ALC ビル リフォーム -★-


 

 

ねことおやつ
   
 

2003年10月25日(土) ★ やらかい わたしのちいさなけむくじゃら



ターリンはアイロン台の足元から入ってきて、


トンネルを抜けるのがだいすき。












私がダーのシャツやユニフォにアイロンをかけだすと、ターリンてばアイロン台の下でおおはしゃぎ。じゃれたり飛びついたり袖を通ったり。

こうやって、いつも私とダーの間に必ず割り込んでくるのだ。
オカゲで あたまの真ん中にはいつもターリン。


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ネコの肉球はかならずピンク色なんだとずっと思ってましたこんにちは。
今日の群馬は秋晴れ、午後から起きだして観葉植物を外へ、のそのそとダーとふたり、パンを食べたりコーヒ&お茶飲んでテレビを見たり。私とダーの間にターリンのーたりん。3〜4時頃やっと出かける準備をして家を出る。温泉にでも、と榛名山の紅葉を見つつ伊香保へ。‥伊香保温泉街を横目に素通り→渋川→前橋に。結局 温泉へは行かず“キッチンMOGI”へ。ここはダーの同級生のお店。美人の奥さんが案内してくれ 帆立のアンチョビ風パスタと牛肉のわさび風味を食す。自家製のパンがとっても美味しかった。群馬は異常にパスタ屋が多い気がする。その割にはめぼしいカフェがない。知らないだけかもしれないけど。紅茶がポットで、窓から落ち葉と緑の田舎道が映るふかふかソファのカフェなんかあったら、いいのになー、いいのになー。パウンドケーキとか美味しかったら最高。台所にソファを置くお話をした。とても素敵な思いつき。

榛名山で葉が紅いのを観て、ああこんな季節になったんだと思った。なぜか去年しょっちゅう通った祇園辰巳神社前の甘味処で食べてた栗ぜんざいを想う。ぬぬ、食欲の秋である。砂糖の甘さでない栗きんとんを食べたい。



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          その人に出会う前の私がどんなだったか全く思い出せない。


2003年10月18日(土) ★ 彼氏がいないことをネタにするのは 愛されない自分のお話。

神前のライブを見た。
久しぶりに泣いた。







ダーの、若い神主と絵書きの先輩主催イベントだった。大きな神社はちょっとした森に包まれていて厳かだった。黄色い光に照らされたたったひとりの奏者と朱色の神殿とちいさな石と大きな石と旧い風景と…そこに、バイオリンの音がすべるように満ちていた。ときどき近所の踏み切りの音がして秋の夜は寒くて先日入手した皮のコートを着ても冷たかった。けど、バイオリンが歌っている時はなぜか熱くなり汗ばんだりした。ただ突っ立ってるだけなのに。最後には泣いていた。久しぶりに聴いた楽器の生音がこんな素敵な瞬間で 幸せだと思う。

奏者は30才の時からこういった曲を創り始め それが認められ無印のテーマ(CD売ってるらしい)やニュースのオープニングテーマをやったそうで その傍ら数々の有名ビックステージのバックバンドをしている と言っていた。どちらが本職なのかは本人にしか解らないと思った。

だけどこの音が有名だからとかそんなの無関係に、よいと思った。最後に これは突然天から降りてきた曲です と聴かせてくれた音は、清らかで何かに溢れていた。だからなんか泣けた。








久しぶりに会った先輩らと飲むダーに着いていった。
久しぶりにモトモトカノを見た。
あきらかに気まずかった。帰りたいなと思った。



だけど 人の輪の中に私の存在がある事で 彼女が彼女らしくふるまえなかったり そこに参加出来なかったりする事はよくないなと思ったので(いろいろ怒ったけど、もう気にしないでね。)とか言ってあげようかとか思ったけど 彼女も(私とぶつからないようにしながら)普通に話していたので明確に許すのはやめにした。彼女には、みんながいる。それで充分だろうから。

8人の輪の中にあって私たちは絶対お話しなかったし目をあわせなかった。
それは暗黙の何かだった。





彼女は全然違う人のようにパーマをかけ化粧をしていて、たぶんフカキョンになりたいんだろうと思った。およそ私がしないような服装(JJ,cancanみたいな)をして、むっちりしていた。ずいぶん変わったなと思ったけど 前の方がうつくしかったかなと思った。余計なものを身につけすぎるのもよくない。あか抜けるつもりで埋もれてしまう。




やっと先輩らのくちから おひらき の合図が出て、帰路、
交差点で隣に新聞屋のバイクが停まった。しろいジャンパーの背中に「ASA」。

   ああこの人は 朝 を背負って走ってる。と思った。

バイクのカゴには沢山の 朝 が載っていて重たそうだった。















そう言えば 先日初めてパーマ屋でストレートパーマした。
黒髪ストレート、いつまで続くだろうか。
                       >>>つづく。

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■オマケのよだん

私は、愛されない自分を笑う人より 愛される自分を笑む人の方が好きです。


2003年10月13日(月) ★ 月の虹道

【工場直売!流通価格の70%OFF】っていう記事を地域新聞から発見、
さっそく 休日は頭がOFFなダーをせかして出掛けた。
洋服が激安で入手できるなんてワクワック。

前橋は雨、先日施した窓ガラス曇り止めもワイパーも効かないポンコツで頼りなげに辿り着いたはいいけど日曜祝日はお休みだった。残念。

  まあ 道はわかったし、休日にでも行くよ。ありがとう。と、車中。

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帰り「赤まる」に初めて行った。
バイト先で「赤まる」が好きなコが居ていつも「赤まるでさー」と言うので、そのコはよっぽど赤まるがスキなんだろうと思った、ので どんなすばらしい所なのか見に行く事にした。
感想としてはひらべったいドンキホーテって感じ。

「繁殖直売所」って生々しい、センス疑うネーミングのペットコーナーがあり、
イヌネコを見に行った。ネコは美しかったが 2匹しかいなかった。
得体知れぬいやな感じが漂うペットコーナーだった。



そう言えば昨日「もてなし広場」で動物のお祭りみたいなのがあって、ひやかしで里親募集のニャンコを見に行った。
実のところ 私には狙いがある。
ターリンの善きパートナーとなるマンション向けのおとなしく優しいネコとの出会いなのだ!
でも、ダーの方針が、ネコ2匹もみれないよ、というので いまのところ軽率に行動ができず。里ネコ見て夢見るに留まっている。

私にとっては、ターリンが居てくれるだけで
とっても夢が叶っていて幸せなんだけど、だけど。

バイトなどで留守にして帰ると 日中ヒマだった分の遊んでアタックを熱烈にしてくるターリンを見て、お友だちがいたらな なんて思う。だけどこうしてる今も膝の上で正体をなくし伸びて眠るターリンには、こうやって私たちを一人占めできなくなっちゃったら 妬いたりするのかな、とか思ったりして どっちがいいのかなーとかって思う。ターリン、産まれた時から一人占めのひとりっこ。このままひとりっこ人生歩む方が幸せかい?

ダーははっきりした顔だちのトラネコが好きなので、ダーが思わず一目惚れしてくれるようなトラネコがいたらなー、とかって思う。それが狙い。
きっとそんなネコは気が強くて マンションの完全室内飼いではもの足りなくなってしまうだろうんだろうけど、、そんなルックスで、実はおしとやか…ってコがいたらなー。すべては、出会い待ち。




ネコよ来い!ヤア・ヤア・ヤア!


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帰ったら、外が晴れてきた。
部屋の窓から見える観葉植物の向こうに 鮮やかなそらいろが広がっていた。
ときどき しろいろが大理石みたいにひろがって くもを創っていた。
雨上がりのきれいな晴れた午後になった。

  きっと どこかに虹が走ってる。

それを眺めていたら なぜか眠くなって、寝てしまった。
夕食にデミグラスシチューを作る約束をしたのに、寝てしまった。





起きたら8時すぎでくろい夜で 開け放しの東の窓にしろい月が昇っていた。
それは きっと素敵なので ダーを誘って散歩した。
まだ知らぬ近所を時間をかけて歩く。

しかし群馬って、高崎って、
ひとが歩かない車社会だから不必要なのか 街灯がない!
角を曲がり住宅が途切れると真っ暗になる。なんて気が効かないんだ。

危なくって一人歩きできないなあ。




月は綺麗で、雲が多くて晴れていて、
ちょっと道から裏に入ると月明かりにススキが伸びていた。
ああ こんな季節になったんだなあと思った。


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9時ごろ帰ったらターリンが熱烈にニャー、としつこく寄ってくるので
よっぽど私のこと スキね。とかって思った。

しばらくして我にかえり ふと思うと
夕方寝てる時もニャーって声を聴いてた気がした。




それは夕飯のオネダリだったのだ。
ごめんね、ごめんね。






どうやら休日は頭がOFFなのは ダーだけではないらしかった。


2003年10月06日(月) ★ 律儀なニャー

バイトから帰宅して6時、玄関をあけるとターリンが眠たそうに目をしぱしぱさせながら座っていた。
「ニャー。」
お迎え嬉しくって抱き上げ、わしわしとちいさい毛むくじゃらをほぐしてあげると、ノドをならしながらアクビをする。そしてネコ缶くさいベロで舐めてくれる。それから頭が働きだすと果敢にじゃれついてくる。ネコ生活、私の幸せなパターン。


ゴルフの練習からダーが帰ってきた。
やっぱり ニャー、と迎えてる。



    もしかして、ターリンって いっつも起きてくれるの?









ダーは仕事&ゴルフ(練習)疲れで、9時になると眠ってしまった。
ターリンもその横で毛布の上に丸くなった。



私も今日はバイトだったので少し疲れてるのだけどなんとなく心が騒いだので、
そんなふたりを後目に クラブに行く事にした。
今夜はfeaturing bluezing JAZZ familyだって。
わりと好きな音の匂いがする感じ。



あのね、「いかにも」カッコイイ!ってものには魅力を感じないんです。
「あれっ?うわっ。」カッコイイ!みたいなものってなんてココロ踊るんでしょうか。

そんな瞬間が強弱あり、2時間程ぶっとおして帰ってきた。
あたまで勝手に作る16ビート、楽しい。
車に乗ったら2時だった。
飲酒検問があって、すりぬけた。ギリでセーフ。





ニャンコ、まさかこんな時間にまで起きて来ないよね。とか思って開けた、
深夜2時の玄関にも、ちいさな影。
とっても眠たげしわがれ声のふり絞るような「ニャー」と一緒に、ターリン。














まったく頭が働かないらしくそのあとは無言で座ってる、ちいさな塊を
抱き上げてわしわし。くだけてしまいそうなくらい幸せな気持ちになって、
いつもより優しく、強く。私のために夢から帰って出迎えてくれるちいさな存在は指を広げ爪までいっぱいに伸びた。




風呂をあがったらダーも起きてきて、コーヒーとホットミルクをふたりで飲んだ。
ダーはまた眠って、私は就職活動のデータを作成した。
ターリンはダーと丸くなった。なんか幸せな光景だった。





             とってもすてきなお迎え、ありがとターリン。






したしまいわすれ、のまま 居眠るターリン。



父長崎人+母福岡人=純血の九州オンナ、福岡に産まれ、
関東→京都→佐賀→京都→横浜→群馬と流れてます‥

レイ 

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