saaraの日記
ごく普通の主婦です。暇な時間はだいたいTV画面観てます。
映画館へは月に2〜3回。あとはwowowかなぁ。そしてDVD。
好きな人は年々増加中。しかも若い子が増えてる!
ナンバー1は多分一生Nicolas Cageですが。

2002年03月31日(日) 「『プライベート・ライアン』と『ブラックホーク・ダウン』を観て」

今月のまとめとして、この2作の感想を書きました。

まずは「プライベート・ライアン」
2月にTV放送されて観ました、全編。
有名な作品です、スピルバーグ監督の戦争映画。
息子達を次々と戦争で亡くした母親のもとに末の息子を生還させようと、上層部で
決定し、その息子“ライアン”を探し出し帰還させるという指令を受けた7名の兵士と彼らを率いるミラー大尉(トム.ハンクス)が、ストーリーの中心である。
時は1944年、壮絶なノルマンディ上陸作戦を成し得た直ぐ後のミラーたちは
戦争が激化する中、今まさに戦い続ける部隊のもとにたどり着き、ライアンの消息
を尋ね、彼のいるところへと彼らは進んでいく。ついに彼を探し当てるが、彼は
「仲間をそのままにして、帰ることは出来ない。」と言い、彼らもそこで
参戦することに・・・
ライアン役はマット・デイモン、他にトム・サイズモア、衛生兵にジョバンニ・リビージ、そしてジェレミー・デイビス、などなど。印象的だった狙撃兵バリー・ペッパー。敵に狙いを定める前に必ず、首にかけたクロスにキスをする・・・


さて3月に試写会(トークイベント付き)で観た「ブラックホーク・ダウン」。
上映前の大学教授とライターの方のトークで、実話を描いていること、そしてこの作戦におけるアメリカの計画のゆるさ、愚かさを知りました。
たかだか10年近く前のことですから、アメリカが戦地となったその地の詳しい情報をつかんでいなかったことに驚きました。
アフリカ東部ソマリアがストーリーの舞台です。派閥闘争の激化するのを見ていて
アメリカは「こりゃ、うちらがおさめないといかん。」と思って出向くんですね。
対立派閥の両党首を捕らえれば、戦いは終わると思うアメリカ。そこで二人の会談場所に兵を差し向け、捕らえるだけだから1時間あれば終わるぞ、さっさと行ってかたづけよう、懐中電灯も水筒もいらんぞ、と言って出かけます、ヘリコプター(ブラックホーク)に乗って。
ところが、要するにアメリカは、ソマリアの人たちの国民性をよく理解していなかった。
途中でさんざん攻撃され、ボロボロになるわ、身動きできない場所にとどまらざるを得ないその仲間を助けるために、また兵を送らねばならぬアメリカ。
とうとう、ブラックホークが墜落してしまう、ソマリア人の住む真っ只中に。
恐いです。
ソマリア人、とっても恐いです。手出しされるのを好まない。彼らは多分最後まで闘って、決着をつけないとダメだと言っているのです。
なんてお人よしなアメリカ人。
アメリカ人は、経済力ももちろん、世界一の大国で軍事力も当然最強だと思っていて、自分の国を守るため、時にはこの地球全体を守るために、自分達の力はいつも必要だと思っている。
でもねー、ちゃんとそれぞれの国の特性・本質を見極めてからでないと、「国を守る」「世界を守る」という尊い使命を持った若き力が無駄に散ってしまうでないの。
とても、むごいしっぺ返しをされたような気がしてなりませんでした。
出演は、ジョシュ・ハートネット、トム・サイズモア、ユアン・マクレガー、などなどよい役者さんがたくさん出てますが、もうみんな一兵士です。

これらのような映画を観て、アメリカで兵士である方々は、どう感じるのだろうか。
それでもまだ、「世界を守るため」に他国の戦地へも行くのだろうか。
これを観たら、戦争がいかに不本意に生きているものの全てを奪うものなのかがよくわかります。
わたしはまた、これからも戦争映画をきっと観るだろうと思います。
私よりずっと若い、これからの世代を生きる人たちが、一体こういう作品を観てどう感じるのかとっても聞きたい作品です。
                      (4/21記)



2002年03月30日(土) 「ことの終わり」

1999年、イギリス。
レイフ・ファインズ、ジュリアン・ムーア、スティーブン・レイ出演。
はぁ〜い、ニール・ジョーダン監督作です。
公開時劇場で観ましたが、再び気になってて観たわけです。
主役の二人もすてきですが、またまたスティーブン・レイを観ました。なんか、気になるこの人。
グレアム・グリーンの有名な小説が原作です。
戦時下のイギリスで、作家ヘンドリックス(レイフ)が、高級官僚(スティーブン)の妻サラ(J.ムーア)と恋に落ちる。何度もの逢瀬を重ね関係は深まるが、ある逢瀬のときに空爆の被害にあい、死んだかと思われた彼が、気がついた時突然、サラから別れを告げられる。ヘンドリックスの「憎しみ」という言葉の混じった語りが流れながら、ストーリーは、2年後再会したところから始まります。

ちょっと前に「ブッチャー・ボーイ」観て、この作品の後に「ことの終わり」?
へ?恋愛もの??ふーん。と疑問が湧いてたんだけど、今回しみじみと観てみると、監督らしいショットがあると思いました。階段を上るときのフラッシュではいる、官能的な足元・腰・・・いいですね〜
ああ、また「イン・ドリームス」観ようかなぁ。



2002年03月28日(木) この日記のすごさ。

お久しぶり〜の日記です。(感涙)
この場を借りて、My登録してくださっている方々に、厚くお礼申し上げます。
元気が出ました。ここ数日の、殺伐とした生活にさした一筋の光って感じ。
ある人からのメール。
私の日記を紹介しました、との連絡をくださいました。
これまでも、メールをいただいたことがあります。
同じ映画ファンのかた。(きょうこさん、ありがとうございます。)
同人活動されてるかた。(桃缶さん、ありがとう〜)
今回は、「たつき」さん。
こんなふうに、ひととつながりができるって改めてすごいと思います。

で、本来の私の日記の趣旨である『映画』について、そろそろ子供からPC使用権を奪還し、書きたいと思ってます。
という、決心をここにしたためて、またここではmemo・・・

「パラサイト」
「ダイハード」
「Mi−2」



2002年03月22日(金) 小・中学校修了式。桜が早いね。

またまたmemoです。
観たもの「溺れる魚」それと、「漂流教室」最終回再びじっくりと・・
そして「ハムナプトラ」TVで。

子供にPC取られるのがますます増えるので、なんか悲しい。
趣味に走る母は、仮面をかぶります。(無理だけど)
でも、観たものは増えるよ。がんばって、PC使用権争奪します。

明日から「Laundry」。
うちにいて脱出したくなったら、会いに行こうっと。
桜は、こちらでは3分咲。今夜は冷え込むとかで、桜は長持ちするかな。



2002年03月21日(木) 「溺れる魚」そして「漂流教室」最終回

ドラマ「漂流教室」が、昨日終わりました。
ああ、浅海先生にもう会えないのね(泣)。という、気持ちをこめて、ドラマを再びそして、娘と窪塚君の出演作わたしのイチオシ「溺れる魚」を観ました。

「溺れる魚」
これで、わたしは窪塚君に注目。女装癖のある刑事役が、もうかわいくてよかった。ワンピース着たときの膝から下が、とっても細くってまっすぐで、きれいなんです。脚のきれいな人、大好きです。これは、きっとわたしの物心ついたときからのあこがれなんでしょうねー。昔は、同じ女性として女性の美しい脚にあこがれましたが、いつからか、男だってきれいな脚はいいなぁ、と素直に思うようになりました。



2002年03月20日(水) さらにmemo・・とほほ、書きたいことは山のよう。

PCが具合悪くって、直してるんだけどいつフリーズしてそのあと復旧できるかわかんないー、というところまで来ているらしい(泣)。
PC使いたがりの家族(約2名の自分勝手な娘ですが)に、必死に抗議したら
 「このひとは、まぁー!ネットジャンキーだわ。」
と、なにやらバカにされたことばを浴びせられまして、腹も立ちます。
けなげに、働いてくれるこの子(このマシンのこと)が、とってもかわいそうな気がしているこの頃です。
だいたい、一家に1台というのが、無理なんだそうな。はて?
そりゃ、ひとりに1台が理想だよねー。
でも1台で複数ユーザーでも、ちゃんと使用できるはずだよねー。
あんまし書いてると、わたしの知識の浅さが暴露されてしまうんで、このへんで、家族の争いは、書くのをやめにして・・・

きのうは、試写会「ブラックホーク・ダウン」行ってまいりました。
いささか、打ちのめされて帰って来ました。
リドリー・スコット監督、ジョシュ・ハートネット、ユアン・マクレガー、(わたしはユアン君に注目してます)と聞けば、観たいじゃんか。なんてミーハーなんだろう。
そんな気持ちが、かなり恥ずかしくなった昨夜でした。
壮絶な作品でした。
この作品については、先月観た「プライベイト・ライアン」(まだ日記に書いてないのです)と共に、感想をちゃんと書きたいと思っています。

ああ、memoといいながら、長くなってますが、さっきは「漂流教室」最終回観てました。窪塚くんは、すてきです。
ドラマのラストはともかくとして、ミーハーなわたしは、また明日娘と再度観ることでしょう。今週末始まる「Laundry」には、いつ行こうかなぁ。

それから、My登録させていただいた方が、私の日記も登録してくださっているのを、なんか気恥ずかしく思いながらも、とっても励みにさせていただいてます。
早く先週のを書きますんで、待っててください。私の場合、過去日記が増えていきます。

明日はお彼岸です。
きょうはお墓参りに行きました。(明日は混むので)
あちこちの桜の木が、つぼみを膨らませていました。数輪の花も見ました。
開花宣言も間近でしょうか。



2002年03月16日(土) memoです

14日、15日と、観たもの。
「アメリカン・スウィートハート」
「シッピング・ニュース」
「クライング・ゲーム」
「富江replay」
以上。早いトコ書きます。



  *上記の上2作、感想書きました。(3月14日分・3/29記)
  *下2作、やっと感想書きました。 (3月15日分・4/2記)



2002年03月15日(金) 「富江replay」「クライング・ゲーム」

「富江replay」
これは、何で観たかというと、最近のわたしの注目男優窪塚洋介が、出演してるから。ただそれだけで観たんだけど、日本のホラーって、いつからこんなグロイのが・・・って感じで、気持ち悪かったです。
首がとれて、それでも生き続けるって映像的にちょっとダメでした。
窪塚君は、短髪の男の子で、今よりももっとアクのない、地味な感じでした。
もっとも、最近のボーズ頭の彼でさえ、他の人にいわせると、ナヨっとしてるとか、迫力ないとか。わたしには、なんか主張してる髪型に見えるんだけどね。

ネスカフェ缶コーヒーのコマーシャル、いいですよね。
「漂流教室」の三崎さんの父だった大杉さんとのアレ、大好きです。

「クライング・ゲーム」
1992年、イギリス。ニール・ジョーダン監督。
アカデミー脚本賞とってます。
近頃気になる監督作。気になるスティーブン・レイがIRAテロリストやってます。
アメリカ兵を人質にとってその人質(フォレスト・ウィティカー)の世話をするのですが、なんとなく心が通い合ってしまうんです。この、不思議なやり取りがおもしろい。逃げようとした人質が事故で死んでしまうんだけど、やりとりの間に頼まれた彼の恋人に、会いに行く。で、ストーリーは思わぬほうに進みますが、この話大好きです。ふと、また見たくなる作品です。ニール・ジョーダンというひとは、すごいなぁと思います。続きは、大いなるネタバレになるから書けませんが、観て損はしないよ、きっと。もっと、彼の作品ないかなぁ。



2002年03月14日(木) 「アメリカン・スウィートハート」「シッピング・ニュース」

これは、2本とも応募して当ったものです。うれしいな。

「アメリカン〜」
J.ロバーツ、J.キューザック、キャサン・ゼタ・ジョーンズ、出演。
J.キューザックとキャサリンが、スター同士の夫婦です。あの往年の百恵・友和のように恋愛映画のヒットメーカーなんだよね。ところが、妻がスペイン野郎とデキてしまい、別居状態に・・・傷心の夫(キューザック)は、怪しげなお茶(漢方?)や薬に頼りながら、妻を思ってる。J.ロバーツは、キャサリンの妹。この姉と妹の関係が、ストーリーの軸かな。ハートフル・ラブコメです。J.ロバーツにちょっと肩入れしました。しっかり者のけなげな妹。妹が思いを寄せるのは?
それにしても、ふたりの恋愛映画の数々が、ちょっと笑えます。

「シッピング・ニュース」試写会
まずは、この試写会『ナイスミドル特別試写会』なんて銘打って、年齢制限があり男女ペアが条件だった。この条件を見事クリアして、夫と観に行ったわけです。ほんとは、ラッセ監督の好きなSさんと行きたかったんですが、(どちらかが男装して行くことも考えた)まあ、たまにはしょうがない。
ストーリーは、傷心の夫が自分を少しずつ変えていき、しっかりと人生を歩めるようになる、というもので、ラッセ監督の「ギルバート・グレイプ」を思い出しました。K.スペイシーがその夫、悪妻K.ブランシェット、叔母にジュディ・デンチ、後に出逢う女性がJ.ムーア・・・出演者がちょっと大物ぞろいで一体どんな出来上がりなんだろう?と期待もして観ました。ニューファンドランド島(赤毛のアンの島のすぐ東なんですね)が舞台で、厳しい自然の中で、心の傷が少しづつ癒されていく様がよくわかり、とってもいい映画でした。思うに、わたしの観たラッセ作品は、「ショコラ」は別かもしれないけど、登場する人々が、みななんらかの傷・重荷を背負ってるのね。そんな人々が徐々に自分を見つけていく、先を信じられるお話が多いです。心にいつも浮かぶのは、「マイ・ライフ・アズ・ア・ドッグ」。初期のラッセ監督作です。少年がとっても切なくて大好きな作品です。

ちなみに夫は、わたしとは違った趣味の人ですんで「あーぁ、アクションだったらよかったなぁ。」と言っておりました。ほら、誘うんじゃなかった。
でも、巷ではホワイト・ディでもありまして、観た後にディナーに行けたのは、よかったのでしょうか、ねぇ。



2002年03月13日(水) 当たりました。

きのうきょうと、親戚の通夜・葬儀出席のために、映画に行く予定が延期になりました。たまには仕方ないですが、いこともありました。

「ブラックホーク・ダウン」試写会の招待状が届きました。やった〜〜!
今月は、試写会3つも当たりました。チケットも当たったんで、4作品がただ!!
うれしいです。明日は、「シッピング・ニュース」に行きます。
午前中は、「アメリカン・スウィートハート」(チケット当たったやつ)に行って来ます。なんか、こんなにラッキーでいいのかな?試写会は早めに観られるのがいいですね。でも、劇場のように予告編がないから、それだけは残念かな?
でも、でも、なによりもただで行けるのが嬉しいに決まってるじゃない?
申し訳ないので、ほんとーに観たいものだけを応募してますので、はずれた皆様、どうかお許しください。

ところで、先週「Laundry」の前売りを買いに行きました。だって、あの窪塚くんのポスター付きだったんだもん。名古屋では23日〜です。なるべく早く観にいきたいなぁ。あ、きょうは「漂流教室」最終回の前、じゃん。あと2回で終わってしまうのね、すごくさみしいです。ビデオでまた見ればいいけど・・・



2002年03月11日(月) 「トゥルー・クライム」

週末何にも映画が観れなかったので、きょうこそは、とwowow観賞。
1999年、アメリカ。クリント・イーストウッド監督・主演。
心が痛いです、死刑を間近にした男を相手のお話。しかも、彼は殺人を犯してないと言っている。記者であるイーストウッドは、鼻が利くと事件を洗い始める。タイムリミットは、1日しかない・・・・息の詰まるストーリーでした。ほぼ12時間の間に、色々な出来事があり、過去が少しづつわかり始めます。

ラストのクリスマスシーンは、とても美しかった。彼は、かばさんのぬいぐるみを手にして・・・胸が痛いです。しわの多いイーストウッド、なかなかすてきでした。でも、いつも、設定がちょっとばかし若いんでない?と思わなくもないですが。



2002年03月08日(金) 忘れないうちにMEMO・そして「日本アカデミー賞」

きのう観た「マルホランド・ドライブ」に、andロバート・フォスターとあった。
ちょっと出てました。刑事さん。あの微笑んだような顔がちょっと好きです。例によって、ああ、何で観たかなぁ。何だったかなぁ、と朝からずっと探してました。
ぴあくらぶを調べてみてもわからん。うーん、絶対に観たんだよね、映画館で。なんだった?誰と出てたっけ?ずっと悩んで、結局わたしの生き字引のSさんに聞いた。「ああ、『ジャッキー・ブラウン』ね。」・・・・すーっきりしました。
ああ、もう1度観よっかな。やさしいあの笑顔がいいです。ちょっと、父親風でいいです。

さて、夜はいつもは洋画劇場のはずが、本日「日本アカデミー賞授賞式」じゃん。
もうこれは、窪塚くんを観なくては・・・初めてわくわくして2時間もこの放送を観てしまいました。予想通りのあのボーズ頭。ステキですね。いいですね。
泣きそうでも、泣かずにしっかりとしゃべってました。共演の方々に、あいさつして丁寧におじぎして、ああ、なんていい子なんでしょう。しばらくまた、うちで娘と盛り上がることでしょう。
最優秀作品に選ばれたのは、残念ながら「GO」ではありませんでした。「千と千尋〜」です。夫が「なんか、選ぶ基準があいまいだなぁ。」といってましたが、金熊賞を取ったんで、無視できなかったのだろう、と。
「GO」のレンタル開始は、4/12だけど、発売はいつだろう?待ってますよ。
それにしても、「ウォーターボーイズ」観にいってないんだけど、レンタル開始今日じゃん。調べたら、4月にセル発売。特典ディスクついて、2枚組だってね。ああ、買ってしまうんだろうか。

あ、きょうはそれに「A.I.」発売日じゃん。予約してあるから、取りに行かなきゃ〜。特典チェックをまず、ですね。
花粉がいっぱい飛んでるから、万全の体制で明日は出かけてきます。
DVD・CDショップ、そして本屋さん。わたしの今一番好きな場所です。



2002年03月07日(木) 「マルホランド・ドライブ」ねたばれだよ。

試写会に当たりました。興味あったこの作品。
ただ、いろんなものを読むと、理解不能とかパラレルワールドとか書かれてるんで、花粉症の薬を飲み万全を期して昼寝もして出かけました。いっぱいの人でしたが、私の好みの前のほうの席に着くことが出来ましてしっかり観てきました。
数日前に「ロスト・ハイウエィ」の話を友としてて、「きっと、あれみたいな映画だろうねー、わかるかなぁ、わたしに。」と言ってましたが、私としては、あれよりはわかりやすいのでは・・・と思いました。
音楽はとってもよかった、リンチの世界の音楽ですよね。「ブルーベルベット」や「ワイルド・アット・ハート」思い出しました。
主人公女性2人、ベティとリタ(仮名)。青い箱を開けてからは、ダイアンとカミーラ。ふたりがぜんぜん違う役どころに変わるわけだけど、どっちがほんとでどっちが偽りか、って考えると頭がぐちゃぐちゃになるけど、パラレルワールドだと思えば、わかる。ただ、不思議な人たちがたくさん出てくるよね。アパートの管理人のココというおばさんは、印象的でした。で、あの人はなんだったのだろう?と思う人が数人。不思議な劇場もおもしろい。D.リンチは、とっても凄いセンスの持ち主だと私は思う。あの劇場での音楽はよかったなぁ。スペイン語か?

さて、上映後前のほうの若者が、声を荒げて論争してました。
「ほんとにおもしろかったんかー?!」
「レズビアンカップルの愛情のもつれと殺人と自殺のはなしやないか!」
まあ、そういきりたたんでも・・・と、なんでもOKのわたしは、そう思って聞いてました。

来週は、「アメリカン・スウィートハート」に行きます。これも当たりました。
ちょっと、ぬるめのラブストーリーかしらん。久々のJ.キューザックに会ってきます。



2002年03月06日(水) 「初恋のきた道」「大阪物語」

「初恋のきた道」
やっとやっと借りることが出来ました。いつもレンタル中で、長かった初恋への道。うれしかったです。
思えば2000年公開作の「あの子を探して」。たまたま誘われて観にいきましたが、中国の田舎(中国でもそういうのだろうか?)の村で臨時教師として雇われた13歳(だったと思う)の女の子。ある日、生徒がひとり町に行ってしまって学校に来なくなる。留守を頼むと約束したために、ひとりで生徒を町まで探しに行く、という心温まる話でした。それが、チャン・イーモウ作品だった。貧しいけど、一生懸命なんだよね、子供も。みんなでアルバイトしてジュースを1缶だけ買う。みんなで少しづつ飲む・・そんなさりげないシーンが心に残ってます。
さて、この作品。彼のその次の作品として、注目されてました。
チャン・ツイィーがとっても愛らしかった。グリーン・デスティニーにも出演してるけど(観てないけど)、この作品のほうが彼女は魅力的らしい。なんといっても、中国では女性はそうなんだろうか?と思わせるほど、夫婦の絆がとっても強い。一生涯ただ一人の人、という思いを夫に抱いて生涯をすごすのだろうか。この作品でも主人公の母は、夫をなくした悲しみで涙にくれ、目が見えなくなったのだという。中国の女は、想像以上にはるかに強い、と改めて感じました。
この監督の作品で、コン・リー主演のものが何本もあります。
「紅いコーリャン」「紅夢」「菊豆」など、観た事がありますが、彼の作品に出ているコン・リーは、とても美しく存在感があると思います。まだ観てない彼の作品を観てみようかと思ってます。
そうそう、バラエティ番組でうっちゃんなんちゃんが「初恋〜」を観て、とっても感動した、という話をしてて、そこに出ていた勝俣くんが劇場で号泣したと言ってて、よけいに観たかったわたしでした。いい作品を観たー。

「大阪物語」
邦画です、当たり前か。池内千鶴主演。14歳の大阪に住む中学生を演じてます。
両親は漫才師。なんと!沢田研二と田中裕子!!!びっくり!!!!吉本が制作にかかわってますんで、舞台も出てくるし芸人さんがたくさん観られます。とっても楽しい。なんせ、わたしは隠れ大阪ファン(隠れることもないが)。去年初めて大阪に行って、とっても好きになりました。そういう意味でも、この映画楽しかった。また、近いうちにきっと行きます、大阪へ。大阪弁も、かわいい子がしゃべってると、なんて愛嬌があっていいんでしょう、と思いました。
「ほんまもん」も毎日観てます、がんばれ!千鶴ちゃん。



2002年03月05日(火) 本を読んでいた1日。

朝からずっと、PCとビデオデッキとTVを家人に占領されてた1日でした。
なんか、ビデオ編集ソフトともうひとつのソフトを使って、VHSビデオをCD-Rに入れるとか、カセットテープをCD-Rに入れるとかいろいろと複雑なことやってましたね。で、本でも読むか〜、となったわけです。

ちょうど、読みかけていた文庫本数冊。
「秘密の手紙箱」「ABC殺人事件」「殺意の宝石箱」の3冊。
ここで書いていいかな?と躊躇しますが、MyEnpituに登録させて頂いている『水野の図書室』を、いつも読ませて頂いてますが、その方の日記に、わたしの好きな宮部みゆきの未読作があって、その文庫本「秘密の手紙箱」をようやく手に入れ(Sさんが持っていた、本屋で見つからなかったんです)、他にも上記の2冊を読みかけにしてたのを、ついつい昼間のゆーったりとした時間に読んでしまいました。水野さん、ありがとうございます。本屋さんで今更ながら驚きましたが、数人の作家さんによる短編集がたくさんありますね〜 知ってる作家さんが2〜3人は必ず入ってて、読んでみると今まで読んだことのなかった作家さんの文体とかが、へぇ〜、と知ることも出来てなかなかいいです。どちらかというと長編好きなんですけど、こういう短いのも新しい発見ができてなかなかいいです。
そういう類の本を、またまた買ってしまったわたしです。
今度はその中から、興味を持った人の長編を探して読んでみるか。
あ、それよりも、やっと買った北村薫の「リセット」も読みたいし、ああ、ハリー・ポッターも指輪物語もまだ手をつけてないじゃん。
あったかくなったことだし、図書館にもでかけないと、返し忘れてる本を持っていかないとねー ここいらでは、市立図書館が昨秋に引越しして、坂道があるんですよー、ちょっと遠くなったし。で、自転車通いのわたしは、ついつい行く足が遠のくんです。ダイエットにもいいし、がんばるか・・・



2002年03月04日(月) 「ブロードキャスト・ニュース」

1987年、アメリカ。
ウィリアム・ハート、ホリー・ハンター、アルバート・ブルックス、ジャック・ニコルソン、ジョーン・キューザック出演。
ワシントンにあるニュース専門のTV局が舞台の、業界内幕ドラマです。ジェーン(ハンター)は出来る女。仕事一筋といってもいいくらいの。で、それに相棒のアーロン(ブルックス)、運に恵まれたトム(ハート)、その3人が恋愛もおりまぜながら、業界で戦う引き込まれるストーリーでした。ジェーンが時折、ひとりで泣きながらティッシュで涙をぬぐう、そんな彼女を応援しながら観てました。
ああ、こんなところにフィリップ・シーモア・ホフマンが・・・というのまで見つかって、なんか朝からすごく得をした気分になりました。

さて、桃の節句も終わって、これからは花見のシーズンになりますね。
桜が満開の公園もステキで好きですが、今年は山々を薄桃色に染める、山全体のお花見に行きたいと思っています。桜の木の下の宴会も好きですけどね。
先週は、梅が見られるかと市内の天満宮に行ったのですが、まだ満開ではありませんでした。そろそろ、梅は見ごろになるでしょうか。
花粉症も気になりますが、薬を飲んででも春の風景を、楽しみたいです。



2002年03月02日(土) DVD,買うべきか否か・・思案中。

きのうは、また本屋で雑誌と文庫本を買ってしまった。
このところ、かなりミーハーになって、窪塚くんの本や特集を探してます。で、見つけちゃったDVD「メイキング・オブGO」!!!!(>▽<*)
どうしよう?Amazonにある。ああ、とりあえず、きょうは娘に頼まれた倉木麻衣のCDを買いに行くけど、そこにあったら買ってしまいそう。で、なかったらまた、Amazonにアクセスしちゃいそうだ・・・・・ああ、誰か止めてくれ〜

と言う葛藤をしながらなにかせずにはいられなくて、日記書いています。そういえば、きのう友あっこさんが、(彼女はKinkiファン)発売されたカレンダーを店頭で眺めてきて、
「約2000円×2なんて高くて買えない、でも欲しいよー。」
と悩んでたのね。そんな彼女に
「コンサートや舞台観にいくのを我慢してるんだから、カレンダーやDVDくらい買えば良いじゃん。」(kinkiのこーいちの舞台が5月に追加公演するんだって)
と、わたしは言ったのね。ああ、そんな次の日にこんなことで、葛藤するとは。

とりあえず、お店に行ってこよう。本屋さん、DVDショップ、は近頃のわたしのお気に入りのお店です。天気も良いし、洗濯を出したら出かけますか。ちょっとは家事をしないとね。本も読みたいけど、ビデオも観たいけど、TVも観たいけど、手紙も書きたいけど、ああ、部屋の模様替えも週末にするんだった。ああ、1日が3日分くらいあったらいいなぁ。

明日は、桃の節句です。



2002年03月01日(金) 弥生です。「息子の部屋」

映画ディ。昨日今日と、¥1000で観られるのは、嬉しい限りです。
こちらでは上映最終日にやっと行きました。

「息子の部屋」2001年、カンヌ映画祭パルムドール受賞作。
ナンニ・モレッティ監督は、父親役してます。
設定からいけば、泣ける映画ですが、淡々としていて流れるような筋運びでした。ここからネタバレ。



友Sさんが「泣けなかった、なんでだろう?」と言ってましたが、観てわかったよ。これは、そのように作られてるのではないだろうか?ちょっと監督に肩入れしすぎか,とも思うけど、そういう映画なのでは?
私が思うに、この筋書き確かに幸せな家族が息子の突然の死によって、不幸になってしまった残った家族の悲しみが痛いんですけど、その中で父は毎日患者の話を聞き、姉(妹?)はバスケットに一生懸命励み、母はやはり息子のクローゼットの中の洋服にむせび泣くけれども、会ってみた息子のGFらしき女の子は、BFを連れてきていた・・・・ここが、
         哀しいけど時は過ぎているのだ
を語っているような気がしました。なんか、書き方がうまくないですが、これはこれでいい作品だったと、わたしは思いました。


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