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■ それでも爽やかな二人のひとときでした。
夜になって雨が降って来た。
長男の熱も朝方には平熱まで戻り、大事をとって休ませてみたものの退屈そう。(苦笑) 朝から病院へ連れて行き、ついでに次男も診てもらう。 長男よりも前から、くしゃみや鼻が気になっていたのだ。 「どないしたん?それ(頭のネットを見て)カッコええやないかー」 若先生が笑う。
午後から実家の両親が来て、子供達を見ててくれそうだったので、私だけで幼稚園の願書を受け取りに行った。 公立のほうで、長男も行った幼稚園だ。 願書をもらいに行くと、長男の頃のママ友らがいて、 「またみんなで(抽選)受かると良いのになー」と語る。
一応、頼まれていたので、退院したママ友の分も願書をもらっていく。
帰りに届けに行くと、 「今、(エレベーターで)下に降りてるから待ってて」と携帯。 すっかり散歩仕度の、ほのママがゆっくりと降りて来た。
ゆっくり私も自転車を押しながら散歩につきあう。 帰り道にあるバラ公園まで、と思っていたけど、結局ぐるっと回ってまた彼女のマンションへ戻る道につきあっていた。
「退院してから坂道を上がってなかったけど、こんだけゆっくり歩いたら、上がれる事を知ったわ」 高架を上がりながら、少し息を吐きつつ笑顔がでる。
昨日と同じ様なことだけど、色んな事をまたゆっくり同じ歩調で歩きながら話した。 「こう言っちゃーナンやけど、こうやってカズママと一緒に会うのも、あと何回くらいやろな」 「あはは。一回でも多く会ったらええやん」 「そやな」
「死んでしもたら、やっぱり忘れられるやんか。実際、もうおらへん人になってしまうし。それがな、なんか寂しいなー、思って」 「そんなこと考えてんのかいな。今から」
『私はね、きっとこうしてゆっくり歩きながら話した今日の天気まで、忘れないと思うよ。』
帰ってから改めて彼女の言葉を思い出した時、そう、今夜中に携帯のメールできっちり伝えようと思った。
延命という手段しかとれない薬であっても、今はまだ生きているんだから、彼女には本当に最後の最後まで「生きて」欲しいんだな。
「延命言うてもさ、半年かもしれへんし、10年先かもしれへんし。先の事なんか分からへんやん。今から逝く時のコトばっかり考えててもさ、今は薬がせっかく効いてんねんから。クヨクヨして悪化させたら勿体ないで」 「そうやねん、それはそう思うねんなー。1日1日大事に生きていこうと思うねんけど、ま、色々と考えてしまうわ」 「そらそうやろなー」
あ、ここに書いてるから、絶対彼女のこと忘れられへんわ。 どうしてくれる(笑)
明日は次男の3度目の消毒です。 連日病院だよ〜。
先日、夢見さんの別サイトへCG献上。 喜んで頂けて本望だ(^^)
2005年09月27日(火)
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