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■ おおお!! 凄いじゃないですか!(笑)
昨日、幼稚園の帰りに 「今日は、『クセ』でなかった?」 と長男に聞くと、 「うーん、ちょっと出た。ななかちゃんに『やめて』って言われた」 との返事。
あ〜、やっぱりついにきたか、と思いました。
男の子同士なら、ある程度気にならないものでも、やっぱ、女の子に対しては 嘗めそうな行動をとってしまうと嫌がられるよなぁ〜と思う訳です。
「で、やめれたん?」と聞くと 「うーん、やめれたけど、またちょっと出た」と言う。
帰ってからと言うものは、お友達が家にきて遊んでいたせいもあり、 ほとんど症状も出ずに、普通に遊んでいたので、 長男だけになった時、 「あんな、ちょっと聞くけど、かーかんな、お友達に『やめて』って言われないように、和馬のお友達やママたちに言おうかなァと思ってるねん」 「うん」 「全員にな、和馬がわざとしてるんじゃなくて、止められないクセが出てて、それで今一生懸命お医者さんに行って治してんねん、て言おうと思うねんけど、どう?言った方が言い?」 「…。ううん(首を横にふる)」 「言わなくてもいいの?…でも、今日のななかちゃんみたいに和馬の病気を知らない子は、和馬がわざと嫌なことをすると思ってて嫌がる子もいるんやで? それでも言わなくていいの?」 「うん」 「じゃ、これからどうする?もし、また『やめて』って言われたら、『ごめんね。でも僕も自分で嫌やけど止められへんクセやねん。もう少ししたら治るから、今、一生懸命病院行ってんねん。だから気にしないで』って言える?」 「うん。言える」 「…ほんまぁ?」 「うん、言えるで」 「!!」
目からウロコが落ちる気がした。 たっぷりと自信もって笑って言う長男の意外な明るさに、今までの胃や胸のつかえがスーッと溶ける気がした。
「かーかんな、和馬が来年小学校にあがっても、ちゃんとそう言えるんなら、全然心配いらんと思うねん。」
自分の症状をきちんと説明して、不愉快な思いをさせてしまった子に謝れるなら、きっとトラブルにはならない気がする。
「ほんまに言えるの?大丈夫?」 「言えるって〜!ちゃんと!!」 「あ、そーッスか(苦笑)すんません」
今まで、親が子供を「守って」やろうと必死になり過ぎていたかもしれません。 子供は子供なりに、ちゃんと考えて対処する力をつけていたのかも。 確かに、まだ幼稚園児だからという気持ちもあったけど、息子が「可哀想、苦労するんじゃないか」と心配しすぎていたのかも。
それよりも、ここ数日の長男の成長振りには、確かに目を見張るものがあるのです。
空手の試合に出て、自信が急に出てきたのかもしれないし、幼稚園でやっぱり色々と苦戦していたのかもしれない。 長男はそういう「自分のこと」をほとんど家で話してくれないので、親はいつまでも見くびっていたのかもしれません。
私自身が、物心着いた時から自己解決する性格だったので、それが似たのかもしれないなぁ〜(笑) 親に言っても仕方ない、自分がなんとかしなきゃいけないんだから、と、ほとんど悩みとか言わなかったから。
長男の『自立』というほど大袈裟ではないけれど、その一端が顕著に現れた気がして、とっても頼もしく、嬉しく、 なんだか「よくわかんないけど、もう大丈夫」とか思ってしまった(笑)
あんなに気に病んでいたこの数日間の心労は無駄ではないと思うし、子供もそれを察してこその成長だと思う。 しかし、途端にそれらが一斉に溶けた気がした。
親バカながら、息子を惚れ惚れと見直してしまいました。
いつの間にか足し算と引き算も分かってるし(笑)
久しぶりに旦那と笑いながら話して寝ることができました。
あとは、辛くて泣いている時に包んでやるしかないと思うし。 普通の子同士でも、喧嘩はするし、いじめもあるだろうし。 それが、うちの場合『ありえる』と仮定して一足先に悩んでしまっていたという事でしょう。
もう、いいや。 大丈夫さ。 長男ならきっと前へ進んでくれるさ。
などと、とりあえず気が楽〜になりました!!
で、これ、今日の日記になってないね(苦笑) 日にちズレてるわ。
いや〜ん、今日は結婚(式)記念日なんだよ。 明日から9年目突入ってか。
2004年11月30日(火)
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