやって。
   猫をめぐる冒険があったらしいし。
   誰が主人になったところで、猫の心は、猫にしかわからない。
   全て、人間の都合さ。

   では。



は?
何を知っていて、こんな話をできるんだろう この人は。
私の思いや意図を知る間もなく、何を言ってるんだろう?
ワケわかんない。


私は、次女姉様が長女姉様にハナちゃんの愚痴を話したのだと思った。
それはきっと、私達に不利な話に違いないと思う。
そして長女姉様は次女姉様の味方なのだろう。
どっちにしろ誰にも意見されたくない事で私の気持ちも解らない人からいろいろ言われたくないと思った。


一気に、どっ とストレスが降りて来る。

とにかく、あそこの家の女の人には会いたくない!
関わりたくもない!


2004年05月17日(月) ★ 女は直情的にとおまわりする生き物・2/  まーぶる

次女姉から

どおしてゆくかの予定など、出来ればお話いただければ嬉しいです

と、メールが届いた。
伺いたいのはこっちなんだけどなー…とか、思った。
それで、あげます!とか言われたいのかな、、、

  ハナちゃん甘えてくれるようになって…こっちはとてもうまくいってます…
  結論については差し控えさせてください

と、送ったら


はいはい。ふ〜ん 分かりました。
願わくわ今のその良き状態が永遠に続いて下さる事を願います。
私たちの思いはそれだけです。


と解答が来た。
なんとなく、イヤミぽいなあ、なんて思うのは私だけだろうか。
それで「はい、ありがとうございます。大事にしますね!」とか言ってしまうと もう終わっちゃうのでそっとしておくことにした。

次女姉様の言いたい事は
そんな事じゃないような気がしたから。


私は、意地悪だ。
だから、こっちから思惑に乗ってあげるなんてしたくないのだ。


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私が黒髪に落ちついて2年とちょっとくらいになる。
世の中のヘア特集がいろんな明るい色の髪の毛ばかりだったので、
対抗してみたい気持ちでその年の夏から黒毛にした。

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しいたけ箱。
八百屋コーナーから貰ってきた。
ハナちゃん最近のお気に入り。


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黒い髪ラブ。
でも、そろそろ飽きてきたし、だからと言って茶色も見飽きてるし
どーにかしたいんだけど、どーしよー?
…とか思ってたらすっごく可愛い!白黒?頭見つけちゃって、決意、
さっそく美容院に予約した。

今日は月曜日で、だいたいの美容院がお休みなんです。
モテコ(Hot peppar のパクリな雑誌,群馬県版。)見て予約なんかしてみたりした。
“新規50%OFF”なんてうたい文句につられたりして。

お店に行ってみると 紫×黒のボーダーTシャツ着た、
おばさんぽいヤングなのか、おばさんの若作りなのか判らない
ヤング主婦向けぽい雰囲気の店員(20代後半位)が迎えてくれた。
(ああ、この人で私の言ってる髪型・判ってくれるだろうか…)
と、思ったけど気を取り直して持ってきた写真とか見せると
髪型の意味が判らなかったようだった。

(((私は、アヴリルみたいな髪型になりたいだけなんです。)))
「えっと、内側は黒いままで…この髪の明るい部分は、できたらピンクにしたいんです」というと、
「でも、この人はピンクじゃないですよね?」
((…アヴリルはピンクじゃないけど、私はピンク×黒にしたいの!))と思ったけど、ぐっと堪えて イメージに近い写真を探そうと店内の雑誌がある一角へ移り説明を続けた。
…なんか雑誌見てたらありそうなもんなのだけど、この店に置いてある雑誌を見て、なんか失望した。マインとかオギーとかその年代以上の人が読むものばかりで、ニャイのだ。ジッパーとかminiとか流行通信とか(普通はないだろうけど装苑とか)パラパラやってたら、まぐれで載ってそうなものなのだけど、置いてないのだ。ぬぬぬ。若むけ雑誌っていえばギャル系の…若すぎだっちゅーの。

だいたい、このボーダー店員は電話の時から話し方がブスっとしていて
御機嫌が悪いのかと思うような感じだった。たぶんもとからこんな人なのだろうと思ったけど 私の髪をいじりたくないのかな、とまで思った。やりたくない仕事はやりたくないタイプなのかなー。お客サマのこの私が気を使ってニコっとかしてる…そんな自分に気付いたとき、帰りたくなった。
まるで宇宙人だこの人。
多分、この人にとっても、私は宇宙人なのだろうな…
この髪型の可愛さの判らん奴にこの髪型を作ってもらっても仕方ないのだ。
予約しておいてナンだが、ひきあげてきた。


やっぱり、明日ポーチャイに行ってみよう。
どうしても、今日!髪型を変えたかったのだけど仕方ない。




ときどき、ファッションの傾向が違う人と話すと
言語とかまで違ってるような感覚を受ける。
ファッションで差別してるのではなくて、
好きなもの・選ぶものの傾向とその人自身のバランス感覚が
ファッションだとかオーラとかに現れるのだと思っとる。
私とあのボーダー店員は合わなかったのだ、絶対的に。

だけどいろんな人が来て、いろんなデザインをするのが商売なのだから
もっと柔軟な姿勢&会話してほしかった!あの店サイテー。


あー、ブンガラヤだったら行ってすぐ解りあえるのになー…。
住み慣れた街のようにうまくはいかんね。
ただいま、群馬のサロン開拓中。



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4月30日からのGWの過ごし方、
ちびっと更新しました。

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ここに居る時は、放っといてほしい らしい‥。。。



2004年05月12日(水) ★ メレンゲ

5月6日の“くろとかげ”に追記します、

私は、私のために怒ってくれるひとのことを、ありがとうと思う。
私は、私のために泣いてくれるひとのことを、あいしてると思う。

私は、私の心の動きに触れ、その動きに従って揺れてくれるあなたのことを、なんとも優しく柔らかく ありがたいのだろうと、出会った事をこころから感謝しています。支えられています。ありがとう。

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GWの過ごし方日記、まだ途中ですが
4月23日から4月29日まで更新しました。
あれっ、知ってた?


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九州行って ちょうど3000キロほど走ったのでオイル交換に行った。
水曜レディースデイで10%オフってのをチラと見た事があったので、それ目当てで今日にしたのに そんなキャンペーンもうやってなくて、肩透かし喰らった。
ふだん男ばっかりのオートバックスも 今日は肩透かしを喰らった女のお客さんが多かった。たぶんみんな内心がっくり。

午後、メール受信。
スゲー久しぶり…と思ったら宣伝だった。
“僕らの曲がFMのマンスリーアーティストに選ばれました、関西の人はうっとりして聴いて下さい‥”あいかわらず発想が可愛すぎ。っていうか、もう京都にいないし。宣伝でもなんでも、元気そうで嬉しいよ。おめでとね。





私はといえば 将来の自分のために
やってみたいからやってみようと思う事があるのに、
やらないことがあって

もう5月なかばになろうとしている。
私は、もうこのまま 何も描けないまま終わって行くのだろうか


なにもないわたしにはなにもない


2004年05月06日(木) ★ くろとかげ

きのう、嵐がありました、それはそれは疲れた。
それはそれは、疲れるから後日しるす。




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君は、弱そうな男だ

君は一見 弱そうな男だ だって なにもいわない


私がどんな傍若無人な振る舞いをしても、なにもいわない(ときどき怒る。
誰かがひどく理不尽な言葉を平凡な顔して言ってのけても、なにもいわない

君と私以外の(私は許されるのだ)何もかもが理不尽でその渦中にいても
怒ってみせたり否定したり 立ち上がって意見したりしない

君はどんな出来事に出会ってしまっても 何を言われても聞かれても
最終的に 誰の事もわるくいわない

誰かの行いで愛する私が打ち堕とされくだけそうになっていても、なにもいわない



  ただ そこにいる



私は 嵐に出会ったら 燃える
エゴとか自我とかの塊なもんだから 泣いたり悲鳴をあげたりする
怒ったり何もかもを否定したりする みんなみんな嫌いになったりする
つばを吐く ゲロも吐く 好き勝手に堕ちていく



君は いっしょになって、怒ったり泣いたりしてくれない なにもいわない
だから 君は汚れたりしないね 私と一緒に汚れたりしないね


  ただ、ただ 私の泥を舐めてくれる 君






     泥が 綺麗になったころ 私は もっと 君を すきに なるよ。



君は 私の汚い泥を舐めてしまっても染まらないんだね
あのねあんしんするよ


ありがとね。 





2004年05月05日(水) ★ 女は直情的にとおまわりする生き物

  (すっ…すいませんが お互い様だとは思いますが
   今日はさすがに疲れました。今日はこれで失礼致します)

と、打ったらもう日付けが月曜日に変わってた。
数えてみたら、今日で18通も次女姉にメール送ってる。
同じだけのメールも受信した。
癒されに温泉にまで行ったのに頭と体が痛い。
疲れた。


朝、昨日のお詫びのメールを次女姉様に送った。
それから、悪夢が始まった。
1、2時間おきのメールが追い掛けてくる。
昨日の今日の次女姉様だから無視もできなくてお返事すれば、
いやみラッシュ。いちにち、ネコの事でメール抗議。
他に考える事もないんだろうか。

“ハナちゃん今ガツガツご飯食べてます”って題名を
今ガツガツ呑んでます”って題名で返信してきた。
あとで見れば面白いけど、、、ぶらっくじょーく、、、
目上の人なだけに、、でも折れたくなくて、すげー疲れた。。。


だいたい、これがオトナのやり方なんだろうか、
自称“旧い人間”だからなんだろうか、
『自分はこうしたい・こうしてほしい・こうしたらいいと思う』と言うのが明確にこころにあるはずなのに、絶対言わないのね。
相手を責める「だからー。どうせ…なんでしょ?」とかっていう言葉で
「いえ、そうじゃないです。違うんです。」と言わせて
時には脅したりして、自分の思う方向へ導くのね。
私は、ぜんっぜん、そんなの・納得しない!

だってずるいと思うもの。
自分の意志を真っ当な表現もせずに、
混乱してる物事を自分の方向へ進めようとするなんて、
ぜったい許せない。

私が、相手の思うような言葉を頑に言わなかったら
最後は
飼い犬)も参加してたのね”という
よく解らない・解りたくないメールが入った。


(飼い犬)もごはん食べたら落ち着き…実は種別を越えた友情(?)とゆうか…網戸越しにお互いの匂いをかぎあって…なかなか微笑ましい光景で、毎朝窓を開けるとハナが走ってきてたのに今朝は「あれ?」と鼻を鳴らしてました‥

   怒濤のような気迫と嵐のあとに
   この、天国のような世界観広げられても…。

ああ、なんか 頭おかしくなったんだ と何故か思った。
大体、ワンコは何に参加してるのか?
これはオリンピックか?

それで、文頭のメールを打った。
しばらく、何も考えたくない。



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呑んだくれてみたり、
オトナぶってみたり、
泣いてみたり、
脅してみたり。

そして、自分のこころの言葉はいわない。

…ねえ、私ってかわいそうでしょ?…旧い人間だから…旦那もピリピリしてるしね!…ホラ、ワンコも寂しそう…


と、言葉の総てが自分の状況で 具体的な行動は相手まかせだから相手に判断をさせている感じでいて その実は相手の行動を自分の意向に手繰り寄せ、沿わせようとする。
ハナちゃん獲得大作戦!みたいな策を広げてる感じしかしないー。
ぜんぜん可哀想じゃない。

ただ単純に、
「突然いなくなって寂しい。好きになってしまったから飼いたいの、頂戴?」
と言えばそれで終わるものを。
どうして、こうなんだろうなー。






「私、決めた。
 私の納得する、正直でまっすぐな言葉で求められた時しか、
 ハナちゃんあげない。
 そうじゃないと幸せになる気がしないもの!」

と、ダーに言うと

「それでいい。いいと思うよ」

とダーは言ってくれた。

   それで、ああよかったねハナちゃん と、思いたい。



   あれっ?これって疑似体験したような…






「夏でも足が冷えて…もう、足が痛くて・車の運転もアクセル踏もうとすると
 足があがらないの…あいたたた…(さっきまでシャキシャキ歩いてたのに、
 足を引っ張る仕種をする)」


と、実家へ寄る度、話すお義母さま。
もう仕事したくないし台所にも立ちたくないのだろうと思う。
ずっとやって来た事だから そろそろ楽させて欲しいのかも。
…と、思うんだけど、なんか同情して手伝うって気になれないのだ。
どっちかっていうと、逃げたくなる。
っていうか 私はスッとぼけて交わして逃げるのだけど。

会話の流れで その言葉に同調してしまえば、
相手の思うツボにはまってしまう!
と、思わせる 何か が、あるんだよなー。


私は、して欲しい事や思う事は、まっすぐに言う。
だから、遠回りな言い回しが苦手だと思ってしまう。
相手に選ぶ隙を与えているようで、実は逃げられなくしているのだ。
そういう心理戦は 本当の事を言わない感じがして、嫌なのだ。
肌にあわないなあ…

実家へ長く居ると疲れるのは、
善くして楽しく会話してもらっても疲れるのは、
きっとこういう理由なんだなあ、
なんて 新しい事実?に気付いたりした。



   似てるわー。次女姉様とお義母さまって
   やっぱり、親子なんだなあ。






本当の意味で 私をつき動かすような、言葉が欲しい。




2004年05月04日(火) ★ ねこのうらみはこわい

九州旅行につき ターリンを、次女姉宅に預けていたので連れに行った。
そして、今日は次女姉夫妻と腹を割って話さなくてはいけないお話がある。


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迎えに行くと、ターリンはもうすっかりあっちの家の顔をしていた。
こっそり私のところに来て、においを嗅いでスリスリしたけど、次女姉のひざの上を通ったりずいぶん大きな顔をしていた。
猫って、家の外で会うとよそよそしいとかってよく言うけど、
その場所その場所で、それぞれの顔を持ってるってことなんだろうな と思った。


「今夜からまたハナちゃん1匹になって…」と次女姉旦那が言った。
私は、思いきって
「ハナちゃんの事について、時間を貰い私もいろいろ考えさせてもらいました。やっぱりウチには…ターリンにはハナちゃんが必要だと思うので返してほしいと思うんです」
と言った。

これから、話し合いがはじまる。

と、思ったのに
「よし、じゃあ。連れて帰りな。」
と次女姉旦那が言った。私達は ハナちゃんがずいぶん可愛がられていると思っていたのですっかり拍子抜けして、
「えーっ、なんかもっと反対されると思った」と言うと
「ウチはそんなのないから。大丈夫。犬もいるし 連れていきな」
という返事だった。
何を言っても「連れていけ」の1点張り。

でも、ハナちゃんが行ってしまう時は、
次女姉がちょっと泣いたりなんかして。



そんな訳で、素直に連れて帰ってきてしまった。
ターリンは玄関に到着した瞬間からウチの家の猫の顔になって、
にゃーにゃー甘え出した。あー、これが猫ってもんなんだなあ…と思った。
ターリンてば何処へ行っても自分の家にしちゃうんだね。



帰宅してしばらくすると、ダーの携帯にメールが入った。

   “あんたの彼女最悪”

という次女姉様からのメールだった。

ああ、やっぱり。
同じ思いをさせちゃったんだなあ・なんて思った。



その日、ダーの友だちが飲みに来て泊まっていった。
何を話しても、どこかで泣いてるかもしれない人の事が気になる。


お酒が入ってぐっすり眠るダー隣に私は横になった。
正体なくして寝てるその友だちと、友だちの横で眠るターリンを眺めながら、
横たわってるのに体が痛くなるくらい なんかいろいろ考えた。
ぜんぜん眠れなくて疲れた。

ハナちゃんはお気に入りの場所で寝てた。



  気がついたら朝7時になっていた。



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以下は自分のノーミソを整理したいのでだらだらと
猫に関する くだらない悩みを記載する。



★なぜ、ハナちゃんが次女姉宅に行ったか

1)ハナちゃんは慣れつつあったけれど、前の飼い主から苛められていたのか 人間に対する警戒心が強かった。私は、ハナちゃんのそういうところがいちいち目について、いろんな事でハナちゃんと喧嘩したりした。ハナちゃんは私といて幸せなんだろうか。とか、思った。
2)ハナちゃんは綺麗な猫で、出会った時にいちどは子供を産ませてみたいと思った。そのときハナちゃんに発情期が来ていて、ハナちゃんに縁談があるなら子供を産ませよう・なんて思ってた。

その時のハナちゃんと私は最悪で、他所に行った方がハナちゃんも幸せなんじゃないかなんて迷いはじめていた。子供が産まれたなら、ハナちゃんと子猫たちと里親を探しつつ飼っていって最後に残った子をウチのこにしようと思った。


…そんな話をしたら、次女姉の旦那が
「あの猫は毛並みが良かったな…よし、じゃあ連れてきてみな。
 知り合いに同じ猫飼ってないかな…(ちょっと考えて)預かってあげる。」
と言った。
昔シェパードを飼っていて、かけあわせをしてみたけどだめだった・
まあ3週間かも知れないし3年かもしれないけど連れてきてみたらいい・
と言った。私は、旦那の勢いにすっかり呑まれてしまっていて、
押せ押せで、すぐにでも連れに帰えらされる感じだった。

ダ−がハナちゃんを好きなのは知っていたので
「えー、でもダー悲しむだろうな…怒られるだろうな…」
と、何度も言ったけど、次女姉も次女姉旦那もそれには返事せず
【じゃあ相談してきてごらん】
とは言わなかった。

その日は車の保険屋を紹介してくれると言う事でこの家に来ていて、さっき 私が先走ってダーの許可なく保険に加入しようとしたら
「まあまあ、ふたりで決めておいで」
と言ったくせに、
ハナちゃんの事になると「今から連れておいで」としか言わなかった。
私もなぜか、勢いにのってしまって次女姉宅にハナちゃんを連れに帰ったりした。

   こうして、その日からハナちゃんは次女姉宅で預かられた。


それからスグ“ハナちゃんっていい猫ねー、今日はこんな感じで…”というメールが次女姉から届くようになった。ターリンを連れて会いに行くと会話の中で
「もう、ハナちゃんはウチの家族だから。」
と言われた。どうやらずいぶんハナちゃんのことを気に入ってくれたようだった。

ターリンはハナちゃんがいなくなっても、
特別に変わったそぶりは見せなかったけど、
部屋はちょっと寂しくなった。

“なんか部屋が寂しくなりました”というメールみたいなのを送ったけど
“ウチではこんなコンナ風に仲良くやってて…安心してくださいね”という返事しかこなかった。

私は、なんか、ぜんぜん納得が行かなかった。
「あげる」とも言ってないし、「ちょうだい」とも言われてない。
『預かる』の状態のままのはずなのに、もうすっかり自分たちの猫なのだ。
何度か足を運んだけれど
「可愛いから、飼っていきたいと思うのでハナちゃんをください」
とか そういう会話がなかった。

ある時、遠回しに 返してほしい みたいな事を言ったら、
「わかんない。生理中はめんどくさいこと考えないようにしてるの」
と次女姉に言われてしまった。


数週間が経って、猫遊びができないターリンは運動不足でストレス気味で、寂しがり屋さんになった。私が出かける気配を見せると玄関まで走ってきて
、お腹を見せて「遊んで遊んで」をするようになった。
ある時、ターリンに気付かれないようにトイレに入ったら ターリンは心細い声で泣き続けて部屋中を歩き私を探しているようだった。
もともとあんまり食べない方だったのだけど、ごはんをあんまり食べなくなった。
ターリン1匹じゃいけないんだな…と思った。


預かられる前のハナちゃんズ。


そんなとき、九州行きとか決めてデジカメのデータ整理をした。
ハナちゃんとターリンの写真がいっぱいあって、
次女姉宅に居るときのハナちゃんの顔とくらべると ぐっといい顔してた。
(ハナちゃんてそういえば、尽くしまくりで、ターリンのツボ押さえて遊んでたな…)とか思った。

とか、言うとダーは
「ハナちゃん返してほしいと思うけど、向こうの人が気に入ってるっていうんだったら 仕方ないなと思うよ」と言った。

私はそれから 頭が痛くなるくらいいろいろ考えた。
このまま泣き寝入り?すれば 丸くおさまる。
でも、そうするとこれからは こころに恨みごとをもったまま次女姉宅に遊びに行く事になる。でも、返して って言うと きっと、こんどはあっちの人が今の私と同じ思いをするのだろうな…ああでも納得がいかない。


「納得が行かないから、話し合ってみる。」と言うと
「じゃあ、そうしてみよう」とダーは言った。


九州へ行ってるあいだの2匹を見てもらって、それから話し合おうよ。


2004年05月01日(土) ★ 浦島タローミスタードーナツ40個買う

10:00、ホテルをチェックアウトしたあと、
私の中で ダーをつれて寄るべきところがあった。
今回、ダーと九州へ来た目的とは
ここへ連れて寄ることだったと言っても過言ではない。



ミスタードーナツ40個買った。
人生で、こんなに沢山のドーナツを買う事もそうそうないと思う。

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「レイですこんにちは。」


「…!いやーん、レイちゃん!!!」

  そのひとは、私の顔を見て、最初驚いて、
  それから 泣き出してしまった。

私はダーを紹介して、結婚の予定はないと謙遜して言うと目をキラキラさせて「幸せにしてあげて!」とダーに言った。それは社交辞令とかじゃなくて、ほんものの言葉だった。
そのひとは、心から私のことを願ってくれて、私と会った事を感激して泣いてくれた。

 この人は、私の 母 だった。










そこを出て、ダーの運転で伊万里へ向かう。
午後をのりちゃんと約束したので。

道中、泣いてくれたひとの事を想って、私も泣いた。


ただただ、私のことを涙してくれる人がいるなんて、
なんて幸せな事なのだろう と思って、泣いた。



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夕方、佐賀市内に戻る。
ママが親戚のお家へ行く事を勝手に約束してしまって(私は明日高速を走るから、できるだけ休みたかった。)ダーと3人で親戚のお家へ行った。
その親戚の家には恭子ちゃんという私と同じ年の女の子とダーと同じ年の弟がいて、ちょうど今日帰って来ていた。2人とも結婚してて、ふたりのガキンチョがワガモノ顔で遊んでいた。

←恭子Jr。「いや」と言っている。

私と恭子ちゃんがやっと歩き出した頃のアルバムを見せてもらった。
初めて見る写真ばかりだった。私達が並んで写っている写真が沢山ある。
たいてい私は信じられないくらい不安定な顔をしていて、
恭子ちゃんは今と変わらずマイペースなぽわぁんとした顔をしていた。

まるで、ここを這う(まだハイハイしている)2人のふたりのガキンチョのように、私達が大人たちの主役だった頃があったのだなあ…なんて思った。

私と恭子ちゃんは小学校の頃までは、とっても仲がよかった。
中学高校と、いろいろ私の周りがバタバタして連絡も途切れてしまった。
思春期を共にしないと、
互いの感覚が合わない感じになってきてなぜか少しよそよそしくなる。

私は恭子ちゃんが大好きだった。
たぶん、親友で姉妹で悪友のようなものだったのだろうと思う。
アルバム見て、私は恭子ちゃんの事をちょっと思い出した気持ちになった。
昔から知ってるのだけど、新しく好きな女の子が現れた・そんな感覚になった。

これからもよろしくという気持ちになった。
久しぶりに初まった?友交だけど たぶん、つきあいは長くなるね。




ダーは、
恭子ちゃんの弟と、
恭子ちゃんの旦那さんと 焼き海苔を肴に飲みはじめた。
ダーはすっかり『新しく加わった親族』の扱いだった。
「ちょっと!!まだこの人“彼氏”なんだから馴れ馴れしくしないでよね!」
と、私は言ったが、ずいぶん馴染んでた。
なんか、とっても歓迎されて仲良くなってるみたいだから、
それは、それで それはそれはとてもいい事なのだけど。


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「レイちゃんを幸せにして!」
と、ダーは恭子ちゃんのママからも言われた。

母が願う幸せってどうして「結婚」なのでしょうか。
結婚すれば幸せになる、なんて安易すぎないだろうか なんて思うのです。


私は、今のままでも充分すぎる程 しあわせなのです。
ダーに感謝したいくらい、幸せなのです。

だけども、どんな形であれ
私の事を願ってくださるひとがいるなんて
ほんとうにありがとう。

いま とっても、しあわせです。



父長崎人+母福岡人=純血の九州オンナ、福岡に産まれ、
関東→京都→佐賀→京都→横浜→群馬と流れてます‥

レイ 

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↑My追加大歓迎です ・あなたの日々を熱烈熟読してますです。サンキウです。



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